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ツヨシ、しっかりしなさい!! テニス侍&ジョグ侍ツヨシです!<記録>フル3'38"58('09.04かすみがうら)ハーフ1'35"50('09.04焼津)10k40'48('09.05葛西臨海公園)

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カブ
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02/28 20:37

路傍の石

仕事などで人間関係に疲れ悩むときも(身勝手な性格のため比較的少ないと思うが)たまにあります。そんなとき脳科学者茂木健一郎さんがある雑誌に書いていた言葉を、ときに思い出しては呟く。
「この世の中で一番美しいものは、人の心の中にある」
当初あまりピンとこなかったものの、息をのむほど美しい人、ものや風景を見るにつけこれよりさらに美しいものが人の内にあるのだ、と意識を向け思いを巡らせています。
途方に暮れる人を励まし勇気づけるとき。
小さな幸せを謙虚に感謝するとき。
我慢強く情熱をもって自分の持ち場に取り組むとき。
愛する人を想うとき。
その瞬間、最上の美がつかの間見え隠れし、そして殆ど誰にも気付かれず消える。
<同時公開>TsuyoshiIshimoto@facebook
日記 | 投稿者 テニス侍 11:48 | コメント(4)| トラックバック(0)

イランカラプテ

現在公開中の映画「テルマエロマエ」が話題となっている原作漫画家ヤマザキマリさん。幼少期は北海道郊外の町で育ったそうですが、私は「ルミとマヤとその周辺」(全3巻)が好み。何もない小さな田舎町で暮らす小学生の姉妹と、オーケストラで演奏する母の日常を描く物語で、70年代田舎の静穏な哀しみを、子どもの視点で追体験できる作品です。

最終巻、北海道先住民族アイヌの言葉を近所のおじさんが姉妹に教えるシーンが印象的。

「こんにちは」は、アイヌの人は「イランカラプテ」というんだよ

直訳では「あなたの心にそっと触れてもいいですか」。日常使用する言葉ではなく、旧知の大切な人へ再会したときに用いるのだそうです。「神があなたとともにあるように」との語源を持つ「goodbyeさようなら」に通じる没我を感じる、とでも言えようか。

私の母校では、旧制釧路中学から数えて今年100周年の同窓会が行われます。秋の高い空の下、素敵なイランカラプテが無数に行きかうのでしょう。
<同時公開>TsuyoshiIshimoto@facebook
日記 | 投稿者 テニス侍 01:11 | コメント(0)| トラックバック(0)

記憶

先週高校時代の友人に誘われるままfacebookを始めました。たちまち同級生多くと連絡が取れ、顔写真を見たり短い文章を交換すると、瞬時に当時の関係性が蘇ってきます。20年の時を超えた不思議なタイムスリップが面白い。

彼らといろいろ昔話をするのですが、どうもお互いの記憶が食い違い、かみ合わないことが多い。一体どういうこと?しばし考えていると、福岡伸一さんが昨年カズオイシグロさんと対談した際のこのような文章を思い出しました。

「イシグロさんの小説のテーマのひとつは『大人になること』ではないかと思います。大人になることは有限性に気づくことです。子供のころ、無限に広がっていたはずの可能性が狭まり、夢がひとつずつ消え、くっきり見えていた世界の輪郭もぼんやりとしか見えません。視力や体力が衰え、想像力でさえ弱くなっていきます。しかしそんな時の流れのなかにあって、決して私から奪い去ることができないものがひとつだけあります。

イシグロさんはガーシュインの曲を教えてくれました。『They Can't Take That Away From Me』。彼らは決してそれを私から持ち去ることはできない。Theyとは時間のことでしょう。

では、持ち去ることのできないThatとは。それは端的に言えば、私自身の記憶のことです。大人になって、あらゆるものが損なわれ色あせたとしても、私のあの鮮明な記憶だけは確かなものとして私の中にある。それは必ずしも美しいものだけではありません。苦く切ないものもあるでしょう。しかしそれは確かに私とともにあり、私はその記憶と和解したり、あるいは折り合いをつけるようになる。そのような記憶との関係性が、大人になるということかもしれません。」福岡伸一『遺伝子はダメなあなたを愛してる』朝日新聞出版

記憶は、絶えず重層化され、変わり続ける。それでもなお、私という存在を形作る主役は、決して表に見える「身体」ではなく、むしろ私が、自らの経験と和解し折り合いをつけてきた「記憶の集合体」である。だとすれば、これからも愉快で勝手な記憶を編集し生きていこうか。
<同時公開TsuyoshiIshimoto@facebook>
日記 | 投稿者 テニス侍 23:56 | コメント(0)| トラックバック(0)

スーパヴァーム

今日は家の近くのコートがたまたま空いていたので、
朝6時から2時間シングルス練習。無風で涼しく
サーブやリターンの調子も良かったです。

今日の相手は大阪から東京へ単身赴任されていて
去年秋に知り合ってからよくお手合わせいただいている
近所の友人と。
代官山にあるアパレル会社の役員さんで、クッキングや
テキーラ、フリマ出店やフジ子ヘミングが好きだという
面白い方です。

GWも3日め、日射しが強くコートに立っていても発汗が
多くて気持ち良いです。日焼け止めをサボると入浴のときに
ヒリヒリ痛む感覚に「今年もまた暑い夏がやってくる・・」
と半ば嬉しく、半ばビクビクしています。

最近愛飲する「スーパーヴァーム」の力で脂肪燃焼して
もらうのですが、ついつい夜に食べ過ぎ飲みすぎて
リバウンドの繰返し・・。20代は何も考えす69キロを
キープしていたのに・・。

今年こそ、美味しいご飯や麺類の誘惑に負けず、
73キロまで戻してみせます!遠く振られたボールにも
軽く追いつけるように!!
日記 | 投稿者 テニス侍 09:34 | コメント(0)| トラックバック(0)

風は味方

MAZDAのCX-5という車に興味があります。
今年2月に発表されたクロスオーバータイプで
マツダの新技術スカイアクティブを採用したディーゼル
エンジンを積み、1リッター20kmと燃費性能も
良さげ。
トルクフルで車体も大きいので長距離ドライブも
楽しめそうです。しかし私の週末はテニスばかりだし
一体いつ乗るの?という遠い声が聞こえてきて・・。
6年目の今の車(スバルR2)に何も不満なく、なりゆき
任せかな。

今日は強風砂嵐のなか赤羽でシングルス3セット
プレーしました。風に悩ませられる日でも、やはり
強い人が結果を残しますし、開き直って「風は味方」
と思うようにしています。
またそんな日の翌日などは一転して風のないことが多く
思うようなプレーができて最高と思えますので、たまの
強風の日も良いのかもしれませんね。

4月も下旬に3時間の講演をします。
参加者は全員地元支部所属の同僚約90名、レジュメや演習
課題など全て自分で作るもので、支部長や幹部も来られるし
今から緊張感たっぷり。しっかり本番をこなしたあとの充実感や
達成感を今から楽しみにして、準備8割というとおり、きちんと
用意して当日に臨もうと思います!
日記 | 投稿者 テニス侍 19:18 | コメント(2)| トラックバック(0)

仕事のこと

今日は静岡県三島へ久しぶりの出張。関東は夜半から大雪予報で
一体どうなるかと思い、少し早めに家をでました。
東京駅から朝乗車したこだま号はきっちり定刻発車、
品川-熱海間のみ低速走行で10分遅れに留まり、
無事約束の時間に目的地到着。ただ小田原あたりは吹雪模様で、
あたり一面白銀の世界。仕事の方は工場長や従業員との面談など
予定どおり終了、帰路につく午後には天候回復してきて、
三島周辺では陽も射してきていました。

昨年くらいから人の前で話す仕事が多くなり、先週は労基署で
新規開設事業所向けに、雇用保険や社会保険の基本的なことを
話しました。
どのくらい参加されるか事前に聞いていなかったですが
90名ほど参加され、前から見るかぎり殆どの方は熱心に
聞いてくれていました。担当女性労災課長も
「次回もまたお願いします」
と言ってくださったので、無事役割はこなせたかと思います。
文章書くよりも話す方は、時間配分など準備さえ十分しておけば、
あとは当日の流れで進められるので、苦手意識が薄れ最近は
面白くなってきました。

テニスはシングルスを中心にプレーしています。ミスのないプレー
深いボールを心がけています。暖かくなるにつれてプレー者が
増え、コート確保が難しくなるため、練習量確保が課題となります。

コートに立てる時は、その時間を貴重なものと思い、1球を大事に
真剣にプレーしたいと思います。
日記 | 投稿者 テニス侍 18:17 | コメント(0)| トラックバック(0)

サントリー響12年

今年も残り僅かとなりました。

この冬はすでに風邪を2回ひきかけ、「カゼじゃない」と
念じながら薬を飲んで早く寝てかろうじて復活。
私の場合、まず決まって起床時に喉が痛くなります。
幼少時は高い熱は出るものの3日も寝ればすっかり
治ったのですが、今では完治まで1ヶ月かかったり、
ひどい肺炎になって点滴を打ってもらったりと、
まったくもって体の衰えは隠せず正直なものです。

テニスの方も最近はプレー技術の向上こそあやしいのですが、
攻めと守りのバランスが大事なことに気づきかけています。
相手あってのスポーツ、打感やライン際コースにねらい続けたり、
自己満足ショットを多用するようでは全くダメ。
対戦者の動きや気持ちをくまなく観察するのが第一で、
我慢がまんの時間と一気に攻め込む時間を使い分ける、
そのところの駆け引きが実のところ最も楽しいのかもしれない。

このところシングルスを多くプレーしていますが、いろんな方と
手合わせて知り合いになり話もでき、また昔からのテニス仲間
とも良い関係にあるし、テニス生活は本当に楽しく充実しています。

身の回りが安全で健康でさえあれば、仕事もスポーツも思い切り
打ちこめる。

来たる年は皆が心底笑いあえる、そんな1年になってほしいと願います。

美味しいウイスキーとともに。

日記 | 投稿者 テニス侍 23:01 | コメント(0)| トラックバック(0)

打ち上げで筋肉修復?!

WOWOWのグランドスラムのアガシ特集が面白い。
サンプラスやサフィンとのがっぷり四つの戦いは今見ても
すごく新鮮で興奮します。

あとブレイクとの全米の打ち合いも壮絶で、胸がすく思いです。
いつかアガシのバックハンドのように長く伸びるクロスや
正確なダウンザラインを打ちたいものです!

さて最近はサーブの調子がかなり良く、短いリターンが返ってくる
確率が増えてきましたが、3本目が雑になりあまり活かせていません。
もっと積極的に前に出るようにしないとダメですね。

シングルスを主にプレーするようになってから腰や肩に痛みが
出ていて、週明けには事務所近くの接骨院で治療をしてもらっています。
JRAや女子マラソントップ選手のサポートもしてこられた先生は
信頼できる方です。もう3年ほどお世話になっていますが、
その先生曰く
「スポーツで疲れていてもすぐに寝ちゃダメです」
「心臓から新鮮な血液が痛んだ筋肉組織に運ばれるために
起きていないといけません」
「眠ると血圧が下がり血液循環のポンプ機能が低下して回復が
遅くなるのです」
「昔から運動選手が打ち上げや反省会と称して夜まで起きているのは、
眠いけれど眠らずにいれるような智恵なんです」

私などは疲れたら眠れば回復すると思っていましたが、どうやら
身体については違うようですね。

でもまさかお酒好きの先生のこと、夜更かしの言い訳ではないですよね~!
日記 | 投稿者 テニス侍 23:00 | コメント(2)| トラックバック(0)

秋の夜長

今年も早いもので、10月になろうとしています。
秋の思い出は何かあったかなと考えてみたら・・

学生時代に経験したアルバイトで面白いものを
思い出しました。
それは広告代理店の求人で、札幌の郊外にある
札幌芸術の森美術館の園内で、訪問者へ簡単な
アンケート調査をするものです。聞く内容は、
「誰とどこから来たか、性別年代は、何を見にきたのか、
普段どんなことに興味があるか・・」などの数項目。
そして
「来場者に回答を強制したり不快感を絶対に与えてはいけない」
「何件データを集めるというノルマはない」
というごく曖昧なものでしたし、広い園内どこを
歩いていても良く、散歩がてらといったものでOK。

仕事というよりは、雰囲気のよさそうな人を選んで
たまに声かけするナンパ?的な感じなので、こんな
仕事もあるんだとやや驚きながらも、かなり楽しめました。

季節はちょうど今ごろ、北海道の秋は夜がどんどん早くなり
昼間は暖かくても夕方から急に冷え込んでいきます。
その日も急に肌寒くなりつつ、夕日が眩しく差し込んでいた
平和でゆったりした秋の一日でした。

学生だったその頃、将来への夢やわくわく感と同時に、
よく言葉に表せない不安な気持ちも入り混じっていた
その当時の気分を、この秋の夕暮れに、ふと思い出しました。
日記 | 投稿者 テニス侍 18:42 | コメント(0)| トラックバック(0)

毎日の暮らし

明日からは台風で荒れ模様ですね。
週末は北海道の実家に行く予定なのですが、
今回はちょっと難しいかもしれません。

この夏は涼しい日もあれば、ひどく暑い日もあり、
どうやらすでに峠を越したようで、まずはひと安心
しています。

先週末は資格試験の事務をお手伝いしました。
この試験の監督官は数回したことがありますが、本部の
裏方は初めてです。
日曜が試験なので、前日土曜日に机いすを並べたり案内板を
設置したり会場設営をしました。当日は朝6時に集合し、
会場最終チェックと続々やってくる受験者を案内します。
なかなか受験者側からは見えないところもたくさんあって
面白いものです。

最終的には大きな問題なく無事終了。夕方運送会社の方に、
受験者渾身の結果である回答用紙数千枚が入ったコンテナが
慎重に手渡され、係員みなホッとした表情を浮かべていたのが
印象に残りました。

私自身も昨年末、久しぶりにある国家試験を受験しましたが
何らかの目的に向かってある程度長い期間努力し、成果が
はっきり見えると嬉しいものですね。

毎日は限りなく平凡で、つまらなく思えることがままあっても、
こうした目的への挑戦や思いがけない人との出会い、
読書での新鮮な体験、またスポーツを通した自己発見や
他人との対話など、数え切れないほど楽しくわくわくすることが
いっぱいあり、健康で暮らせることの幸せを改めて感じています。

おまけ~最近特に関心ある会社さんの記事です⇒ヤマト運輸さん
日記 | 投稿者 テニス侍 22:53 | コメント(0)| トラックバック(0)

ダイエット願望

真夏ですが最近はそんなに暑くならず過ごしやすいですね。
テニスもかなりプレーしやすく、この週末もシングルス、
ダブルスと良い練習ができました。

今朝、数か月ぶりに会ったテニス仲間の一人が見た目
はっきりスリムになったのに気付き、ダイエットしたの?
と聞くと、嬉しそうに今年1月から半年で10キロ
落とした(73K→63K)のだそうです!!30代男性の
彼は標準体重まであと1~2Kなので、もう少しがんばると
言ってましたが、すでに十分動きやすそうな雰囲気でした。

どうやって成功したのと訊くと、炭水化物を取らない、
朝食はバナナだけ、間食は絶対にしない、酒はもともと
飲まないとのことで、、食事制限の王道ですね。
よく頑張れるものと感心してしまいました。
私にはちょっとムリかも知れません。

特に最近はよく冷えたビール、それも新しく発売された
氷入りビールが特においしい!泡がしっかりして味も濃く、
飲みながらぬるくならないのが気に入りました。

先週も、ご家族が実家に戻られつかの間の独身生活を
楽しむテニス友人の誘いで秋葉原で飲み会。それは楽しい
夜でしたが、これではダイエットにはほど遠い生活ですね・・。

ふだんの仕事と週末のスポーツは表裏一体のもの。
いずれも一つひとつ全力で進めて思い切り汗をかき、
夜は美味しいお酒でリラックスするのが、今の私には
よいリズムに感じられます。

さてさてお盆休みも近いし、元気に明るく計画的に仕事を
がんばろうと思います。
日記 | 投稿者 テニス侍 22:53 | コメント(0)| トラックバック(0)

忙しい日々を楽しむ

暑い日が続きますね。
明日から7月、特に今年は節電のこともあり、
我慢の夏になりそうです。

このところ毎日バイクで通勤しています。
特に夜は道も空いていて、風も気持ち良いし
気分転換になりますね。

テニスはこのところシングルスが面白く、多く
プレーしています。
サービスもリターンもダブルスより自由になる
ので気が楽な面もあるし、またプレー数が多くなる
ので練習には良いかと思っています。

先日川崎市の実業団2部シングルス選手と
プレーさせてもらいましたが1-6、0-6と完敗でした。
やはりアベレージボールの質を上げるよう、たくさんの練習が
必要ですね。

またこの前は炎天下の中、休憩入れつつも4セット
やって疲労困憊。帰りのバイク運転中、股関節が
つって大変でした・・。5セットを連日できる
グランドスラム選手は本当にスゴイですね。

今月は2時間のセミナー予定が2本、研修資料も
作らなければいけないし、会社の決算もまとめる
時間も必要です。厳しいこの暑さのなかでうまく
こなせるか、まずは一つひとつを楽しめるよう
気持ちを整えたいと思います。
日記 | 投稿者 テニス侍 23:50 | コメント(0)| トラックバック(0)

今日、明日

早くも梅雨入り。その名に相応しくしっかりした曇りの日、雨の日が
続きますが、それでも時おり晴れ間がのぞくと、ふと嬉しい気もちが
しますね。
仕事はおかげさまで忙しい毎日が続いています。
相変わらず思いどおりにはなかなかいかず、がっかりしたりも
するのですが、あまり多くを求めず、そのときの条件で最善を
尽くすよう努めています。
そこそこやり切った感じもするし、思いがけずわずかな幸運も
あったりして、あまり完璧を望まないよう心がけています。

このあいだ、山陰地方で「野の花診療所」というホスピスを開いて
いらっしゃる徳永医師の話をテレビで見ました。その中の言葉を
最近よく思い出しています。
徳永先生は、入所されている方に「今何が一番したいか、
欲しいか」聞くのだそうで、その問いに皆が皆一様に、ごく
当たり前の身近な生活のことをおっしゃるそうです。
漁師のおじいさんだったら「自分の海小屋へ行きたい」、
主婦のおばあさんは「スーパーへの道を歩いてみたい」・・。

ごちそうを食べたり、世界旅行をしたいなどというのでなく、
最期の瞬間では、自分が最も慣れた普通の生活に憧れるというのは
どういうことなんだろう。

自分なら、家族と話したり、仕事でのやりとり、そして
スポーツ仲間と遊んだり、ということを大切に思うのでしょう。

これは私たち皆がたどる道を、先に進まれた方の話だから
きっと間違いないはず。

ごく地味でありふれたなんでもない日々を、今日を明日を、
できるだけくよくよせず、なるべく笑って明るく
過ごせたら、それが最高のことなんだよ、と教えてくれているのでしょうね。
日記 | 投稿者 テニス侍 23:22 | コメント(0)| トラックバック(0)

ブッダのおしえ

ずい分あたたかくなりましたね。バイクで通勤も快適な季節です。

さて先日何気なくテレビを見ていたら、NHK教育チャンネルで
「ブッダ最期のことば」という番組をやっていて、とても
興味深く観ました。

「世間は四苦八苦の渦巻くところであり、決して避けられぬもの」
「そこで世間のことを娑婆(シャバ)という。つまり忍耐を
強いられるところである」
「究極は、欲や怒りなど煩悩を超え、関わりをもたぬことが安らぎに通じる」

この番組は毎月1回1年間続くそうですので、現代にも通じる
紀元前の智恵をもう少し勉強してみたいと思います。
私はなぜかフッダの教えに接するだけで、落ち着けるし気が楽になるのです。

この4月から週に2回、従業員さんに手伝ってもらっています。
主に今年から始めた解雇や未払い残業をテーマにしたセミナーの
営業をしてもらっています。
まだ数回の勤務ですが、気配りがよくできて、指示の先まで
想像できる頭の良さと、大学体育会で鍛えた体力をもった才媛で、
私の会社ではもったいないくらいの方です。
できれば長く勤めてもらえるよう、こちらも頑張って人としても
営業的にも成長していかないといけませんね。
日記 | 投稿者 テニス侍 22:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

大地震

大地震や津波により甚大な被害に遭われた多くの方々に
心よりお見舞い申し上げます。

たまたま生かされた自分は何をするのがよいか・・、
いま思いつくのはこのくらいです。

・被災者支援目的の公共団体やNPO法人への寄進
・飲食物や燃料などの生活物資の節約
・ふだんの自分の仕事をよりしっかりと行う

他にもよく考え、進めていこうと思っています。

そして原子力発電所事故の不安、恐怖。状況を少しでも
好転させるべく多くの関係者に死にものぐるいで頑張って
いただいています。難しいことはよくわかりませんが、
この情報("池田信夫blog"20110316)が今のところもっとも
信頼できると思い、参考にしています。

ご家族を失ったり、家も仕事もない・・様々な面で
厳しく辛い日々は相当期間続くかもしれません。
しかしそれでも、自分の命をまずは大切にして、それから他の
人のちょっとした支えさえあれば、希望は絶対に失わない、
そう信じます。
日記 | 投稿者 テニス侍 00:27 | コメント(0)| トラックバック(0)

カブ

昨日の陽気に誘われて、とうとう買ってしまいました・・カブ。

いつかは乗ってみたいと思っていたのですが、程度のよい中古を
ちょうど家の近くのバイク屋で偶然見つけ、美しさに一目ぼれ。
郵便や新聞配達でどこでも見かける実用車ですが、その形が
なんともいえず格好良く思えるし、排気音も独特の「ブロロロロ~」
と軽やかでとても気に入っています。

時間だけは豊富にあった学生時代、夏のある日ふと思い立って
ギア付きのスズキハスラー50に跨り、住んでいた札幌から
函館まで1泊で往復したことを思い出しました。
小樽余市を通過し夜遅くに函館到着、駅前の安宿で休んで次の日は
洞爺湖から支笏湖経由で帰ってきました。
今となっては原付で片道300キロはちょっとムリですね。
帰りの昼からはしっかりと雨が降り、寒く厳しいツーリングに
なってしまいましたが、当時は何をしても面白くて、深夜に
帰宅後は部屋でホッと一息ついてあと、ぐっすりと眠れた記憶が
あります。

今日はこんなに寒くなってしまいましたが・・通勤にテニスの練習や
試合にと、カブと一緒の生活に今から夢を膨らませています。
日記 | 投稿者 テニス侍 23:26 | コメント(0)| トラックバック(0)

春が近い

穏やかな晴天の昨日とは打って変わり、今日はかなり寒かった
ですね。午後宅配便の男の子が、震えながらアマゾンの荷物を
事務所に持ってきてくれましたが、彼のサラサラな髪の間に氷の
粒がいくつも乗っかってるのが見え、気の毒な思いとともに
さらに寒さが増してしまいました・・。

しかし昨日の東京マラソンは、とても良い条件で走れたようですね。
風もなくてあたたかく、記録を求めるのもゆっくり楽しむのもよく、、
去年の東京マラソンからほとんど走っていないので、また春から
走ろうかな。この大きなお祭りに、走る楽しさを少し思い出した
ところです。

昨夜はまた2人で2時間シングルス練習をしました。ストローク、
ボレスト、サーブリターンから試合形式と一通りやって、今日は
ひどい筋肉痛です。私はやや疲れて体が重く張っている方が、
どこも痛みなく軽い状態よりも気持ちよく感じます。少し体を
動かすにつれて体も意識も軽快になってくれる感じというのでしょうか。
平日はランニングでつないで週末テニスと、お互い両立できる
ようにしようかと思います。

仕事も3月から研修セミナーを取り入れた営業方式に挑戦するので、
準備にかなりの時間がかかります。4月からは1人、週数回ですが
一緒に働いてくれる良い方を見つけたので、今年はさらに頑張って
いきたいと思います!
日記 | 投稿者 テニス侍 20:37 | コメント(0)| トラックバック(0)

シングルスも楽しい

気温は上がりませんが風も少なく、穏やかな毎日が続きますね。
動き始めるまでは固く縮こまっている体も、動き始めると
すぐにほぐれてくれます。
今日は午後2時間2人でシングルス。柔らかい日射しを
受けつつ緊張感ある長いラリーをしながら、とても楽しめました。

コート事情から普段することの多いダブルスはテンポが早く、
ボールのないところの動きや予測で頭を使い忙しいのと、前衛が
いるのでサーブやリターンにかなり神経を使うのに対し、
シングルスはストロークを打ちながらじっくり時間を使って
考えられるからかもしれません。より持久力が必要ですが、今年は
シングルス練習も多くしようと思います。

さて最近、佐野元春のセルフカバーアルバム「月と専制君主」を
繰り返し聴いています。やはり声が良いですね。
明るく温かくて安心感もあるし、何というかずっと応援してくれて
いる感じがします。
そして、詩がとても良いのです。言葉を信じる人の力強さが
あると思います。私は「君がいなければ」という曲が特に気に
入っています。以下その一部です。


時々何もみえないふりをしてしまうけれど
時々何も気づかないふりをしてしまうけれど

君がいなければ
君がいなければ
喜びの意味さえ知らずに
時は流れていただろう

君がいなければ
君がいなければ
せつなさの意味さえ知らずに
夢は消えていただろう

君がいなければ
君がいなければ
悲しみの意味さえ知らずに
彷徨い続けていただろう

君がいなければ
君がいなければ
さよならの意味さえ知らずに
時は流れていただろう


機会あれば一度聴いてみてくださいね。
日記 | 投稿者 テニス侍 23:11 | コメント(0)| トラックバック(0)

新しい年

今月は年忘れ会に何度も足を運びました。別に普段の飲み会と
変わりないのですが、何となくお酒がより美味しく感じますね。

街の雰囲気が少し厳かに変わる年末、明るく晴れがましい年始と
特別な時間が流れるこの時期は、なぜか心が躍ります。暦と同様、
ある意味「新しい自分」になれる気がするからでしょうか。

来年2011年は、仕事そしてスポーツの面で、もう一段上の
結果を残すべく、健康に留意しながら努力したいと思います。

今年も色々とお世話になりました。
皆さま、良い年をお迎えください。
日記 | 投稿者 テニス侍 18:39 | コメント(0)| トラックバック(0)

野に咲く花を

今日も午後雨にはなりましたが、初夏の匂いがする良い気候でした。
梅雨前のこの時期が好きです。布団なしでうたた寝しても
風邪ひかないから(?)。

さて多忙が続き、体重も自己記録更新中・・。
そこでテニス仲間Fさんに「何か座っててもやせる方法ないかな」
と無謀な問いをしたところ、予想外にもまじめ?にいただいた
答えは「バランスボールがいいよ、会社でも使っている人がいるよ」
とのこと。お勧めに弱い自分は早速amazonで先月入手すると、
これが実に面白いです。

股間節の柔軟と、おそらく体幹の筋肉を使うために長時間座って
いるとジワジワ疲れてきて、普通の椅子に座りたくなります。
これでフィットネスもうまくいくと良いのですが、そうは簡単では
ありませんね・・。現在も記録更新中のようです。

最近また山下達郎さんの曲をよく聴いています。

私が高校生のとき、週刊モーニングという漫画雑誌に
「ハートカクテル」わたせせいぞうさんのマンガが連載されていましたが、
こんな曲「いつか晴れた日に」を聴いているとなぜかまた
読みたくなってきました。
日記 | 投稿者 テニス侍 21:29 | コメント(2)| トラックバック(0)

FREE

最近の話題書「FREE」とても面白いです。

私なりに短くまとめると、物を買ったり何かにお金を
払うことは、それが有益なのか無駄なのか必ず
価値判断を伴い、結局あきらめることも多いですよね。
しかしその物やサービスが無料ならばそういった面倒な
判断なしで失敗を恐れずに、とりあえず入手したり
食べたりお願いしてみたりすることができます。

ただしその後、確実にそれを試してみる私たちの貴重な
「時間」をかけます。そのタイムラインに寄り添う中で、
自分にとってより詳しく知りたい、もっと高機能なものが
欲しい、使いやすくカスタマイズしたい・・お金を払っても
と思う人が、数多くの母数の中には必ず存在する(飛び回る
多くの種子のうち、ごく僅かが根を張る~タンポポ理論)。
私の仕事にも、これからの展開を考えるうえですごく
ヒントが詰まっている本だと思いました。

「FREE~お金を払うことからの自由」
15年後は殆どあらゆる物が無料になっているかもしれない。
15年前にはネットも携帯も想像外であったように。

おまけ・今よく聴いている曲です⇒「問うてる」安藤裕子
日記 | 投稿者 テニス侍 01:57 | コメント(0)| トラックバック(0)

柳緑花紅真面目

今日は花見がてら埼玉県狭山市の方にドライブしてきました。
道路も混まずに快適で、よい温泉にも入れましたし
桜もたくさんの立派な古木が咲き誇る様子を眺められました。
長く寒い冬の終わりと、暖かく恵まれた緑の季節の始まりを
予感して、自然と幸せな気持ちになります。

「柳緑花紅真面目」
(やなぎはみどりはなはくれないしんめんもく)
百花咲き乱れる春の美しい景色は何千何万年と繰り返されてきた。
柳の緑も花の紅もこれが本来ありのままの本当の姿。
そのまま受け取ってそこにしかない真実を見出す。

忙しい毎日が暫く続きますが、与えられ生かされているこの命を
全うしたい。時期を迎えて落花するまで。
日記 | 投稿者 テニス侍 01:08 | コメント(2)| トラックバック(0)

ウイスキー

寒い・・春なのに。こんな冷え込む夜はウイスキーです!
体の芯まで温まりますよ~♪
毎日帰りも遅くなっていますが、その僅かに焦げたような
匂いを嗅ぐと、不思議とリラックスして休むことができます。
その他、樽で長く熟成するのでポリフェノールも多い、
メラニンの生成を抑えるチナシローゼという物質も多く、
美白効果がある、2度蒸留するため醸造酒に比べ不純物が少ない、
カロリーはワインの150分の1、プリン体がほとんどない・・
「命の水」と呼ばれ、体に良い酒と言われる所以はたくさん
あるようです。

さて明日は晴れるかな。花見も近い、がんばりましょう!
日記 | 投稿者 テニス侍 01:14 | コメント(0)| トラックバック(0)

iPhone

とうとう・・iPhone(3GS16GB/White)をゲットしました。
知人や電車で使っている人のを見て、いつかは~と
思ってましたが、仕事に使えるということもあり先週入手!
いまだ機能をよく把握してませんが、面白いのは確実。
仕事PCに入るメールもGmail経由で同期し、移動外出中に
対処できるのが良いです。
遅ればせながらツイッターも始めブツブツつぶやいてますので、
ヒマなとき覗いてみてください。→こちら


さあ明日は東京マラソン!昨日有明で受付しゼッケン11889を
貰ってきました。
天気が気になりますが、楽しんで東京の街をブラブラしてきます!!
日記 | 投稿者 テニス侍 13:41 | コメント(2)| トラックバック(0)

遅めの新年会

こんばんは。
先週、とある方にお誘いいただき、楽しい新年会に参加。
銀座の真ん中ですが、隠れ家のようなとても静かな雰囲気の
和食のお店で、新鮮な馬刺しや鯛のお造りなど、料理も最高でした。

つかず離れずの接客も心地よく、そこの女将さんは、あのモデルの
”はなちゃん”に瓜二つの、かわいらしく落ち着いた感じの方。
温かくて穏やかな笑顔の印象が強く残りました。
そのおかみさんのブログを後日覗いてみると、心にしみじみと
残る言葉がいくつもあって・・。例えば、ある日のカウンターの
お客さんは、子どもを育てる親の気持ちをこう表現したそうです。

「待つ 許す 祈る」

親しい人を想うとき、誰しもこんな気持ちになりますね。
忘れかけた記憶を、長い夜わずかに呼び起こすのもまた
良いかもしれません。
日記 | 投稿者 テニス侍 20:04 | コメント(0)| トラックバック(0)

2010年

あすは大みそか、早いもので今年も1日を残すのみ。
振り返ってみると、仕事のうえで不慣れなことが多く
特に夏場からはさらに色々なことが重なって
慌ただしく時が過ぎていってしまいました。
そんなこんなの滑った転んだを繰り返し、来年早々には
40代へ。年齢だけは立派な大人です。
それでも一歩ずつ理想に近づけるよう成長したい
と思います。

いつも読んでくれる方々へ。
今年もお世話になりました。
明年も幸あふれる1年になりますように。
日記 | 投稿者 テニス侍 23:32 | コメント(0)| トラックバック(0)

薔薇の花

先週末は行政協力として、商工会議所が主宰する
就業規則セミナーにアドバイザー参加しました。
経営者の様々な悩みや疑問点をお聞きすることで
少しでも問題解決の糸口につながると嬉しいですね。

最近は新しい仕事の量が増えるにつれ、体調管理も
難しくなっています。テニスやランの時間も少なく
なったせいか、体重も相当増えてしまいました・・。

しばらくはこんな状態が続くと思いますが、今は
やるべき業務をきちんとこなして信頼を得る時期だと
考えています。

そんな毎日ですが、偶然何かの本であの有名な
北原白秋の詩が目にとまり、とても美しいと思い
何度も口にしています。

『薔薇二曲』

 薔薇ノ木ニ
 薔薇ノ花サク
 ナニゴトノ不思議ナケレド。

 薔薇ノ花
 ナニゴトノ不思議ナケレド。
 照リ極マレバ木ヨリコボルル
 光リコボルル


当たり前に見えることも、実は不思議なことだらけ。
今ここに生きて、仕事やスポーツができることも
父祖から預かった薔薇の花が咲き、光こぼれている
のかもしれません。
日記 | 投稿者 テニス侍 00:25 | コメント(2)| トラックバック(0)

短い1週間

むむ、ここ毎日かなり忙しい・・。
新しく去年から始めた業務のウエイトが半分以上、
平日のみでは全体が回らなくなってきました。
「このご時勢、やる仕事があるだけで幸せだ」と
土曜の夜にもブツブツいいつつ、結構楽しんでいます。
朝だと思っていたらすぐに昼、外で人と少し話して
時計を見るともう6時過ぎ。その後事務所で
デスク仕事をはじめ、ようやく集中してきた、と思ったら
もう9時半。。やり残し感タップリで、ラン姿に
着替えて江戸川の自宅まで帰宅ジョグ。ストレス発散に
ちょうど良い、靖国通り12キロの旅になっています。

そういえば先週?東京マラソン事務局から、なんと当選
メール!が届きました。もちろん嬉しい!!
その反面、3回目の応募で当たってしまい、何だか申し訳
ないような感じなのが正直なところ。
ともあれ外れた多くの方たちの手前、思い切り走りきれる
よう良い準備をし、胸を張って2月末スタートラインに
立ちたいと思います!

週末は手賀沼ハーフマラソン、キロ5分からビルドアップ
の予定です。来月つくばへのステップとして、いい流れをつくれる
走りをしたい。
日記 | 投稿者 テニス侍 01:13 | コメント(2)| トラックバック(0)

ノーベル賞

朝晩めっきり涼しくなりましたね。
それでも今日の昼間は、しばらく歩いていると
一汗かくくらいの気持ち良い日射しでした。

先週末は毎年観戦しているジャパンオープンへ
テニス仲間と行き、帰り際には豚肉のおいしい
店でテニス談義を夜更けまで楽しみました。
合宿や普段の練習、試合のことなど話は尽きず、
スポーツの面白さのひとつは、まちがいなくこんな
仲間との交流にあるのでしょうね。

最近体調を崩したりして、ランニングもできて
いないのですが、来月22日はつくばマラソンも
あるので、このあたりで体勢立て直したいものだと
思っています。

さて最近の話題で最も注目していたのはノーベル賞です。
今年は残念ながら受賞できませんでしたが、私が
いつか近いうちに必ずその名誉に与れると思っているのは
ご存じiPS細胞を2年前に発見した山中伸弥先生。

wikipediaなどによると、このiPS細胞とは
皮膚細胞から様々な形や機能を持つ細胞に分化できる能力と、
細胞分裂のときに自分とまったく同じ細胞をうみだせる
自己複製能力をもつ万能細胞のことで、細胞移植による
重篤な病気の治療や再生医療の可能性を大きく拡げた、
というものです。

この山中先生はいまだ40代後半、控え目で穏やかで
とても魅力あふれる方なのですが、偶然この神戸大学での
記念講演をまとめた記事を読み、ますます興味が募っています。

今年最後となった3月の京都ハーフマラソンにも出場され、
フルも何度も走られているマラソンランナー山中先生に、
今後もずっと注目していきたいと思います。
日記 | 投稿者 テニス侍 00:08 | コメント(0)| トラックバック(0)

シーズン間近

この週末は北海道の実家へ一泊二日の帰省。
父が大きな手術をしたあと、先週退院できたので
様子を窺ってきました。2か月以上入院して脚の
筋肉が落ち、やはりまだ思うようには動けませんが、
しっかり杖をつきながらも歩いていたので、
まずはひと安心。転んでケガしたり、
インフルエンザになったりが心配なので、
十分気をつけてほしいです。

今日夕方の羽田空港。荷物コンテナの動きが
てきぱきと美しい

さてずっと立て込んでいた仕事も、ようやく先週から
少し落ち着き、ランニングの距離を延ばしています。
来月くらいからそろそろシーズンに入ってくるので、
今後の大会参加予定をおよそ決めました。
何でも計画のときは一番楽しいかも・・。

10/25 手賀沼ハーフマラソン
11/22 つくばマラソン
12/13 葛西ポノルルマラソン
1/10 谷川真理ハーフマラソン
1/31 勝田マラソン
2/21 青梅マラソン
2/28 東京マラソン(抽選待ち)
3/21 荒川マラソン
4/18 かすみがうらマラソン

小目標はフルレース全て完走、大目標はフル3時間15分
・ハーフ1時間30分達成です。8月以外、今年は
そこそこ走れてきているので、9月から立て直し
目標クリアしたいと思います!
日記 | 投稿者 テニス侍 23:02 | コメント(2)| トラックバック(0)

風に吹かれて

また東京はいい天気でしたね。最近は特に忙しくて
今日も出勤でしたが、神田の事務所近くは夏祭りで
大にぎわい。たくさんの子どもたちが過ぎゆく夏を
惜しむかのように、あちらこちらと走り回っていました。

晩夏には井上陽水さんの名曲「少年時代」を思い出します。
他にも「氷の世界」、「傘がない」も良い曲で好きです。

先週連夜NHKで放映された特別番組によると、井上さんが
作詞をする際に最も影響を受けたのは、あのボブ・ディラン
なのだそうです。中でも特にディランの有名な曲「風に吹かれて
(1963年発表)の次の一節を挙げていました。

"The answer,my friends,is blowin' in the wind.
The answer is blowin' in the wind."
「答えは、風に吹かれているよ」

当時も今もそしてきっとこれからも、社会に山積する様々な難問に
対し、私たちを解決に導いてくれる正解など、どこにもない
ようにも思えます。絶望、失望、無力、諦念・・
しかしこの詩は、それはどこかに必ずあると信じさせてくれます。
あきらめないで追い求める価値を認めるとともに、そんなに肩肘
張らずゆったりとした気構えも勧めている、ようにも思います。
井上陽水さんとボブ・ディラン、ちょっと意外な組み合わせだと
思いませんか。

さて世界陸上、応援していたセカンドウインドの加納選手が
7位入賞しました、おめでとうございます!!
メダルを狙っていた本人は最低限の目標達成と控え目な評価
でしたが、記録も真夏の26分台と素晴らしく、世界トップ選手の
なかでもひと際勝負強さを発揮されたのでは、と思います。
監督、スタッフもひとまずホッとされたのではないでしょうか。
本当にお疲れさまでした。報道によると次はNYだそうですが、
そうならば休みなしでまたハードですね。

そして明日はとうとう北海道マラソン、また厳しいレースになる
でしょうが、十分に準備を重ねてきた嶋原選手と尾崎選手の
がんばりを応援しています。

ランナーもいつの日か、「風に吹かれて」いる自分なりの答えを
つかみ取るのでしょう。
日記 | 投稿者 テニス侍 21:31 | コメント(0)| トラックバック(0)

夏なんです

週末は栃木県真岡市へ2日間のテニス合宿に行ってきました。
鬼怒川沿いのコートへ、今回は総勢13名の大人数です。
基礎練習から試合形式まで、行きは渋滞もありましたが
天気にも恵まれてとても楽しく過ごせました。
あまり話したことのないメンバーとも、仲良くなる機会でしたし
恒例の帰京後焼肉打ち上げでは、人気者のTさんも最後に
飛び入りし、盛り上げてもらいました。

ただ私はまた曇天を甘く見てしまい、顔や腕が日焼けで
ヒドイことになり、鼻先やおでこの皮が大きくめくれて
しまう羽目に・・。
今日などは会う人ごとに笑われてしまいました。
男性であっても今や、日焼け止めは必須ですね。昔は、
一日外にいてもこんな状態にはならなかったですけどもね。。

さて明日からとうとう夏休みになります!
このところ、仕事と決算業務でてんてこ舞いでしたが、
何とかもう少しでひと山越えそう。
今月の走行距離は30Kと情けない状態ですので、
朝夕ランを充実させることと、毎日テニス予定も入れて
いますので、スポーツ三昧の休みにしたいと思います。

最後にこのところよく聴いている曲を紹介しますね。
ご存じ「はっぴいえんど」の「夏なんです」。
真夏に聴くと、細野晴臣さんの声が涼しげで良いです。
NHK教育毎週土曜深夜、「佐野元春のソングライターズ」
というTV番組で、作詞家の松本隆さんがゲストで出られて
いました。はっぴいえんどの殆どの詞を書かれた松本さん、
番組の中で「死の直前の場面で、愛する人に言う最後の言葉は?」
との問いに、答えはひと言「ゴメン」だそうです。

いつも悲しませて、幸福にできなくて、約束を破ってばかりで、
先に逝って、ごめん。
とても素朴ですてきな言葉だ、と思いました。
日記 | 投稿者 テニス侍 01:18 | コメント(0)| トラックバック(0)

Newton

日曜日の夕方に、家の近くにある江東区夢の島陸上競技場で
5000Mレースに出場しました。ランニングクラブSWACの
仲間であるKさん、Tさん、Uさんと現地で合流。
気温28度湿度70%以上の条件は、走り始めると体に
まとわりつくような湿気を感じ、体も重く・・。
残り1周でUさんの背中はさらに遠くへ、Kさんにも
抜かれてラスト1Kが4分19秒と撃沈。
タイムは20分40秒という結果でベストには及びません
でしたが、全力を出し尽くした満足感も十分にありました。
競技後、さわやかな夜風に吹かれつつ撮影された、東京の
夏の夕べをよく感じられる写真がKさんのブログにありました。

さてこのところ「Newton」という科学雑誌を好んで読んでいます。
以前からこの目立つ赤い表紙の雑誌のことをよく目には
していましたが、学生時代には殆ど興味を抱きませんでした。
それが最近なぜか手にとってみたら、これがすごく面白い!

最近では現在宇宙ステーションに延長滞在し、宇宙実験棟
「きぼう」を完成させた宇宙飛行士若田さんのことや、
明日今世紀最大規模で観測される皆既日食のことをとても
詳しくわかりやすく読ませてくれました。

私自身の嗜好が、少し変わりつつあるのかもしれない。
これまでは歴史、政治、文学、宗教をよく好んでいた
のですが、いま関心があるのは分子生物学者の福岡伸一さんや
脳科学者茂木健一郎さん、サイエンスライターの竹内薫さんなど。
いずれも著者の言葉が腑にストンと落ちる気持ちよい感覚が
魅力と思います。

昨年ノーベル物理学賞を受賞された南部陽一郎先生、主要な
受賞理由は「対称性の自発的破れ」なのだそうです。
宇宙を創った原理とも言われるその内容はごく難解ですが、
なんだかとても詩的な響きがありますね。

ちなみに次回9月号の特集は「太陽光発電」。
理科系知識の習得は、まるで精度の高いパズルを組み合わせ
ているような快感があるのだと思います。



日記 | 投稿者 テニス侍 00:42 | コメント(0)| トラックバック(0)

背中

毎日蒸し暑いですね。
今週は、特に夜は降雨もなく帰宅ランを続けています。
先月が会社の決算期末でしたので、決算書作成や
確定申告の準備にと、やや慌ただしい日が続きそう。

そんな中、この土日は北海道の実家に帰省してきました。
一泊だけのとんぼ帰りでしたが・・。

帰るといつも祖母のところにあいさつに行きます。
90才の祖母は補聴器も必要なく、とても元気!
私の最も古い記憶の一つは、ある寒い日に祖母におんぶ
してもらい、家の近所を散歩していた風景です。
肩越しに晴れた空や浮かぶ雲を見ながら、背中が温かく
ウトウトと気持ちよくて、などを思い出しました。

今回は70半ばの父が少し体調を崩し、入院加療の必要が
あるとのことです。手術など不安なこともあるけれど
ごく真面目な父のこと、しっかり病気に向き合って治し、
すぐ元気になると思う。
日記 | 投稿者 テニス侍 20:34 | コメント(2)| トラックバック(0)

FRENCH OPEN

もうすぐ全仏オープンが始まりますね~♪
来週からはまたまた寝不足の日が続きそう、
待ち遠しいです。錦織選手の復帰と活躍にも
期待していますし、厳しいとは思いますが
最近復調の兆しあるフェデラーのグランドスラム
も達成してほしいです。ともあれGSの中で私が
最も好きなローランギャロスの赤土コートで
2週間、世界最高の選手たちの美しいプレーが
存分に見られると思うと、もう今から興奮
しちゃいます!

さて週末土曜、午前中は横浜で仕事、午後は
ランニングクラブで距離走をしました。
雨に当たるかなと覚悟したものの、大丈夫でした。
午後の代々木公園はなにか催事があったようで
大混雑でしたね~。酔客も子供も多くて注意しないと
本当に危ないです。私はキロ5分イーブン組で
スタート。途中何周かペースメイク役にもなりましたが、
「角で3分、大木で4分半、トイレで6分50」
とポイントを置いておいたので、ほぼ正確にこなせた
かと思います。

8'40-8'34-8'40-8'35-8'36-8'41
8'44-8'41-8'30-8'28-8'15-7'17 (1周1.75K)
1'41"45(21k) 1k=4'50 

最後の1周(1.75k)は気持ちよく上げてキロ4分10。
クラブでは給水も出してくれるし、リズムもつかみ
やすくてすごく走りやすいです。夏はスピード練習も
重点的に取り組んでいきたいと考えています。

今日日曜は久々の完全オフ、「積読」の山を崩しました。
そのうちの1冊で、有名な心理学者河合隼雄さんの
言葉をぜひご紹介したいと思います。

「これは僕が人にほめられた最高の賛辞というか、
うれしくてしょうがないからあちこちでしゃべって
いるんですけどね、どないしてほめてくれたかと
いうとね・・。その女性は『解離症性障害』っていう、
大変なノイローゼなんです。現実感覚がなくなるん
ですね。こういう場所にいても、みなさんが生きて
いる人間に見えなかったり、それからこういうふうに
手を握っても、本当に自分が手を動かしているのか
わからない。すっごい苦しいけど、誰もわかって
くれない。自殺する人も多いんですけれど。
でも外見はふつうで、ちょっと見てもわからない。
(中略)

その人が、あちこちのセラピストのところに行ってみても、
どうしてもうまくいかない。何人かのあとで、私の
ところにこられた。私のところにこられて、治るまで
五年くらいかかったんですよね。
『本当にありがとうございます』とお礼をいわれたときの
言葉がおもしろいんですよ。

『いちばん初め、先生に会ったときに、この先生で自分は
治ると思った』
『どうしてですか』
『いままでの先生と全然違った』
『どう違った?』
『私が部屋に入ってきたとき、先生は、私の顔にも服装にも、
全然関心を示されなかった』

というのは、ものすごく美人ですから。服もきれいなのを
着ておられるんだけれど、その服も見てないし、顔も
見てない。おそらく、二日後に道で会っても絶対わからない
だろうと思うぐらい、なにも見ておられなかった、と。

『ああ、そうですか』
『それだけじゃありません。先生は私の話の内容に、全然、
注意しておられませんでした』
『僕、何をしてましたか』
『何をしておられたかというのは、すごくむずかしいんだ
けれども、あえていうなら、もし人間に「魂」というものが
あるとしたら、そこだけ見ておられました・・』

河合隼雄・茂木健一郎「こころと脳の対話」潮出版社

容貌や表面的な言葉をもって、評価、判断、解釈したりする
のではない、その人を動かす根元となる何ものかを見て、
ただ受け止めるのだ、ということなのでしょう。

できるならばそんな人間に、少しでも近づきたい、と思う。
日記 | 投稿者 テニス侍 02:12 | コメント(0)| トラックバック(0)

プロテインダイエット

このところすこぶる良いお天気が続きますね。
今日はもう暑いくらいの陽気です!

さて最近取り入れて調子がいいのがプロテインです。
運動後や夕食前に飲み始めてもうすぐ1カ月。
効果は・・疲労が抜けやすくなった気がしますし、
体重も2キロ以上減りました~!

10年前くらいにも一度取り入れたことがあり、
そのときは飲み難くて続かなかったのですが、
今のはかなり美味しく、若干泡立ちが多いのを
除くと通常のスポーツドリンクと変わりませんよ。
さまざまなビタミンや脂肪燃焼成分も配合されて
いるし、興味あれば一度試してみてください。
鉄分タブレットも飲んでいます。 ⇒明治SAVAS


先ほど朝刊を読んでいたら、あの映画評論家で
「サヨナラサヨナラ」でおなじみの故・淀川長治さんが
書いた自伝紹介記事に目がとまり、思わず何度も読み返し
ました。最愛のお母さんへの追想の箇所です。

「医者がいま、ご臨終と知らす。その母に私は口をよせて
『ありがとう』と告げた。すると死のまえの母の目から
 ひとしずくの涙が落ちた。生命は消える一瞬まえまで、
 誰が何をささやいているかがわかっている」
 
 平成21年4月10日産経新聞「次代への名言」

誰にとっても母親とは特別な存在でしょうけれど、淀川さんは
さらに無数の映画を通じてさまざまなかたちの愛を受け止め、
真摯に感じてこられたものと思います。
相手の心を推し量り、互いの優しさをすくいとるとき、人は
豊かで静かな感動に包まれるのかもしれません。

さあ今日は仕事ひと段落したら、夕方ジョグしてこようかな~♪
日記 | 投稿者 テニス侍 13:18 | コメント(0)| トラックバック(0)

ラン計画

東京マラソン、今年もすごく盛り上がっていましたね。
私も応援に行こう、と楽しみにしていましたが、、
週末にテニスで腰を痛めてしまい、現地で声援を
送れませんでした。年に一度のことなのに残念。
しかし、およそ4万の人がそれぞれの想いをこめた
走りを見せるという催しは、物語に富んで魅力的ですね。
各人の熱いエネルギーがある一どきに集中するからこそ、
何とも言えない感動を呼び起こすのだとも思います。
やっぱり一度は走ってみたいな~東京マラソン!
出場された方はもちろん、応援の方も本当にお疲れさまでした。

さて今後のラン計画を立ててみました。これまでは
毎日だいたいの感覚で走っていましたが、予定を立てることで
反省も整理しやすくなるのでは、と思ったからです。

27日(金)ジョグ13キロ
28日(土)ジョグ10キロ
29日(日)佐倉朝日マラソン・10キロ 目標42分(キロ4'10)
30日(月)ジョグ6キロ
31日(火)ジョグ13キロ
1日(水)ポイント7キロ(キロ4'30-15)
2日(木)ジョグ13キロ
3日(金)休み
4日(土)30キロ走
5日(日)ジョグ10キロ
6日~11日 前週と同じ(疲労・体調を見て変更)
12日(日)焼津みなと・ハーフ 目標1時間35分(キロ4'30)
19日(日)かすみがうら・フル 目標3時間30分(キロ5'00)

前回、荒川で25キロ以降大失速しましたので、次はもう少し
長く辛抱したいと思います。
腰痛と右もも裏痛も今は小康状態。時おり痛みが出るので、
様子を見つつ練習メニューを変更していきます。
日記 | 投稿者 テニス侍 01:10 | コメント(2)| トラックバック(0)

あれ?

むむ、、目標レースの直前期、左太もも裏を
やってしまいました。

先週土曜正午、風もなく穏やかな晴天に誘われて
いつもの葛西臨海公園で15Kラン。潮の匂いも
感じつつキロ5分強の自然なペースで気持ちよく
走り終え、その後も普通だったのですが、
翌朝テニスに行こうとベッドから立ち上がったとき、
「あれ??」
初めて感じるもも裏の鈍痛がやってきました。
今日もまだ軽いジョグですら痛みが残ります。
ムリしないよう十分気を付けていたのですが。。

荒川まで残り5日、休養しながら様子見て、
テーピングして走ろうかと思っています。
幸いにも今のところ天気予報はまずまず。
前日受付で下見ジョグしてきます!

まだ何日もありますが、今から感じるお祭り前の
ような高揚感は子供のころと全く同じかも。
運動会などの日は朝5時ごろから目が覚め、
布団の中で天井をみつめ、あれこれ考えては
ニヤニヤしていた30年まえの私。

うーん・・成長してない・・
日記 | 投稿者 テニス侍 00:33 | コメント(0)| トラックバック(0)

SNOW DANCE

東京は、朝からの雨が10時頃から雪に変わるとっても寒い
一日。久しぶりに降りしきる雪を事務所から眺めながら、
ドリカムの10年前の名曲「SNOW DANCE」を思い出し
ました。いつ聴いてもいい曲ですね~♪

あの吉田美和さんは町こそ違いますが同じ北海道東部の生まれ
育ちで、幼少のころの原風景がきっと似ているはず、と勝手に
思い込んで喜んでいます。例えば、粉雪とSNOWFLAKESの
微妙な違いや、昼夜降りやまない真冬の細かな雪は
「しんしんと」降るもの、だとか。
吉田さんは一昨年の9月、ご主人を急病で亡くされてしまった
のですが、その激しい闘病生活と4年に一度恒例の全国ツアー
「ドリカムワンダーランド」がちょうど重なってしまいました。
当時は想像を絶するほど相当なご心労であったろう、と思います。
この大イベントをまとめたTV番組が こちら から視聴できます、
ちょっと長いですが私は一気に観て、、ちょっと悲しくなりました。

さて最近は、マッサージに通ったりお風呂にゆっくり入って
自分で足をほぐしたり、走る前に必ず右足首内側に
テーピングをしたりと体のケアをしているせいか、平日
15キロ前後走っていても痛みや疲れがほぼありません。
有り難いことですね~。去年の今ごろは左足首と両足すねの
痛みがひどくてまともに走れなかったのですから。
このまま15日の荒川マラソンまで上手く調整して臨みたいです。
目標タイムは少しがんばって3時間30分!キロ5分で最後まで
いきたいと思います、きっと行けるはず!?

明日はクラブで25K走の予定。あと2週間、最後の距離走を
しっかりこなしたいと思います。
日記 | 投稿者 テニス侍 00:52 | コメント(0)| トラックバック(0)

さようなら

なぜかこのところ「別れ」を意識することが続いています。
通信や交通の発達した現代社会ですし、特別それは永遠の
離別を覚悟する、というほどのものでもないけれど。

心のうちで呟く「さようなら」ということばに少し関心を持って
いたら、アメリカの旅行作家リンドバーグも横浜港を訪れた際、
互いに別れる人々のあいだで船と岸を繰り返し行き来していた
この「サヨナラ」という不思議なことばのことをこう書き留めて
いるようです。

「『サヨナラ』を文字どおりに訳すと『そうならなければ
ならないのなら』という意味だという。これまで耳にした
別れの言葉のうちで、このようにうつくしい言葉を
わたしは知らない。(See youのように)別れの痛みを
再会の希望によって紛らそうという試みをしない。
(Farewell・お元気でのように)目をしばたいて涙を
健気に抑えて告げ、別離の苦い味わいを避けてもいない。

『サヨナラ』は言いすぎもしなければ、言い足りなくもない。
それは事実をありのままに受け入れている。人生の理解の
すべてがこの四音のうちにこもっている。ひそかに
くすぶっているものを含めて、すべての感情がそのうちに
埋み火のようにこもっているが、それ自体は何も語らない。
言葉にしないGood-by(神があなたとともにあるように)
であり、心をこめて手を握る暖かさなのだ『サヨナラ』は。」

竹内整一「日本人はなぜ『さようなら』と別れるのか」
ちくま新書 

今夜観たW杯サッカーアジア最終予選・対オーストラリア戦で
試合前、今年オーストラリアで発生した大規模な山火事の
犠牲者やご遺族を弔い「黙とう」を捧げていました。
宗教や民族を超えた無言の祈りは、何も語らず静かに、事実を
ありのまま受け入れる、という意味で「さようなら」の暖かさに
似ているかもしれませんね。

また、繰り返し読んでいる谷川俊太郎さんのこのような詩も
思い出しました。特に前半部の「よいことは~」という箇所は、
仏教の無常観にも連なり共感できますし、有名な後半部の
花を摘むところは、、私は何度読んでもどこか新鮮で、初々しい
気持ちになります。


わたしは かじりかけのりんごをのこして
しんでいく
いいのこすことは なにもない
よいことは つづくだろうし
わるいことは なくならぬだろうから
わたしには くちずさむうたがあったから
さびかかった かなづちがあったから
いうことなしだ

わたしの いちばんすきなひとに
つたえておくれ
わたしは むかしあなたをすきになって
いまも すきだと
あのよで つむことのできる
いちばんきれいな はなを
あなたに ささげると

谷川俊太郎「しぬまえにおじいさんのいったこと」

さて週末は第43回青梅マラソン!初参加ですけれど、歴史ある
大会ですので雰囲気や景色を楽しみながらも、30キロしっかり
走ってきたいと思っています。
日記 | 投稿者 テニス侍 01:33 | コメント(2)| トラックバック(0)

お神輿

こんばんは。東京は久々にしっかり降る雨になりましたね。
あさっては浦安ハーフ、予報によるとお天気は大丈夫なよう
ですが、朝の気温は2℃とかなり寒そうです。
今回も自己ベスト狙い、始めからキロ4分半イーブンで
95分が目標。途中苦しくなるでしょうが、最後まで
粘っていきたいですね。
そういえば水曜のSWAC練習会で久しぶりにお話した
鉄人Hさんは、今月3週連続でハーフに出場されたそうで、
タイムは84分・84分・90分だったそうです!
さすがタフですね~。

クラブの平日練習会は、だいたい代々木公園の周回路を
使っています。一周1キロ強のほぼ平坦な舗装路は照明が
最低限で、かろうじてあたりが見える程度の明るさ。
メンバーの中には暗くて危ない、という方もいらっしゃる
ようですけれど、私はどちらかというと人で溢れかえる
トラックよりも、公園の方が好みなのです。
より自分の走りに集中できる気がするし、ザッザッという
自分たちの足の着地音を聞きつつ、うす暗いコースを会員の
皆さんと走っていると、私は普段ひとりで走っている
通勤ランとは違う、何か高揚感みたいなものを覚えます。
ちょうど、見えないお神輿を皆で担ぎながら一歩一歩足を
進めている、という感じかな。

今や私の生活のなかでランニングは、いわば難しい数学の問題を
解きあぐねているとき、偶然引いた一本の補助線のような
存在になりつつある。その補助線が、混沌とした暗闇から、
美しくも鮮やかな私なりの解を導いてくれる、そんな気がしています。
日記 | 投稿者 テニス侍 01:32 | コメント(0)| トラックバック(0)

第85回箱根駅伝

明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします。

さてお正月は、何といっても箱根駅伝ですね。
今年は、伝統校早稲田をなんとか振り切った東洋大が
見事初優勝!5区の柏原選手を始め、本当に強かったです。

今回、特に印象に残ったのは、汗がしみ込んだたすきを
受け渡す中継地点にて、各校の走者が
「あとは頼んだぞ!!」「お疲れさま!!」などと、
互いに肩を叩いたり背中を押したりする場面です。

長い間ともに努力し苦労を重ねてきた仲間。労い励まし合って
最後は一緒に喜びたい!という強い想いをそこに感じ、思わず
目頭が熱くなってしまいました。

走ること自体はあくまで孤独だし、故障すれすれで我慢の連続
ですけれど、いつか全てが「報われる瞬間」があるとすれば、
それは「勝利」や「記録」、いやそれ以上に
「仲間や信じる人が一緒に喜んでくれること」なのではないかな。

箱根駅伝を見ていて、そう思いました。
日記 | 投稿者 テニス侍 01:51 | コメント(0)| トラックバック(0)

胡蝶の夢

こんばんは。昨日きょうと、日中は風も少なく日差しが暖かくて
東京も過ごしやすい日が続いていますね。明日からとうとう
年末年始休み!明日は少し寒くなるとのことですが、この
1週間はずっと晴れ予報ですから、ランニングにも最適。
明日は葛西臨海公園で午前中30キロ走を予定しています。

来年のランニング目標は、いろいろ考えたのですが、
「最低月間走行距離250キロ」を目標にしようと思います。
タイムの目標もあるのですが、まずは一定の練習量を
確保することでおのずから結果はついてくるのかな、と。
そのためにも故障だけはしないよう練習前後のケアと腹筋など
補強運動をしっかりやっていこう、と思っています。

しかしランニング生活も2年目に入りましたが、始めたころは
自分がフルマラソンを走ったり、通勤ランで平日20Kジョ
するなどは全く考えられなかったので、ちょっと考えてみると
すごく不思議です。何かの巡り合わせ、もしかしたら夢を見て
いるのかもしれませんね。
夢といえばかなり昔に読んだ、有名な荘子の「胡蝶の夢」の話を
思い出しました。こんなお話です。

『ある日、荘子は日あたりの良い部屋でウトウトと夢を見ていました。
その夢の中で、ふと気が付くと自分が胡蝶となって空を舞い、
花から花へと移り遊んでいました。そうするうちにハッと目が覚め、
自分の身体を眺めると紛れもなく見慣れた人間の姿に戻っています。

そこで荘子は考えました。人間である自分は蝶になった夢を見た、
と思いこんでいるが果たしてそうなのだろうか。
もしかすると今この瞬間は、蝶である自分が人間になった夢を
見ているだけではないのか。「夢と現(うつつ)」というが、
どちらが夢でどちらが現実なのだ、と本当に識別できるものなの
だろうか、と』

夢で胡蝶たる荘子は、自分が蝶であることを微塵も疑わなかった
ように、人間たる生も一夜の夢で、ただ気付いていないだけ・・。

私たちのこの人生も、実は何者かの夢なのかもしれませんね。
だとすればこの美しい夢舞台、いまだ見ぬ主のためにも、ひとつ
懸命に踊ってみようか、と思っています。

さて、もうあと1日で平成21年元旦ですね。
新年も皆さまのご多幸を心よりお祈り申し上げます。
日記 | 投稿者 テニス侍 01:17 | コメント(0)| トラックバック(0)

ハート

こんばんは。今日はやっぱり12月というような、寒~い
一日でしたね。清々しい青空やピリっとした空気感は、
「冬がキター!!」という感じかな。
そうそう去年から使い始めている「ハクキン懐炉」も先週から
活躍していますが、やはりとても良いですよ。少しメンテが必要
ですが、しっかり温めてくれるので重宝しています。

さてキツかったけれど楽しかった「つくばマラソン」から1週間、
その後故障もなく休養十分の私もそろそろ今日から再始動、
午前中クラブの練習会に参加しました。今日のメニューは
2000×4本のビルドアップ走。キロ5分半から上げていく
遅めのグループに入り、じっくりと体の調子を確かめながら、
冬空の空いたトラックで気持ち良く周回を重ねました。
12月は後半に10Kのクロカンレースがあるだけなので、
これから年末年始までは距離走をするつもりです。3月の荒川で
目標のフル3時間半切りを達成するために、キロ5分切りで
比較的楽に25~30Kできるようにしたいと思います。

最後に先週感動した詩をご紹介したいと思います。
なんと小学2年生によって書かれたもので、知ったのは
山岳耐久レースの世界でトップ選手の相馬剛さんが雑誌
「ランナーズ」での連載最終回に披露してくれた記事からです。

これは小笠原諸島父島に住んでいたころ、島の小学2年生に
よって書かれたものだ。この詩は今でも私の心を捉えて離さない。

ハート

ハートが燃えている限り
人間は生きていけるのだ

ハートが燃えている間は
自分の好きなことができるのだ

ハートをつかんだ自分は
失敗しても
次の自分に旅立っていけるのだ

ハートは大切
いのちの一つ 

「RUNNERS」2009年1月号 文・相馬剛 P28~29より

日本最大の山岳耐久レースに昨年優勝した相馬さんは、今年10月の
同大会では調整に失敗して故障し、まさかの255位という結果に
終わってしまいました。記事文中にもありましたが、
『自分が勝手に背負い込んだプライドやプレッシャーを意識する
あまり』危うく大切なものを失うところだった、と丁寧に自己分析
されていらっしゃいます。

そう、挑戦すればその数だけ失敗も成功もあるんですよね。
「状況に自分に負けずに、チャレンジし続ける勇気」それこそが
「ハート」なのではないかな。私も「次の自分」に旅立てるよう、
挑戦者であり続けたい!と思いました。

しかしこの詩を書いた小学生、ただ者ではありませんね~!
それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:57 | コメント(0)| トラックバック(0)

エフスタイル

こんばんは。昨日今日と晩秋の穏やかな天気に恵まれ、スポーツには
最高の日和となりましたね。昨日はランニングクラブの練習会で
午前中に皇居を3周走りました。それほど混雑してなかったし、
風もなくて抜けるような青空の下、半蔵門からの下り坂が気持ち
よかった~!お堀には無数のカモ君たちが「どんぶらどんぶら」と
揺れながら、時には小魚を狙って潜ったりしている様子。
さて来週日曜のつくばマラソンまであとわずかとなりました!
右足首が僅かに痛みますが他は万全。この夏からたくさん練習して
きたし、楽しみにしています~!クラブの皆もたくさん出場する
ようだし心強いですね。

最後に、先週読んだ雑誌「ウエッジ」12月号で、とても印象的な
記事がありました。女性2名で新潟を拠点に活動するデザイン事務所
エフスタイル」さんのお話です。彼女たちは既に有名なのかも
知れませんが、私は今回初めて知りました。
歴史や伝統ある地場の生産者と消費者を結ぶ、その丁寧な伝え方や
工夫には多く学ぶ点があると思いましたので、少しご紹介したい
と思います。

「新潟市で地場産業のつくり手と生活者をつなぐ仕事をしている
『エフスタイル』の活動に出会った。エフスタイルは、東北芸術工科
大学に学んだ新潟出身の五十嵐さんと星野さんの同級生2人が、
2001年に大学を卒業すると同時に始まった。エフスタイルの商品と
活動は今、世代と分野を超えて多くの共感を集めている。

彼女たちは伝統的な地場産業がつくり出す『もの』を現代の生活に
活かすデザインで甦らせる。商品そのものも素敵だが、本当に美しいのは、
その背景。つくり手を知ることに時間をかけ、生産の現場を理解する
ことから始まり、商品につくり手の想いやメッセージを込める。
その想いを受け止めてユーザーに伝えてくれるお店との関係を築き、
商品を卸す。全てのプロセスを丁寧に重ねることで『もの』にいのちが
吹き込まれる。(中略)

地場伝統産業に携わる方々との仕事が多いのは、そこに当たり前の
ことを当たり前にでき、すぐれた『もの』をつくり出す尊敬すべき
人が多くいて、彼女たちに尊敬する力があるからではないだろうか。
相手を尊敬するからこそ、心の底から相手のことを知りたいと願う。
『もの』や『技術』だけではなく、その人自身を育てた環境を含め、
人生そのものを学ぼうとするのだと思う。その姿勢は相手にも伝わる。
そして信頼関係が芽生え、真剣なやり取りが始まる。

旧・寺泊町(現・新潟市)で木の弁当箱などの曲げ物をつくる
足立茂久商店は天保時代から続く。十代目・一久さんは『電子レンジでも
使えるわっぱ』で科学技術庁長官賞を受賞した『すご腕』。人生の深みを
感じさせる一久さんの尽きないお話に聞き惚れていると、
『この子たちは(自分の商品を売ってもらって)大丈夫だと思った。
話をしていればわかるんです』
と本当に自然に、口をついて出たようにおっしゃった。奥様が用意して
くださったおはぎや漬物をいただきながら、物事に真剣に向き合う人
同士の間に流れる『あったかいもの』を感じ、じーんと来てしまった。

人と人の深い絆から生まれる『もの』には、関わった全ての人の魂が
こもる。それは売り手にも買い手にも伝わり、同様な関係が商品や
活動を通じて広がっていく。
本当はみんな『人』や『もの』や『暮らし』と深く丁寧に向き合い
たいのだ。猛スピードで右から左に流れる時間がそれを許さない
のかもしれない。それでも、このエフスタイルの仕事に接したとき、
『可能性を信じていい』と背中を押されるのだと思う。それが
エフスタイルの『デザイン』の意味であり、私たち日本人が絶対に
失ってはならないものだ。」

「WEDGE」08年12月号、文・久田浩二46~47P

尊敬できる人たちから、謙虚に学ぼうとする姿勢が信頼を成す、
という関係や、物事に真剣に取り組む人同士の連帯感というものは
本当に素敵ですね。私もこのエフスタイルの仕事をもっとよく知り
学びたい、と思います。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:04 | コメント(0)| トラックバック(0)

東京国際女子マラソン

こんばんは。時おり雨のまじる日曜日、第30回東京国際
女子マラソンが行われました。今年で最後となる歴史あるこのレース
には、クラブの選手、コーチ、会員さんが多数出場されます。
私はふだん応援してもらってばかりなので、今回は少しでも
お返ししないとな~と、一ツ橋交差点手前あたりに陣取って応援しました。

「頑張れ~がんばって!」と大きく声をかけると、無言でうなづいて
くれたり、わざわざ視線を向け手を振って笑顔を返してくれたり。
いつにない真剣さも、また格好良かったですよ~!

結果、見事2位に入った加納さんは本当にあと「一歩」でしたね。
何はともあれ自己ベストの見事な走りだったし、金メダルはもう間近!
世界に輝く晴れ舞台まで、もったいないのでもう少し「お預け」
ですね、次がまたすごく楽しみです!!

さて一ツ橋から水道橋までの約2キロ、まっ直ぐなコースを望むと、
先を行くランナーが遠く一直線に見えました。その広いコースを
力強く進むランナーたちの背中を見ながら、あの中国の思想家、
魯迅の有名な言葉を思い出してしまいました。

「思うに、希望とは、地上の道のようなものである
 もともと地上には、道はない
 歩く人が多くなれば、それが道になるのだ」

また思い出した。一晩中雪の降った翌朝、誰の足跡もないまっさらな
ところをおそるおそる歩いていると、先の方に誰かの作った足形を
見つけ、それがいつの間にか幾つも重なって一筋のけもの道に
なる。そんなとき、なぜだか少し安心した気持ちになったものです。

さらにこの言葉をランニングになぞらえてみると、前を走る人を
追うその繋がりが、目に見えない新たな「道」を成し、そんな人々の
想いが重なって「希望」を呼び起こす、と言えるのかもしれませんね。


(35キロ地点・選手のためのスペシャルドリンク。
 家族や友人の優しい気遣いが感じとれます)

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:55 | コメント(2)| トラックバック(0)

セラムヒート

こんばんは。先週も何だか忙しい日が続きました。月末のつくば
マラソンまでもう日がないのに、平日はジョグノートが一向に
進みません、何とかせねば・・。あっ!そういえば金曜日に、
憧れの東京マラソンの抽選結果が届いていましたね。私の結果は・・、
「落選」 org 
しかし東京の春のお祭り「東京マラソン」、見事当選された方々は
ぜひぜひ楽しんで走って下さいね~!

さて週末土曜日は予定どおり千葉の白子へテニス合宿に行ってきました。
朝はきちんと6時にみな集合、私も前日早めに就寝したおかげで
余裕でした!しかし前回のトラウマからか、2時3時4時に
目が覚めてしまいましたが・・。
残念ながら天気がすっきりせず、小雨が降ったりやんだりの感じ
でしたが、一度も中断することなく基礎練からゲーム形式練習、
午後はダブルス練習をこなし、日が暮れる5時前までびっしり
できて満足でした。
試合練習も3勝1敗と上々の結果でした。最後にTさんと組んだ
1試合も、5-1とあと1ゲーム取れば勝ちだったのに、その後
油断したのか6ゲーム連取され、結局Tさんはその日全敗となって
しまいました。かなり落ち込んでいたようですがほんとゴメンね
Tさん。今回も幹事のハルさん、大学テニス副部長の見事な仕切りで、
最後の温泉も広くて清潔、快適なところを見つけてくれました。
感謝です!また日帰りでも合宿しようね~!

そして日曜は朝から皇居にて、つくばマラソンに向けた距離走練習
でした。あと3週間、ここでなるべく本番に近いペースで30K
まで行きたかったのですが、結果20Kで終了しました。
前日のテニスで古傷の右足首を痛めていて、テーピングしても
痛みが増してきたので、残り2周はパスしました。
帰宅後すぐにアイシング+湿布したので、今日は痛みがかなり
引いています。明日少し走ってみて、大丈夫ならもう一度、
(クラブのYコーチにもアドバイスいただいたので)週末20K
行ってみたいと思います。

そんなうちにすっかり寒くなってきましたね。私の事務所は6坪で
狭いのですが、なにせ古いビルの1階なのでもうたまりません。
机についた肘が冷たいのです~。で良い暖房ないかな、と探して
いたら、今年話題の「セラムヒート」というのがいいらしいでは
ありませんか。ミーハーな私も早速ダイキン工業の売れ筋(コレ!)
を注文してみると、、さすが遠赤外線、予想よりずっと暖かいです!
直接見つめてもハロゲンのように眩しくないし、電気消費も少ない
ようですよ。それに首ふりもあるし、灯油やガスよりも安全で換気も
必要ないし、これは評判どおりスグレもののようです~!
今年はセラムヒート君のお世話になりながら、元気に冬を乗り
切ります!

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 00:38 | コメント(0)| トラックバック(0)

幸福とは

こんばんは。絶好の行楽日和が続いた3連休も、あっという間に
終了。。ツヨシ家も土曜日、福島県いわき市へドライブに行った
のですが、夕方日が暮れるころ車窓から山の端を望むと、夕陽が
澄み切った青空と混じり合って、西の空がなんと黄緑色になって
いました。初めて見た光景でしたが、赤と青を足すときみどりに
なるんだっけね??そんな綺麗な空を写真でお伝えしたかった
のですが、、残念撮れませんでした。
新鮮な魚をお腹いっぱい頂き、紅葉にはちと早かったですが渓流で
森林浴も楽しんで、最後は温泉にてゆったりリラックス。
充電完了!という感じの小さな旅でした。

そして今日は午前からクラブで距離走。朝は少し肌寒いくらいの
くもり空、走るのにはちょうど良い気温で、木々も徐々に色づき
始めた秋の代々木公園を気持ちよく走れました。

距離 24.5K(=1.75K×14周)
タイム 2:10:11(1K=5'19)

先月1週間ほど体調を崩して走れなかったことを考えると、
走れるのってそれだけでまずうれしいことですね~!
そしてまた楽しいのが「どのレースに出ようかな~?」と計画
してるとき!ですよね。私も昨日、今後のレース予定を整理して
みました。

11/30 つくばマラソン(フルマラソン)
12/21 検見川クロカン(10K)
1/11 谷川真理ハーフマラソン(ハーフ)
2/1  東京ベイ浦安シティマラソン(ハーフ)
2/15 青梅マラソン(30K)
3/22 東京マラソン(フルマラソン・抽選待ち)
4/19 かすみがうらマラソン(フルマラソン)

まずは今年最後のメインレースつくばに向けて、うまく調整
していきたいです。目標タイムは4時間切り!魔物が巣くう
らしいラスト30キロから先は、クラブのYコーチがおっしゃって
いた言葉「マラソンはムリせず一歩一歩淡々と」を思い出して、
かならず笑顔!でゴールしたいと思います。

最後に先週手に取った新書本で、面白かったものをまたご紹介
しますね。著者は大学病院の助教授から作家に転じた米山先生という
方で、脳科学の見地からドーパミンとセロトニンの作用に触れ、
満足感などはすぐに薄れてしまうものなのだから、その度合いを
他人と比べたりせず、それほど気にしないことが幸福に繋がる
のですよ、というくだりには何度も頷いてしまいました。

「自分の欲望を満たしていくことは快感ですが、不思議なことに、
人間は満足しても、すぐにその満足感が薄れていってしまいます。

『幸福はあまりに素早く飛んでいく』
とは18世紀の英国の詩人トーマス・グレイの言葉です。たしかに
満足感はあっという間に薄れてしまい、はたして存在したのか
不思議に思うくらいです。(中略)

他人の成功より、自分の幸福感の設定を間違えないことです。
大きな家に住むことが幸福とは関係ないと理解できれば、
他人の幸福感と自分の幸福感は違うのだと分かってきます。
人と同じような幸福感や状況を求めないことです。あなたは
あなたの幸福感を持つべきなのです。

アルベール・カミュも
『幸福とは、他人をあまり気にしなくてよいことである』と
語っています。他人を気にしないことで、自分の幸福を得ること
が可能になるのです。」

米山公啓「すべてがうまくいく8割行動術」ソフトバンク新書

他にも著者は、他人の理解も8割ほどで十分、残りは未知で
理解不能と思って妥協点を見つけるほうが良い、ともおっしゃって
います。親しい人を完全に分かろうとしたり、過度な期待をかけても
結局は上手くいかないもの、なんですよね。
肩肘張らず、他人をあまり気にせずに、そして求めすぎないことが
人生マラソンを軽走できる一つの方法なのだ、と思いました。

さて~来週末は土曜は白子でテニス合宿(朝また遅刻か?!)、
日曜は皇居ラン30Kの予定です。それでは~
日記 | 投稿者 テニス侍 21:58 | コメント(0)| トラックバック(0)

無意味

こんばんは。最近はお天気も穏やかで過ごしやすいですね。
しかし先週末から不覚にも私、とうとう風邪(!)をひいて
しまいました。金曜日の朝、岩手へ出張の日だったのですが、
ノドが痛いな~と思っていたら、今度は鼻が止まらなくなってきて、
日曜は熱もやや出たりして散々でした。。
そのせいで、日曜に予定していた10Kレースは残念ながら休み、
一日家でゆっくりしていましたが、やっぱり退屈ですね。

土曜の朝、盛岡市内にある城址公園から北上川沿いをジョグ
したっきりで、まる5日も走っていません。次の日曜は前から
楽しみにしていた柏市の手賀沼エコマラソンなのですが、
大丈夫かな。まあ熱はだいだいおさまったので、一応金曜10K
くらい走ってみて、呼吸がOKなら出場しようかなと考えて
います。まあ本番は来月のフルなので、ムリはせず。
カゼは2年に一度ひくかどうかなのですが、いつもなかなか
治らないんで、じっくり構えようと思います。

そうそう、先週金曜夜は盛岡に泊まったのですが、初!盛岡冷麺を
頂きました~もう想像以上に美味!!ダシもきいていてコクが
あるのにあっさりと、辛味もキムチの酸味と相まってまろやか、
そして何よりもコシが強くて喉ごしもつるっと小気味よい中太麺が
とにかく最高なのです。メン類はどれも好きですが、目下の麺
ランキングではダントツNO1になりました。今回同行してくれた
Dさんも「また食べたいね~」と、(一通り焼き肉を食べたあと
でしたが)スープまで完食されてたいへん満足なご様子でした。

帰り際、土曜の昼には宮沢賢治も常連だったそうな歴史ある
ソバ屋さんで「わんこそば」にも初挑戦しました。なま温かい
ツユがかかった一口分のソバを、給仕のおばさんが私の器に
リズミカルに放り込んできます。少しでも食べる手が止まると、
なぜか無言のプレッシャーがある感じで、小心者の私はやや気持ちが
焦ります。店頭には70才のおじいさんがなんと「100杯達成!」
とありましたが、テニス侍翁は30杯ですぐに断念・・。
とにかくカゼもお土産にしてしまいましたが、仕事も無事順調に
終わり、Dさんとも長い時間いろいろ話せて、とても楽しい
岩手出張でした。

さて先週読んで面白かった本からちょっとご紹介しますね。
朝日新書の新刊で、鳥取県でがんなどの末期患者のホスピス
「野の花診療所」を開設されている徳永進医師と詩人谷川俊太郎
さんが、臨床の現場で徳永先生が携わる様々な死のあり方をめぐり、
ご両人が2年間に渡って受け答えた往復メールを集めた
「詩と死をむすぶもの」です。

私は特に徳永先生が日常的に臨床で体験する、逝く人と看取る人の
間で交わされるやり取りをもとに「『意味』っていったい何ですか?」
と尋ね、谷川さんがその問いに応答するくだりに最も目を惹かれました。

「『ノンセンスは生きることの手触りを教える』と鶴見俊輔さんは
おっしゃいました。ビッグバンに始まったとされる世界は、
人間が発生するまではただ存在するだけで、その存在に意味は
ありませんでした。その後発生した植物も動物も虫も魚も
世界を意味づけようとはしませんでしたが、人間だけが
どうしたことか、世界にそして自分たちに意味を見出そうとし
始めたのです。人間だけに発達した複雑な脳のおかげで、そこから
生まれた言葉のおかげで・・・と要約してしまっていいのかなあ?

ともあれ無意味はそういう人間以前の、言葉が発明される以前の
世界に、つかの間私たちの感性を開いてくれるのではないでしょうか。
それを鶴見さんは手触りと言ったのだと思います。手触り、すなわち
頭脳というより身体で、アタマだけの知性というよりカラダ
ぐるみの感性でとらえる世界。そこには言語ではとらえきることの
できない世界がひろがっています。意味以前に存在しているものの
リアリティに無意味は触れるのです。その、意味以前に存在
しているものが今も基本的にこの世界を形成しているとぼくは
考えます。言葉は、意味は人間を世界に開きそこに秩序を与えてくれる
ものですが、ときにはそれは人間を閉じ込めるものにもなり得ます。

ほんとうに深い、切実な人間関係もときに意味を超えて人と人を
むすぶのではないでしょうか。そこにひそむ泣き笑いのような
ユーモアもまたこの世界の大切な手触りで、それは無意味である
からこそ、意味が届かないあの世の入り口になるかもしれません。」

谷川俊太郎・徳永進「詩と死をむすぶもの」朝日新書

信じる人を求め、言葉にならない祈るような思い、けれど声を聴きたい、
少しでも近づき温もりを感じ伝えたい、というもどかしい気持ちもまた、
意味の次元をはるか超えた「生の手触り」なのだ、と思いました。

あと最後に谷川さんがむかし著した「死」をテーマにした詩も
掲載されていました。しみじみしますね。

一瞬は熟れきったとき
永遠となる

言葉は熟れきったとき
沈黙する

果実は熟れきったとき
地に帰る

死を
熟れきった生として
とらえること


さて早くカゼを治して再び走りたいですが、明日はどうかな?!

それでは、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 00:41 | コメント(2)| トラックバック(0)

30キロ走

こんにちは、きのう今日とすっごく良いお天気でしたね~!
特に昨日は久し振りに、はるさんとこのメンバーでダブルス
できたので、とても楽しかったです。2時間では物足りないので
また合宿行きたいね、日帰りでもね。

今日も、近くの荒川~葛西臨海公園をジョグしていたら、夕焼けの
時間になってきて、本当にこころが和みました。
走っていると時間がゆっくり過ぎていくので、これからも記録を
狙うのも一つですが、特に風景を楽しみながら走りたいものですね。
昨夜は、課題の30キロ走を2時間48分(キロ5分30~40秒
ペース)でこなし、すごく疲れました!!今のところひどい痛み
などでてないので、ひと安心。
しかしクラブのトップ選手たちもシカゴマラソンや北上マラソンに
出場されていたし、会員さんたちも静岡合宿で走り込んでいると
思うと、こちらもやらないとな~~と思い、何とか走り切りました。

そう昨日は夜7時ころから走ったのですが、そのうち何艘もの
屋形船がぞくぞく集結してきて「何だ何だ~?」と思っていたら、
恒例8時半の東京ディズニーランド花火を海上から観るためなん
ですね。私もちょうど15Kくらいの苦しい時間帯に、壮大な
打ち上げ花火をごく間近で見られて、ちょっとトクした気分に
なりました。

来週土曜はクラブの5K記録会、日曜は10Kレースがあるので、
どちらもキロ4分で行ってみてどこまで押せるか、チャレンジ
したいと思ってます!

さておとといですが、雨のため予定していたテニス練習4時間が
中止になってしまったので、事務所のある神保町へ向かい、掃除や
書類整理をしたあと、6階までぎっしり詰まった本のデパート
三省堂書店本店へ!
これまでなかなか時間が取れずに、ゆっくり見れなかったのですが、
久しぶりにじっくりと満喫してきました。他店では在庫できない
本がたくさん棚にささっていて、大型書店の奥行きに時を忘れて
しまいました。

手に入れた本の一冊は、先月半ばに刊行されてベストセラーと
なっている副島隆彦先生の単行本「恐慌前夜」。あっという間に
読み切ってしまいました。

先月からはっきりし始めたアメリカ発の金融危機に対し、世界中の
政府や企業がどう対応し局面を打開していくのか特に注視されて
いますが、このような時こそ慧眼な先人から正確な知識を収集し
分析して、私たちはこの緊急事態に冷静に対処し行動しなければ
いけないと思います。

高等数学を駆使した「金融工学」を、その権威の前に疑いもせず
私たちはいつの間にか鵜呑みにし、その結果として制御可能な
臨界点を超えてしまって今の大混乱を招いてしまったのでしょう。

マクロ経済の流れや展望と、それでは個々の貯蓄や年金など
資産防衛のためにどう行動するのが適切なのか、数多くの説得力
ある教えが詳述されていますので、関心のある方はぜひご一読を
お勧めします。

しかし大自然のなかで朝靄や夕陽の中をランニングしていると、
株式相場や為替レートなど「自分には無関係」に思えるんですけどもね。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 22:29 | コメント(2)| トラックバック(0)

つながっている

こんばんは。東京は一日じゅう雨が降って、ほんと寒かったですね。
扇風機もそろそろ物置部屋行きかな。。家で使っている扇風機は、
そういえば大昔高校生のころ父親が買ってくれたずいぶん古いもの
でして、ざっと20年以上です。がまだまだ丈夫で静かに動いて
くれています。すごいですね~さすが松下製です。

最近、ほぼ毎日10キロ程度走っているのですが、体調がすこぶる
いいんですよね。先週火曜にハーフ走った翌日からも、筋肉痛や
関節痛が全くなく、これは春からのトレーニングの成果が徐々に
出てきたのでは・・と喜んでいます!特に昨夜のランでは、
久しぶりにアシックスを履いて走ったせいか、足裏で感じる路面の
感触がとても心地よく、適度に柔らかく踏みしめる感じで上手く
走れたと思います。
しかしトレーニングをいい感じで重ねているせいか、ご飯がすごく
美味しくてたくさん食べすぎてしまうのと、夜12時まえに急に
眠くなって、本を読みながらすぐに落ちてしまうのがちょっと
なんですけどね。

そういえば日曜のベルリンマラソン、ゲブレシラシエ選手の世界
新記録更新で2時間3分台とは驚きましたね~。123分を
42キロで割ると、なんとキロ3分切るペースですよ・・私1キロ
ですらムリです。。

さて昨日日曜は、予定していた葛飾区秋季シングルス大会予選に
出場してきましたよ。3つ勝てば本戦ベスト32に駒を進められます。
この大会には、はるさんのサークルメンバーがほぼ参戦するので、
観て応援するのもすごく楽しい一日となりました。
まずは私の結果から行くと、40代半ばのベテランプレイヤーに
1-6で負け、あっさり一回戦敗退でした・・残念です。
サービスこそ全てセカンドサーブの方でしたが、スライス主体の
つなぎストロークが抜群に巧く、どこに打っても打っても必ず
深く返ってきて、私が我慢できずに攻めてミスしてしまうパターンに
見事ハマってしまいました。徹底的に相手バック側に集めて、
しびれを切らしてストレートなど相手が攻めてミスしてくれる、
というのは私の数少ない作戦なのですが、逆にそれを相手にやられて
敗戦。。途中近くで応援してくれていたとれっくさんから
「悪くない、大丈夫」と励ましてもらったり、もっとボレーで
勝負していけば良かったかもね、などアドバイスをしてくれたりと、
仲間の存在が今回もとてもありがたく感じました。ここ最近は
ランニングの面白さにちょっと傾きがちでしたが、今週はAIG
オープン、来月は全日本選手権もあることだし、トッププロの技に
触れつつ、自分のテニスをもっともっと上達させたい!と思いました。

最後に先日読んだ雑誌から、心にのこった記事をひとつ。青森
津軽平野にある宿泊施設「森のイスキア」を主宰する佐藤初女
(はつめ)さんのお話です。
生きることに疲れ、悩み苦しむ多くの人が訪れるこの施設で、
彼女は心を尽くして訪問者のためにじっくりと料理を作り、共に
食べて、その人の話をひたすら受け止める。そうしてこの半世紀
近く、心の荒みを、苦しみを吐露する人々に毎日毎日向き合い
続けている。

「話を受け止めること、料理をつくること。そこから相手に伝わる
のは、『あなたのために』という母的な愛情ではないだろうか。
心を病む人々は精神的な孤独の中で絶望感を募らせていく。しかし
人間は『誰かとつながっていたい』という根源的な想いを抱いている。
それは母なるものに帰りたいという欲求でもあると思う。
(中略)

話を受け止める。心を尽くして料理を作り、共に食べる。その
プロセスからつながっていることが伝わり、じっくり待てば、
人は必ず生き返る。それが、佐藤が体験から得た確信なのだと思う。
その行動から周囲が信念を感じ取り、次の時代へとつながっていく。

親や兄弟、友や先生や先輩、多くの人とかかわって自分がつくられる。
しかし今、人間とはそんな社会性のある存在だということが、
忘れられてしまっている。誰しも、誰かに愛されたのに、愛する
ことを忘れてしまっている。自分中心で、そんなことは面倒くさく
なってしまっている。でも、つながっている誰かがいたから、
自分自身もあるはずだ。自分にはつながっている人がいる、
そう気づかせてあげることが愛なのかもしれない。」
雑誌「WEDGE」10月号・P122~124

学生時代、登山を終えて無事下山しているとき、ふと麓の民家に
灯る明かりをごく遠くにも見つけると、それだけで何故かすごく
ホッと癒された思い出があります。寂しく弱い自分の心が、
無自覚にも見知らぬ人の生活のにおいを見つけ想像して、
なんとか他人と「つながっていたい」気持ちになったのかも、
と思います。

「つながっている人がここにもいるよ、と伝えてあげることも
ひとつの愛なのだ」
ずっと憶えていたい言葉だと思いました。
それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:35 | コメント(2)| トラックバック(0)

商い

こんばんは。ずいぶん涼しくなったかなーと思ったら、今日は一転
夏の陽気で暑かったですね~!しかし夜はすっかり過ごしやすくて、
走りこみには秋は最適な季節だそうです。
23日にハーフマラソン大会を控える私も、今日も会社から戻り、
少し前に実家から送ってもらった自家製の美味しいトマトを食べ、
いつもの河川敷で10Kジョグ。最初は抑え気味に入って、
後半上げるというペースがようやくできつつあります。
明日から2泊でクラブのランニング合宿もあり、行こうかどうしようか
最後まで迷ったのですが、葛飾のダブルス区民大会が日曜にあるので、
今回は不参加にしました。代わりにこの週末で目標60K走ろうと考えています。
最近は距離を重ねると必ず翌日右足首に痛みが出るので、練習後は
最低30分アイシングをしています。すると次の日がかなりラクで、
ケーキなどに入ってくる保冷材でもかなり効きますよ~と、クラブの
先輩からアドバイスいただいて試してみると本当にそうですね。
ヒザや左足底もやや痛む時があるので、あっちこっち冷やして
ラン後は大忙しです。

さて全米オープンはロジャーの見事な5連覇、GS通算13勝で
幕を閉じましたね!フェデラーファンとしては本当に最高!!の
大会となりました。マレーも準決勝ナダル戦ではとても強かった
ですが、対ロジャーではまだまだ勝負にならない感じがしました。
今年は昨年暮れから続いた体調不良⇒練習不足から調子をずいぶん
落としてしまいましたが、これで完全復活と言えるのではないで
しょうか。来年こそはGS最多勝に加えて全仏優勝で、名実ともに
史上最高選手となって、また秋にはジャパンオープンでその雄姿を
見せてもらいたいものです!

最後に今週読んだ本の中から、「宮内庁御用達」というタイトルの
新書を少しだけご案内しますね。
遠く奈良時代の昔から、こだわりある心づくしの良品が全国から
皇室に納められてきたのですが、長い歳月を生き抜いてきた
魅力あふれる品々や、それらを生み出し改良を重ねた職人たちの
想いや伝統の技が、ふんだんに紹介されていました。
そのうちの一店で、明治の時代に日本で初めてマスクメロンを
販売したことでも有名な、創業150年の老舗果物屋「万惣」さん
のエピソードを以下、抜粋したいと思います。

「万惣は東京神田のオフィス街のど真ん中にある果物屋である。
初めて立ち寄ると、こんなオフィス街で果物屋が成り立つのかと
訝しく思ってしまう。しかし、『万惣でなければ』というお客さんが
遠くから足を運んでくるから、オフィス街でも十分経営が成り立つ。

現在の万惣本社ビルは八階建てで、昭和四十二年に古い三階建て
ビルから建て替えたものである。一階は果物屋になっており、
新鮮な果物を買うことができる。万惣で扱われている果物は、
どれも本物の味と鮮度を持つとびきりの果物で、生産者と直に
話し合い、直接仕入れ厳選されたものだけを販売している。
その品の確かさが、多くの常連客を遠くから呼んでいるのである。

四代目店主青木惣太郎さんの笑顔は、今は亡き名優、宇野重吉さん
のようだ。相対する者の心を自然と和ませる優しさがにじみ出ている。

『万惣は、ゆきずりのお客様を相手にするというよりも、万惣を
目指して買いに来てくださるお客様を相手に商売してきました』

『商いとは、感動を売ることだ』

そんな言葉が、今も心に残っている。この『感動』にかかわる
お話として、万惣のよき理解者でもある森繁久弥さんとの思い出話は
印象的だった。

森繁さんが言うには、
『私は早稲田の商科を出たけれど、あまり勉強した記憶がありません。
ただ一つ、先生から教わったことで、頭にこびりついていることが
あります。それは、たとえば茶碗を売っている瀬戸物屋があった
とします。10円で仕入れて、20円の値で売れたときに、
10円儲かったというのは商売ではないと言われました。
お客さまが家に持ち帰り、お茶碗にご飯をよそって、なんて
持ちやすいんだろう。口あたりもいいし、いいお茶碗を買ったと
喜んでくれた時に、初めて10円儲かったのだということです』

惣太郎さんは、森繁さんが語ってくれたこの『喜び』こそが商いの
基本であり、『お客さまからの信頼なのだ』と思っているという」

鮫島 敦・松葉 仁「宮内庁御用達」NHK出版

もちろん「商売」はボランティアではないので、利益を出し続け
ないと立ち行かなくなるのは自明の理ですが、効率を追求すれば
するほどこの商いの基本たるお客さまの「喜び」や「信頼」に
ついてはどうしても見失いがちになりますよね。売った売れたと
自ら喜ぶよりもまず、お客さま(相手)が本当に喜んでくれたの
だろうか、と絶えず自問するようにしないと、と思いました。

さて明日はダブルス練習6時間のあと15Kジョグの予定。
私のガラスの脚が、少しは丈夫になっているか・・ちょっと心配
ですが。
ではまた良い週末を! おやすみなさい。
日記 | 投稿者 テニス侍 23:59 | コメント(4)| トラックバック(0)

黙すこと

こんばんは。少し涼しい気候が続いていますね。夜は連日、激しい雨が
降りますけれど、数十分で通り過ぎていっちゃいます。東京もスコールが
当り前の地域になるのかも。。

さて先日セカンドウインドの練習会に参加した際、30分ほど早めに
着いたので週末のレースのためと、月間の目標距離を稼ごうと本練習前に
トラック外周を走っていたら、先に着いていたメンバーの男性とたまたま
一緒になりました。色々レースの話や合宿の話をしたあと、お仕事は~?
と尋ねてみたら・・なんと50代のその方は抽象画の絵描きさん!でした。
大手銀行をこの春退職し、今は絵筆で生計を立てていらっしゃるとのこと
です。この方、ランニング歴も半端ではなく、フルはもちろん、100キロ
ウルトラや24時間耐久レースなども無数に出られてきたようで、その
武勇伝だけでもすごく面白かったです。Yさん、あまり理解できないとは
思いますが、個展でその抽象画をぜひ見せてくださいね~!!

さて、昨日駅キオスクで買った政治経済誌「ウエッジ」9月号を読んで
いたら、京都の書家、石川九楊(きゅうよう)さんの記事にふと目が
留まりました。言葉がとにかく軽い今の時代に批判的な石川さんは、
私たちが内面を修養し、言葉に魂を取り戻すには一体どうしたらよいのか、
その答えを見出すためのヒントをいくつか示唆してくれています。

「近頃、殺人事件が起きると『誰でもよかった』という加害者の
声が報じられます。誰でもいいとは、自分と『それ以外』という
区切りで人間を見ているということです。社会は、生物の免疫系の
ように自己と非自己で成り立っていると錯覚し、アレルギー反応的
犯罪が多発しています。
しかし、人間は文化的存在ですから、本当は自己と他者から成って
います。自己ではないけれど、自己が映しこまれている関係をもつ
非自己が『他者』です。他者を包み込むことによって人間社会は
成立しているのです。」

「精神の成長と発達は、肉体のそれのように、最初からDNAで保証
され、自動的に得られるものではありません。母親、家族、学校、
社会と、段階に応じて日常不断に言葉を獲得し、これを養うことに
よってもたらされるものです。この言葉=精神のはたらきによって、
私たちは生物学的存在であるヒトから、人間という文化的存在になる。
だから、言葉こそ人間であると言っていい。」

「話し言葉では、話した後、言い足りなかったとか言い過ぎたとか
いう不安や怖さにつきまとわれませんか?書くとは、自己との対話
であり、社会との対話です。表現するときに立ち止まり、自省し、
葛藤する。そうした思索を経てから外に出すものです。」

雑誌「WEDGE」2008年9月号・P116~118

学生時代、本や映画、音楽など趣味がすごく近い友人がいて、いつも
時間を忘れて話をしていました。そして調子に乗ってたくさん
話しているときこそよく、「話すことって相手に伝えることである
と同時に、自分に向って問いただすこと」なのかも、と思って
いたのです。
特に高みから見下ろしてなされる、他人への厳しい批判などは、
そのまま自分に跳ね返ってきますものね。

私たちは有名なインドの詩聖タゴールによる短詩にならい、
ときには立ち止まって黙(もだ)すことを学び、より大きな真実に
思いを馳せる必要があるのかもしれない、と思いました。

鉢の中の水はきらめいている/
海の水は暗い/
小さな真実は明晰な言葉をもつが/
大きな真実は大きな沈黙をもっている/

それでは、明日は葛西臨海公園ナイトラン10K、夜7時半スタートです。
がんばりまーす!おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:48 | コメント(0)| トラックバック(0)

減量

こんばんは。今日は涼しく過ごしやすい一日でしたね~。
朝から4人ダブルスでしたが、霧雨のなか半袖では少し肌寒い
くらいの久しぶりの感触です。まあ動き始めるとやはりすぐに
暑くなりますが。
私は途中ブランクがあるものの、テニスが大好きで学生時代から
わりと長くプレーしていますが、なぜか飽きないのです。
そのワケの一つには、一緒にプレーする人の美しいプレーを見て
感動する、ということもあるのでは・・と最近考えています。
私の身近なところでは、例えばはるさんのボレーは後ろで見て
いても美しくため息がでることがあります。ポーチのタイミングや、
ローボレーの技術などもう天下一品ですね。少しでも真似して、
いつか近付きたいと思っています。

昼前には家に戻り、録画で五輪女子マラソンを観戦。
野口みづき選手のケガによるDNSや、土佐さんのリタイアなど
日本人選手はそれぞれ残念な結果になりましたけれど、セカンド
ウインドAC所属のマーラ・ヤマウチ選手はなんと6位入賞!
やりましたね~おめでとうございます!!
あの力強い走りを、練習会でぜひ一度間近に見せてもらいたいです。
また世界のトップ選手たちの無駄のない美しいフォームに、単純な
私もすぐに感化され、強い雨の合間の夕方、荒川土手を一走り
しました。右足首と右すねがやや痛むものの、ヒジでリズムを
取る腕ふりに意識して楽しく走れました。
そういえば、両足ひとさし指の長い私は、長い距離を走ると爪が
内出血して痛む悩みがあり、距離走練習中に高橋コーチに聞いて
みると、ナイキやアディダスなど比較的細長い造りのシューズに
履き替えてみたらいいかも、との助言。さっそく先週神保町の
ヴィクトリアでナイキを購入してみました。

今まで手を出さなかった少し派手なオレンジの色目も、割と気に
入っていますし、コーチのおっしゃる通り、靴前部に足指が
ひっかかる感じも今のところなく、また軽量で足底の薄いシューズ
(KATANA STAR)ですが、今までのアシックス(ターサアリビオ)
よりも底が柔らかい感じがしてとても走りやすいので、
同じような悩みのある方は、ナイキもおすすめですよ~!

そうそう、昨日風呂あがりに1週間ぶりに体重計に乗ってみたら、
5キロ減って75kg!になっていました。この夏休み、食欲が
落ちているわけでもなく、運動量でうまくコントロールできたかな。
秋のレースまでには、ムリせずに、でも何とか72kgまでに
したいと思っています。今月から毎月1つはレースを入れています
が、今年後半のメインレースは11月の「つくばマラソン」。
それまでのハーフや10キロは、トレーニングの一環という
気持ちで、課題をもって臨みたいと思ってます。

ではまた、明日からは仕事!がんばります。おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:32 | コメント(4)| トラックバック(0)

「散走」

こんばんは!毎日ほんと暑いですね。今日の夕方は少し風もあって
涼しかったので、夜ランを少し長めに取りました。来週金曜日の夜は
「第2回葛西臨海公園ナイトマラソン」10キロ、久しぶりのレースで
ちょっと楽しみ~。キロ4分半をどこまで続けられるか、いつも
馴染みのコースなので積極的に走り、自己ベストできれば45分台を
目指します!

先週末の合宿以来、昨日まで毎日3時間以上テニスを楽しんでいました
が、おととい後ろに下がってスマッシュを打つため右足で踏ん張ったら
古傷の足首をちょっと痛めてしまいました・・。早速アイシング+湿布で
様子を見たら、今日は少しラク。走る時もテーピングで行けそうです。
月200キロはこなさないと秋のフルもキツくなるので、できれば毎日
ちょっとでも距離を積み重ねていこうと思います。

さて先日読んだ有名なランニングコーチにして、学生時代は箱根駅伝
4年連続出場、山登りの名手だった金哲彦さんの文庫本「カラダ革命
ランニング」には、走る喜びがあふれんばかりに詰まっていて、
感動的ですらありました。
金さんも30才のころは髄膜炎という病気にかかって生死をさまよう
こともあったり、その後30代の7年間は一切ランから遠ざかって
久しぶりに皇居5キロを市民ランナーと走ってみたら、辛くて歩いて
しまったこともあったそう。そんな金さんの文章は、心底ランニングを
愛する気持ちがごく自然に伝わってきます。

「私は走れば走るほど『生きている』という実感がこみ上げてきます。
そう言うと大げさに聞こえるかもしれませんが、たぶん大勢のランナーが
同じように感じたことがあるのではないでしょうか。

人間は老いも若きも、みな漠たる不安を抱えて生きています。将来は
どうなるのか。これから自分は何をしたらいいのか。これから世界は
どうなってしまうのか。そんな漠然とした不安です。そんなどうしようも
ない不安から、短い時間であっても解放してくれるのがランニングの
魅力だと思います。

走ることは苦しい。苦しいけれど、もっと自分を追いつめて苦しさを
楽しんでみるのもいいじゃないですか。息も絶え絶えになって、体の
あちこちが痛みだして、でもそんなときこそ『私は生きている!』
という実感が、体の奥底からあふれ出てきます。そのときこそ、今まで
持っていた不安の呪縛から解放され、自由な自分に戻れる。そういう
体験がまた自分を強くしてくれるように思います。」

金哲彦「カラダ革命ランニング」講談社+α文庫

走ることは人間の自然な欲求であって、「走る=苦しい」という古典的
図式を一度拭い去り、「散歩」のように「散走」を楽しもうよ、と
著者は繰り返し勧めています。
ランニングの楽しみって何? 私も繰り返し問われますが、
走っているときの爽快感、決めた目標やゴールに辿り着いた達成感も
さることながら、ランニングを取り入れた日々の生活に、それ以前とは
明らかに異なる緊張感や充実感を感じられるからかな、と今のところ
考えています。

でも本当のところは、ツラい練習後の1杯のビールが最高に旨いから、
かもね。。ではまた、明日も午前4時間ダブルス、夕方は距離走15~
20キロの予定です。おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:26 | コメント(0)| トラックバック(0)

神田神保町

こんばんは、今日もまたとても暑い一日でしたが、朝から4時間
テニスを楽しみました!日中はうす曇りだったのですが、紫外線は
強く、今日もお風呂に入るとヒリヒリと痛みます。気だるい疲労感も
やや残っていますが、まあ心地よい範囲かな。そして夜はランニング
距離走、ゆっくりペースで20~25キロ位を目指していたのです
が、挫けて約17キロで終了。。明日もテニス・ランニング練習が
あるので、適当に抑えました。割といいペースで後半にも余力が
あったのと、前回のSWAC教室で真鍋コーチから「前につんのめって
後ろ足が残る」フォームの欠点を指摘されたので、蹴らずに抜く
ように、前傾を抑えて前足のヒザをより上げるようなイメージを
持って練習し、最後まで意識してできました。真鍋コーチ、
また厳し~く教えてくださいね!

金曜の夜、新宿のオフィスを9時ころ終了し、新しい事務所を
借りた神田神保町へ向かってゴミ出し。大量に発生したダンボールを
サイズにまとめて資源ゴミへ、また可燃ゴミにも45リットルの
ごみ処理券を貼って出します。事業者はごみを出すのもお金が
かかるんですよね。近くのファミマで10枚2940円で購入。
この神保町、本屋さんも喫茶店もスポーツ用品店も多くてしかも
皇居が近く、さらに皇居ランで何度かお世話になった清潔な
ロッカー・シャワー施設「ランナーズステーション」さんが目と
鼻の先にあり、環境は最高に気に入っています。あとはしっかり
仕事ができるよう毎日頑張るしかありませんね。

最後に、数日前の夜、会社の入社1年程度までの営業社員向けに
先輩として簡単なお話をさせてもらう機会がありました。自分も
諸先輩の率直な経験談や人となりに接して、大いに励まされる
ことがありましたので、美化せずそのまま自分の考えや体験
を話そうと心がけたところ、15人くらい集まった方たちが
それは本当に一生懸命聞いてくれてとても話しやすかったし、
感動すらしました。2時間ほどでしたが距離も随分近くなった
ようで、その翌日は多くの方がお礼や感想を伝えにきてくれました。
その中で、特に失敗談をいくつかしたのですが、そのときが一番
みんなの目が輝いて楽しんでくれたのが印象的でしたね。
今となっては笑える、ちょっとしたエピソードがまた大事なこと
なんだな、と再考しましたので、ここでも一つごく軽いものを
ご紹介しますかね・・。

先日ある自販機で缶コーヒーを買ったのです。ゴロンとでてきた
コーヒーとお釣りを取り出そうとパッとしゃがんだところ
「ビリッ!」まさか・・、禁煙して以来かなり太ったからか、
ズボンのおしりのところが破れてしまったようです。
それもちょっとくらいならまだ誤魔化せるけれど、すぐにトイレで見
たところ優に15センチくらいの穴が。。どうしようもなく、
しかも朝いちばんだったので、暑いのにジャケットを着込み
事務所内でも外でも一日過ごす羽目に。クールビズとは程遠い
チグハグな恰好に、気分も↓残念な一日となってしまいました。

さて明日も朝8時からダブルス4時間、その後夕方はまた代々木
公園でランニング距離走です。明日こそ20キロ行けるかな?!
ではおやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:00 | コメント(2)| トラックバック(0)

思い出

こんばんは。いや暑いあついアツイ・・、やっぱり夏ですね!
今日は昼前から4時間テニス、ひさしぶりにはるさんのサークルに
お邪魔しました。プレーの調子は今ひとつ、、さらに暑さで
集中力も後半には落ち気味。しかし太陽の中でボールを
追いかける楽しさはいつやっても格別ですね~。いつも誘ってもらい
ありがとう!来月9日はまた那須で合宿の計画があるそうで、
これもすごく楽しみにしてますよ~!!

その後夕方5時からはセカンドウインドACの練習会のため、
代々木公園へ移動。今日のメニューは1キロ5本のビルドアップ走です。
私はキロ4分30秒から少しずつペースを上げるチームで練習。
主にスピード面を強化するものらしいですが、夕方の涼しい風が
時おり訪ねてくれるものの、いつもどおり全身大粒の汗が吹き
出してしまいました。
今日は一緒に走ってくれた高橋コーチとすこしお話。彼はあの
「走る投資家」としても有名なハードル日本代表選手の為末選手と、
法大陸上部で同級だったそうで、先日からいろいろ面白い話を
聞かせてくれるのです。
今日はまじめに「腕ふり」のコツを教えてもらいました。今まで
私は大きく、まっすぐ後ろに振り上げるイメージでやっていた
のですが、疲れてくるとその動作自体がしんどくなってきて、
肩が上がって力が入ってしまったり、または小さな横ぶりになりがち
でした。そこで正しいとされる動きというと実は簡単で、
「タンタン」とリズム良く、小さく後ろに引くだけでいいそうです。
確かにそんなイメージで走ってみると、楽に胸を張ってテンポよく
いけると思いました。ランニングされる際には、ぜひ皆さんも試して
みてくださいね。

さて、この前の3連休最後の日の夕方、旧渋谷公会堂で行われた
安藤裕子ライブに行ってきました。新作「クロニクル」の
全国ツアー最終日でしたが、とても楽しめた2時間になりましたよ!
チケットも発売後すぐに完売だったそうで、20~30代くらいの
女性が主な客層だったかな。
彼女は雑誌や専門誌の記事などでもいつも「丁寧に歌う」ことを
心がけているとおっしゃっているそうですが、ライブでもまさに
その思いがよく伝わってきました。

で彼女の知名度を最も高めた楽曲は日本酒月桂冠のCM曲
のうぜんかつら」ですけれど、HMVフライヤーのインタビュー
によると、曲の成り立ちはこんな感じだそうです。

『これは、祖母の散文詩をもとにつくった曲なんです。先に逝った
祖父を想って綴られた詩。花の咲く道をいつまでも二人で歩いた
のよと謡う彼女に憧れて、私も誰かと添い遂げられたら良かったのに
と認めたものです』

彼女のおじいさんとおばあさんもまた素敵なお二人だった
のでしょうね。もちろん決して平和でへいたんな時期ばかりだった
のではなく、関係を難しくさせるような出来事もきっとあった
のだろうと思いますが。

相性が悪くなく、心から信頼できる人と出会うということ、それ自体
まさに奇跡に近いのだし、だんだん関係ができてくるとお互い
だけしか知らないことが、どんどん無数に積み重なっていきます。
おそらく私たちが日々生きるなかで、そして死を迎えるときまでも、
信じられる相手と過ごした時間、交わした言葉、笑顔の記憶や
無数の思い出こそが、もっとも大切でかけがえのない「宝物」
となるのだ、と思いました。 ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 00:05 | コメント(2)| トラックバック(0)

「お静かに」

こんばんは。今日も暑かったですね、東京も7日連続の真夏日
だそうです。。昨夜はSWACの練習会、夜風がやや涼しいものの
8キロほどのランニングでもう十分満腹、走後も汗が止まらなくて
大変でした。

そうそう11月30日開催のつくばマラソンが15日から受付を
開始していて、今日入金申込しました。とうとうフル初出場です!
一応4時間切りを目標にしていますが、今日大会要項をよく読んで
みると「制限時間は6時間」(大丈夫かな・・)
「月間50~100キロはトレーニングしておいてください」
(まあその位は・)「コスプレに関する規定はありません」
(それは仮装のことか?)などなど、予定や詳細が決まってくると
気分もまた盛り上がってきますね~!
当日9時半スタート、集中して楽しんで走りゴールしたい、
そのためには万全の準備をして晩秋の朝を迎えたいと思っています!

さて先日読み終えた新刊の単行本「心に響く99の言葉~東洋の
風韻」これがまた良本で感動的でした。一話2ページに読みやすく
まとめられているし、これも繰り返し読みたい一冊になりました。
その中でも特に心に留めておきたいお話を抜粋してお伝えしたいと
思います。

「『お静かに』とは、人を送り出すときの心優しい言葉である。
一般に使われなくなって久しく、いわゆる死語の部類に入る。
が、このまま埋もれ、朽ち果てさせるにはあまりにも惜しい。

私の耳底には、酔客を送り出す父親の声として残っている。
小学生の頃だったろうか、玄関先でもなお口々に大声の客人を、
父はいつも『お静かに』といって送り出していた。

客はそれを、自分たちが酔っぱらって騒がしいから、静かに帰れ、
といわれていると受けとめ、皆ドッと大笑いして引き上げるのだった。
じっさい、そうして酔客が去ったとたんに、夜の静寂が忍び寄った。

しかし、『お静かに』はそういう意味ではなく、気をつけてお帰り
ください、または、気をつけていってらっしゃい、ということなのだ。

実はこの言葉、仏教語の『静慮』に由来している。静慮はまた
『禅』ともいわれるように、心を散乱させないこと。

心が乱れてフラフラしていたら、思いもかけぬ事態を引き起こし
かねない。だから、注意してお帰りなさい。それが『お静かに』
なのだ。

それにしても、何ともすてきな響きではないか。」

多川 俊映「心に響く99の言葉~東洋の風韻」ダイヤモンド社

相手を深く思いやる気持ちがこのような美しい言葉を纏って現れる
とすれば、時空に依り常に幽かに揺れ動く私たちの心、目に見えない
その内側を正しく受けとめることがいつかできたなら、と思いました。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:11 | コメント(2)| トラックバック(0)

命に終りあり、能に果てなし

こんばんは、暑いですね。午前2時間、夕方の3時間テニスを
して楽しみましたが、特に夜は夏の雰囲気を感じました。
あの独特の匂いや湿度により、気だるく開放的な気分になるんです
よね。体も少し疲れ気味、明日は朝からランニングクラブで
長いペース走があるので早めに休まないと、と思っています。

ウインブルドン選手権もとうとう大詰め。今日は女子決勝が
セリーナとヴィーナスのウイリアムズ姉妹で行われています。
第一セットは僅差でヴィーナスが取りました。ちなみに会場には
あの有名なひげのリチャード父さんは見当たらないそうです。
なんでも、可愛い娘同士が戦うのを見るのはとても忍びない、
とこの決勝を前にアメリカの自宅へ帰ってしまったそうなのです・・。
そういえば昨年もリチャードさんは、ヴィーナスと決勝戦を戦った
フランスのバルトリ選手のお父さんを、表彰式のときにその健闘を
讃えて抱きしめ、その気持ちにバルトリ父さんは泣き崩れたり、
というシーンがありましたよね。。とても愛情あふれる方なのでしょうね~。
男子も3年連続でナダルフェデラーの決勝!明日夜が楽しみです。
ちなみに私の予想では、セット3-1でフェデラーの6連覇!!
いつも謙虚なナダルにも、勝って欲しいのだけどね。

さて、私も法人登記をしたり事務所を探したりという忙しい1週間
でしたが、そんな話を周りの家族や友人、お取引あるお客様などに
していると、、「資金が必要なら使ってもいいよ」とか
「保証人になってもいいよ」「手伝ってあげるよ」などと、何人も
優しい言葉をかけてくれるのです。心底うれしく、私は本当に幸せ
なのだと思いました。おかげさまで、仕事ができているし生きて
いられるのだと思います、どうもありがとうございます!
「人の役に立ち、人を助けられる」「心を繋ぐ」会社にしたい
と思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします。

最後に、先週読んだ白洲正子さんの「美しくなるにつれて若くなる」
という本のなかで、能の第一人者、世阿弥による「命に終りあり、
能に果てなし」という言葉が紹介されていて、印象に残り
ましたので、少しだけ取り上げますね。
この『命』とは、もちろん私たちの生命・人生という事だと思います。
また『能』とは芸術の一分野でしょうが、ここでは広く「文化」とか
「歴史」というような、過去から未来へ連綿と繋がっているもの
を指していると思います。

「世阿弥の言葉『命に終りあり、能に果てなし』のように、人の命には
終わりがあるのでしょうが、文化には始めも終わりもありません。更に、
もし自分がその大きな文化の中に溶け込んでしまうなら、個人の命に
しても『始』も『終』もなくなるわけです。目に見える文化とか、手に
とれる進歩とかいうものは、ほんとうに私たちの周囲のごく小さな
一分子にすぎません。それでは、地球が宇宙と考えるのと同じような
ものです。」

白洲正子「美しくなるにつれて若くなる」角川春樹事務所刊

自ら信じるものに向かって自分の命を全うすることで、大きくて
果てのない文化に自らを溶け込んでいくのだ。そう考えてみると、
短くて限りある命を生きていくうえで、こわばった肩の力が
すーっと抜けていく感じがしました。向こう岸も見えない大河の、
ゆったりした流れに身をゆだねるように。

またそんな文化や歴史を、私たちは真摯に正確に学んで
次の世代に受け継いでいかないといけない、とも思いました。
ではまた、おやすみなさいzz...




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なんくるないさ

こんばんは。今日もまた風もなくて気持ち良いお天気でしたね。
気づいてみたらもう7月!いつも通勤で通る西新宿の道すがら、
「かどやホテル」というちょっと変わったビジネスホテルが
あるのですが、そのホテルの入口に今日から、初夏の風物詩
ともいえる七夕の大きな笹飾りが2つ置かれていました。

それぞれの願い事を、色とりどりの短冊に書いて葉竹に吊るせるよう
ペンまでも用意されており、もうすでにいくつかのお願いがぶら下がって
いて、悪いなーとは思いつつもちょっと覗いてみると・・、みなさん
本当に真面目な望みがたくさんあるものですね~!
私もいくつかある願いのうち、一つだけ書いて飾らせてもらおう、
と思っています。そうそう欲ばって裏面には「2009東京マラソン
当選!」とでも書こうかな?!

さて先日読んだ沖縄に関する本の中で、有名な言葉「なんくるないさ」
の本来の意味について考えさせてくれる部分があったので
以下ご紹介しますね。この本「誇りある沖縄へ」は、私の尊敬する
小林よしのりさんが、歴史教科書や米軍基地の問題、左翼メディアが
煽る被害者意識などにより、沖縄の現状を深く憂う地元の識者と
対談したものです。

「沖縄には『なんくるないさ』という言葉がありますよね。
『何とかなるさ』という意味で、これを沖縄人のいい加減さの表れ
だと思っている人が多いんですよ。でも、そうじゃない。
これは私の友人がうまく言い当てたんですが、『なんくるないさ』
というのは、『何とかなるさ』と言って何もしないのではなく、
『人事を尽くして天命を待つ』という意味なんです。

世の中には、不条理なこともあれば、努力してもしょうがない
こともいっぱいあるわけですね。ところが近代人は、自分の努力とは
関係なく起こる不条理なことに対して、ものすごく弱くなってしまった。
うまく行かないと『なぜだ、なぜだ』と頭を抱えて、パニックに
陥ってしまう。だけど昔の人たちは、自分の努力ではどうしようも
ないこともあるというのをきちんと覚悟して、それを受け入れた上で、
どうやって生きていくかを考えてきたわけです。

沖縄の『なんくるないさ』にも、そういう感覚があるんですね。
たとえば台風が来て家から何からすべて失ってしまったときに、
『まあ、何とかなるさ』といって頑張る。
『どうしてこんなことになってしまったんだ』と落ち込むだけではなく、
『この世で生きていれば、こういうこともあるさね』と受け入れて、
先へ進もうとするわけです。」

小林よしのり編著「誇りある沖縄へ」小学館 

今日法務局に行き、法人の登記を済ませてきました。
これから、今の段階では想像もつかないような出来事がたくさん
あるでしょうが、何があったとしてもできる努力をあきらめず、
そして決して恥ずかしくない仕事をしたいと思います。

どんなときも「なんくるないさ」と受け入れて、先へ進める人に
成長したいですね。ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:58 | コメント(6)| トラックバック(0)

クロノスとカイロス

こんばんは。今日は梅雨の合間、それほど暑くもない気持ち良い
一日でした。午後はずっと、地下の会議室でミーティングだった
ので、少し残念でしたけどね。

しかし今週もあっという間の5日で、特に来月法人を登記するので
その準備に大忙しなのです。やはり新しいことを始めるときは
とてもワクワクするものですね。仕訳や決算など会計の勉強をしたり、
事務所を探したり、印章を作ったり。。手間はいちいちかかりますが、
なかなか出来ないことなので、楽しんでこなしたいと思ってます。

しかし忙しいとは言いつつも、水曜はいつものランニングクラブ
SWACで、代々木公園を走ってきました。夜は涼しく、しかも緑の
匂いが爽やかで癒されますね。
そしてメンバーやコーチ、スタッフのみなさんのお陰で、いつも
楽しく充実した時間を過ごさせてもらい、とても感謝しています!
一人で走るのもいいのですが、一緒に走る人の息遣いや足音、気配を
感じたり、話をしたりして進んでいくのは格別なんですよね。
練習終わったあとの笑顔の花があちこちに咲いて、いい感じですよ。
興味のある方はこちらのページをのぞいてみてください。

さてさてさらに、とても楽しみにしていました「TUCK&PATTI」、
24日火曜に丸の内のコットンクラブで観てきました!

これが本当に大感動~、もうジャズやブルース好きな方には特に
おすすめです!!
久しぶりに香り高いウイスキーを飲んで、まったりBOX席で
リラックスしながら夜9時45分の開演を待ち、とうとう2人が入場!
約90分のステージのあいだ「タイム・アフター・タイム」や
「ドリーム」などの名曲をしっかり生で聴けて、もう最高の気分!
去年の2月もブルーノート東京に来られていたりと、日本好きだそう
ですので、これからは必ずチェックしたいと思います。

タックの長いソロで至高のギターテクニックを堪能しつつ、ライブの
間に考えていたことは、古いギリシアの有名な言葉「クロノス」と
「カイロス」のこと。言わずもがなですが「クロノス」の語源は
「流れる」で、時計で計測できるような一定の速度で流れる客観的・
物理的な時間のこと。また「カイロス」(語源は「刻む」)とは
例えば九死に一生を得たような大事故の経験、あるいは恋人・
親友との出会いに象徴されるような、人の主観的・内的時間の
ことだそうです。思い出に強く残る出来事が、それぞれの内なる
時を刻むことから、特に「時刻」とも呼ばれるようです。

このタックアンドパティのライブ、私のなかではもちろん特別の
時を刻む「カイロス」となりました。さらにライブ終盤が近づく
につれ、こんなことを考えていました。
それは、日ごろの仕事の時間や家族・友人と過ごす何気ない時間、
またテニスやランニングなどをしている時間も、それはただ流れ
消え行くだけではない、かけがえのない時間であるのだな、
ということ。
日常一定のリズムで流れる平凡で平坦な時間があるからこそ、
特別の時がクローズアップされて輝きを集めるのであって、
ふだんの生活がなければ「カイロス」時刻などもないのだ、
と思います。

うまく伝えられませんが、食事、睡眠、会話、マナーなど、日々
当たり前に過ごしている「クロノス」時間をもっと慈しみ、もっと
丁寧に生きることが、真の感動に近づけるひとつの道なのかも
しれない、と思いました。

それではまた、明日は午前テニス練習、午後はとうとう会社の
定款を仕上げます! おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 02:06 | コメント(0)| トラックバック(0)

辛く、厳しく、嬉しい

こんばんは。午後は雨が強く降ったり止んだり、外出するには
大変な一日でしたね。しかし朝だけは雨も上がり、幸運にも
はるさんたちとダブルス練習ができました。オムニコートも
この雨でたっぷり水を含んでいるせいか、昨日に続いて今日も
ラケットのガットが切れたり、プレーの調子も今イチだった
のですが、いつものテニス仲間たちと無心に一つのボールを
追っかけたり、あとで夏の合宿計画の話をしたりと、今日も
また楽しめました。秋にも大会があるので、それぞれの課題に
向けて練習し、確実にレベルアップしたいと思っています!
あと、とれっくさんラケット快く貸してくれてありがとう♪

さて昨日新聞を読んでいると、先月下旬世界最高峰のエベレストへ
2度目の登頂に挑み、見事成功された三浦雄一郎さんの記事に目が
とまりました。何でも8千メートル地点の空気中の酸素量は平地の
3分の1しかなく、いきなりその高度に上がれば、通常人間は
3分で気絶、10分で死に至るそうです。途轍もないトレーニング
を重ねないと、ヒマラヤの門をたたくこともできないんですね。
70才での最初の登頂から5年、現在75才での挑戦が成功した瞬間、
三浦さんは「涙が出るほど辛く、厳しく、嬉しい」とおっしゃった
そうです。そして頂きに到達した際、その登頂をまるで神が祝福
されたかのごとく、それまでの猛吹雪が奇跡的におさまって360度
のパノラマが眼下に広がったそう。。どこまでも澄んだ空の色
「ヒマラヤン・ブルー」は、まさに「宇宙の色」だったそうです。

私もまた年齢にかかわらず、懸命になれる夢や目標を達成したとき
「辛くて、厳しくて、嬉しい!」と言えるよう努力していきたいな、
と思いました。

さて今週火曜は、先日も書いたタックアンドパティのライブに
行ってきます。楽しみです~!
では、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 22:38 | コメント(2)| トラックバック(0)

マラソンの心

こんばんは。今日は残念ながら雨っぽいお天気でしたね。
楽しみにしていたテニス練習も朝練は中止、12時からの2時間は
小雨ながらも何とかこなせました。。ボレーなど基本練習が中心
でしたが、わりと良い感触でできました。明日も朝練あるので、
何とかできるといいと思います。

そうそう、ウインブルドンも来週からもう本戦に入りますよね。
男子は本命フェデラーが5連覇なるか?!同じトーナメント
ブロックに入ってしまったジョコヴィッチ、それともまたナダル
初優勝か?女子も相変らず混戦模様で・・、またまた嬉しい
寝不足の2週間が始まります。

さて今日もテニス後、荒川土手から葛西臨海公園1周コースを
ランニング。約14キロを、最初抑えめのペースで入ったので
少し余裕が残り、ラスト2キロを上げて走れました。最後の
あたりで思い出していたことは、先日読んだあの伝説のランナー
宗茂さんが書いた「マラソンの心」という本のうち、『精神的
スタミナ』という言葉です。

「マラソン練習では、おおむね持久力という意味で使われる
スタミナの獲得が重要視されますが、そのスタミナという言葉には、
もう一つの意味があります。

それは長時間走り続けることのできる精神力の強さ。気持ちを
途切れさせることなく、ゴールへと自分を運んでいく心の強さ。
あるいは大事な場面でも気負うことなく、自分の持つ力を発揮
することのできる集中力。

そういったマラソンをうまく走るために必要な精神力を総称して、
精神的スタミナと呼びます。」
宗茂「マラソンの心」学習研究社(80ページ)

この『精神的スタミナ』を身につけるには、、やはり普段から
距離を踏むという基礎練しかないようですね。あと、あまり
気負わずに「前半はのんびりいこうか」というように、気負わず
淡々と考えられる自分を作ることができればいい、とも
おっしゃっておられました。そうですね、練習から肩の力を抜いて
リラックスして距離を伸ばそうと思います。

しかしこの宗茂さんの本は、すごく正直にこれまでのマラソン
人生を振り返って話してくれて、とても面白かったですよ。
小さい頃は、双子というだけで周りの人から好奇の目で見られた
かのように感じ、羞恥の念や屈辱を覚えたらしいのですが、
走るときだけは自信まんまんで「宗兄弟だ!」と言われるのが
何とも心地よく、双子であることを堂々と主張できる唯一の場で
あって、これまで走り続けてこられたのだ、ということ。
また茂さんは、昔からいたって健康体なのですが体質上なぜか
尿たんぱくが出やすく、高校生のころドクターストップ寸前だった
のですが、国体など大きな大会前の健康診断では、なんと弟の
猛さんを身代わりとして病院に送り込み、医師もうすうすは
気づいていたのものの、知らぬふりをしてくれて無事出場に
こぎつけたとか。。
私などの想像もつかない、双子ならではの苦労や工夫(!)が
あったのだな~、とちょっと笑ってしまいました。

あと、明日6月22日は「第28回サロマ湖ウルトラマラソン」
です!現地の天気予報はくもり時々はれ、最高気温13℃と
絶好の条件らしいですよ。エントリーされている方、朝5時の
スタート、頑張ってくださいね~!!
私も大会HPで、去年の大会映像などを観ているうちに
なんだかムズムズと走ってみたくなり、来年は参加してみよう!
と思っています。100キロ走ると考えたら、ハーフやフルなども
短いもんだ、と思えてきますし。。
皆さんもいかがでしょうか♪制限13時間ですから、キロ7分半で
大丈夫ですよ。。 それではまた!!
日記 | 投稿者 テニス侍 20:42 | コメント(0)| トラックバック(0)

読書

こんばんは。この数日は、わりと湿度が低くて過ごしやすい気候が
続いていますね。日中外を歩いていても、少し汗ばむ陽気が
心地よい季節になりました。しかし明後日くらいからはまた
連日雨となるようですが・・。

そうそう待望の「東京マラソン2009」の概要が今週発表に
なりました~!予想どおり、これまでの2月から3月(22日)
へと1か月スライドし、荒川マラソンと同じ月になりますので、
お互いに多少影響があるかもしれませんね。募集人数は5千人
増えたそうですが、きっと今年よりも希望者が増えそう。。
7月22日から募集開始だそうですので、興味ある方はぜひ
こちらのサイトから来月応募して、運が良ければ一緒に走りましょう!!

さて、いつも読んでいる雑誌「週刊東洋経済」の今週のテーマは
「最強の読書術」というものでした。副題は「どう探し、読んで、
活かすか!」で、まさに簡単ながらも奥行きのある『本を読む』
という行為について丁寧に解説してくれていて、とても興味深く
読ませてもらいました。

その中でも、私の日頃からの思いに最も合致し深く頷ける言葉が、
あのベストセラー本「声に出して読みたい日本語」でおなじみの
斎藤 孝先生による記事にありましたので、以下ご紹介したい
と思います。

「本来、読書とは、自分の中に重要な他者をたくさん住まわせるために
行うものだ。自己中心的な人間は、自分の思い込みの中でしか物事を
判断できないが、自分の中にたくさんの他者を住まわせている人間は、
幅広い視点から世界を見ることができる。

その日最初に開いたページで、自分の心を揺さぶる言葉と出会ったら、
その言葉を味わい尽くせばいい。自分が引用したくなる言葉と出会えた
だけで、その日の読書は成功である。

偉大な先人に私淑し、真剣勝負で向き合う読書。これができるかどうかで、
人生や仕事の質もきっと大きく変わってくるはずである。」

「週間東洋経済」2008.6.21号・60~63ページ

今後も、昔の本や未来の本を手に取って、貴重な気づきや
訓えを請い、少しずつでも成長していきたいと思います。
そして、読書から学んだり感動したりしたことをこれからも
このブログにまとめることで、そんな思いを共有したり、少しでも
長く強く定着させたい、と考えています。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:59 | コメント(0)| トラックバック(0)

最後の試験

こんばんは、今日はいいお天気となりましたね~。今朝は日曜に
葛飾区民大会の本戦を控えるはるさんたちと、ダブルス練習を
計6時間やりました。長い時間は久しぶりなので、ややしんど
かったですが、よい練習になりすごく楽しめました。明日の本戦は
もちろん強敵揃いでしょうが、「失うもの無し!」の気持ちで、
攻めるテニスを最初のゲームから期待したいと思います!!

テニスから戻った後、今週平日は少ししかランニングできなかった
ので、着替えもせずに自宅から葛西臨海公園まで、いつもの
コースをジョグ。午後4時まえでやや涼しくなってきたせいか
大勢の人たちが、東京湾からの潮風に初夏の匂いを感じつつ、
リラックスしてランニングや散歩を楽しんでいる様子。
私も往復約14キロを気持ちよく走れました!

そういえば今月は6月、街中に美しいアジサイの花が咲いていて、
私たちの心を和ませてくれます。群青、みず色、紫ほか花の色も
あざやかでキレイですし、雨の日に雫を浮かべてしめやかな
花房もまた、みずみずしくてとても素敵ですよね。季節によって、
さまざまな花木を楽しめる生活ができるということも、豊かな
幸せのひとつである、と思えました。

さて今週読んだ本から、昨年逝去されたユング心理学者の河合
先生と、ヴァチカン市国のカトリック大司教ヨゼフ・ピタウさん
との対談本の内容を一部ご紹介したいと思います。ピタウさんは
過去日本滞在20年を超える方でもあり、この対談のなかで
河合先生とともに「祈り」や「赦し」の大切さ、それと資本主義や
民主主義とはキリスト教の厳しい倫理観を前提としているため、
それなしでは単なる利己主義に陥る危険がある、との指摘が
なされ、特に印象に残りました。

他、「いかに死ぬか」その準備が大切だ、というくだりも以下の
とおり示唆に富んでいました。

「(河合)私はよく現代の人に話をするときに言うんです。
皆さんはいかに生きるかばかり勉強しすぎて、いかに死ぬかの
勉強を一つもしていないから困るんだ、と。

 (ピタウ)1981年にヨハネ・パウロ二世が日本にいらした時に、
日本武道館で高校生との対話がありました。多くの高校生は
そのとき大学入試試験勉強をしていたので、ヨハネ・パウロ二世は、
がんばってください、でも忘れないでね、死ぬ時にもう一つの試験が
あることを、と言いました。いい人間であったかどうかが問われる
んです。ヨハネ・パウロ二世は簡単に言うんです。人間として
どう死ぬかを忘れないで、いいね?と。

 (河合)それが典型的に出てくることとして、高齢者になった方が、
試験の夢を見られます。大学を卒業して、ちゃんと仕事もしてきて
いるのに、急にまた大学の入試を受けるんだけれど、準備ができて
ないとか、それから入試にいったら時間に遅れたとか言うんで、
『あんた、もういっぺん試験があるのを忘れてるからや』と、
よく言うんです。それは本当によく出てきます。」

ヨゼフ・ピタウ、河合隼雄「聖地アッシジの対話」藤原書店

確かに毎日の忙しい生活の中では、自分がどのように生を閉じるか、
などほとんど考えてこなかったと思います。

そこで「いかに死ぬべきか」その最終試験の問題とは、一体
どんなものかな?、と私なりに考えてみたのです。
その答えは、、今のところ
「愛してくれる家族や信じられる友人に、悔いなく全てを与えた
人生であったか」というものでした。
これからもずっと考えてみようと思います。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:01 | コメント(4)| トラックバック(0)

こんばんは。今日の東京は雨と晴れ間が交互にあって、最後は
雷雨になったりと不安定なお天気の一日でしたね。夕方太陽が
のぞいたときは短時間でしたが一気に夏のような蒸し暑さを感じ、
梅雨明けの猛暑を一瞬想像させました。

さて週末は予想していた雨もなく、葛飾区民大会ダブルス予選が
無事開催されました。打ち合わせどおり、朝7時半すぎにコートに
着いてみると、すでに2人熱いラリーをしているお兄さんたちが・・。
「ずいぶん熱心だなー」と近寄ってみると、なんとサークルの
はるさんととれっくさんでした。はるさんはともかくも、朝の
弱いとれっくさんの意気込みが後の結果に繋がっていきます。。

さてアップのあと、朝8時半試合開始です。最大3試合勝てば
予選優勝で来週の本戦大会に駒を進められます。私と相棒の
とくさんとはこれで3大会目、練習不足ですが互いの動きには
慣れているので、大して緊張もせず一回戦開始。私たちの相手
ペアは50からみのベテランペア。見るからに燻し銀の熟練工で、
サービスもストロークもコントロール抜群。それに必ず前に
出てくる並行陣作戦で、あっという間に0-3。これはいかーんと、
踏ん張って3-4まで追いかけるものの、安定したプレイで
攻め込まれ3-6で完敗でした。コースを丁寧に突いてくる相手に
対し、まずミスせず耐えながら攻められないボールで返球するよう、
しっかり練習しないといけないな、と反省しました。試合をして
悔しい思いをするのが上達には一番の薬なのかもしれませんね。
さて同じサークルはるさんとれっくさんのペアは順調に2回戦まで
勝ち上がり、予選決勝の舞台に上がりました!少々はるさんの
調子がイマイチなようでしたが、とれっくさんのプレイが安定感
抜群で、これまでの練習の成果が存分に発揮されているようで
頼もしい感じがしました。しかし相手ペアの一人は草トー常連の
有名な方で、松戸や船橋市民大会では常に上位に入る実力者だった
ので、「負けて悔いなし、胸を借りるつもりで思い切り攻める
しかない!」と思いながら応援していました。当初0-3になった
ときは、正直やっぱり厳しいか~?!と思いましたが、それから
とれっくさんの好調ぶりはそのままに、はるさんの真の実力が
どんどん発揮され、逆クロスへ強烈なリターンから、前でのロー
ボレー、絶妙なドロップショットなど美しいプレイが次々と繰り
出され、心地よい緊張感の中で観ていてとても楽しい試合となり
ました。気付いてみると試合はついに6-5の40オール、
一回目のマッチポイントです。そしてついにラストポイントは
こちらが掴みとり、予選優勝です!!よくやったー!!2人が
ネット前で抱き合い、誇らしげにベンチに引き揚げてくる姿が
とても格好よく、最も印象に残りました!来週15日の本戦も
応援に行きますよ、またがんばろう~!!
 
さて、先日読み、感銘を受けた本をまたご紹介しますね。尊敬する
渡部昇一先生が執筆代表として、日本や日本人のためにならない
ことを喜んでやっているとしか思えない「不思議な日本人たち」
を取り上げて語られた内容となっています。特に靖国神社への
根強い否定的な意見に対しては、以下のような明確な主張で
一蹴されています。

「祖国のために命を捧げてすらなお、尊敬も感謝もされない。
国民の代表である総理大臣の参拝や、天皇陛下のご親拝も
かなわない。これで公共心を持てというほうが無理であるし、
このような国に安全保障など確立しえない。どのような歴史観に
立とうとも、国のために命を捧げた人々を篤く弔うことは、
国として国民として当然の作法であり、責務であり、権利でもある。」

また、現在の日本では既に死語に近いとも思われる『徳』という
言葉について、渡部先生が語られた部分が特に印象に残りました。

「三十年ほど前になるでしょうか。田中美知太郎氏(哲学者、
故人)が『徳』についてこう話をされたことがあります。

『徳』はvirtueで、語源は『男(vir)らしさ』から来ている。
そしてその男らしさというのは、自分の生命を超えた価値を
認めるか、認めないかというところにある。たしかに男らしさ
というものを具体的に考えてみると、自分の家族を守るとか、
国を守るとかいうときには命を懸けなければならない。何が
あっても自分だけは生き残りたいと思ったら、そこに男らしさは
ない。己の命以上の価値があり得ることを認められるか否かが
『徳』の根源である、という話に感服したのをいまでも覚えています。」

渡部昇一・稲田朋美・八木秀次著
「日本を弑(しい)する人々」(176ページ)PHP研究所

自分の生命すら粗末に扱うような人は、きっと他人のその価値など
全く顧慮に値しないとみなすでしょう。しかしながら、己に
与えられた命を真剣に懸命に生きたうえで、なおその命を賭して
守るべき価値が確実に他にあるのだ、と認める覚悟こそ『徳』の
源なのだというお話、まさにそのとおりだと私も思います。

いったん緩急あれば、男には全てを捨ておいても守るものがある、
という主張は、生命至上主義やフェミニズムなどと相容れない
部分もあり、意見の分かれる議論でもあると思いますけれど。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:57 | コメント(2)| トラックバック(0)

六十の手習い

こんばんは。全仏オープン準決勝のナダル対ジョコヴィッチが
先ほど終わり、結果は6-4、6-2、7-6(2)、ナダル無敵の強さで
ストレート勝利でした。今年もナダルはどんどん進化している感じ、
ストロークのボールが速くてすごく重そうですし、弾道も途中
大きく変化していて、ジョコも対応に終始苦しんでいましたね。
準決勝第二試合フェデラー対モンフィスもこれまでの対戦成績は
フェデラーの3-0と圧倒的に有利ですが、どうなるでしょうか。
どっちにしても決勝はナダル相手に大苦戦が予想されます。
今なおフェデラーファンの私、あのアガシに続いて生涯グランド
スラムを今年こそ達成し、完全無欠の「王者」になってほしいと
希っています。

さて今週は仕事で遅くなることが多く夜ランは1回だけ。SWAC
練習会で代々木公園を7周、キロ5分ペースで雨の合間、樹木の
匂いが漂う静かな周回路を心地よく走れました。
練習前、SWACコーチの比嘉さんと初めてお話しできる機会を
いただき、その際、秋の初フルに向けて、夏の間の練習心得を
お尋ねしたところ、「ただ走るだけの漫然とした距離練習は
体内疲労が貯まるだけなので、朝晩の涼しい時間に、強度の
メリハリをつけた練習を」とアドバイスいただきました。
7月からは20キロ30キロ距離走を毎週しないとダメかと
思っていたら、そうでもないんですね~。

そういえばいつものランニングサイト"RUNNET"を見ていたら、
出場したかった秋のレースが募集開始していて、申し込みました。
9月23日(祝)の「第38回南房総市ロードレース千倉」と、
10月26日(日)「第14回手賀沼エコマラソン」、いずれも
ハーフです。6月~8月はシーズンオフなのでトレッキング中心と
なっていますが、それ以外の時期、関東近郊では本当に多くの
レースがあって恵まれてますよね。練習とレースをうまく組み
合わせてこれからも故障しないようランニングを楽しんでいきたいと
思います。

さて今週読んだ本の1冊、白州正子・河合隼雄著「縁は異なるもの」
からあの明治の気骨あふれる男、白州次郎の奥様で作家の白洲正子
さんが、有名な骨董評論家の青山二郎さんから薫陶を受けた言葉を
ふたつご紹介したいと思います。

『六十の手習いというが、それは六十になって何か新しいことを
始める、ということではない。いままで一生続けてきたものを、
あらためて最初から出直すことだ』

『精神的なものが精神を覆い隠すのだ。「精神」そのものについて
表現できないので、つい「精神的」なことを言ってしまう』

どちらとも示唆に富む訓えですね。齢六十を数えてなお、更なる
極みを目指す姿勢に美しさと尊厳を感じますし、わかったつもりで
無自覚な言葉の羅列が、結局は本質を語ることなく中心から外れて
いくことは、誰しもが思い当たることと思います。



それでは、日曜は葛飾区民大会ダブルス予選です、がんばります!
おやすみなさいZZ...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:48 | コメント(0)| トラックバック(0)

ナショナルスタジアム

こんばんは。最近湿っぽい天気が続くなーと思っていたら、、
「梅雨入りと思われる」との発表がありました。関東地方は平年より
6日早い入梅だそうです。気持ちよい春の好天はいつの間にか
終わってしまいましたが、夏が来るまでのこの6月、しっとり
穏やかな雰囲気も決して悪くありませんね。

さてすっきり快晴だった昨日、楽しみにしていた日本陸連
主催のランクリニックに参加してきました~!
場所はあの東京オリンピック会場で5万人を収容する国立競技場
です!早速前半の実技練習のため、薄暗いダックアウトから
トラックに向かうと、目の前には入念に手入れされて青々した
芝生が瑞々しくキラキラと輝いていました。サッカー日本代表の
試合はもとより、多くのアスリートがこのフィールドで活躍
していたかと思うと・・思わずあの川平慈英さんがよく口にされる
台詞"NATIONAL STADIUM!!"を思い出し、私も叫びたくなりました。

練習のほうは至って真面目。前半は7つあるメニューのうち
私はなぜか「坂道トレーニング」を選んでしまい、国立の
トラックはジョグ3周しただけで、すぐに競技場外の急坂に
移動してしまいました・・。スキップとモモ上げの動き作りを
メインに、流し~ジョグの繰り返しを100Mほどの坂道で15本
やり、太もも後ろの筋肉がかなり張りました。膝から下は
後ろに流して走るのは止めて、常に膝からうえをなるべく前に
上げて走るイメージを持つと、腰高フォームになりますよと、
陸連副部長であるコーチのご指導を頂戴しました。

後半は「ランニング障害について」。講師はウルトラなんと91回(!)、
フル139回も完走された整形外科医の先生。20名ほどの受講者
からは次々と「あっちが痛い、こっちが痛い」という訴えがあり、
いったいいつか治るんでしょうか?という切実な問いに、
先生からは「ランナーは皆どこかしら痛みを持っているもの。
加減調整してうまく付き合い、走りながら治すのが一番だ」
という結論でした。私もスネとひざ外側、それに太もも裏が
ずっと痛みますが、まあムリせずやってれば大丈夫かな、と
思えました。
陸連の講習は、講師の先生がたくさんいて細かく指導してもらえるし、
この国立競技場や秋には去年オープンしたあの国立トレーニング
センターでも今後予定されているそうなので、要チェックだと
思います!

さて尊敬する詩人谷川俊太郎さんが、同じ詩人の覚和歌子さんと
ともに監督した映画が5月31日に公開されました。
『ヤーチャイカ』というタイトルです。
「詩を映画にすると、こうなる」ということなので、これは
ぜひ観に行かないと、と思っていたら、発売中のPHP6月号に
監督2人の対談が出ていました。
その中で特に共感した一部をご紹介します。

「(谷川)『ヤーチャイカ』にも通じるけれど、言葉がすべてじゃないわけ、
 人のつきあいは。今は、メールとか、言葉が”すべっている”時代だと
 いう気がしますね。人間の関係は黙っているときも続きているわけだし、
 黙っていても感じるもの、伝わるものがある。

 (覚)でも、それが一番難しい。

 (谷川)確かに難しいけれど、日本人は昔から腹芸とか阿吽の呼吸とか、
 わりと沈黙のコミュニケーションがわかるはずですが、そういうものが
 だんだん失われてきている感じがします。

 (覚)『心に響く言葉』ってよく言うけどほんとに難しい。『この
 感情にはどういう言い方が一番自分にフィットするのだろう』と
 考えるシステムをいつも心の中にもっていることが大事だと
 思います。このもやもやとした感じをどういう言葉で言い表すと、
 自分の今の気持ちに一番ピッタリ来るのだろうか、って。

 (谷川)体の感覚もけっこう大事です。覚さんも僕も体に自覚的だけれど、
 言葉を媒体にしない体同士の感覚が鋭くなると、沈黙の
 コミュニケーションが深まるという気がします。

 (覚)言葉でものすごく美しく説明してしまうと、どこかがウソくさくなって、
 心を動かさないと思います。むしろ、言いよどんだり、語尾が着地
 しなかったりすることで、その人の迷っている内面とか誠実さ
 みたいなものが、逆に真摯に伝わる場合がある。

 (谷川)批評家なんかでものすごくスムーズにトークする人の話を
 聞いていると、語彙はたくさんあって、それを見事につなげて
 いるのだけれど、全く何も伝わってこないということはありますね。

 (覚)意味は伝わっていても、その人自身が伝わらないし、通じた気が
 しないんですよね。それと、決まり文句というのも人の心を動かさない。
 たとえば、『心を開いて』とかよく聞く文句だけれど、もはや
 記号化された表面的な意味合いしかなくて、言霊が宿ってない
 わけです。

 (谷川)言葉というのは辞書に意味が書いてあるわけだけれども、
 現実に使われている言葉は、辞書的な意味で使われていないほうが
 むしろ多いと思うんですね。言葉が持っている辞書的でない
 意味は、一人ひとりの人間が生まれてからの経験で自分なりに
 つくっていくものだと思う。」 
 月刊誌『PHPスペシャル』08年6月号・52~53P

真剣に何か伝えたいことがあるとき私たちは、いったいどんな
言葉を選び、どのような意味をそれに託し届けようとするでしょうか。
思うにそれは決して多くの修辞を重ねた饒舌ではなく、
自分なりに意味づけた必要最小限の言葉とともに、視線やしぐさ
などを含めた空気感が最も大事なのではないのかな、と思っています。
それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:59 | コメント(2)| トラックバック(0)

口福

こんばんは。今週はすでに夏を思わせる暑い日が続きましたが、
今日は一転して肌寒い雨の一日でしたね。

おまちかね全仏オープン本戦が25日から始まっていて、
若干寝不足の毎日が続いています。。私が特に期待する
森田あゆみ選手、ランキングも100位以内に入ってきて
とうとう予選なしでGS大会本戦に出場できるんですね。
今回もシード選手相手にフルセットまでのいい勝負でしたが
惜しくも敗退。半年くらい見ないうちに、さらに逞しい体つきに
なっていて驚きました!杉山選手に続いて、錦織くんと一緒に
どうか日本テニスを盛り上げてくださいね~!!

おととい職場近くのタリーズコーヒーに入ったところ、レジ近くに
丸の内にあるライブハウス「コットンクラブ」のフリーペーパが
あり、何気に目をやったら、んん!
"TUCK&PATTI 6.23-6.25"とあるではありませんか!!
札幌のFMノースウエーブで学生のころ聴いたのがもう20年前、
1978年にデュオ結成ということなので、もう30周年なんですね。
初めての生タックアンドパティ、すごく楽しみです!


さて最後に、今週読んだ「品性がにじみ出る言葉づかい」という
本のうち、特に気に入った言葉をご紹介したいと思います。
「七重の膝を八重に折る(姿勢をごく低くして深く詫びる)」や
「面映ゆい(嬉しく晴れがましくもきまりが悪く恥ずかしい)」
も良いのですが、この言葉「口福(こうふく)」はとても
奥ゆかしく、豊かな感性を感じさせます。

「『口福』とは、心の底からしみじみおいしい、と深い感慨にひたれる
味に出会った満足感を伝える言葉である。

『口福』は辞書にないことが多く、気の利いた誰かが『幸福』と
イメージを重ねて使い始めた造語だったのかもしれない。

世界の三大珍味などの豪華けんらんたるご馳走ではなく、地方に
伝わる素朴な味や、膨大な手間と時間をかけなければ生まれない
ような味に触れたときにこそ使いたい。そうした味は舌を堪能
させてくれるだけでなく、深く心の底までしみとおり、日々に
疲れた心をそっと癒してくれるような気までする。

学生のころ、ふとした興味から禅寺に参籠したことがある。早朝、
暗いうちに起床。身づくろいすると禅堂に向かい、静かに座る。
その後は寺内の清掃などをしたが、すべてが無言のうちに行われる。

その後、口にした食事はまさに『口福』そのものだった。一汁一菜の
簡素なものだが、口に含むと胃の腑にしみ、やがて全身にしみこんで
いくような力のある味なのだ。金にあかせたグルメ三昧では
味わえない味。それこそが『口福』なのかもしれない。」

菅原 圭「品性がにじみ出る言葉づかい」河出書房新社

数年前のとある日の夜、職場の先輩に連れていってもらった
目黒駅前の有名なとんかつ店「とんき」さんでいただいた
「串カツ定食」も、思えば『口福』の味でしたよ~。
店内完璧にいきとどいた清掃も、働く店員さんの真剣な緊張感にも、
そして手抜きのない真心のこもった全ての品々の味に大満足でした。

私たちが毎日いただくおいしい食事。工夫をこらしたその味も
さることながら、作ってくれる人がこめてくれた細やかな心づかいに
触れた時、最もこの『口福』を感じるのだと思いました。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:57 | コメント(0)| トラックバック(0)

ボストンベイク

こんばんは。今日も暑かったですね~!東京都心の温度計は
昼過ぎ29℃や30℃を示していました。私もこんな日に
限って(昨日もそうだったのですが)駅から遠いアポがたくさんで、、
汗だくな一日でした。

昨夜仕事から戻り、自宅ポストを開けてみると先日申し込んでいた
6月27日夜の「第三回お台場ナイトマラソン」の抽選結果ハガキが!!
お~、当選落選どっちかな??と恐る恐る裏を返してみると、
「残念ながら・・」の文字が目に入ってきて、がっかりでした。
500人の枠に2800人以上が申し込んでいたようで、まあ
しょうがないですよね。。その分自主練習がんばるぞ~~!と
思うことにしました。

このところ帰宅が遅くて月曜以来ランニングしていなかったのですが、
今日はいつもの荒川コースを5キロほど走れました。風もあまりなく、
昼間の蒸し暑さがまだ残っていて、たくさん汗はかいたものの、
日中の精神的な疲れが走ることで解毒されるような感覚で、気持ちよく
走れました。3日休養したからか、ヒザも足首もスネも痛みはなく、
週末のレースが今から楽しみです。

そういえば今日お会いした30代女性、とある大手食品メーカの
研究職の方なのですが、なんと札幌での彼女の学生時代、私と
アパートが近くだったようで・・2年ほど時期が重なっているらしく
お互いビックリ!!特に地下鉄北18条駅そばの美味しい
パン屋さん「boston bake」にはよく出没していたそうで、いつか
同じレジに並んでいたかも~、などと仕事そっちのけで地元話に
花を咲かせてしまいました。。


最後に、先日ある経営者の方からいただいた書のうち、
感銘を受けたお言葉をご紹介したいと思います。著名な
明治の教育者、後藤静香さんの教えだそうで、あの長嶋監督が
現役時代から座右の銘とされているお言葉らしく、東京ドームに
ある「長嶋特別室」にも掲示されているそうです。

『本気』

本気ですれば 大抵のことができる

本気ですれば 何でもおもしろい

本気でしていると 誰かが助けてくれる

私もランニングを始めた当初は、フルマラソンなんてまだずっと
先の話だろうと考えていましたが、真面目に走り始めてみると
フルもウルトラも、近い将来はきっと可能だろうと信じられる
ようになりました。汗をかき、呼吸が整ってくると、流れる景色や
走後の爽快感を楽しめるようになってきますしね。
クラブで一緒に走ってくれるメンバーやコーチのおかげで
長い距離も練習できるし、今秋11月の「つくばマラソン」
完走を目標に、こつこつトレーニングしていこうと思っています。

それではまた、おやすみなさいzz...

日記 | 投稿者 テニス侍 23:55 | コメント(0)| トラックバック(0)

いびき

こんばんは。今日の東京は春らしくいい陽気でしたね~!
こんな日は新緑に満ちた公園で、草いきれとともにランニング
なんか最高なんです・・。そこでランニングクラブSWAC、
代々木公園の巻に参加してきました。今日で4回目の参加と
なりますが、今日も最高のお天気に恵まれ、私の脆い脚も
走り始めるとヒザもスネもほとんど気にならなくなるのが
何故だか不思議ですね。キロ5分半のペース走グループで
1周1.75キロを10周、最後の1周だけペースを上げて快調に
走れたので、来週日曜の山中湖ハーフも快走できる自信が
つきました!今日は午前10時スタートでしたが、代々木
公園は昼にかけてどんどん人出が多くなり、強い日射しが
はっきり縁取る木々の影と、時おり吹き込む気持ち良い風の
中で、それらを楽しむ人たちの笑顔であふれていました。

さて昨日情報誌SAPIOを読んでいたら、あの落語家立川談志
さんのお弟子さんが書いた書籍の評が載っていました。
天才である故に、昔から周囲との軋轢が絶えず、最近の講談では
「いつ死ぬかわかんねえんだから、しっかり聞いとけよ!」が口癖
なんだそうです。。
その強烈な個性を前に、内弟子談幸は照れもなく、師匠への想いを
吐露していて印象的でしたので、少しご紹介しますね。

「立川談幸著による『談志狂時代』(~うなぎ書房刊)は、一門で
唯一の内弟子だった者ならではのエビソードを披露している。

(その一)ある時、談幸は談志が地方で行う仕事のお供をした。
その夜、ふたりは談志の知人宅に泊まるのだが、同じ部屋に
布団がふた組敷かれている。談幸は談志が大の苦手とするいびきを
かきはしないかと心配し、幸いにもかかなかった。翌朝の様子を
こう書く。
<かえって師匠の方が、『俺、昨夜いびきをかかなかったかなあ?』
と心細げに聞いてきた。私が、『少しかいていたみたいです』と
答えると、師匠は申し訳なさそうに『ちょっと疲れていたからなあ』
と云って、しょんぼりしてしまった>

(その二)内弟子として談志と二人暮らしをしていた時代のことだ。
自分は師匠だからといって、談志は弟子の部屋を勝手に開けることは
しなかった。例外はただ一度だけ、ある夜中に用事があった時だけだ。
<私に用を言いつけ終わると、師匠は蚊の鳴くような声で、
『たまには掃除したほうがいいよ』と、言った。見てはいけないものを
見てしまったかのように申し訳なさそうに言った>

露悪的、挑発的で、傲岸不遜なイメージが先行しながら、一方で
優しく、繊細で、気弱で、遠慮がちな面も持ち合わせる談志像が
浮かび上がってくる。」 小学館SAPIO 2008年5月28日号(42ページ)

人は、長く付き合っていると様々な状況の下で、相手の全く意外な
一面を発見することがありますよね。ちょっとした言葉やしぐさ、
表情などがたまらなく愛おしい気持ちを呼び起こしたり・・。

人は一人で生まれ、一人で生を終えます。それだからこそ「どうせ孤独
なのだ」と投げやりになるのではなく、思いやりや気づかいを忘れずに
他人とかかわり、愛する人には多くを与えることが、とてつもない意味を
持つのだ、と思いました。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 21:25 | コメント(0)| トラックバック(0)

ガラスの脚

こんばんは。しばらく更新できませんでしたが、体調は抜群、
食欲も寒いせいもあるのか止まらない勢いです。明日から週末にかけて
ようやく東京も良い天気が続くようです、楽しみです!!

さて連休前から体調もよかったせいか、JogNoteも順調に距離を延ばして
いたんですが、とうとう恐ろしいことにまた脚の痛みが出て
きました・・。私の『ガラスの脚』、この位でオーバートレなのか?
と少しガックリ。。
左足のすね内側に安静時も弱い痛みと、右ひざ裏のスジが走った時に
強く痛むんです。まあ、長いキャリアのランナーさんも、色々な大小の
痛みをだましだまし走っているそうだし、気長に付き合うしかないか。
先ほどワコールの機能性タイツCW-Xの力を借りて、8キロほど
ジョグしてみたんですが、ほぼ大丈夫でした。このCW-X、
職場の同僚Yさんに強く勧められて試したんですが、とても
スグレものですよ~、もうやめられません!

さて先日読んだ本は、骨盤・肩甲骨の大事な役目を説いたもので、
初めて聞く情報が多くて、とても参考になりました。
整体師である著者の言葉によると、骨盤(肩甲骨も)は朝閉まり、
夜にかけて開くそうで、さらに2週間ごとに大きく開閉を繰り
返しているらしく、その動きが精神安定に重要な役割を担う交感神経と
副交感神経に密接に関わっている、とのこと。現代人は昔と比べて
歩かなくなり、運動もきわめて少ないために骨盤などがうまく
動かなくなっていて、免疫系が弱くなっているとの説を唱えておられ、
納得することしきりでした。
そんな中でも、ランナーにとっても重要な『腹筋』の話について、
一部抜粋してご紹介しますね。

「古来、日本では、すぐ動揺したり、怒ったりする、感情の起伏を
コントロールできない人に対して『丹田の力がない』という言い方を
してきた。

『丹田』というとき、『へそからこぶし一つ分ほど下のあたり』などと
言われることが多いが、要するに、下腹腹筋全体のことであろうと
私は考えている。

腹直筋があることで腹壁ができて、腹壁ができた状態で体を動かす
ことによって、腹直筋群もまた発達していく。

そうすると、腹壁はますます強固になり、呼吸を深くし、安定させる。
そして、呼吸が制御されることで、感情の起伏が制御されるようになる。
『ハラが据わった』という言葉があるが、それはまさにこうした状態の
ことを指している。普通であればパニックに陥るような状況に
追いこまれたとしても、『ハラが据わって』いれば、容易に動じる
ようなことはない。

また副交感神経が優位にある体というのは、循環機能、代謝機能が
優れているために回復力も高く、生体として安定した機能を誇っている。
つまり、安定した強い心と体を手にするためには、発達した腹直筋と
しっかりした腹壁が欠かせないのである。

昔の日本人は、武術などを通して、腹筋の重要性をよく理解していた
のではないだろうか。だからこそ、『ハラ』に関する言葉が後世にまで
残っていたり、武士が自らの意志を曲げざるをえないときに『切腹』を
したのではないかというのが私の見方である。」

寺門琢己『男も知っておきたい骨盤の話』幻冬舎新書

ランニングにも体幹が大事なんですよね。走り始めはいつも前傾
姿勢を強く意識しているんですが、私の場合情けなくも後半には
腹筋で上半身を支え切れなくなり、後ろにのけ反ってきて膝に
負担が集中し故障につながっている状態です。腹筋強化トレとともに、
インナーマッスルを鍛える意味でバランスボールも良いようですよね。
あと「乗馬式運動マシン」(ジョーバとかロデオボーイのことか)も
骨盤周辺の腸骨筋に大変良いらしいですよ。メカ苦手の私、
大型電器店に行くといつも手持ち無沙汰からか、いつも「ジョーバ」
売り場に向かい、スイッチONとともにクリント・イーストウッド
の名作「ペイルライダー」の主人公になり切っているんですが、、
店員さんの冷たい視線を横目で気にしつつ。
この際、それほど高くなければ購入してみようかな。
これからはインナーマッスルを意識的に鍛えて、『ハラが据わった』
良い姿勢を目指そう!と思いました。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:46 | コメント(2)| トラックバック(0)

ツナミが見たい

こんばんは。GW後すぐに週末休みですが、東京は昼過ぎから
本降りになってしまいました。今日は朝から目黒の大岡山で
仕事のあと、午後テニスサークルで練習予定でしたが、残念中止・・。
ランニングは多少の雨でも走れますが、テニスはボールが水分を
含んで重くなりコントロールできなくなるし、足元も滑って転倒し
ケガをする危険があるので、雨の日は厳しいですね。
しかしその分、プレーできる日には思う存分楽しもうと思います!

あと最近は平日の夜に、少しずつ走るようにしているんです。
前回SWACの皇居練習に参加したとき、クラブの大角コーチから
「夜走るのも気持ち良いですよ~。昼と比べてあまり周りが
見えないせいか、スピードをよく感じられるんですよね」と
お聞きして以来、それを意識してみると、、たしかに!
いつも荒川土手を降りて、川岸すぐのところを走っているのですが、
街灯や首都高速の光を受けた水紋のうねりを横目で見ながら、
風を切って走っている錯覚(?)をおぼえられて気分がいいのです。
大したスピードは出ていないんですけどね・・。
仕事のあと疲れた体をリフレッシュできるし、これから梅雨までが
年間で最も練習に適した時期だそうですので、続けたいと思います。

しかし昨日夜ランの後から、両脚すねの内側に初めての痛みが出て
すぐにアイシングをしました。今日も少し違和感が取れないので
ランニングはお休み。

そこで午後は、先日購入した新刊新書「ロシア 闇と魂の国家」を
読みました。著者はあの外交官佐藤優さんとロシア文学者で東京外語大
学長の亀山郁夫先生です。亀山先生は去年ドストエフスキーの
「カラマーゾフの兄弟」を新訳したことでも話題となっていますね。
私も学生時代ドストエフスキーを集中して読んだ時期があって、
意図的にこの「カラマーゾフの兄弟」を最後に読んだ記憶があります。
尊属殺や大審問官のくだり、そしてキリスト教でも異端とされる
ロシア正教の知識など、予備的教養を多く要求するドストエフ
スキーの中でも最も難解なテキストだと思ったことを覚えています。
この機会に新訳でまた読んでみようと思いますが、今日読んだ
対談集はレーニンからスターリン、そしてプーチンに繋がる偉大
なる父としての独裁者を求めるロシアをつぶさに分析された非常に
読み応えのあるものでした。
そのうち亀山先生の手による、現代ロシア作家ウラジミール・
ソローキン来日時の小さなエピソードが特に印象的でしたので、
少しご紹介したいと思います。

「世界が終わる夢をよく見る。山が崩れ、遠くから海が攻め
上がってくる。どこにも逃げ場がなくて、結局は、夢の外に
出る。フロイドはこれを<世界没落体験>と呼んだ。

つい数日前も、大地震の夢を見た。朝一番の電車が通過した
時刻だったろうか。この夢から逃れるには引越しするしか
ないと思う。でも、この夢見の後はなぜか不思議に気持ちが
晴れる。

数年前のこと。成田から東京に向かう電車のなかで、ロシアの
ある有名作家が『ツナミが見たい』と切り出した。その言葉に
かすかに吃音が混じるのを感じた。来日早々、おかしなことを
いう人だ、と半ば呆れながら、それなら『ディープインパクト』
という凄い映画があるよ、と薦めると、それはウイーンで見た、
ぼくはほんものの『ツナミ』が見たいと真顔になった。
近いうち、放送局のアーカイヴに聞いてやろうと軽く口約束
したが、ついに果たさずじまいだった。

その作家と、震災から五年を経た神戸を訪ねたときのこと。
夜、ホテルのバーで、なぜツナミが見たいのか、と尋ねると、
彼はもの静かな口調で答えた。

『それは傷のせいかもしれない。小さい時、途轍もなく
怖いことに出会って、それ以来、言葉が出なくなった。
でも、傷のない人間に文学なんて必要だろうか』

かりに心の傷が世界から切り離される恐怖を意味するなら、
傷を癒すには世界そのものの圧倒的な力のなかに身を置く
しかない。その作家は最後まで『傷』の正体に触れることは
なかったが、私はなぜか妙に彼のことが好きになった。」

亀山郁夫・佐藤優「ロシア 闇と魂の国家」文春新書

小さいころ、北海道の田舎でもの凄いカミナリを見たことがあります。
昼間にひとり自宅にいたのですが、黒い雷雲が急に空一面を覆い、
真っ暗になって「ゴロゴロ」から「メキメキ」、「ドシャーン」と
雷音も変化しながらどんどん近づいてきます。カミナリが落ちると
辺り一帯はなぜか凄く明るくなり、そのころ私はとても視力が良くて
先に見える森林の細部まで日中よりすごくはっきりと見えて、
美しいとすら感じました。雷光の柱と落音がほぼ同じタイミングで
見聞きできたくらい近かったのにもかかわらず恐怖感はさほどなく、
むしろどうしようもないという諦めと冷静な気持ちでいたことを
憶えています。

自らの力が全く及ばない「世界そのものの圧倒的な力」を前にすると、
人は自身の矮小さを認識し、諦観をもって臨むしかないのでしょうね。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:11 | コメント(2)| トラックバック(0)

サロマンブルー

こんばんは~!GWに入ってからお天気は予想外にも・・、
ですが、私はゆったりと読書やスポーツを楽しめています。

で今日は、今年1月に入会登録していたもののケガのためなかなか
参加できなかったランニングクラブ「セカンドウインドAC」の
練習会に初めて参加してきました!予想していたよりもすごく
楽しく充実した練習ができ大変満足しています。
場所は代々木公園内NHKに隣接する陸上競技場「織田フィールド」。
本格的な競技場は中学の駅伝大会以来なので、懐かしいような新鮮な
気持ちを久しぶりに味わえました。朝9時すぎに会場に着いてみると、
既に中・高・大の学生たちがそれぞれ気合いの入った自主練をして
いて大賑わい。SWAC練習会は連休にもかかわらず50人を
超えるほどの会員さんたちが、レベル別にグループ分けされて
各自選んだメニューをこなすもので、私は1キロ5分15秒から
の10キロペース走をする6人のグループに入って練習開始。
コーチ先導のもと徐々にペースが上がり、ラストは4分30秒
くらいになってかなり呼吸が苦しくなってしまいました。
それでも同じグループのメンバーは息も足音も聞こえず静かで
余裕の様子、最後の2キロは自主的にキロ4分くらいのペースに
上げて先に行ってしまいました。
途中、監督の川越さんから直に給水ボトルを渡して頂いたり、
多くのコーチや所属のトップ選手の方から何度も何度も
「がんばれ~!」と励ましてもらったりしてとても勇気づけられ
ました。マラソンは個人競技としての良さもあり、またチーム
としての良さも感じられる楽しいものだと思いました。今度は
あさって6日の練習会も参加する予定です。

そのSWACの練習会で同じメニューをこなした30才くらいの
男性の方と帰りのロッカーで一緒になり話したら、私と同じく
今日が初参加、つくば市から来られて走歴は1年ちょっとだそう
ですが、すでに先月かすみがうらマラソンをフル3時間40分で
完走されたようで、「へー、すごいですね~!これからの予定は?」
とお聞きすると、なんと
「来月22日にサロマに行きます」とおっしゃるのです!
ということは「ウルトラ100キロマラソン」ですよね。。
でもっと聞くと、「去年石垣島100キロも出て、11時間で
完走しましたよ!」とのこと、スゴイ!!走歴1年で・・頭が
グラグラしてきました。。

私も今後フルマラソンとトレックランを経験したあとは、地元
北海道で「サロマ湖100kmウルトラマラソン」にはどうしても
参加したいなーと思っていたのです。
「サロマウルトラ」1986年第1回大会から22回行われ、
うち制限時間13時間以内に10回以上完走したランナーは
その栄誉を讃えて「サロマンブルー」とお呼びするそうでして、
ちなみに去年までで155人いらっしゃるそうです。
さらにそのうち20回以上の完走者は8名、特に「グランドブルー」
との称号を贈られるそうです、格好いい・。
あのジャン・レノ主演の映画「グラン・ブルー」を思い出しますね。

琵琶湖、霞ヶ浦に次いで国内3番目に広いサロマ湖は、オホーツク
海と砂嘴で結ばれる海水湖で、初夏の晴天時にはまるで現世の
ものと思えないほど独特で神秘的な青「サロマンブルー」を
誇ります。またこの北海道東部の地は、古くから北方民族アイヌが
豊かな文化を築いてきたことでも有名で、様々な伝説が口承されて
いるのですが、このサロマ湖にまつわる悲しいおはなしを少し
ご紹介したいと思います。

「サロマ湖畔南方に位置するピラオロ台地。このピラオロとは
『がけのあるところ』という意味だそうで、ここから大昔
アイヌ民族が湖に侵入してくる敵を見張っていたそうです。

さて当時、悲しいことにアイヌ族同士の争いが起こり、ここ
サロマ湖のインガルシの浜でも日夜激戦が繰り広げられていました。

若人サンクルも戦場インガルシに赴くことになり、婚約者マチカは
泣く泣く彼を見送ったものの、その後二度とサンクルが戻って
くることはありませんでした。 

毎夜サンクルを忍んで涙に明け暮れたマチカは、ついにピラオロ
台からサロマ湖水に身を投じてしまいました。 

マチカの哀しみの涙でその湖水の水は今なお塩辛く、湖畔の丘に
咲き香る優美な山百合は、在りし日のマチカの姿を偲ばせています。」

佐呂間町ピラオロ展望台「メノコ哀話」碑より

ちなみにあの北海道土産で人気のお菓子「じゃがポックル」に
使われている焼き塩は、このサロマ湖から採取した海水を用いて
いるそうです。今度このお菓子を口にするときがあれば、マチカの
やるせない想いを思い出してみようと思いました。

そしてこのサロマ、私も2回ほどしか訪れたことはなく、
「サロマンブルー」をいつかこの目で確かめたいと思っています。
それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:36 | コメント(0)| トラックバック(0)

Jog Note

こんばんは。今日も太陽の恵みを感じられる爽やかな日差しの
一日でしたね~!こんな日は、涼しくて空気の良い草原を走ったり
するとほんと気持ちいいだろうなー!などと夢想してしまいました。
それでなのか、今日の夜は少し早く帰宅できたので、いつもの
荒川土手コースで夜ランに。約4.5キロ、普通のジョグ
ペースではなく、少し負荷をかけるためにマラソン基礎練習の
一つである「ビルドアップ走」というものに挑戦してみたのですが、、
これは最初はジョグ(キロ5分くらい)ペースから入って、
キロ毎に少し(10秒)づつペースを上げていくものらしく、
試しにやってみると、特に最後は呼吸がかなりキツくなり息が
完全にあがってしまいました。そんな辛いときこそ、ランニング本の
基礎にあった「肘を高く後ろに引いて腕の力を借りて」
「アゴを引いて」「腰骨からやや前傾を意識して」走ると
いうことを呪文のように思い出し心がけてみると、、
少し楽に前に進めるような気がしました。基本の姿勢や動きを
一度にいくつも意識することは難しいので、よく練習して
いずれ無意識にできるようにしたいですね。

あと気づいた方もいらしたかも知れませんが、2~3日前から
ブログ画面左下のフリースペースに「Jog Note」というパーツを
導入しました。いつもお邪魔しているランニングブロガーの方が
勧めていらしたので、私も乗っかってみたのですが、これも大変
スグレものです!月間目標距離とそれまでにこなした距離が見やすい
グラフで一目瞭然だし、出場レース管理や体重・消費カロリー
管理などもできるようでして、これでランニングがもっと楽しめ
そうです!興味ある方はパーツのうえをクリックしてみてください。

さて前回から何度かご紹介させてもらっていますトイレ掃除の
鍵山先生の著書から、今日も少しだけ抜粋させてほしいと思います。
繰り返し読んでいるこの本の中でも、この頁は特に実践的な教えの
部分でして、普段もっともよく思い出す箇所でもあります。

「心を失わなければどのような苦難をも乗り越えられることは、
過去の歴史が証明しています。

一方、心を失えば小さな困難にも耐えられないことも、多くの
人々が自分の人生で学んでいることでしょう。

その大事な心を、いつも湧き出る泉のように清らかにする方法。

私が心がけてきたことは、掃除をすること以外に、できるだけ
『人に親切にする』ことです。

人は自分がイライラすると、そのイライラした気持ちを周囲の
人々に八つ当たりして憂さを晴らそうとするものです。ところが、
人は八つ当たりすればするほど虚しくなり、心が荒むのは自分です。

心が荒むと、身の回りで起こることに対してことごとく神経が
過敏となり、腹立たしくなります。安らかな眠りにつけず、いつも
気だるさだけが残り、エネルギーが再生されません。

私は、自分がイライラしていたり、苦難に直面しているときこそ、
周りの人々に親切にすることを心がけています。人に親切にし、
人の喜ぶ顔を見ると、自分が直面している悩みや苦しみを小さく
受け止めることができるようになるからです。

できるだけ『人に親切にする』ことが、私にとって最良の心の
掃除法になっています。」

鍵山秀三郎「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」PHP

人の喜ぶ顔を見ることで、自分の悩みや苦しみも小さく受け止める
ことができる・・。イライラしたときこそ思い出したい格言ですね。
それと、人に親切や優しさを伝えることって、何やらいろいろ考え
始めると難しくなってきて、結局表現できない場合もあると
思いますが、まずは相手の立場になって想像し、押しつけや迷惑に
ならないよう、できるだけ、それもさりげなく行えると良いと
私は思っています。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 00:56 | コメント(0)| トラックバック(0)

帰ってきなさい

こんばんは。東京はずっと暖かい日が続くようで、昼間は
もう暑いくらいですね。GW中なんですが、電車はふだんと
変わらない混雑ぶりでした。明日くらいから空いてくるのかな?!

さて先日ある本で発見したのが「曜日占い」。自分の生まれた
曜日ってみなさんはご存じですよね?私は全然知らなかったので
早速こちらのページで調べてみると・・「金曜日」生まれ
でした!!これからは金曜日には特にいいことがあるぞーと
思えるだけで、少しトクした気分になれるかもしれません。
あとタイなど東南アジア諸国では、生まれた曜日ごとに性格の
特徴を分けて相性などを占っているそうで、ちなみに「金曜日」
生まれの人は、「感受性が豊か、オープンな性格で友人を作る
のがうまく、常に楽しいことを求めて行動する」そうなのですが、
これ当たっていますでしょうか・・。自分としては思い当たる
フシなくもなく、といったところです。訳もなくおもしろいので、
皆さんも試してみてはいかがでしょうか。

さて今週発売の政治雑誌「WiLL」6月号のうち、作詞家の
秋元 康さんのコラムにとても感心しましたので、ちょっと
ご紹介したいと思います。秋元さんが3年ほど前から教授を
されている京都の芸大の理事長、徳山詳直(しょうちょく)さん
が、今年の卒業式で学生たちに贈った言葉についてです。

「縁あって、去年、京都造形芸術大学の副学長に就任した。
浅学非才な僕には荷が重いと、お断りしたのだが、何度か
京都に足を運ぶうちに、引き受けようと思った。この
大学のキャンパスに三十数年前の自分を見つけたからだ。
何をしたいのか?どこへ向かえばいいのか?それすら
わからなかったあの頃。タイムマシンに乗って、あの頃の
僕に力を貸したいと思った。(中略)

今年の卒業式で、最後に理事長から卒業生に贈る言葉があった。

『これから、あなたたちには、幾多の試練が待ちうけている
でしょう。絶望することもあるでしょう。死にたくなることも
あるでしょう。でも、そんな時は、この大学のことを思い出して
ください。どんな状況でも、大学はあなたを受け入れます。
自暴自棄にならず、とにかく、大学に帰って来てください。
この大学は、あなたたちの帰る場所です』

文言は正確ではないが、そういう意味合いの贈る言葉だった。

齢七十七歳の理事長は、ステッキを突きながら壇上を去る時も、
何度も立ち止まっては、『帰って来なさい』と訴えた。舞台
袖に退場する直前も、もう一度、客席の学生たちに目で約束
させた。

僕が生涯で一番、感動したスピーチだった。」

秋元 康「WiLL」2008年6月号・29ページ

この言葉、すごくずっしりとくることばですね。ふと自分の
社会人1年目の春を思い出してしまいました。そして老骨の
理事長が「帰って来なさい」と言ってくれる大学では、きっと、
本当に優しくて勇気のある人間が育つだろうなと思いました。
「帰ってくるんだよ」、翻って私はいつか、安心して帰ってこれる
場所を築き、こんな言葉を贈れる人になれるのだろうか。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:58 | コメント(0)| トラックバック(0)

日焼け止め

こんばんは。きのうも今日も日中はよいお天気でしたね。
おかげでテニスとランニングをたっぷり楽しめましたよ。
土日とも昼までいつもの葛飾はるさんのところでダブルス
させてもらい、そのまま家に戻って葛西臨海公園までランニング。
昨日は河口まで約9キロ、今日は公園内JR駅までの往復で
約12キロでした。ちなみに走り始めて最初のころは
距離がわからないので、時間から逆算していましたが
今はスグレものを発見して利用しています!その名も
キョリ測」、詳細な道路地図をクリックしていくだけで
正確な距離が測れます。皆さんもぜひ利用してみてください。

あと2日ともくもりから薄晴れ程度なのに、紫外線は強いですね~。
今年からある方に勧められて、資生堂の日焼け止めクリームを
使っているんですが、ずいぶん長時間効果が続くので安心して
外でプレイしています。しかし今日はつい塗るのを忘れて・・、
首元や腕がかなりヒリヒリしています。特に最近は日光を浴び
過ぎると皮膚障害のみならず血液や臓器まで影響が出る可能性が
高いそうなので、少しケアしたほうが良いかと思ってます。

さて先日読んだ新書は『こんな募金箱に寄付してはいけない』
というもので、私の最近の関心事に近く非常に興味をもって
読めました。寄付や募金、ボランティアといった善意を形に
表す行動が、常に「ひとりよがり」や「独善」に陥りやすく
また誤解も受けやすいこと、また自発的に提供したり参加した
そのお金や活動が、いったいどんな意味を持つのか、
その「出口」を常に自問することが大切なのだ、と強調されて
いて強く共感しました。

「ボランティアや社会貢献活動に関心を持つ人が増えていると
いわれます。関心がありつつも、具体的な行動に移せないと
いう人も多いようです。

その理由として、何から始めていいかわからないというのが
あるでしょう。と同時に、ボランティアとは一方的に献身
する人、あるいは偽善的、自己満足といった偏ったイメージを
持っている人が多いからではないでしょうか。(中略)

現代は様々な情報が氾濫する時代です。その中で『善意』や
『正論』を前面に出さざるを得ない活動をするわけですから、
多くの人がある種の押し付けがましさを感じ、かえって
不信感につながってしまっているのかもしれません。」

「募金や寄付をする側として、気持ちよく協力するには、
どこにポイントを置いたらいいでしょうか。そのためには、
団体の情報を集め、寄付したお金の行方に対しての
説明責任を求めること。そして、それを求めすぎないこと。
これに尽きるような気がします。

一見矛盾していますが、どんな団体か、あるいは何に使われるか
わからないところに、1円たりともお金は出したくないのは
誰でも同じでしょう。まずはどんな団体か知るというのは、
基本中の基本です。(中略)

『誰かのため』『何かのため』ではなく、取り組む課題が解消
した結果は何をもたらしてくれるのか。少しでもよい社会を
作ることがめぐりめぐって、自分たちの暮らしを豊かにして
くれるのではないか。そういった視点で支援先を選ぶと、
団体を選ぶ目も変わってくるかもしれません。」

筑波君枝『こんな募金箱に寄付してはいけない』青春出版社

共通の意識を持った仲間ができたり、新しい知識や技術を
身に付けて自分の世界が広がり成長できるなど、始まりは
誰かのため何かのためにしていたつもりが、実は結果的に
自分のためにもなる・・。こんな良い循環を理解した人々が
徐々にでも広がればとてもいいと思いました。

一人ひとりはごく小さな存在の私たちですが、「よりよい
社会」を目指す力が、権力や体面からの押しつけではなく
自主的に集まれば、山積する課題にも必ず答えがみつかる
はず。私も最近おぼろげに考えていることを、具体的な
試みに移していこうと思っています。始めたらまたご紹介
しますので、賛同いただける方はぜひ応援してくださいね。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 22:13 | コメント(4)| トラックバック(0)

マットレス

こんばんは。今日は少し晴れ間が出たりと穏やかなお天気でしたね、
風も無かったし。朝などかなり暖かくなってきたので、これからは
早朝ランをしようかな!?起きれれば・・。

そうそう昨日「ランナーズ」6月号を読んでいたら、日本陸連が
6月に一般向けのランニング教室を開催するらしく、とりあえず
早速申し込んでみました。1日(日)午前10時、場所はあの
国立競技場!!。憧れの国立で自分が走れるとは、かなり嬉しいです。
それにレベル別に分けて細かくフォームなどを指導してもらえる
そうなので、もし読んでいらっしゃる方でこれからちょっと走って
みようかな~、などと思っていらっしゃる方は、こちらから
応募してみてはいかがでしょうか。。

さてもうお楽しみの週末ですね!!今週はバタバタしていて特に
あっという間でした。土日ともテニスとランニングの予定、それに
読みたい本がたくさん積んであります~~。そうそう来週からは
飛び石のGWが始まるんですよね。ツヨシ家は今年特に予定もなく、
近くで食事と買い物くらいです。連休はいつも都心が空いていて
快適ですし、テニスもランもたくさんしたいと思ってます。

さて今週読んで一番面白かった本は、フランス文学者鹿島茂さんの
著書「パリの異邦人」です。ヘミングウエイやヘンリー・ミラーほか
長い歴史のなかで多くの外国の芸術家を引き寄せつづけた魅惑の
都市パリが、異邦人としての滞在者をいかに受け入れ変容させて
きたのかを綴った力作でした。特にオーストリア出身の詩人リルケが
著した「マルテの手記」を引いて、パリに暮らす外国人の絶対的
孤独を描いた箇所が特に心に滲みました。

「たとえばマルテがいる安ホテルの屋根裏の一室の次のような描写。

『もし僕がこんなに貧乏でなかったら、もっと別の部屋を借りることも
できるだろう。こんなぼろぼろの家具でない部屋、以前の間借り人の
さまざまな生活の残滓がくっきりついてない部屋に、僕は住めただろう。
最初、僕はちょっとこの肘掛椅子の背に頭をのせることができなかった。
緑色のクッションには、人々の頭を受けていたらしい脂にくろずんだ
窪みがあって、僕は一々気をつけて髪の下にハンカチを敷かねば
ならなかったのだ。しかし、僕はもうそんなことにすっかり疲れて
しまった。みんなと同じように僕はじかに頭を押しつけてしまう。
小さなクッションの窪みは寸法でも計ったように、不思議に僕の
頭にぴったり当てはまるのだ』

ここからわかるのは、パリにおける孤独とは、人跡未踏の地にいる
孤独ではなく、数限りない人々がそこを通りすぎていった場所に
自分もいるという自覚から生まれる孤独なのである。肘掛椅子の
背もたせのクッションに人々の頭が残したくろずんだ窪み。
本来なら、それは孤独ではなく、連帯とかなにか別のものを喚起する
はずのものである。もし、この種の人間の生活の痕跡をヒマラヤの
雪山で発見したら、人は自分は孤独ではないと感ずるかもしれない。
ところが、同じ人跡がパリの安ホテルでは、逆に孤独を倍加する。

なぜなのだろう?
思うに、それは、ヒマラヤの雪山の人跡が分数の分子にあたる
のに対し、パリの安ホテルのそれは、分数の分母でしかないこと
から来ている。ヒマラヤの雪山に記された足跡がすでに二つあり、
そこに自分が三つ目を刻んだなら、それは単純に三になる。
これに対して、パリの安ホテルのそれは、次々に分母に繰り入れ
られるにすぎないから、人跡が増えれば増えるだけ、数自体は
ますます小さくなるというわけだ。

そして、困ったことに、それは、安ホテルに限らず、どんな豪華な
ホテルでもそうなのである。パリに滞在した外国人は、例外なく、
自分がたんに分母に1を増やしたにすぎない矮小な存在である
ことを思い知らされる。つまり、パリというのは、そこに加わった
はずの自分の存在をより希薄に感じさせてしまう『割り算の都』
なのだ。

いいかえれば、パリのホテルに滞在することによって、人は、
そこを通り過ぎていった圧倒的な数の人々の存在の重みを体感
させられ、自分がワン・オブ・ゼムにすぎないという厳然たる事実を
目の前に突き付けられるのである。

最初、人はその事実に反発して、クッションのくろずんだ窪みに
自分の頭を沈めることを拒否し、マルテと同じように、『一々
気をつけて髪の下にハンカチを敷』く。だが、そのうちに否応なしに
みずからの矮小性を認めざるをえなくなり、『みんなとおなじように』、
その窪みに『じかに頭を押しつけてしまう』のだ。すると、なんとも
くやしいことに、『小さなクッションの窪みは寸法でも計ったように』、
『頭にぴったりあてはまる』のである。

私自身も、パリの安ホテルのベッドでなんどこれを体験したか
しれない。真ん中が人間の形に窪んだベッドは、いくら拒否
しようとも、その窪みでしか寝ることを許さない。最初はベッドの
端で寝ようとするのだが、気がつくと、いつのまにか窪みに
スッポリと落ちている。しかも、その窪みは『寸法でも計った
ように』こちらの体に『ぴったり当てはまる』のだから、余計、
心は深く傷つくのである。」

鹿島茂「パリの異邦人」中央公論新社

引用文中の「分子と分母」あたりのくだりは、パリとヒマラヤの
対比に限らず当てはまりそうですね。分母を増やし続けてどんどん
存在の濃度が薄まる都市生活者の孤独と、その反面の匿名性による
気安さについては従来からしばしば指摘されているとおり。

また安ホテルの椅子の背もたせやベッドマットレスの人型の窪みに、
最初は拒否しつつもいつの間にやら私たちの身体がぴったり
収まることでふと感じる「自らの存在の矮小さ」についても、
同じような経験をされたことのある方なら著者の主張に深く
頷けることと思います。

私などは、旅先の宿で寝返りを打つたびに響くベッドスプリングの
きしみ音や、眠れなかった夜明けの朝、街全体から立ちのぼる
低くうなるような音、そして朝早く苛立つように速いリズムを刻み
窓下遠くから迫ってくる女性のヒールの音などにも、孤独とか
悲しみを感じます。きっと「分母」を増やしている気持ちになる
からかも知れませんね。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:54 | コメント(0)| トラックバック(0)

帆立船

こんばんは。東京は昨日から風が強くて春の嵐のようですね。
テニスもランニングも風の向きや強さによってずいぶん影響を
受けるので、風のあるなしにはいつもやはり敏感になるんですが。

そういえば先日たまたま目にしたある大学教授のブログ記事で、
面白いものを発見しました。それは「ホタテ貝は海面を走る」と
いうものです。そんなバカな!とお思いでしょうが、読んで
いると水族館館長がある漁師から聞いた驚くべき目撃談として、
「日没時、北海道沿岸を航海中、大きな帯状の真っ白い何かの
かたまりが移動しているのを目撃したことがある。それは片方の
殻を立てて海面に浮上し、風を受けて沖へと帆走するホタテ貝の
集団で、貝と貝とがぶつかりあって異様な音をたてていた」
そうです・・。真偽は定かではありませんが、確かに「帆立貝」と
書きますもんね。。貝くんもひとつところに留まらず、自身の
帆に風を孕んで大海を闊歩し、いろんな世界を体験して出会いや
気づきを得たいのでしょうか。群れをなして海面をぐんぐん快走
する壮観な光景を、できればいつか私も見たいものです。。

さて今週発売の経済雑誌「週刊東洋経済08/4/19号」読まれましたか?
私にはすごく面白い特集が組まれていて、何度も読んでしまいました。
『鉄道革命~世界で大復権が始まった』として、環境・資源問題や
都市における自立交通(自動車)の渋滞混乱など、一時は航空機・
自動車との戦いに完敗していた鉄道が近年、存在感を増してきつつあり
もうすぐ立場が逆転する、との予想を立てているのです。
新幹線やリニアといった超高速鉄道しかり、地方都市で俄かに脚光を
浴びつつある路面電車LRT(ライトレールトランジット)、
コンテナ船と陸上輸送に比べて数々の利点が見直される貨物輸送など・・。
定時性、輸送能力、コストそして乗り心地においても鉄道の優位性が
特に際立ってきているらしく、JR東海の葛西会長の言葉によると
日本や欧州に比べて人口密集度など輸送量が広く分散し、最も
旅客鉄道がフィットしてこなかったアメリカでさえも、鉄道が
復権する時代がもうすぐ来ると述べられています。
こういう私ももちろん、鉄道大好きです!前にも書きましたが
小学時代の定期購読誌は日本交通公社刊「時刻表」ですからね~。
まあほかにも、飛行機も自動車もバスも好きな浮気者ですけど。

あと鉄道を使った印象的な映画のシーンといえば、私の一番好きな
「都会のアリス」のラストシーンが有名ですね。さえない作家の
フィリップと少女アリスが乗り合わせる列車のボックス座席にて、
フィリップはおもむろに重たい車窓を押し上げ、体を乗り出して
空を見上げる。するとそれまでの白黒映像が突如色彩を帯びて
カラーとなると同時に、上空のヘリからの視点に変わるとともに
フィリップにズームした構図から、長大な編成で駆走する列車全体に
引いたカットに変わるところ。いまや巨匠となってしまった作家
ヴェンダース28才の作品ですが、意表をつく効果的な撮影技法に
よって、男と少女との微妙なストーリー展開とともに鮮やかな
印象を残す美しい傑作だと思います。しばらく絶版になっていました
が、今年2月にDVD再発されましたのでぜひ一度ご覧ください。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:56 | コメント(2)| トラックバック(0)

敬天愛人

こんばんは。東京はあたたかく過ごしやすいお天気が続いて
いますね。週末出場したハーフマラソン後、足のハリが
強かったのである整骨院さんで初めてマッサージをしてもらいました。
柔道家の女性院長さんにお願いし、強めにほぐしてもらったのですが、
これがすごく効きましてとても快調です。
太もも前後もふくらはぎも痛みが全くなくなって軽い感じになり、
こんなにも違うものかと感動的でありました。上手い先生に
1時間位しっかりやってもらったのが良かったんですね~、
ケイコ先生またお願いしますね!

さて男子テニスは今年もとうとうクレーシーズンが始まりました!
男子は全豪を境目に勢力図が大幅に変わりつつあり、数名のトップ
集団がますます混沌としています。その中でも、あの王者フェデラー
全仏タイトル獲得に向けて本腰を入れて準備しているらしく、
今回だけ特別コーチを付けたというニュースがありました。
いまだ全く調子の上がらない今年だからこそフレンチは見ものの
ような予感がします。出場大会はほぼファイナルまで戦ってきた
これまでと違い、今年は体力も温存できていますし、王者も今年は
本気で獲りにきているのだと思いました。
そのスペイン出身のコーチ、ヒゲラスさんはジム・クーリエや
マイケル・チャンほか多くの全仏優勝者を指導してきた実績ある方だ
そうです。あのフェデラーがこのまま終わるはずもなく、きっと
最強伝説を更新していってくれるものと信じているのです、
レッドクレーで頑張って、巻き返してくれーー!!

最後に読書のはなしを。またまたトイレ掃除の鍵山先生の本から、
あの西郷隆盛の有名なお言葉を頂戴したいと思います。

「西郷隆盛は生涯において三度、流罪人として島流しを体験して
います。流された島は、奄美大島、徳之島、沖永良部島。年齢は
三十一から三十六歳までの約四年八カ月間。

いずれも、いわれなき罪による島流しではありましたが、ひと言の
反論もせず、従容として藩命に従っています。(中略)

とくに、当初の三カ月間は、雨ざらしの牢獄生活。西郷は生死の
境を彷徨い、この世の地獄を体験しました。身長一七八センチ、
体重百二十キロの巨体は、すっかりやせ衰え、骨と皮だけになった
のです。

西郷は、こうした牢獄での生活体験をベースにして、晩年の悟り
である『敬天愛人』思想を形成していったのでした。
曰く『人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして、己を
尽くし人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし』。

極限状態で開眼した西郷の志が、心に迫ってくる思いです。」

鍵山秀三郎「人間を磨く言葉」PHP研究所

人の欠陥ばかり責め論わず、天(神)が私たちを赦し愛してくれる
ように、自分の誠意の不足を恥じつつ他人を愛しなさい、という
意味なのだと思います。私もいつの日かこの『敬天愛人』の
境地に、己を尽くして近づきたい、そしてそのためには
日々考えて行動しまた考えて・・をずっと繰り返すしかないのだと
思っています。
それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:54 | コメント(0)| トラックバック(0)

十牛図

こんばんは。
今日はとても暖かく穏やかな週末の休日になりましたね~!
テニス仲間のTさんも、朝のサークル練習で「あんなに平日は
天気悪かったのに、ほんとにツイてるよね!」と終始ご機嫌な様子
でした。そのあと昼前に家に戻り、家の外周をはき掃除。
前がバス通りなので砂ぼこりがたくさんたまるのと、隣の神社の
大木の枝や芽がいっぱい落ちて吹き込んでくるので1週間でも
レジ袋1杯分ほどになるんですよ。キレイになると気持ち良いし、
裏の公園に行き来する子供たちが自転車を止めてこちらを
じーっと観察していて目が合ったりして、なかなか楽しいものです。
普段みかけない変なおじさんが掃除してるよ~~、くらいなところ
ですかね。。

また洗濯も天気が良いと気分よいですしね。私たちの日常生活は
その95%以上が瑣事の繰り返しだ、という文章を読んだことが
あります。顔を洗う、鬚をそる、歯を磨く、食事を準備し食べる、
風呂に入る、掃除をする・・。そんないわばとても地味な毎日が
ずっと続くわけですが、単に億劫だ、面倒だと済ませずに、
ちょっとずつ工夫してささやかな喜びを見つけ、また気の合う
友人たちと話したり励まし合って、これからも楽しく過ごして
いきたいものですね。

さて明日は「第23回焼津みなとマラソン」に行ってきます。
1月以来のハーフマラソンなので、第一の目標としてはケガなく完走、
その次に自己ベスト記録1時間50分台をできれば目指したいと
思っています。週間天気予報では、一時雨のマークも出てましたが
今現在では「くもり、降水確率20%」となっていますから、
まあ強い雨にはならないはず・・。朝6時半の新幹線で向かいますので、
早めに準備して寝ないと・・。また明日ご報告しますね!!

で今週読んで面白かった本ですが、禅のこころを学ぶための入門図
として、古くから多くの人に親しまれてきた『十牛図』というものを説明した
新書をご紹介したいと思います。これは「牧人(まきと・悟りを求める者)」
が、逃げ出した「牛(真の自己)」を探し出す過程で、いかに生くべきかを
十の図で表したものといわれています。
「自分が変われば世界が変わる。あなたの人生はあなたの気の持ちよう
次第」という仏教の唯識論を簡単に説明してくれる本で、学生時代
以来、久しぶりに大乗仏教を学び、やはりたくさんの示唆に富んで
いました。なかでも、幸せについて考えたくだりが心に響いたので、
ちょっと抜粋しますね。

「若者たちに、どのようなときに幸せを感じるか、と尋ねると、
『好きな音楽を聴いているとき』『スポーツをしているとき』
『友人たちと語り合っているとき』などと答えます。

もちろんこれらは幸福感であるといってもよいでしょう。しかし、
このような幸せには、必ず幸せと感じる『自分』が存在します。
しかし、すでに、幾度も確認してきましたが、そのような『自分』
は思い込まれた自分であり、実体として存在するものではありません。

そのような『自分』を消し去ったとき、どのような幸福が顕れて
くるでしょうか。

また、あの『雨ニモマケズ』の詩にもどってみましょう。

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ
夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ怒ラズ
イツモシヅカニワラツテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
(中略)
サウイウモノニ
ワタシハナリタイ

この中の『アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニイレズニ 
ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ』という箇所を読むたびに、
私はもう涙が出るほどに感動を覚えます。

すべてのことに対して、自分を勘定に入れずに見聞覚知する。
もしこれができたら、これもまた素晴らしい理想的な生き方です。

しかし、私たちの現実の生活は、これとはまったく逆です。
例えば絵画展を見に行く。このピカソの絵は私にはわからない、
むしろセザンヌの絵の方が私は好きだ、と言う。
また、相手からなにか非難めいたことを言われると、むかっと怒る。

・・このように、なにを見ても聞いても、そこに『自分』という
いわば反響板がはたらいているのです。だから、そのような
『自分』を中心とした世界に生きる限り、決して真の幸福は
ありえないのではないでしょうか。」

横山紘一「十牛図入門」幻冬舎新書

この文章に触れたとき、すぐに「己のために計らわず」という
先日たまたま知った言葉を思い出しました。
これは、戦勝国が何の根拠も無く実行した東京裁判のうえで
いわゆるA級戦犯とされた広田弘毅元首相の言葉です。
外相のちに首相としても戦容の拡大防止に終始一貫務めたものの
文官では唯一死刑判決を与えられてしまいました。しかし軍部など
他に責任を擦りつけることなく一切の弁解もせず、生死を決する
究極の状況にあってもとことん『自分』を消し去った元首は判決の
のち、獄中でこんな言葉も残しています。

「すべては無に帰して、言うべきことは言ってつとめを果たす
という意味で自分は来たから、今更何も言うことはない。
自然に生きて自然に死ぬ。」

「法に触れなければいい」、または「ごく近い人だけに迷惑を
かけなければ何をやってもかまわない」・・などと考えて育ち
育てた人々が今の時代には少なくないとも思いますが、
自分を消しさって勘定に入れずに一歩も二歩も退き譲る潔さを
身に付けられれば、真の安らぎや幸福に近づけるのではないのかな、
と思いました。
日記 | 投稿者 テニス侍 19:39 | コメント(0)| トラックバック(0)

あるでん亭

こんばんは。昨日は強風と雨がすごかったですね。なんとか
もっていた桜もすっかり葉っぱだけを残して、ちょっぴり
恥ずかしげな姿になってしまいました。今週は天気も不安定、
晴れと雨が交互にやってくる感じで、春っぽいですね。
週末だけは豪雨にはならないで欲しいのですが・・。

さて近ごろハマってよく通っているお店が、パスタ専門店の
「あるでん亭」です!新宿の職場の隣ビル地下にあって、
それほど広くないお店(30席もないくらい)なので、お昼どきは
いつもかなりの行列になっています。その店名のとおり芯が
残るくらいカタめのパスタがとても美味しい~。噛むと香りが
鼻に抜けるような感じがして、私はとても好みです。。
特に一番は、実はそれほど期待していなかった「ボンゴレビアンコ」。
あさりの出汁なのか塩加減も絶妙で、これには一撃で参って
しまいました。ちなみにこのビル、アリタリア航空のオフィスも
入っているそうで、店にはいつもイタリア人の集団がお見えになって
おります。。銀座店と吉祥寺店もあるそうなので、お近くの
方は一度お試しください!!

あと先日読んだ本「女ひとり玉砕の島を行く」をご紹介したいと
思います。大変おもしろくって、しおりを使わずに読んでしまいました。
著者は74年生まれの若い女性。太平洋西部、先の大東亜戦争で
初めて敗戦の地となったガダルカナル島をはじめ、ブーゲンビル、
タワラ、サイパン・テニアン、硫黄島などを訪れ、戦跡をめぐりながら
伝聞や記録ではわからない過去を過去の視点で見、当時の人々の
思いに心を馳せることで、私たちの父祖がどんな思いで戦い、
潰えていったのかぜひ自分の目で見てみたいと思ったそうです。
この著者の笹さんは、いくつかの雑誌の書評などで繰り返し
お見かけしていましたが、平易な言葉で自分の思いをきちんと
伝えられる能力のある方だな、という印象を持っていましたが、
初めて出された単行本も力作で読み応えがありました。
そんな中で特に心に残った箇所はこちら、結びの部分でした。

「(先の大戦時に)海外で戦没した兵士たちは二百四十万人に及ぶ。
言うまでもないが、戦争は彼ら個人が引き起こしたものではない。
その戦場の体験があまりに悲痛であり、自分の身代りに友が死んだ、
あるいは父が死んでいった・・、そんな思いがあるからこそ、多くの
戦友や遺族たちは戦地を訪れ、慰霊碑を建立したのではないか。

司馬遼太郎氏は、かつて太平洋上の島々での戦いを、「戦争よりも
棄民」と評した。いくつかの太平洋の島を巡り、戦闘の詳細や
現地に残る戦跡を目の当たりにした私にとって、胸に迫ってくる
言葉である。そして今、国に棄てられた兵士たちの慰霊碑が
朽ち果てるにまかせ、何の対応策もとられずに次々と撤去されて
いくのなら、それは再び彼らを「棄民」することになる。(中略)

生還者や遺族たちは、今も仲間を偲び、父を思いながら過ごしている。
それは、戦後六十年を過ぎたからといって、数字と同じように
区切りを付けられるものではない。またスッパリと忘れられる
ものでもない。彼らと接していると、戦後の終わりは、過ぎゆく
歳月の長さではないことを思い知らされる。

現代に生きる私たちが真摯に過去と向き合うこと、そして祖国の
ために死んでいった兵士たちに、感謝と追悼の念を持つこと。
それが自然に行われるようになって初めて、この国の『戦後』は、
終わるのではないだろうか。」

笹幸恵『女ひとり玉砕の島を行く』文藝春秋

身を賭して護るべきものを守るため、勇敢に戦ってくれた人たちの
ことを私たちはこれまで、意図的に忘れようとしてきたのではないか?
あるいは過去の単なる集団的な過ちとして、祖父母の世代を
愚かな侵略者などと貶めてきたのではないか?自分には全く関係
ありませんよ、などとして・・。

エネルギーや食物などの資源争奪をめぐって国家どうしのエゴが
いよいよ剥き出しとなりつつある今だからこそ、私たちは
先達が悩み震えながら築いてきた伝統と歴史を正確に学び、
現在の繁栄と安全に深く感謝しながら、これから個々にできることは
いったい何だろうか、真剣に考えなくてはいけないと思いました。
またその考えのヒントは、「公」と「私」にあるのではないのかな、
と今のところ思っています。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:51 | コメント(2)| トラックバック(0)

愛しい

こんばんは。週末ほんとうに良いお天気でしたね。春なのに風も
ほとんどなく穏やかで、まさに天からのギフトのような休日でした。
昨日は午前4時間テニスのあと、葛飾水元公園でお花見バーベキュー
をしました!はるさんのサークルメンバーとその奥さんやお子さん
など総勢10人以上でガヤガヤ騒ぎ、とても楽しかったですよ~。
食べ物もテニス仲間のはるさんが地元の美味しい焼肉店で仕入れた
特製タレに、前夜から付け込んだカルビをたくさん食べさせてくれ、
とても美味しかったです。それにやっぱり炭火で焼くとすごく旨い!!
野菜ほか深夜にいろいろ準備してもらって、ほんと楽しめました、
どうもありがとう。またBQやりましょうね~~!!

で今日も朝2時間テニスしたあと、昼前からランニング。来週日曜に
出場予定の「焼津みなとマラソン」の調整。ジョグと流しで80分ほど
(約14キロ)行いました。気温も高くて汗もたくさん出るのですが、
日差しも強いので乾くのも早くさほど気になりませんでした。
コースはいつもの荒川河川敷~葛西臨海公園周回コース~荒川です。
東京湾河口に近づくほど太陽光線でキラキラ輝く水面が眩しくなり、
さらに遠くにはタンカーやコンテナ船が見えたり、空には羽田から
出た大型航空機がゆったり舞っているし、それに普段感じない潮の
匂いがしてきたりして、すごくいい気分で走れました。

公園内は、いまだ風に飛ばされずにたくさん残っている桜の木の
下で、多くの家族や仲間たちがお花見を楽しんでいました。
楽しそうに会話を楽しんでいる人たち、日の光をあびてのんびり
寝ころんでいる人たち、酒やビールをウマそうに飲んでいる
人・・。
もう一部は葉桜になりかけているのですがが、その新しい葉っぱの
緑色と残った花びらの強いピンク色の組み合わせも、それはまた
キレイで美しいなーと感じました。

そのあと午後に先週入手した新書を読んだのですが、「人や物を
褒める」ことの大事さを具体的な例を引いて表わした本で、とても
感銘を受けました。『ほめる』というのは、その対象に良い評価を
与えることと思いがちですが実はそうではなく、素晴らしいことを
共に喜び合うというほうが、本来の『ほめる』に近いそうなのですね。

その中でも「美しい」というほめ言葉を説明した箇所がこちらです。

「美しい・・・今では美一般をさす言葉ですが、古くは、慈しみを
込めた愛情を表現する言葉だったそうです。今でいう、可愛い、
愛しいに近い言葉だったといえるでしょう。奇麗という意味で
使われるようになったのは、近世になってからのことだそうです。

そういえば『愛しい』と書いて、『うつくしい』とも読ませました。

『愛』という漢字の成り立ちにはいくつかの説があるのですが、
そのひとつに、後ろをかえりみて佇む人の形である、という説が
あります。立ち去ろうとして、後ろに心がひかれる人の姿だと
いうのです。

相手を振り向きながら見つめる眼差し・・、そこから、たくさんの
ほめ言葉が生まれていくのでしょうね」

人生、年齢を重ねてくると、私たちは残念ながらたくさんの別れを
経験せざるをえませんけれど、その度に何度も後ろを振り向きつつ、
愛おしく忘れられない思い出を刻みこんできたのかもしれませんね。

さらに「ほめる」という行いについて、著者の考えをまとめた箇所は
こちら。

「ほめ言葉は、言葉の贈り物。義理で贈り物をすることはあっても、
はじめから見返りを求めて贈り物をすることは、気持ちのいい行為
でありませんね。

本当のほめ言葉とは、相手を操作するのではなく、お互いが幸せな
気持ちになるために使うものだと思うのです。(中略)

ほめることは、結局、自己表現。感じ入ったときは、手放しで
ほめることです。わだかまりなく、人をほめることのできる人は、
幸せな人だといいます。

心理学の『ジェームズ・ランゲ説』では、『悲しいから泣くのではない、
泣くから悲しくなる』『怖いから体が震えるのではなく、体が震える
から怖くなる』ということが証明されています。

とすれば、『素晴らしいからほめるのではなく、ほめるから素晴らしく
なる』ともいえるのではないでしょうか。」

山下景子「ほめことば練習帳」幻冬舎新書

褒め殺しでも厭味でもなく、たくさん褒め合って共に祝福し共感し
喜び合って、幸せな気持ちになれるほうがもちろん良いですよね。
素直にそんな快の感情を伝えられる人になりたいものだと思いました。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:31 | コメント(2)| トラックバック(0)

SOYJOY

こんばんは!今日も朝からいいお天気でした。気温も日中は
暖かくなってランニング日和でもありますよね~。来週は静岡で
ハーフ大会に参加予定なので、この週末は最低20キロは走りたい
と思っています。

天気も良さそうなので一安心、土曜日ははるさんのサークル仲間と
葛飾の公園でお花見の予定で、すごく楽しみです。ちょっと急
だったのでたくさんは集まれないようなのですが・・。
はるさんはこういうイベントを仕切る達人なので、本当に助かって
います、いつもありがとうございます!楽しみましょうね~!!

で最近私の中でごく静かーなブームとなっています"SOYJOY"
についてご紹介したいと思います!すでに06年4月発売から
丸2年たつ、おなじみ大塚製薬のフルーツ大豆バーなのですが、
コンビニやキヨスク、薬局など全国いつどこででも必ず入手できて、
テニスやランニングの前後、また平日朝や夕方などにも気軽に
エネルギー補給できるのでとても重宝し、バッグにいつも入れて
持ち歩いているんですよー。大豆35個ぶんで1本できていて
約120kcal、しかも小麦よりもGI値(糖分が体に吸収される
度合いのこと)がぐーんと低いらしく、同じカロリーでも太りにくい
そうで、これも最高ですね!

さらにパッケージデザインもシンプルかつカラフルで美しいと
思いますし、なにせ7種類ある味がどれも美味しい!このような
エネルギーバーのなかではダントツだと思ってます。ちなみに
私の好みは「アップル」、「ココアオレンジ」と「サンザシ」
なんですが、今月8種類目の新しい味「ストロベリー」が発売され、
どんな味なのかとても楽しみです、きっとおいしいのだと思う
のですが・・。皆さまも一度試してみてくださいね~。
またドライフルーツは、もちろんビタミン含有率が高く健康的だし、
ぜひお勧めします。味はあと「レーズンアーモンド」、
「アプリコット」、「プルーン」と「マンゴーココナッツ」です。

さてここ1~2か月くらい繰り返し読んでいます鍵山秀三郎さんの
新しい著書を読んで、また目からウロコ!の文章にめぐりあって
しまいました。この方の言葉になぜこんなに惹かれてしまうのか、
その理由は・・あまりよくわかりませんが、きっと理論や哲学を
大上段から振り下ろすものではなく、雑巾と箒をもって汚れながら
学んだシンプルなことだからかな、と今は思っています。

昨日読んだ「凡事徹底」という講演録から、最も心に残った箇所を。

「人間の喜びで最たるものは、人に頼りにされ、人にあてに
されることです。これが喜びの中で何よりも大きい。どれだけの
財産を持つよりもこの喜びがいちばん大きい。逆に、どれだけの
財産を持っても、人にあてにされない、大して頼りにもされて
いないということになったら、生きていく甲斐がなく、どんどん
エネルギーを失って老化していきます。

ですから、知識や技能は大変大事なことですが、それだけで
人生が幸せに過ごせるということはないということを、まずは
知っていただきたいと思います。いい人といいかかわりを
持つということが、知識、技能を持つのと同じくらい、
あるいはそれ以上に大事なことだということを五十年の人生
体験から学んできました。

では、その縁をよくしていくためにはどういうふうにしたら
いいかというと、よく気づく人間になることがいちばん大事です。
気がつかない人は、自分では思いもよらないところで人を傷つけ、
あるいは人から嫌がられたり、敬遠されたりすることになります。

会社の中でも『もうあの人の下では一緒に仕事をしたくない』と
思われる人もたくさんいます。そういう人に共通していえるのは、
みんな気づかない人だということです。」

鍵山秀三郎『凡事徹底』致知出版社

私たちが真に嬉しく思う瞬間って、考えてみると自分に関わること
などではなくて「大切に思っている人に喜んでもらったとき」
なんですよね。そういうときの相手の目の輝きや表情、言葉などが、
きっと私たちの人生で大事な大事な思い出となって、積み重なって
いくのだと思います。

また人との関係のなかで、いま自分がやっていることがいったい
どういうことなのか、無意識のうちに誰かを傷つけてはいないか、
よく気づける人になりたい、とも思いました。。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:51 | コメント(0)| トラックバック(0)

ダライ・ラマ14世

こんばんは。
今日は天気は良かったのですが、風が強くって少し困りましたね~。

さて今日は昼前から、前からの予定どおりテニス仲間はるさんの
お兄さんの会社にお邪魔させてもらいました。お兄さんはとても
人当たりのよい臨床心理士さんでもあります。テニスサークルで
何度もご一緒させてもらっていますが、職場には初めてでした。
ご紹介いただいた同僚の方お二人も美しく聡明な臨床心理士さんで、
とても驚きました!

よい機会なので昼食までご一緒させてもらいましたが、やはり
「人」の専門家だからでしょうね、聞き方がすごくお上手で、
良い関係ができるのが早かったですし、ずーっと気持ちよく話させて
もらいました。

そして私が、最近考えていることもじっくり聞いてもらえたのです
が、話しながら思いがけず自分の考えが整理できたような気が
しました。それは「お金の遣いみち」ということなのです。
相対的にたくさん持っていたとしても数字それ自体は抽象的で、
不安定なものですよね。なくてはならないものだけれど、いったい
どれだけもっていればまず安心なのか、また自分や家族のため
だけでなく、満足感の高い活きたお金の遣い方の選択肢をさまざま
提示して活用してもらえたら、もっと自分の理想に近い生き方が
できるのではないか・・などです。

そんなことを会話していたら、最近読んだダライ・ラマさんの
言葉を思い出しました。高価なものを所有したり、物質的な便利さ
だけでは孤独が癒えるはずないし、内的な支えを見出すことは
できないという言葉で、強い説得力を感じたのです。

「人間の愛情や価値、友情、信頼、そして他者の悲しみや問題を
分かちあう精神といったものは、主として内的な価値と深く
関連するとわたしは考えます。もしもこの内的価値が深くあなたの
内側に根ざしているなら、たとえ家や銀行の残高をなくした
としても、自分にはまだ家族や友人がいるということに気がつき、
元気でいることができるでしょう。

反対に、たとえあなたがすべてを手にしたとしても、それに執着
しているかぎり、心の奥底では孤独かもしれません。

どれほど高価なものであろうとも、お金やさまざまなものを所有
することは、愛情表現となりえないというのは事実です。

お金儲けに奔走しつづけることは、若いころならきっと問題ない
でしょう。しかし、しだいに歳をとり、いくつかの問題に直面
しはじめると、物質的な便利さは愛情やあなたの内的な価値を
分かちあうものではないということに気づくはずです。

そのとき、外的な事柄にすべての希望を託し、内的な価値を無視
する人たちは絶望に陥ります。外的な価値はその限界を示し、
自分の内側にその困難を乗り越えるための支えを見出すことは
できないでしょう。」

松本 榮一『ダライ・ラマの言葉』NHK出版

紀元7世紀にチベット高原を統一したトバン王国に始まる古国
チベットは、突如1949年、軍事侵攻によって中華人民共和国に
併合されてしまいました。指導者ダライ・ラマ14世を中心に、
多数の死者を出しながら反中国闘争を粘り強く続けたものの
圧倒的な軍事力によってほぼ鎮圧され、とうとう1959年、
ダライ・ラマはインド北西部ダラムサラへ脱出せざるを得なく
なります。その後現在まで当地を臨時政府としてチベットに
平和と自治を獲得すべく、積極的な活動を続けられています。

今年3月からのチベット暴動と人民軍による100人超の虐殺に
接し、私は人権や民族自治という意味で、これは現代版の
「踏み絵」ではないか、という思いを抱いています。私たちの
理解不足や無関心によって、最悪の酷い状態までへこみ磨減
させてしまったダライ・ラマ師の銅版画を、五輪年の今だから
こそ復元できる良い機会なのかも、と思いました。
そしてそのためには、私たちが正確な歴史を学ぶことと、あくまで
冷静に現状の事態を注目し観察し続けることから始めるべきだ
と考えています。
それでは、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:54 | コメント(0)| トラックバック(0)

あるもの活かし

こんばんは!今日もすっきりした青空になり、気持ち良いお天気
でしたね!朝早くからある経営者さまのお宅にお邪魔したのですが、
そちらに向かう最寄駅からの道中、ある豪邸の庭に立派な桜の古木を
発見してジロジロ見入ってしまいました。春の朝のやわらかい
水色の空に、極めて白に近い桜色がよく映えてきれいだなーと
ほんわり和みました。


さて今度の日曜は10キロの佐倉マラソン!家から京成線で約1時間と
近いしリラックスして楽しんできます、しかし今回もかなり
練習不足ですが・・。
さらに2週間後は焼津でハーフマラソンに出場する予定なので、
特に今回はほどほどムリをせず怪我しないように走りたいと思います。
今のところ日曜はくもり予報ですが、もしかすると雨でボロボロに
なっているかも。。

あと先月ですが、歴史ある京橋の江戸ほうき屋さん「白木屋中村
伝兵衛商店
」で念願の長ほうきを手に入れました!
こんな感じのものですが、意外と使い勝手がよいので重宝しています。

私の家は和室がなく全てフローリングだし、何か掃除機を使うのも
排気があったりして億劫な感じだったので、ほうきにして正解
だったと思っています。床は最後にダスキンモップで仕上げると、
とてもいい感じになるんですよ~。

掃除は、以前にもご紹介しましたトイレ掃除で有名な経営者
鍵山秀三郎さんの著書を読み惹かれて始めたものですが、自分の
なかで予想を超えるいくつかの変化を感じています。そしてこの
本、落ち込んだりイライラしたりしたときにほんのちょっと
めくってみると、不思議と気持ちがすーっと落ち着くんですよ!

今日はそのなかでも、最近よく読んでうなづける項目「あるもの
活かし」についてご紹介したいと思います。

「人は幸せだから感謝するのではありません。感謝するから幸せに
なれます。その点、トイレ掃除をしていると小さなことにも感謝できる
豊かな感受性が研ぎ澄まされてきます。

私が講演をしたときのことです。会場のご婦人から質問を受けたことが
あります。そのご婦人は『私は、いま、ぜんぜん幸せではありません。
ですから、感謝なんかできません』とおっしゃるのです。

そのとき、私は申し上げました。『そういうお考えの人は、一生幸せに
なることはありません』と。私がいいたかったのは、いつも不平不満
ばかりを持っているような人は、絶対に幸せになることはないという
ことです。あるがままを受け入れることが、幸せになるための大前提
であるということです。

そのうえで、ないものねだりをせず、『あるもの活かし』をする。
できない理由を考えるよりも、いま自分にできることをひとつでも
多く考えてみる。

そういう生き方を心がけていますと、小さなことにも感謝できる
豊かな感受性が芽生えるようになります。

小さなことに感謝できる人は、自分の苦しみや悩みを小さく受け止める
ことができるようになります。」

鍵山秀三郎「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」PHP刊

私なんかでも、いわば何でもある、とさえ言えるんですよね。
信じられる家族やいつも気にかけてくれる友人、スポーツを楽しめる
健康、そしてお客様・仕事にも十分過ぎるほど恵まれているのだから。

今の自分の状況を、あるがまま受け入れて感謝を感じつつ、
コツコツ工夫しながら掃除を続けていこうと思っています。
ではおやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:59 | コメント(0)| トラックバック(0)

花筏

こんばんは。昨日に続き今日も絶好の遠足日和でしたね~!
仕事でやや歩く時間が長かったのですが、上着を脱いでも
汗だくになってしまいました。桜も日当たりのよいところでは
もう満開っぽいですね。そういえばずっと前に読んださだまさし
さんの本で、桜前線のことが書いてあったのを思い出しました。

なんでも日本列島を南から北上する桜前線は、一日約20キロの
スピードで移動するそうなんです。じゃあと細かく計算してみると
1秒間に約23センチちょっとの速さになると。つまり、
春というのは、女性の足の大きさほどの速さで毎秒、しゃなり
しゃなりと近づいてくるものなんだそうです。こんな譬え話は
なぜか覚えやすいし面白いですね!

あと川の水面に桜の花弁がぱーっと浮いて、絨毯みたいに流れていく
様子のことを、これが洒落ていて「花筏(はないかだ)」と言う
らしいのです。もうすぐいろいろな名所でこの「花筏」が見られます、
これもまた楽しみですね~!

さて2年ほど前から村上春樹さんが取り組まれ、中央公論新社
から刊行しているレイモンド・カーヴァー全集のひとつが
今月発表され、大ファンの私も早速手に入れました。
解説によれば全8巻のうち7巻目となるそうで、今回は
未発表となるデビュー初期の習作短編や詩とエッセイ、書評が
収められています。そのうち特に印象に残った箇所は、日常に
おいて書いたり読んだりするというごく当たり前の行為が、
私たちにどんな変化や影響を及ぼすのかを考察したくだりで、
心にずっしりと残ったので何度も読み返してしまいました。

「作家にとっても読者にとっても同じことだが、もし運が良ければ、
我々は一篇の短篇小説を書き終え、あるいは読み終え、そこで
しばしのあいだ静かに佇むことになるだろう。理想を言うならば、
我々はそこで何をするともなく、自分がたった今書き上げたり
読んだりしたものに対して、深く思いを巡らせることになる。

あるいは我々の心なり知性なりは、もといた場所から一目盛り
くらいは移動させられているかもしれない。それから我々は、
作家にせよ読者にせよ、もう一度静かにしっかり呼吸をして、
普段の自分に戻っていくだろう。立ち上がり、チェーホフの
登場人物の言葉を借りれば『暖かい血と神経からなる身体で』
次なる営みに移るだろう。

生きることだ。それは常に生きることなのだ。」

レイモンド・カーヴァー「英雄を謳うまい」中央公論新社

読み手としても書き手としても、思慮深く用いられた言葉に
眼を閉じてさまざま想いをこらし、またふだんの日常に戻る、
その繰り返しがまさに「生きること」なのだとは・・。
慎重に誠実に、正確な言葉を重ね続けた芸術家カーヴァー
ならではの至言だと思いました。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:43 | コメント(2)| トラックバック(0)

上善水の如し

こんばんは。この週末も最高によい天気でしたね!昨日などは東京も
本当に暖かくて風もなくて・・、とうとう桜も開花宣言がでました。
この春も気のおけない友人とともに、夜桜を見上げながら散歩など
したいものです。昨日はダブルス6時間、存分に楽しめました!
今日はそのせいか、体があちこち痛みます。。

ちょっと前、先週発売のAERA(3月24日号)を読んでいたら、
面白い記事が載っていたので覚えている範囲でご紹介します。
山本モナさんの対談ページに、あの脳科学者茂木健一郎さんが
出られていてこんなことを教えてくれました。

なんでも「泣く」ことと「笑う」ことは、脳科学的にいうと
とても近い感情なのだそうです。私たちの体に備わっている
大事なはたらき「ホメオスタシス」が双方強く関係している
らしく、「泣く」とは生きることを強く欲するとき、何かが
生まれることなのだそう。そして「笑う」ことは、不安や恐怖が
とりあえず遠のいたとき、強い緊張感が解放されたときに、
ふと「笑い」が出るらしいのです・・。
しかし私たちの体ってうまく出来ているんですね、まさに奇跡
そのものですね。

さて今週末読んだ本は、老子とその弟子である荘子の教えを、
短い解説とともにまとめてくれていました。老子は、人間の命は
自然がつくり、自然が育てている事実をなによりも大切に考え、
私たちがそのことをもっと自覚して自然のように生きることを目指した
そうです。
この本でもっとも印象に残ったところはこちら。あの有名な
『上善は水のごとし』というのは、老子の御言葉だったんですね。。

「最上の『いい』ことというのは、たとえてみると、水のようなものである。

『水は善く万物を利して争わず』(老子八章)

水は、万物に利益を与えていながら、けっして、他と争わない。
水は、丸い器に入ると、丸くなる。四角の器に入ると、四角になる。
どんな形の器にもさからわない。

柔軟であり、謙虚である。

そして水は、いろいろなものに利沢(利益と恩沢)を与えている。この
自然の中で、水なくして生きているものは、一つもない。それほど
偉大な存在でありながら、水は、けっして、誇ることをしない。

世の人は、だれもが一歩でも上へ、一つでも高い地位を欲しがっている。
水はその反対に低い所へ低い所へと流れていく。

つぎつぎ支流をかかえて、だんだん広く大きくなっていく。しかも、
最後は海に流れて、偉大な存在となる。」

境野勝悟「老子・荘子の言葉百選」三笠書房

おおむかし小さいころ、早春の雪どけでできた水たまりを、古枝で
水路をつくってよく遊んでいました。うまく流れるようになると
水も自分もちょっとうれしく感じたような気がします。

主張せず争わず、柔らかくて謙虚、しかし強くて役立つ偉大なもの。
無理をせず心穏やかなそんな存在に、いつか少しは近づけたらいいなと
思いました。

余談ですが、若いころ勧められて新潟の日本酒「上善水如」を飲み、
その口当たりのよさに驚いて、冷やを何杯か重ねてすぐに潰れた
苦い思い出あり・・。こんな私では、水の如くには、なかなか近づける
はずありませんよね~。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:30 | コメント(4)| トラックバック(0)

自身のために泣く

こんばんは。今日は少し肌寒い日になりましたね。それでも
最高気温が15℃とか18℃なんていう週間天気予報を見ると、
長い冬が終わってとうとう春本番だなーとしみじみ思えますね。
テニスをしてもランニングでも、汗の量が急に増えたような気が
しますが、、そのぶん飲む量も激増しているので全く痩せません。。
今週土曜日は、はるさんのサークルメンバーでテニス合宿!
朝5時起きで千葉県白子に行ってきます。また存分にテニスできそう
ですごく楽しみです!

さて昨日一気に読み終えたのが、ノンフィクション作家関岡英之さんの
初出作品「なんじ自身のために泣け」。何か新約聖書にある預言者の言葉
みたいですが・・。著者は大学卒業後、都市銀行に14年勤務したあと
文筆業に転出。特にアメリカ発のグローバリゼーションに警告を発し、
米から日本へ毎年突き出される「年次改革要望書」の存在を明らかにし
その問題点を鋭く追及されたことで一躍有名となられました。
またそのせいか関岡さんの著書は実に1年以上、米国最大の
ネット書店アマゾンにおいて品切れ扱いとされ、販売されなかった
ことも問題となったようです。

この作品のなかで、特に心に残ったのは以下の箇所です。著者が
イスラームの国々を旅し、経済生活には全く非合理としか思えない
1日5回の礼拝や1か月のラマダン(断食)を直に眼にしたり、
伝説の王フセインが殉教するというあまりに有名な物語の説教を
聴くたびに大人の男が大勢、声を震わせて泣きじゃくる場面に
出くわして思うくだりです。

「イスラームの人々を観察していると、彼らには経済合理性よりも
何かもっと人間にとって切実なものが見えているような気がして
ならない。それは彼ら自身の歴史である。

私たちが経済的に没落してゆくとき、私たちを精神的に支えて
くれるもの、それは私たち自身の歴史しかないのではないか。
しかし私たちは、ヨーロッパやアメリカから受け入れた近代合理
主義の価値観によって、父祖たちの歴史から切り離されてしまって
いる。このことは本来、大の男が肩を震わせ号泣してもおかしく
ないほど、寄る辺なく、心もとないことなのではないだろうか。

だが、いまさら泣きたいと思ってあたりを見回しても、誰もが
魂を揺さぶられるような物語を、私たちはもはや共有していない。
私たちのあいだには、互いを結びつけてくれるような拠りどころが
何もない。

これまで疑うことさえ気づかなかった近代合理主義の向こう側に、
切り捨ててきたものの重大さにようやくめざめ、取り返しのつかない
喪失感に慄然として、私たちはいま、蒼ざめて立ちすくんでいる。

これからの時代、たとえ日本経済が衰退していこうとも、心静かに
生きていくだけの精神的な強さというものを、果たして日本人は
持ち合わせているのだろうか。」

関岡英之著『なんじ自身のために泣け』河出書房新社

開国とともに西洋の合理主義を貪欲に取り入れて短期間に適応し、
世界有数の大国となった日本。しかし同時に私たちは、父祖から
連綿と受け継がれた豊かな歴史から切断されて連続性を失い、
拠って立つべき共通の物語をも失くしてしまいました。経済的繁栄を
謳歌する私たちはその一方で、いまやなんら寄る辺なく不安な存在
である自分自身のために嘆き悲しみ泣くことさえも思い至らない、
単なる「無数の砂の一粒」になってしまったようにも思えます。

社会の矛盾が各所で噴出する現代である今だからこそ一度、
民主、進歩、自由といった欧米の普遍的価値観をそのまま鵜呑みに
せず、自らの歴史や伝統の中に答えを探し求めるべき時期がとうとう
やってきたのかもしれない、と思いました。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:56 | コメント(0)| トラックバック(0)

タマを呑む

こんばんは。今日も穏やかで過ごしやすいお天気でしたね、
外を歩いているとマフラーをした首元が暑いくらい。
しかし寒さが緩んでくると、気持ちも少し和んできますね。

そういえば今年の桜、気になりますが東京では27日に
開花の予定だそうです。久しぶりに花見なんかもいいですよね~。
古えの言い伝えによると、月夜に酌み交わす盃の表面にぽっかり
浮かぶ月光には、「タマ」といわれる神の「たましい」が宿っていて、
それを呑み干すことによって自分の体内にその「タマ」を取り込み
英気を養うのだそうです。これはどうやら、ただ飲みたい人による
言い訳ではなさそうな感じですね。。

さて先日パール博士の著書「平和の宣言」を読みました。
総勢11人からなる東京裁判の判事の中で唯一、被告人全員無罪と
いう正当な判決を下したパールさんが、1952年再び日本の地を
踏んで多くの講演を重ね、縁のある人々を訪ねられた際の教えや
お言葉を集めた本なのですが、特に新宿中村屋の創立者である
相馬愛蔵・黒光夫妻を調布の庵に訪ねた箇所が圧巻でした。
夏ごろブログにて少しご紹介しましたがインドの独立革命運動の
先駆者で日本に潜伏し活動していたラスビハリ・ボースさんを
命を賭けてかくまったのがこの相馬夫妻で、その御礼をする箇所です。

「『どんなにボースは地下でよろこんでいることでしょう』

そういう黒光女史にたいして、博士は、

『わたくしはあなたに逢えてうれしい。あなたはインドの母です。
日本へ来てわたくしは誰よりもあなたにお逢いしたかった』

博士は、黒光女史の手を両手でしっかりと握りしめて、
その手をいただくようにしながら、

『天涯にたよる者とてないインドの亡命青年を、かくまって
下さったのみか、あたたかい家庭までもお与えくださったあなた方に、
わたくしは全インド人にかわってお礼申し上げます』

襖をあけて隣の部屋でじっと聞いている愛蔵氏に向かって、

『わたくしは同志ボースの立派なお墓におまいりし、そしていま
ここに来てみて、生前ボース氏が、どんなに深い愛情と理解とを
もって、みなさんに庇護されてきたかを、まざまざと知ることが
できました。こんなにいいお嬢さんもあり、お孫さんもあって、
どんなに幸福な生涯だったことでしょう、ありがとうございました』

博士はわがことのごとく頭を下げている。黒光女史はそれをさえぎるように、

『いえ、とんでもないことです。わたくしたちはむしろボースにいろいろ
教わりました。天下がどうの、国家がどうのと、そんなことはなんにも
知らない一商人でしたが、ひとつには頭山(満)さんとか内田(良平)さん
のようなりっぱな方々のご依頼もあり、ひとつにはボースがいかにも
しっかりした凛々しい人物なので、それに惚れてかくまっただけなんですよ。
しかしその時は、ほんとうにわたしども夫婦は、いつうしろ手になっても
かまわぬ、首が飛んでもかまわぬという覚悟をしました。ガタッという
風の音にも警察ではないか、イギリス人ではないかと、寝ないでいる晩も
幾夜あったことでしょう。だがボースをかくまって以後というものは、
新聞の政治面を気をつけてみるようになり、政治や革命や外交や国際問題に
ついて関心を寄せるようになりました。いまこうしてどうやら国外に
対する眼がひらけたのは、ボースのおかげだと思っています。
それよりもあなた様が、連合国を向うにまわして、いろいろな迫害を
しりぞけて、ひとり(被告全員の)無罪をとなえられたということの
方が、どんなに勇気と決意を要したことかと、わたくしはあの裁判の
日からきょうまで、ほんとうにあなたに手をあわせて感謝してきました。
どうしてインドには、ガンジーとかネールとか、チャンドラ・ボースとか、
パール博士とか、世界のどの国にもいないような高いすぐれた精神の
人たちが出るのでしょうね、わたくしはボースをつうじてそうした
インドの高い魂にふれたような気がし、心からありがたく思って、
むしろ感謝でいっぱいなんですよ』

この話をきいた博士は、

『とんでもないことです。わたくしはただ裁判官としての、当然の義務を
はたしただけです。なんにも感謝されるようなりっぱなことをした
わけではありません。あなたの義侠と勇気と決意にくらべれば月と星
です。ボース氏が亡命した1910年代といえば、イギリスの全盛期
です。外交においてもイギリスの思うこと成らざるはなし、という
時代でした。この世界的な権力をむこうにまわして、しかも法律に
そむき、政府にまで反抗して亡命青年をかくまい、自分の娘を
めとらせて温かい家庭まで与えてくださった。これはたいへんなことです。
このことは日本とインドの歴史に永久に忘れてはならない記憶です。
インドの独立史をひもとく青年たちは、このひとつの事件だけで、
日本に対し限りない感謝と親愛の気持をもつでしょう。実は、わたくしも
このことを知ったとき、ますます日本が好きになり、日本とインドは
離れがたいものだということを感じました』」

ラダビノード・パール著「パール博士『平和の宣言』」小学館

伝統、文化、技術、資本、それに人々も自然も・・、優秀な先輩方が
遺してくれた多大なご努力のおかげで日本は、依然としてどの分野に
おいても世界最高水準の国であろうと思います。

しかし問題は戦後、矜持も自信も完全に失ってしまったひとり一人の
「こころ」だけ・・。

だとすれば、この恩人パール博士が私たちのために勇気をもって一矢報いて
くれた正義の剣を、何としても微力でも守りきらなければと思うのです。
そのためにはまず、歴史や政治についてよく勉強し、客観的で正確な知識を
身につけて地道に考え続けるしかないのではないか、と思っています。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:34 | コメント(2)| トラックバック(0)

パール博士

こんばんは。今日はまた冬の終わりの良い天気でしたね。
風もなく太陽が少し暖かくて・・、思わずかばんの肩ひもを斜めに
かけ直し、人気の少ない住宅街を息が上がるまで駆け出してしまい
ました。。

さて昨日、ずいぶん前に申し込んでいた「第27回立川・昭島
マラソン」の参加案内が届きました。来月の9日に昭和記念公園で
開催されるのですが、参加人数は合計1万人だそうで予想より
かなり多いんですね。今回のレースは10キロです。前回12月の
反省を踏まえて、前半は少し抑えつつ(キロ5分弱)
後半余裕があれば4分半~15秒くらいにペースを早める作戦で
いこうと思います。昨年末から悩んでいた足の故障も無事治り、
楽しくトレーニングできるのがほんと嬉しいですね~!!
45分くらいでケガなく走れるといいなーと思ってますが、
どうなるかな?

明日からちょっと北海道の実家に帰るので、父になにかお土産を・・
と思いながら、今いちばん気に入っている本屋さんの「あおい書店
六本木店」でぶらぶら。。このお店はなぜか読みたい本がたくさん
見つかってしまいます。壁掛けや平積みの点数が圧倒的に多いのと、
話題のテーマ毎に広く新しい本をいくつものコーナーで数多く
集めていらして本当に感心してしまいます。他の書店で目にした
ことのない本が、何冊も出会えるんですよ~!この「あおい書店
六本木店」、最高にオススメです!!

で、休みのあいだ読もうと手に入れたのがこれ。


『パール博士「平和の宣言」』ラダビノード・パール著・小学館

アメリカを始めとする単なる戦勝国が、道義的な罪を問おう
という仮面を被りつつも、その実は「復讐」の場として国際法
無視で無理やり裁いた法廷である東京裁判。その11人の判事の
なかでただ1人、被告人全員無罪の判決を下したインド代表判事
パールの数多い講演や論文を集めた本です。大戦前後の東アジアを
めぐる政治的状況が正確に記述してあるしすごく面白そう。
この著書を通じてじっくり、この著名な国際法学者パールその
人となりや思想を学びたいと思っています。

そしていつかこのパール判事が残してくれた言葉のとおり、
「時が、熱狂と、偏見をやわらげ、また理性が、虚偽からその仮面を
はぎとったそのときこそ、正義の女神ははっきりしたすがたを
あらわして、歴史の審判にのぞむであろう」ことを待ち望みながら・・。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:57 | コメント(4)| トラックバック(0)

納豆屋さん

こんばんは。とうとう週末です~!ますます暖かくなってきたし、
私の足の故障もようやく治ったんで明日からまた走ろうと思ってます。
日曜昼には横浜女子駅伝もあるので、これも楽しみ。
そういえば昨日仕事で初めてお会いした若い男性も、よくよく
話してみると実はランナーの方だったんですよ!それも汐留の
某TV局にお勤めのようで、先日の東京マラソンでも4時間半で
みごと完走された「にしおかすみこ」さんのSP役も務められた
とのこと!大会当日の意外なウラ話だとかシューズの選び方、
ランナーに評判の良い・悪い大会などなど、興味深い話を
いろいろ聞かせてもらいました。

さて先週の話、仕事で渋谷区池尻のあたりを歩いていたら少し前まで
なかったお店を発見!それは・・「納豆専門店」でした!
その名は「せんだい屋」さんという山梨の納豆会社さんが
去年の12月末に東京初出店したお店でした。高級ものから廉価版
まで豊富な種類の納豆が展示してあって、小売りとイートインも
ある、こじんまりして清潔で感じのいい店舗。私は大の納豆好きなので、
これはよい商売になるのでは・・と思ったのです。
自分でもいつかお店をやるとすれば、納豆屋さんが良いかもな、と
思いました。日本独特のものであり、健康にも良くそのうえ美味しくて
しかも安価。これも意義のある仕事ができそうですね。
ちなみに私はキムチを入れて食べるのが好みです!!

最後に先日もご紹介しました掃除道を極め続ける鍵山秀三郎さんの
著書「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」、その後何回も
読み返しているんですが、これは本当に名本だと思います!
2ページで1つのテーマをお話してくださるのですが、特に仕事や
対人関係でイライラしたり哀しくなったりしたときに、この本を
開いて読むと、何故だか元気が出てくるんですよ。本当にオススメ
です!ちなみにあるテーマはこんな感じ・・。

”豊かな暮らしとは、丁寧に生きること”

暮らしに豊かさを取り戻すためには、面倒くさがらずに丁寧な
生き方を心がける。丁寧な生き方を通じてこそ、強い忍耐心と工夫が
育まれ、人と人の絆に血が通い合うという意味だと思います。
手抜きをしない丁寧な生き方が、お互いの心を豊かにします。

『ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる』鍵山秀三郎著・PHP刊

この本を読んでから、ごく単細胞な私は突然嫌いだった掃除に
目覚めてしまい、毎夜トイレとお風呂、洗面台をキレイにして
います。日本橋のお店で長柄の箒を入手し、今後は掃除の範囲を
家全体に広げていこう!と考えていまーす。

それでは皆さま、良い週末を!おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:54 | コメント(0)| トラックバック(0)

リアン

こんばんは。今日は日中すごくいいお天気で風もなく、
気持ち良い一日でした。春ももう近いかな~。

昨日の話ですが、錦織圭くんのATPツアー初優勝の嬉しい
ニュースが飛び込んできました!本当にスゴイです!!
決勝の相手はあのジェームス・ブレイクなんと世界12位で、
GSも準優勝しているトップ選手。去年秋のAIGで
錦織くんの公開練習を観ましたが、あのフェレールにストロークで
押し込んでエースを取れるほどの回り込みフォアやドロップボレーは
特に絶品で、あふれるテニスセンスを感じさせました。
こんなに早くツアータイトル取れるなんて正直思いませんでしたが、
まだ18才ですしすごく楽しみな選手ですね。あと日本人選手、
男子にも女子にもよい影響を与えてくれましたね、やれるぞ!!
と思えますもんね。

さて先日ある経営者さま(立教大学の講師もされている方です)の
お宅にお邪魔し、雑談させていただいていた際、ふと本棚に
あった単行本に目がとまりました。
そのタイトルは『犬と鬼』という本で、快くお貸しいただき読んで
みたのですが、幼少期から日本に住み日本文化を愛するアメリカ人
著者によるその記述は、日本を愛するがゆえに危機的な現状にある
この国を何とかしたいという想いからの厳しい諌言が随所に散り
ばめられていて、耳の痛くなるしかしそのとおりと納得せざるを
えないものでした。その中でも特に印象に残った箇所を少しだけ
お伝えしたいと思います。

「1789年のバスティーユ襲撃の日、ルイ16世は日記に
『リアン(aujourd'hui rien)』と書いている。
『(今日は)特記なし』という意味だ。

王は狩りに出かけて楽しい一日を過ごした。
バスティーユ陥落の報は、王にとっては大した関心事ではなかったのだ。

あとから考えれば、それはルイ16世の首を落とすことにつながる、
世界史の重要な転換点だったのだが、その当日には狩りのほうが
重要だったのだ。』

アレックス・カー著「犬と鬼~知られざる日本の肖像」講談社

得意の狩猟に毎日没頭し、バスティーユ牢獄陥落という世界史的な
意味を、当時全く理解できなかったフランス国王ルイ16世。

翻って私たち日本人が経済生活に明け暮れ、先祖先輩諸氏の作り上げて
きた国柄をよく勉強せず、誇りも自信も持てずに対外的には右往左往、
そして自分の日記にはとりあえず「リアン(特になし)」と書いている・・。
現代に生きる私たちの姿と、ほどなく市民によって断首台に縛り付けられた
ルイ16世の姿がなぜか重なって見えてしまいました。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:59 | コメント(2)| トラックバック(0)

明日は味方

こんにちは。今日も葛飾はるさんのサークルでテニス朝練。
やや左足首の痛みが残るものの、もうほぼ大丈夫。
温かい日差しの中、メンバー4人でダブルスを楽しめました。
プレー自体はミスが多くて反省。特にバックボレーのミスが
多く、しっかり右肩を入れるためのフットワークが全く
足りないと思うので、たくさん練習するしかありませんね。

さて昨日ですが、近所の図書館に予約注文してあって
読みたかった本が一気に5冊ほど届いていました。カウンターで
そうした本を渡される瞬間のちょっとした嬉しさが、地味になかなか
良くて好きなのです。「待ち人きたる」といった感じ。

そのうちの一冊、先日ご紹介した鍵山秀三郎さんと、直木賞作家の
山本一力さんの対談本のなかで、山本さんが座右の銘とする
言葉を教えてくれています。私たちにとって「明日」とは、
敵なのでしょうかそれとも味方なのでしょうか?

「私にも自分の人生を支えてくれた言葉が一つだけあります。
『明日は味方』という言葉ですけれど、これがすべての私の
根っこなんです。

明日というのは、生きているかぎり、誰にでもやってくる
ものです。でも、会社を潰さなければならなかったときは、
もう夜が明けるのが本当にいやでした。夜のいっときだけは
鎮まっているけれど、明日になったらまた取り立ての催促が
あるのではないか。そう思うと暗澹たる気持ちになりました。

『もう明日よ来ないでくれ』と思ったことが何度もありました。
しかし、そう思っていくと、どんどん自分が深みに嵌って
いってしまうんです。

こんなことをやっていて大丈夫だろうかと思ったときに、毎日
来る明日を敵に回すか味方につけるかで、生き方がまったく違って
くるな、と気づいたのです。

どっちみち明日はどうしたって来るのですからね。だったら、
明日を味方につけるほうがいい。じゃあ、そのためにはどうすれば
いいかと言えば、早く明日が来てくれと思うように生きるしかない
じゃないかと。

子供の時分には、何か楽しいことが控えていると指折り数えて待った
ものです。それなら明日をそういうふうにしようと自分で思い切った
というのが、人生を好転させるきっかけになりました。」

鍵山秀三郎・山本一力共著「人間力を養う生き方」致知出版社

休日の翌朝、会社や学校に行くのがなんとなく億劫で憂うつな気分に
なることは誰にでもありますよね。しかしこれからは山本さんの教えの
ように、同じ明日を迎えるにも肯定的にとらえて「明日は味方」だと
考えようと思います。その方がより気楽だし、なんだか本当に良いことが
訪れそうな気がしますものね。。

今週の木曜日はTHE POLICEのライブ!すごく楽しみです!!
では『明日も味方』、きっといいことがありますよ~!
日記 | 投稿者 テニス侍 15:51 | コメント(2)| トラックバック(0)

アシックスストア東京

こんばんは。夕方からまた雪になったり寒い日でしたね。
朝8時から久しぶりに葛飾はるさんのサークルメンバーで
ダブルスを楽しみました。長く痛めていた足の故障もあと
少しで治りそうな感じです。元気に動けることが何よりも
嬉しいことですね。

先日ブログでお話ししました鍵山秀三郎さんの教えに影響
を受けて、そのあと家のトイレと洗面所掃除を3日続けて
みました。「平凡なことを徹底して続けることが、
とてつもなく大きな力になる」そのとおりだなと私も思います
ので、コツコツ積み重ねていこうと思っています。

さて、とうとうランニンググッズ専門店の「アシックスストア
東京」に行ってきました!
ここはランナーに有名なasics直営店舗。銀座8丁目にあるため、
流行りの皇居ランをされる方へ、着替えやシャワーなどロッカー
ルームサービスを併設しています。普段は非常に混雑していて
数時間待ちもザラと言われている『足の形の3D分析』、
幸運にもぽっかり空いたらしく急きょ測定してもらいました。

その結果は、、足の幅は狭いほうでアーチ(足の甲)の高さも
低く、土ふまずの形はごく標準で、特別なインソールを作る
必要はないとのこと。
しかしかかとの傾斜が左右大きく異なり、左が内側に強く
傾いているため、右をセンターに左足を引きずって走るフォームに
なっているそうです。意識的に改造していかないと故障に
つながるそうで・・さすが鋭い。まさに今左足首をひどく痛めておりました・・。
ついでに、足に負担をかけないアップ・ジョグ用シューズGEL-KAYANO14を
購入してしまいました。久しぶりにシューズを買ってとても嬉しく
思いました!もうすぐこれを履いて走れると思うと、すごく楽しみです。。

さて今日読んだ本は、前リクルートコーチで日本陸連女子
強化部長の金哲彦さんが昨年12月に書き下ろした著書。
日本人はマラソンや駅伝が大好きだそうなんですが、なぜ
マラソンは42.195キロなのか、とかランナーズハイって
どんなものなのか、など素朴な疑問に面白くまじめに答えて
くれています。中でも駅伝競走に不可欠な『タスキ』の意味を
分析している箇所が特に印象に残りました。

「そもそも駅伝という言葉は、律令時代の駅馬・伝馬という制度
から取ったものです。

駅馬・伝馬の制度では、当時、身分の高い人が諸国を旅するとき、
宿場から宿場へ移動する際『駅鈴(えきれい)』を身分証明書として
渡されました。その『駅鈴』をもつことで身分が証明され、宿や食料
などの安全を確保することができたのです。つまり、駅伝では
駅から駅へつなぐランナーの証明として『駅鈴』の代わりにタスキが
選ばれたのです。(中略)

背景には、こんな日本人の心理もあるような気がします。

その昔、武士が戦にでるとき、身支度として『タスキがけ』をしました。
着物の裾をたくし上げるいわゆる『タスキがけ』は、言い換えれば、
武士が真剣勝負に臨むとき、気持ちを引き締める儀式のようなものです。
駅伝選手が、レースに臨むときの緊張した心境が、武士の『タスキがけ』と
オーバーラップしても不思議ではありません。」

金哲彦著「『マラソン・駅伝』の素朴な大疑問」PHP文庫

勝負に挑む者が気持ちを引き締めようとするとき、この
『襷(たすき)』を通じ、時代を超えて日本人の魂をリレー
している・・と言えるかもしれませんね。

ではまた、明日からは晴れそう!!おやすみなさいZZ...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:43 | コメント(2)| トラックバック(0)

トイレ磨き

こんばんは~。今日も午後から雨まじりの雪が降る寒い一日でした。
今まさに冬本番ですから、寒いのも当たり前ですもんね。私は毎日
マフラーに手袋とハクキンカイロで重装備しています。
思えば10年以上昔ですが、仕事で1年ほど新潟に住んでいたことが
あるんですよ。日本海側ですので冬はほぼ毎日今日のような湿った
雪が降り、寒いし雪の量は半端ではないし、かなり大変だった記憶が
あります。それでも、新潟は食べ物がどれも美味しいところだったし
(コメはもちろん新鮮な魚も豊富、「へぎそば」や「のっぺ汁(煮物)」
といた郷土料理も最高でした)、住んでいる人々がまた優しくて鷹揚で、
いい思い出がほとんど。当時通っていたテニスサークルのメンバーも、
ほんの短いあいだしか在籍していなかったのに、鍋のお店で送別会を
開いてくれて本当に感激しました。
すごく寒い日々もあと1~2週間、なんとか元気に乗り切りましょう!!

さて今日読んだ本は、40年以上にわたってトイレ掃除をはじめ、
社内外の清掃を徹底的に実践されて有名な経営者、鍵山秀三郎さんの
著書です。カー用品店「イエローハット」社長として、健全な
会社運営もさることながら、「足元のゴミひとつ拾えぬほどの
人間に、いったい何ができましょうか」という素朴な問いかけには、
はっと襟を正さずにはいられません。

「人の心は、そう簡単に磨けるものではありません。ましてや、
心を取り出して磨くなどということはできません。心を磨くには、
とりあえず、目の前に見える物を磨き、きれいにする。とくに、
人のいやがるトイレ掃除を永年続けていると、知らず知らずの
うちに自分の心が浄化され磨かれるようになります。

人は、いつも見ているものに心も似てくるからです。

掃除をしているときの自分は、いつもきれいな気持ちで取り組んで
いることが多いように思います。掃除をしながら、人をだまして
やろうとか、誰かを陥れてやろうなどと考えることはありません。

また、人を憎んだり、恨んだりするような気持ちになったことも
ありません。心を無にして純粋な気持ちで取り組めるのが掃除。
汚いトイレをきれいにしますと、気持ちがすっきりし、素直な
心になれます。素直な心になりますと、不思議と先のことが
よく見えるようになります。

人間が心配のあまり不安な気持ちになるのは、先のことがよく
見えないからです。素直な心になり、先がよく見えるように
なりますと、不安がなくなり、余計な取り越し苦労をしなく
なります。結果において、精神が浄化され心が磨かれるのでは
ないでしょうか。」

鍵山秀三郎著『ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる』PHP研究所

「トイレ磨き」は「心磨き」。。尊敬できる先輩の教えを
私もウチのトイレとお風呂場から真似てみようかな・・。
ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:53 | コメント(2)| トラックバック(0)

補助トレーニング

こんばんは!この頃ほんとうに寒いですね~。先月に少しご紹介
した『ハクキン懐炉』ですが、ここのところずっとポケットで
大活躍してもらっています。使い捨てカイロよりもずっと経済的
ですし、発熱量も使い捨てのなんと13倍(!)とのことで
すごく温かいですよ。何よりもこの機能美を私はかな~り気に
入っていて、当分手放せません!

燃料はあのZIPPOライター用のオイルを使用するので入手しやすいし、
発火燃焼しているわけではないので安全快適に使えるのです。
それに大正時代からの発明品、というところに惹かれますね。
南極探検隊の方々や戦闘機パイロットも使っていたそうです。
そしてこのハクキンカイロ、マニアが相当多いようで、色々なHP
ためになる情報を教えてくれていますよ。
私用にも良いし、ちょっとした冬の贈り物などにも良いと思います!

さて足の故障で週末も家でウズウズしていたのですが、随分良く
なってきましたので、ランネットから春のマラソンにもまたいくつか
申込みしてしまいました。何よりも温かい日差しのなかで、
桜の花が舞い降りてきたり、緑の草いきれを吸い込みながら走れる
なんて・・、想像するだけでたまりません。。
3月は、9日立川と30日佐倉で10K、4月は13日に静岡県
焼津市のハーフ大会に出ようと計画しています。

最近夜は電気ストーブをつけてもなかなか暖まらないし、補助
トレーニングの必要もあるので、部屋で筋トレとストレッチを
しています。足首と太ももをゆっくり伸ばしたあと、腹筋背筋と
スクワット20回2セットだけですが、それでもすごく温まりますよ~。
今後もう2度とケガをしたくないので、ずっと続けていきます。

皆さんも体調にはお気を付けください!
では~おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:31 | コメント(2)| トラックバック(0)

B・J

こんばんは。全豪オープン、すごい試合が今終わりました。結果は
46、64、63、76(2)でジョコヴィッチの逆転初優勝!
サーブ・リターンもストロークも深くて強くて最高、チャンピオンに
ふさわしいプレーを存分に見せてくれました。準優勝のツォンガもまた、
今年は確実にトップで活躍できる実力があると思います。それに
ジョコもツォンガも人間的な魅力がとてもあるように思うので、
自然と応援も集まるようですね。しかしナダールもロジャーも、
このまま簡単には世代交代などと言わせないだろうし、今後の
男子テニスは、グーンと面白くなりそうです!5月の全仏を、
今から待ち切れません!!

あと今日の午後、大阪国際女子マラソンが行われました。
初マラソンの福士さんが、34キロまでトップで独走するも
力尽き、最後は何度も顔から倒れるほど足がいうことを聞かない
状態になっても、リタイアせずに最後まで走り通したことに
ひどく心動かされてしまいました。日本人選手で最も注目されていた
選手だからこそ、どんな姿になってもゴールしなければという
気持ちが痛いほど伝わってきたのと、ゴールしたあとの照れたような
表情は、最後は自分との戦いに勝ったという安堵感を覚えたのかも、
と思いました。

レースの結果は、35キロからスパートしたマーラ・ヤマウチさんが
フルマラソン10大会目で初優勝!おめでとうございます!
イギリス外務省を休職して、東京でトレーニングを重ねている方で、
あのラドクリフに次いでイギリス第2位の実力者。この優勝で
北京五輪出場もほぼ確実にされたそうです。あと私が応援していた
セカンドウインド所属で優勝候補の一角の加納さんは、左足かかとを
痛めて惜しくも18キロで棄権。五輪選考レースはあと3月の
名古屋もあるので、体調整えてできれば挑戦してほしいと思います。。
しかしこの大阪は、フルを3時間切れるエリートランナーしか
出場できない大会なので、みんなフォームがとてもきれいですね。
私のスネとヒザも、この週末完全に休んで整骨院さんにも診て
もらいなんとか回復してきましたので、また少しずつトレーニング
していこうと思います。来週の浦安ハーフマラソンは足の様子を
見つつ、週末に出欠を決めたいと思っています。

それでこの週末は時間があったので、手塚治虫さんの代表作の
ひとつである漫画「ブラックジャック」から、心に残る名言を
集めた文庫本を読みました。医師免許を持たないながら抜群の
外科技術で、数多くの命を救ってきたB・J(ブラックジャック)の、
一見クールでつれないセリフには、作者の信念や人間への愛情が
ところどころに込められていて、心を打つものが多いと思います。

「母校を訪ねたB・Jが、解剖実習のあとで偶然出会った医学生に
声をかけると、彼は先輩であるB・Jに自分の悩みを打ち明ける。

『どんなに健康な人間だって、年をくえばどうせ死体になる。
死体になるのを十年や二十年おくらせたって何になるんだろう・・』

確かに、人間は死んでしまえば死体になる。どんなに立派な
政治家も、どんなに強いスポーツ選手も、どんなに美しい女優も、
死んでしまえば肉と骨のかたまりになってしまう。

自殺をする人たちも同じようなことを考えているのじゃないだろうか。
『今死んだって、このまま生きていたって同じことだ。どうせ
いつかは死ぬのだから、早いか遅いかの違いだけさ』と。

でも、本当に、今でも先でも同じなんだろうか?
どうせいつかは死んでしまう人間だけと、ひとりひとりにはそれぞれの
人生があり、生きている喜びがある。たった十年や二十年でも、
その人の人生にとってはそれが貴重な瞬間になる。今は辛くたって、
生きているうちには幸せな瞬間はきっと巡ってくる。もちろん、
辛いこともまた巡ってくるだろうが、その先にはきっと良いことがある。

意味もなく人間は生まれてきたわけではない。意味なく八十年もの
平均寿命を与えられているわけではない。この医学生は、人間が
生きている意味を考えないから、十年や二十年生きながらえさせて
何になるんだ、と悩むのである。意味があるのだと思えば、全力で
その人を生かしてやろうと考えるはずじゃないか。

自分と他人の生きている意味を考え、見つけること。
生きていくということはそういうことじゃないだろうか。」

「ブラックジャック語録」手塚プロダクション監修・秋田文庫刊

『生きている意味』なんてカタイ言葉は、なるべく敬遠したいと
思う人が多いのかもしれません。そんなこと考えても、なかなか
答えなど見つかるものではありませんからね。しかし、この
手塚先生の問いかけをよく考えてみると、自分の生きている意味を
深く考える人でなければ、相手の他人の生きる意味など想像したり
考えたりできるはずはありませんよね。
生きていくということ、それはもしかしたら自分が熱中できるもの、
生きがいというものを考え悩みながらも見つけていって、地道に
それに打ち込んでいく・・、誰に評価されたり褒められたりしなくても
人生を賭けてそれを証明していくことなのかもしれないな、
と今のところ私は思っています。そして信頼できる家族や友人と
一緒に励ましたり助けたりできれば、もっともっと楽しい人生に
なるんですよね。。
それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 22:45 | コメント(0)| トラックバック(0)

希望もください

こんばんは。全豪オープン男子準決勝、大変なことになってますね~。
読みがよくて脚のあるあのナダルが、ノーシードで勝ち上がった
ジョーウィルフライ・ツォンガに打ち負けてしまい大差で敗退。
このツォンガ、前はよくソンガと呼んでいたように思いますが、
かな~りすごいです。ストロークもいいし、ネットプレー特に
ドロップボレーがとても上手い!明日試合のフェデラーとジョコ
ビッチも全く油断できませんね、今から決勝が楽しみです!!

女子は今回好調のシャラポワとイバノビッチの決勝になりました。
私は、今年からラケットをヨネックスに変えたイバノビッチの
GS初タイトルを期待し応援しています!

さて東京は相変わらず寒い日が続きます。私は相変わらず両側の
すねを痛めていまして、この週末は完全休みにするつもりです。
平日は仕事のためかなり歩いていますので、夕方くらいから少し痛む
のです。それで夜帰宅後、アイシングをすると結構楽になるので、
あとは休養と湿布で早く治してプレーしたいし走りたい!
次の日曜は五輪予選も兼ねている大阪国際女子マラソンもあるので、
週末は全豪と合わせてTV観戦の予定です。

最後にきのう五反田で手に入れた本は、今週発売になった金美齢さんの
単行本です。この方は台湾人で、早稲田の先生をしながら日本で
40年以上台湾独立運動をされていて、よくテレビや雑誌にも
出られている有名な評論家。日本を愛するが故に、恵まれ過ぎて
いる私たち日本人への苦言が胸に突き刺さります。この新著でも
はっきりと私たちの甘えを指摘する箇所があったので、少しご紹介しますね。

「毎週日曜日に放映されるテレビ番組に、『報道2001』というのが
ある。数年前になるが、その番組で、人気作家・村上龍氏の小説が
題材になっていた。彼の小説『希望の国のエクソダス』という本だ。
 
この物語は、日本という国に絶望して独立国を造ることを目論んだ
中学生たちの話である。この番組の中で、登場人物の男の子が
『この日本にはすべてがあるけれども、希望だけがない』と言う
くだりが紹介されたとき、私は目をいた。

最初、言っている意味がさっぱりわからなかった。すべてがある国に、
なぜ希望だけがないのかわからなかった。

すべてを与えてくれる国なのに、希望だけは与えてくれないと、幼児が
駄々をこねていると思えばわからないではない。しかし、希望という
ものは、他人が与えてくれるのを待つようなものではない。何を希望して、
何を追い求めるかということは、個人の問題であって、個人が決定する
ことである。

何でもあるという環境に感謝して、それを前提にして、どう活用して、
自分の人生を築き上げていくかという問題を解決するのは、他人では
ない。ほかならぬ自分なのである。そうでなければ、次の世代が
苦しまないようにと、営々と『何でもある国』を目指して努力してきた
先人たちにも失礼である。」

金美齢著「戦後日本人の忘れもの」WAC出版

私たちの先達によるこれまでの血の努力の蓄積が作ってくれた
この日本で、私は死を迎えるまでにこれからどんな生を積み重ねて
いこうか。健康で貧しさを気にしない強ささえあれば、何でも
自ら決めた望みや希いを実行できる可能性があるっていうことは、
何よりも幸せなことなのだ、と改めて思いました。
ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:45 | コメント(4)| トラックバック(0)

妖精エコー

こんばんは。今朝はいまにも雪になりそうな薄暗い空でしたが、
結局降りませんでしたね、ちょっと残念。。寒さはとても厳しくて、
建物から外にでるときは少し気合いが必要ですね。

私の足の話ですが、先週のマラソン後から前がわのスネが両方ひどく
痛み、歩くのも引きずっている状態なのです。ちょっと困ったなと
思って先週、整形外科の先生に診てもらったら、つま先を上げるための
筋肉(前脛骨筋)が炎症を起こしているとの診断でした。
この症状を「シンスプリント」と呼ぶそうで、陸上をやる方に
多くみられるらしく、痛みが引くまで休養とこまめなアイシング
しかないとのこと。週末はテニスの団体戦の予定もあって
楽しみにしていたのに・・、しかし今となっては何とか早めに
治して、完全復活したいと思っています!

さて今日は、有名なギリシア神話のひとつ「片想いの妖精エコー」の
お話をしたいと思います。子どものころ山へハイキングに行ったとき、
鳥の鳴き声が響いてこだまするのを聞いたり、「ヤッホー」と叫んだ
自分の声が返ってくるのに驚きつつ、何度も楽しんだことがありますよね。
この「エコー」には、実は悲しくも興味深いお話が太古の昔から語り
継がれているのです。

心やさしく陽気な森の妖精エコーは、いつの日からか美少年
ナルキソスに想いを寄せ、遠くからひそかに眺めては
ため息をつく、もの憂い日々を送っていました。

しかしある日、エコーは浮気者ゼウスに利用され、嫉妬深い
妻ヘラの監視から逃れるのを助けたためにヘラの猛烈な怒りを
買ってしまったのです。その罰として彼女は自由に話す能力を奪われ、
相手の最後の一言を繰り返すしか出来なくなってしまいました。

大好きなおしゃべりも出来ずに、木陰に身を隠していたエコーは、
たまたま通りがかった愛しい人ナルキソスの声を聞いて、
嬉しさのあまり飛び出していったのですが・・、エコーが話せるのは
彼の話す言葉をそのままくり返すことだけ。。

自分の気持ちを伝えられないエコーを、彼は冷たく突き放し
背を向けて行ってしまいました。エコーは悲しさと絶望のあまり、
泣きながら森の奥深くに身を潜めて永久にその姿を見せなくなり、
その哀しい声だけが「木霊」として残されたのでした。

谷間や洞窟の中で呼びかけると今でも丁寧に応えてくれる妖精エコー。
その哀しみの声を聞くときがもしあれば、彼女の報われなかった
想いをほんの少し、心に浮かべてみようと思います。誰もが
胸に秘めおくナルキソスとともに。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:47 | コメント(0)| トラックバック(0)

篤姫

こんばんは。ずいぶん寒い日が続きますね。それでも今日は
風も少なくて太陽の光が温かく感じられました。今年は東京でも
雪が降るのでしょうかね~。雪は好きですが、マラソン大会に
出る日だけはやめて欲しいです・・。
次は来月3日の第17回浦安シティマラソン(ハーフ)に
出場予定。普段の生活ではヒザの痛みを殆ど感じないのですが、
走るとまだ痛む・・。週末は整骨院さんに行って診てもらい、
補助的にジムなどで筋トレを始めないとなー、と思っています。

そうそう雪といえば、今年は2月末に北海道の田舎に帰ります。
真冬の実家へは、ずいぶん久しぶり。今はまだ全然雪もないよう
ですが、来月には一面雪景色で真白だと思うので、厳しい寒さと
一緒に楽しんできますね。美味しいものもまた食べさせてもらえると
期待しています!

さて今年のNHK大河ドラマは「篤姫(あつひめ)」なんですね~。
ふだんはNHKなどほとんど見ないのですが、これはすごく面白そう
だなと思いました。近代日本最大の人間ドラマと言える明治維新、
勝海舟や西郷隆盛の役割はもちろん有名ですが、私は最後の大奥と
言われる薩摩藩島津家出身で13代将軍家定に嫁いだこの篤姫と、
天皇家から14代将軍家茂に降嫁した皇女和宮(かずのみや)の
存在があったからこそ、現代日本の繁栄があるといっても間違いでは
ないと思っています。特に江戸城の無血明け渡しが、内乱状態に
陥る危機を免れ、米欧列強の侵略から日本を救ったのですよね。
また嫁姑となる、篤姫と和宮の確執と和解、そして最後には
維新の激動を生き抜いた戦友のような関係になる過程もまた、
すごく面白いと思います。

表面的には男によって支配されてきたと見える歴史の舞台も、
実は女縁によって動かされてきたのだ・・。
この事実は、私たちの日々の生活でも同じことが言えそうですね。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:55 | コメント(2)| トラックバック(0)

正しいときに正しい場所にいること

こんばんは。今日はとても寒かったですね。東京は夕方まで雨が
降っていて夜は雪になるかも・・との予報でしたが何とか大丈夫
そうです。あすは荒川で行われるハーフマラソンに出場するので、
雨や雪はかなり心配したんですよね。まだヒザなど体調に不安が
残りますが、テーピングでうまく固定して走るフォームも工夫し、
あとストレッチを走行中もマメにやることで、折角だし行ける
ところまで走ってみようと思っています。明日は男女8000人
以上が参加する大きな大会ですので朝早めに行って、レース前後の
雰囲気も含めて思いきり楽しんでこようと思っています!
明日またご報告しますね!!

そしてこの間、ホノルルや東京などフルマラソンを何度も完走
している職場の同僚Yさんと話していたら、ネスレの「パワー
ジェル(うめ味)」がレース後半、バテ気味の体に最高に効きますよ!
というアドバイスをもらいました。それは必ず用意しなきゃと思い、
ようやく今日仕事ついでに渋谷のアートスポーツで手に入れました!

よし、これを使えるようになんとか後半まで辿り着きたいものです。
前半は上流方面へ走るため、ほぼ確実に向かい風なので我慢の
走りになりそう。。

さて先日、アメリカでITコンサルタントをされている梅田望夫さんの
新書を初めて読みました。ものすごいスピードでさらに大進化を
続けている最中のこのネットの時代に、私たちがどのような心構えで
生きていくべきなのか、という問いに真摯に向き合った力作で
とても読み応えがありました。
その中でもとりわけ印象的だった箇所はこちらです。しかしこれも
また『セレンディピティ(幸運な偶然を呼ぶ力)』そのものですね。

「英語で『in the right place at the right time』という言葉がある。
『正しいときに正しい場所にいる』。このなんとも不可思議な言葉の
重要性を、私はシリコンバレーで学んだ。人生のすべてがこの言葉に
あるとまで思う。生まれつきの大天才は別として、ほとんどの人は
偶然や運やめぐり合いによって、人生が大きく展開していく。
私たちは、無意識のうちにさまざまな選択をしながら日々行動して
いるわけだが、その選択・行動パターンによって、運や偶然を
つかむ人とそうでない人がいる。その人が磨いてきた能力に加えて
『正しいときに正しい場所にいる』ことが重要で、それは突き詰めて
言えば、誰かの心に印象を残し、大切なときにその誰かから誘われる
力なのである。(中略)
人間としてごく常識的で、少し積極的に日常を丁寧に生きること。
そういう日常を大切に繰り返していけば『正しいときに正しい場所に
いる』幸運にめぐり合うチャンスも大きくなる。」

梅田望夫著「ウェブ時代をゆく」ちくま新書

著者はこの本を通じて、現代という時代の大きなうねりを生き抜く
には、「好きなことをやり続けたいという執念によってドライブ
された勤勉」によって「自発的・能動的な新しい強さを身につける」
ことが必要だと説いています。昔から『好きこそものの上手なれ』
と言いますものね。コツコツと継続的に好きを貫く長期戦を
生きていくことで、不安いっぱいの未知の世界も楽しめる強さが
自ずから備わるのではないかな、と思いました。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 21:50 | コメント(0)| トラックバック(0)

L-カルニチン

こんばんは。今日もあまり寒くなく、過ごしやすい一日でしたね。
仕事が忙しく、珍しく話す側の立場となる時間が長くって少しだけ
喉が痛いです。。

この頃少しハマっているサプリメントがあるんですよ。それは、
「L-カルニチン」!!今さらなのかもしれませんが、
特にランナーには最も人気あるサプリのようです。効能は特に
脂肪を燃焼しやすくするらしく、私の脂肪もどんどん燃やして
ください!そしてある研究によると、60~80才の方の血中
カルニチン濃度と、80~100才の年齢層のそれを比較すると、
明らかに後者の濃度の方が高いらしいのです。つまり「長寿」と
カルニチンの間に何らかの因果関係があるのではないか・・、
という結果なのでした。より長く健康を保って生活を楽しむには
L-カルニチンを見逃せない!かも。

さて先日もご紹介しました加島祥造さんの老子の教えですが、
またまた興味ぶかい一節を見つけましたのでご紹介したいと思います。
今回は「ほっとする老子のことば」という著書を読ませてもらいましたが、
前に読んだ講談社の「エッセンシャルタオ」の方が、『老子道徳経』
原文を全て(といっても短くて100頁くらい)体系的に読めるので、
関心のある方には読みやすいかもしれません。

『目に見えない静かな動きは
 何もしないようでいて深く役立っている。
 これは、この世ではなかなか
 人に気づかれないんだが、
 比べようもなく尊いものなのだよ。』

風は目に見えないものです。そして風の存在は、ただ、
雲の動きや、草木の揺れる動きによってしか悟られない。
私たちの目に映る風はすべて「動かされるもの」を
通して分かるのです。

考えてみると、これはとても驚くべきことです。
人間の目に映るのは必ず何かに動かされているものであり、
動かすもの自体は目に見えない。

風を知るとは、動きを感じることです。風は古代人に
とっても、見えないものの力を知るもっともよい手段でした。

そして現代の私たちは、知識と技術の進歩によって、
目には見えない力を知る手段をいくつも持っています。
それなのに、その力に、驚きを感じなくなっているのです。

『ほっとする老子のことば』加島祥造著・二玄社

子どものころ住んでいた北海道の田舎にはすごくきれいな川が
いくつかあって、よくヤマメやイワナを釣りに出かけていました。
たまに川の中に入って数メートル向こうの対岸に渡ったのですが、
ヒザ上くらいの深さだし川の流れも大して強くないように見えても、
実際その流れの力はとても強く、思わず倒れそうになって驚いた
ことを久々に思い出しました。

動かされるものを通じてようやく感じる「目には見えない静かな動き」。
調和のとれた自然の美しさに大きな力や恵みを感じること、それも
「尊くて・深く役立つ」静かな動き、なのだと思います。
そして言葉も・・、ハッと心に届く思いや考えに接したとき、
ふと自分の心が動くのを感じることがあります。これもまた
目には見えない何か、なのでしょうね。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:56 | コメント(4)| トラックバック(0)

Until I Find You

こんばんは。きょうもまた良いお天気で、日中は日射しが
すごく気持ちよかったですね~!
こんないい天気なのに・・私は結局ヒザの調子が昨日の
ランニングでもおもわしくなく、残念ながら予定していた
ランニング教室の参加を見合わせました。昨晩メールで
欠席の連絡をしたところ、担当コーチさんからすぐに
「お大事になさってください。またお待ちしております」との
温かいメールをいただき、感謝・・。
なんとか早く治して走りはじめたいなーと思っています。

今日でお正月の連休も終わり。いつも思うことですが、
休みはあとで考えるとあっという間ですよね。天気も安定していたし、
テニスもほぼ毎日できたので、本当に充実した休みでした。
そういえば休み中、ヒザの療養にもなるかと思い、近所の
「岩盤浴」に初めて行ってきました。その感想は、今までにない
爽快感を味わえてとても良かったです。裸足では立ってられない
くらい熱せられた石板の上に厚めのバスタオルを敷いて、
うつ伏せ・仰向けに約15分横たわり、少し休んでまた15分・・を
4回繰り返したら、汗びっしょりです。普段テニスなどしていても
冬はそれほど汗をかきませんので久しぶりの感覚でした。
また運動後と違って、もちろん筋肉疲労感がないし、ほか
サウナよりも長時間入っていられるので、体の芯まで温まった
気がしました。まだの方は一度体験してみてください、おススメです!

午後図書館に行ったら、昨年予約していたジョン・アーヴィングの
最新長編「また会う日まで Until I Find You」が確保されていました!
4年ぶりの新作は千ページを超える大作で、数多くの書評によれば
これまでのアーヴィングの作品の様々な要素が入っている集大成的な
作品であり、またアーヴィングの自伝的要素も色濃く見受けられる
傑作とのことです。まだ数十ページだけ読んだところですが、母と子が
失踪した父を捜す、という古典的物語の形を取りつつも、稀代の
ストーリテラーのことですから、どのような展開になるのか
すごく期待させられます。読後また感想を書きますね!

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:58 | コメント(2)| トラックバック(0)

たすき

こんばんは。今日も東京は快晴でしたね~。
また朝8時からテニス練習、今日は3人だったのでシングルスの
ポイント練習をしました。普段ダブルスがほとんどなのと、
今日は私の知り合いをはるさんに紹介できたので、いつもと
違ってまた楽しかったです!明日も午前、葛飾でダブルス練習、
思いきり楽しみますよ~!!

で、距離を走るとまだ少し気になる両膝の治療のため整骨院さんに
寄ったあと、家に戻ってから来週のマラソン大会に備えて
トレーニング。いつもの荒川土手コースに出て3キロくらい
走ったらまた両ひざにかなり痛みが走ったので、その後ウオーキングに
切り替え。この前のレースから2週間以上も経っているのに、
なかなか治らない・・。もし明日も走って痛みが残るようなら
日曜の練習会参加は、残念ながらやめておこうと思います。

しかし昨日おとといの箱根駅伝は毎年観ていますが、今年もまたドラマが
ありましたね。汗のしみ込んだあの「たすき」を運ぶ駅伝って、
日本人にはたまらない何かがあるのかも・・。「バトン」ではなく
あの肩からぶらさげる布きれに何か意味があるんでしょうね。
そういえば私も思い起こせば中3のころ、地元の中学駅伝大会に
出場したことがあります。ランナー7人で確か5~6キロずつだったかな、
私はなぜか野球部だったのに借りだされて最終走者に指名され、
その大役に興奮して練習十分でやる気まんまん!だったと思います。
しかし大会当日は、前の走者から他校のランナーは前後見えない
状態でたすきを受け、勝負シーンも全くなく10校中6位くらいで
ゴールしたと思います。それでも同じたすきをつないだ仲間同士の
連帯感は確かに良いものだなーという思いは確かに残っています。
昨日の夕方はそんなことを思い出しつつ、箱根をめぐる学生たちの
熱い走りに感化されて、妻の実家がある三鷹の住宅街を、冬の夕陽を
背に少し走ってしまいました。。

さて今日読んだランニングマガジン「クリール」08年2月号に
ちょっと心揺さぶられた記事がありました。先月のホノルルマラソンに
出場し、初フルマラソンで見事に完走された西田美歩さんが書いた
体験記です。

「仲間からは『西やんがマラソンを走るなんて無理だよ』と
言われていました。なぜかというと私はいつも途中であきらめたり、
逃げたり、遅刻したりするからです。だから『西やんは途中で
あきらめて歩いちゃうから無理だよ』と言われていたのです。
じゃあ、それを一つやめようと誓いました。
(中略)
マラソンは走っているときは一人だし、いつでもやめようと思ったら
やめられるし、スピードを落とそうと思ったら落とせます。前半に
速く走りすぎて、終盤に疲れて走れなくなって悔しい思いをしたり・・。
すべて個人の責任だから、自分の内面の弱さが全部出ます。私は
自分が弱いと思っていましたが、マラソンを始めて、改めて
すごく弱い存在だと再認識できました。自分が弱い人にはおすすめ
です。自分の弱さや弱点がわかります。わかるだけでなく、それを
克服する方法も教えてくれるのです。
マラソンを走り続けていけば、人として成長できる気がします。」

「ランニングマガジン クリール」08年2月号・ベースボールマガジン社

西田さんはこの雑誌のモデルを務めることになった1年前まで
全く走った経験がなく、ホノルルまでは走ることが義務のように
感じていたと率直に語っています。しかし結果は目標タイムを
超えて完走されました!今回の挑戦について書いたこの文章を
読んでみると、自分の弱さを素直に認めて綴った誠実さにとても
感動してしまいました。
私も、テニスとはまた違う底知れぬ何かがマラソンにはあると、
少し感じ始めているところなのですが・・、もしかすると走ることで
普段閉じ込めている自分の弱さに直面し、戦ったりするところに
魅力の一端があるのかも知れませんね。
ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:56 | コメント(2)| トラックバック(0)

second wind

明けましておめでとうございます!
今年も皆さまのもとに幸運が訪れますように!!

さて平成20年の元旦、朝8時から今年もやりました、ダブルス4時間!
快晴無風で絶好の天気のもと、思いきりプレーできて最高に
楽しかったです。新年、私のテニスの目標は
「ボレーが好きになる!」です。そんなに苦手意識もなかった
のですが、ついついステイしてしまい、ボレー対ストロークと
なって劣勢になることが多かったように思います。
そしてこの前の忘年会で、多くの仲間に勧められたので
そのあと何とか前に出てみるようにしているのですが、かなり
楽しいものですねボレーって!!意外と相手の動きも見えるし、
これからは何があっても前に出ようと思います。でもとれっく
さんのショートクロスには、なにか対策を打たないといけないけど・・。

そしてランニング!走り終えたときの達成感を思い出しつつ、
毎月1つはレースに出ようと思っています。
今の時点で申し込んだ大会予定はこちら。
1/13(日)第9回谷川真理ハーフマラソン(ハーフ)
2/3(日)第17回東京ベイ浦安シティマラソン(ハーフ)
3/9(日)第27回立川・昭島マラソン(10K)

あと、ランニングマガジン「クリール」で紹介されていたランニングクラブ
「セカンドウインドAC」の練習に月1~2回ほど参加しよう
と思っています。そのクラブのサイトを読んで、実業団資生堂
元監督の川越さんが、去年4月に日本で初めて選手・市民参加型
クラブとして発足した趣旨に強く共感しました。興味ある方は
そのHPや監督・スタッフのブログを見てみてください。6日の日曜朝、
代々木公園で初めて練習に参加しますので、どんな感じかまた
ご報告しますね~!

明日はテニス休みのため、少し長めにjogしようと思っています。
それではまた、みなさんよい初夢をzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:59 | コメント(2)| トラックバック(0)

大晦日

こんばんは、ついに大みそかです。私の家の隣には、小さいながら
神社があって、先ほど町内会長に聞いたところ、毎年600人
くらいお参りに来るそうです。引っ越してからずっとお正月は
東京にいなかったので知りませんでした。にぎやかな年越しに
なりそうですね。

しかし東京はいい天気でしたね~。今年を締めくくるには最高の
空の下で、あさ8時からダブルス。昨日までの雨がオムニコートに
残っていて、朝の強い冷え込みで砂が凍ってガリガリになって
いました。。テニスはいつものメンバーで程よい緊張感のなか、
楽しくゲーム練習できました、みないつもありがとう。

さて今日の午後時間があったので、今年最後に読んだ本も面白かった
です。バルタザール・グラシアンという17世紀スペインの著名な
修道士が残した240もの金言を集めたもので、古くはニーチェや
森鴎外、最近ではテノール歌手のパバロッティが愛読書に挙げて
いるそうです。400年もの時代を超えて現代まで語り継がれる
その言葉の一つひとつが、とても味わい深いものだと思えました。
中でもひとつ、これは覚えておきたいと思ったものをご紹介します。

「自分の愚かさに気づく」

この世は愚かな人間だらけ。
賢人といえども、天国の賢人と比べればやはり愚かなのだ。
愚の骨頂は、自分の愚かさに気づかないで人を愚か者呼ばわりすること。
真の賢人は、ただ賢そうに見えるだけでなく自分の無知に気づいている。
まったく不思議なことだ。愚か者だらけのこの世の中で、誰も頭を
働かせたり、自分もひょっとしたら愚か者かもしれないと思ったりは
しないのだから。

バルタザール・グラシアン著『賢者の知恵』
ディスカバー・トゥエンティワン刊

人を批判したりその非を指摘したくなったときは、常に自分の愚を
顧みてからにしようと思います。「自分の愚かさには厳しく、
人には優しく」できればいつもそうありたいものですね。

さああと数時間で平成二十年も始まりますね。
今年も私のブログにお付き合いくださり、本当にありがとうございました!
来年も皆さまにとりまして素敵な一年になりますよう
心よりお祈り申し上げます!
日記 | 投稿者 テニス侍 22:05 | コメント(2)| トラックバック(0)

グレープフルーツ

こんばんは。今日は8時からダブルス6時間練習の日。
6ゲーム先取を5人で回すので少し休めるし、午前中は
爽やかな青空でとても楽しめました。しかし昼過ぎ、
とつぜん黒く怪しい雲が西の空からやってきて、強い風で
横なぐりの雨に・・。残念ながら午後1時で中止になって
しまいました。それでも5時間はみっちりできたので良かったです。
いつもの葛飾のメンバーでしたが、みんな色々な事情が
ある中で今テニスができるということを、よく考えてみると本当に
うれしいことなんですよね。半年後、数年後は同じ状況ではたぶん
ないでしょうから、しばらくはこの幸運に感謝して思いきり
練習していきたいと思います!

さて前からかなり気になっていたテニス専用のスポーツグラス、
とうとう2週間前に入手し使いはじめましたが、これ予想以上に
良いです!黄色いボールの輪郭がくっきり見やすくなったのと、
サービスのとき太陽が視野に入ったあとで前に出てボレーする際、
以前は眩しさが残って見にくかったのですが、今は全く平気です。
プレーする時間帯が昼間か夜間か、またインドアかアウトドアかで
グラスの濃淡を変えたり、フレームも数百種類から選べるし、
店員さんも詳しく説明してくれるので大満足でした。
ちなみに購入したお店は、御徒町駅近くにあるスポーツ専門
サングラス店「オー・ド・ヴィー」。スピードスケートの岡崎朋美
選手が用具契約していたり、スキーやマリンスポーツの選手には
かなり評判のお店だそうです。興味ある方は、一度お店をのぞいて
みてください。

最後に、ずいぶん前から毎月読んでいる雑誌の一つが「Will」という
月刊誌です。特に政治について信用できる記事が多くて、読むたびに
なるほど、とすごく勉強になっています。今週発売になった最新号
でも渡部昇一さんと日垣隆さんが、読書ということをテーマに
対談をされていて、そのなかでも特に面白かった箇所をご紹介
したいと思います。

(日垣)今日、渡部さんとお会いするので、出がけにご著書に一式、
目を通してきたのですが、ページを折ってあったり、メモして
あったり、いつ読んだかも書いてあったり、付箋を貼ってあったり
するわけです。そうすると五分くらいで、その一冊から自分が
内容をどう吸収したかというのが辿れます。私は自分がかつて
読んできた名著の一部をコラムで紹介したりしていますが、
改めて自分の今の問題意識は実はこれらの本から栄養を得ていた
のだと気づかされます。
もしこの本を手放していたら、同じ内容の本を入手することは
可能だとしても、自分の思考を辿ることはできないから、全く
別のモノだと言えますね。
(渡部)私は情報と読書とは、違うものであると思っています。
これは栄養と食事が同じようでいて全く異なるのと同じです。
ある時、知人からものすごく美味しいグレープフルーツを頂いた
のですが、それを食べている時にふと思った。これはグレープ
フルーツだから、ビタミンCが摂れると。でもよく考えてみれば、
ビタミンCなどは今やサプリメントでいくらでも摂れます。
しかし、この「うまい」という感覚、皮をむく時の感触は、
サプリメントでは味わえません。
その時に、読書というのは、装丁、本の重さ、紙の質、それらを
全て味わうものだと気づいた。読書というのは、まさに食事と同じ
なのだと思ったわけです。
「Will」2008年2月号・ワックマガジンズ刊

これを読んで、しばらく読書していないとなぜかムズムズと手にして
読みたくなる理由が少しわかりました。思えば高校時代の週末、
好きな小説を持っていきつけの喫茶店で本を開くのが何よりも
楽しくて、昼すぎに入ったはずなのに気づいたら夜だったという
ことも・・。この正月休みは東京でゆっくり過ごせそうなので、
この機会にずっとまとめて読みたかった宮沢賢治を読もうと
積んであるのです。明日くらいから開こうかな・・。

ではまた、明日も8時からダブルス練習です。おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:41 | コメント(2)| トラックバック(0)

たとえば

こんばんは。今日は日中穏やかな天候でしたが、夜からは冷たい雨
となりましたね。意外と遅い時間からで助かりましたが。
私の勤めている会社も今日で仕事納め。夜までお客様のところを
挨拶まわりしていました。それにしても、話をしていると時間は
あっという間に過ぎていき、、かなり数多く訪ねたのですが、
ついに時間切れ。。どうしようもなく電話で不義理を詫びた
ところも何件か出てしまいました。

今年は暦の都合で、年始6日まで休みなので本当に長いですね。
テニスとランニングやるぞー!と気合だけ十分なんですが、前回の
マラソン大会で痛めたヒザがまだ少し痛む・・ので、今夜8時まえ
ギリギリであらかじめ電話予約した整骨院さんに行ってきました。
こちらは家から2駅ほど千葉県よりの駅前にあって、2年前まで
親身にご指導いただいていたテニスコーチに勧められたところです。
そのコーチによると、どんなに痛くても競技をなんとか続けながら
治してくれることを考えてくれる優秀な先生だということで、
期待を胸に行ってみたのです。診察の結果、わたしのヒザも状態は
それほど悪くなく、練習もある程度続けて良いとのことです!
ただし体の使い方と筋力アップ(特に腹筋)をしないとまた同じことに
なるということで、ヒザの治療と並行してトレーニングも教えてくれる
ということです。市民ランナーもたくさん治療にきているようで、
かなり安心しました。電気治療を受けている間も、となりに座られた
60代とおぼしき男性は、毎月700キロ走っていて腰が痛いよ、と
おっしゃっていました!!700キロ?って毎日20キロ以上ですよね・・。
私もムリせずゆっくりペースでやっていきます。あさって30日からは
お正月中ずっと天候も安定している予報のようなので、さあどんどん練習だー!

さて先日25日の夜、TVで小田和正さんが毎年クリスマス夜にスタジオ
で演られているライブを何年かぶりに観ました。小田さんの声は、今年
還暦というのに澄み切って伸びやかで、まさに国宝級だと改めて思いました。
その中でも、ゲストのさだまさしさんと今回共同で作ったという曲が
最高に感動的だったので、その歌詞だけでもお伝えしたいと思います。
30数年前のデビュー当時の自分に向けて、またこれから未来の自分に
向けて、伝えたいこと尋ねたいこと、というテーマで作ったそうです。

「たとえば」

話したいことが幾つもある あの頃の僕に会えたら
たとえば迷いながら選んだ道の 辿り着く場所について
伝えたいことが他にもある あの頃の僕に会えたら
たとえば信じていたことの 正しさとその過ちについて
それから不安を胸に映し 怯えたあの夜の闇も
たとえばありもしない夢に 紛れて逃げたことも

あの頃の僕に告げたいのは
ひたすら そこから ひたすら 歩き続けること
あの頃の歩幅でいいから
ひたすら ただ ひたすら 生きてゆくこと

尋ねたいことが幾つもある 未来の僕に会えたら
たとえば傷ついたり愛された この生命の重さや
尋ねたいことは他にもある 精一杯生きたかどうか
たとえば奇跡的にめぐり会えた 愛しい人のことを

ここからの僕に言えることも
ひたすら このまま ひたすら 歩き続けること
今のままの歩幅でいいから
ひたすら ただ ひたすら 生きてゆくこと

ひとつだけ言えることは 全ては今日のために
たいせつなことはひとつだけ 全ては今日のために

話したいことが幾つもある あの頃の僕に会えたら
話したいことが幾つもある 未来の僕に会えたら

(作詩さだまさし・作曲小田和正)

過去と未来をつなぐ現在の自分。
いつかきっと、と目標を追いながらも
大切にすべきなのは、一度だけの今という時間。

この曲を聴いて最初に受けた印象は、
「ものすごく優しくて穏やかな視線」ということ。
自分の時間を真剣に丁寧に積み重ね「ひたすら歩き続け」た人
こそが、他者へほんとうの優しさを伝えることができるんだろう
なーと思いました。この曲かなり良いと思います。もし興味ある方は
録画あるので、声をかけてください。
ではまた!おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:59 | コメント(0)| トラックバック(1)

クラレッタ

こんばんは。日曜くらいから体調不良で、今日は家で一日
休んでいました。家の前の診療所に行って、なじみの先生に
診てもらったら去年と同じ胃腸炎とのことで、出してもらった
薬も前と同じです・・。とにかくゆっくりして我慢しつつ、
治るのを待つしかないようです。幸運にも熱はなく、食欲も
あるのでじきに良くなると思っています。

しかし日ごろの行いの結果なのか、処方された『整腸剤
ラックミー顆粒3日分』が、今年の私のクリスマスプレゼントと
なってしまいました。。

さて前回の記事で、女性にとってのバッグへの思い入れに
ついて、積年の謎を晴らしてくれた文章を読んだと書きました。
今日その塩野七生さんのエッセイ文を、かなり長いですが
引用したいと思います。
皆さんも、もしかしたら「ああ、こういうことだったんだー」と
膝を打たれるかも知れません。

「男たちは、女のハンドバッグを、こまごまとした女特有の
品々をもち歩く入れ物にすぎない、と思っているにちがいない。
ところが、これが、完全な誤解なのだ。女にとっての
ハンドバッグは、女の心の、そして肉体の一部なのである。
女のバッグには、たしかにいろいろな実用小物が入っている。
ただ、女の場合、なにが入っているかは問題ではない。
もち歩くという行為自体が、意味をもつのである。

試しに、ハンドバッグをもっていないときの、女を想像してみて
ほしい。なにかが欠けているはずだ。大きなポケットがいくつも
ついている服で、実用小物を入れる場所には不足しなくとも、
女はバッグをもちたがる。なにも手にしていないと、大切なものが
欠けていることを、無意識にもわかっている証拠である。
ハンドバッグという物体が、女にとってどれほど大きな意味をもつかを
示したエピソードを、ひとつご紹介したい。

第二次世界大戦の少し前、ファシズム下のイタリアは、ムッソリーニに
支配されていた。全体主義政権の樹立に成功して、のち二十年間も
イタリアの独裁者でいた男だ。ムッソリーニとヒトラーを同類視したがる
人は今も多いが、私にはこの二人は、相当にちがいがあったと思えて
ならない。まずもって、ムッソリーニは、独裁者は独裁者でも、ユダヤ人を
殺しまくって平然としていた、いや自分は正しい行為をしていると確信さえ
もっていた、ヒトラーの冷酷さはもちあわせていなかった。他者より
自分たちが優れているとした優越心とは、無縁であったからである。
ドイツ人とイタリア人との違いかもしれない。辺境の北の民ドイツ人と、
古代ローマ時代から都会人でありつづけた、南の民イタリア人の
ちがいによるのかもしれない。一言でいえば、ムッソリーニは、良きにつけ
悪しきにつけ、ヒトラーと比べて、段ちがいに人間的であったのである。

このムッソリーニには、愛人が一人いた。名を、クラレッタ・ペタッチという。
美しくて明るくて南国的な、夫が妻として紹介するとき、ごく自然に誇りを
抱くような、春のさわやかな西風が最もふさわしいと思わせる女だった。
それが、夏の激情も、秋の憂愁も、冬の絶望も味わうことになったのは、
ムッソリーニに出会ってしまったからである。

ムッソリーニには、もちろん正夫人がいた。ラケーレという名で、子供も、
五・六人はもうけた仲である。いわゆるソウコウの妻で、精神も身体も
ムッソリーニに似て、たくましい農民タイプの女だった。だからだろうが、
なかなかしっかりした女であったらしい。ムッソリーニは愛人に、妻とは
反対の女を選んだのだろう。だが、妻は妻である。カトリックの国でもあり、
離婚などは問題外だった。

クラレッタの存在は、まもなく、イタリア人の相当な部分の知るところと
なったようである。ムッソリーニが、愛人の存在をひた隠しにする
という型の男でもなかったからだろうが、その国のナンバー・ワンの
愛人となれば、やはり隠しとおすのはむずかしかったからである。
それでいて、イタリア人の多くは、愛人のいるこのリーダーを、それゆえに
非難したりしはしなかった。イタリア人の最大の長所はバランスのとれた
精神の持ち主であるということで、人生を黒か白かにはっきり分けることが
不可能なことを知っているこの種の人々にとって、愛人の存在は、
人間的な証拠とでもうけとられたのであろう。

(中略)
このような状態で幾年かが過ぎた後、イタリアは、ドイツ側について戦争を
はじめる。そして、当初は好調でまもなくドイツ、イタリア、日本側に不利に
変わったのは、第二次世界大戦の戦況の変化だから、ここでは説明する
必要もないだろう。この三国の中で最初に戦線から離脱したのが、
ムッソリーニのイタリアだった。長靴の形をしたイタリアのつまさきから
はじまり、次第に北上した連合軍は、イタリア内のパルチザンの助けも
あって、北イタリアの国境近くまで、ムッソリーニを追いつめる。
ドイツの下士官に化けてスイスに逃亡しようとしたムッソリーニが、
パルチザンに捕われたのは、日本が降伏する一年前であった。ここから、
愛人クラレッタが表舞台に登場してくるのだ。

パルチザンの手におちたということは、死と同じことだった。その
ムッソリーニに、彼女は、あらゆる手をつくして近づこうとする。
一方、正妻のラケーレは、子供たちを連れて、中立国スイスに
逃れることに成功していた。その妻に、ムッソリーニは、子供たちの
ために生きてくれと、実に真情あふれる美しい手紙を送っている。
反対に、子供のない愛人は、男と死をともにすることだけを考えて
いたのである。

クラレッタには、愛する男の許に行き、ともに死ぬことだけが残された。
ようやく男に追いついた彼女は、もう二度と離れない決心であったらしい。
パルチザンたちも、彼女までは殺すつもりはなかったし、とくに
彼らの首領格だった一人の伯爵は、クラレッタだけは助けようと努めた
のだが、彼女の決心はゆるがなかった。死を前に気の落ちこんでいる
ムッソリーニをなぐさめる勇気さえ、彼女にはあったのだから。

最後の一夜を過ごした百姓家を出て行くとき、クラレッタは、それまで
持っていたハンドバッグを、置いたままで出て行く。小路に沿う
一つの家の前の鉄門を背に、独裁者は機関銃の集中砲火を浴びて死んだ。
愛人をかばって、この殺人行為に最後まで抗議をやめなかった
クラレッタも、ともに死んだ。

それまで手放さずにもち歩いていたハンドバッグを、まるで死期を
予測したように、その朝だけはもって出なかったクラレッタを
心にとめていたのが、あの伯爵である。貴族生まれの男だった
からこそ、そのような学校では教えない文化も、肌身で理解していた
のであろう。死を覚悟した女が、世間のすべてを捨てる想いを、
ハンドバッグを置いたままで出て行くことで、無意識にあらわしている。」

塩野七生著『男たちへ』文藝春秋

女性にとっては「バッグを持ちあるくという行為それ自体に意味があり」、
「ないと何かが欠けている」印象を与え、それを置いて行くことは
「世間のすべてを捨てる」ことと同義なのだということですね。私も
これからは、使われないバッグの山を見るたびに「これはもう処分した
方が・・」などと野暮なことは決して言わずに、女の人生における大切な
小道具のひとつとして、温かく見守ることができそうです。。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 21:23 | コメント(2)| トラックバック(0)

海老蔵

こんばんは。今日は午後からいいお天気になりましたね。朝イチで
テニスの予定でしたが、残念ながら雨で中止。。昨日は夜中まで
葛飾はるさんのサークルの忘年会で楽しんだため、やや体調不良。
今日は正直休めてよかったかも・・。明日も4時間練習の予定
なので早めに休まないと。

そういえば、昨日のその忘年会ではるさんのお兄さんと話して
いたら、私がなんと市川海老蔵(!)に似てると言って頂き、
ビックリ♪今まで伊武雅刀や舛添要一に・・とは言われてきました
が、、帰宅して妻にそのことを話したら「坊主で目玉が外にでて
いるからじゃないの?!」といわれ、納得・・。そうそう
いいことはないものです。。

さて今日の午後、仕事で川崎のお客様のお宅へ訪問。雑談中
聞いてみると、宝石をカットしたり台を作ったりするお仕事を
されていらっしゃるとのことでした。それも一品ものだけを扱う
「ハイジュエリー」専門職人さんで、ここ最近は景気が良いのか
とても需要が多いらしく、下は数百万円から上はもう天井なし
とのこと。ここだけの話、原石をカットしながら「これを少し
持ち出せば、家のローンなどすぐ終わっちゃうな」と考えることも
あるそうです。。

あと仕事柄、市販よりもごく安く指輪などを入手できるらしく、
数年前一度奥さまに、普通の会社員では一生買えないような高価な
ものを贈ったそうなのですが、意外にも反応はイマイチだった
よう。もともと貴金属類にさして興味の強くない方だそうで、
人によってもまあ本当に様々なんだなーと思いました。
私などは装飾品は、肌に触れるものでもあるし、特にストーリが
大事なのかも、と思います。例えば誰にいつどういう状況のときに
貰ったものなのか、どんな想いとともに買ったものなのかと、
身につける際やふと意識するたびに思い巡らすものですものね。

そう、身につけるといえばバッグへの執着についても女性の
七不思議の一つだといつも思ってきました。私の家も(決して
高価とは言えませんが)バッグだらけです。その謎を解明して
くれる文章が、今日読んだ塩野七生さんの文庫本「男たちへ」
に載っていましたのでご紹介したいのですが、やや長いので
明日にしますね。何でも「女にとってのハンドバッグは、心の、
そして肉体の一部なのだ」そうです・・。

ではまた、おやすみなさいzz..
日記 | 投稿者 テニス侍 23:58 | コメント(4)| トラックバック(0)

ハクキン懐炉

こんばんは。今朝もかなり寒かったので、とうとう去年の残りの
携帯使い捨てカイロを使用。。すごく温かくて助かりました~!
そういえば昔なつかしい”ハクキン懐炉”(ベンゼンを燃料に
プラチナ触媒によって酸化発熱するもので、大正12年に発明された
日本が誇る携帯カイロ)が最近見直されて大人気だそうです。
デザインもとても味があるし、クリスマスも近いので、近い人への
贈り物にも良いかもしれませんね(ちなみに私も先日HPから注文
しました)。そろそろ届くころなので、使い心地をまた報告しますね。

さて今日読んだ手塚治虫さんの文庫本「ブッダ救われる言葉」には、
こころに響く教えが数多く集められていて、久しぶりに圧倒されて
しまいました。手塚先生の漫画本は、ときに無性に読みたくなる
んですよね。これまで私が夢中に読んだシリーズは、とりわけ
「アドルフに告ぐ」「火の鳥」「ブラックジャック」そしてこの
「ブッダ」です。

たとえばこんな言葉に触れると、目前の悩みも忘れさせてくれます。
『永遠の時と空間にとって、人の一生などほんのひとかけらの
氷の粒にすぎない。いま、生きて美しく輝くとみれば、つかのまに
消え去って、時の流れの中にとけこんでしまう。』

あと、今回いちばん腑に落ちた教えはこちらです。

『この世の中はどんなものでも、おたがいにつながりを持っているものだ。
それは一生つづく。一生のあいだおまえは世の中のあらゆるものと
つながりを持ってゆく・・。同じつながりを持つのなら・・、自然に
まかせたらどうだね?』

これはブッダの死に際にもっとも近くにいたといわれるアナンダにいう
言葉である。この時点ではアナンダはまだ迷いの最中にいる。そんな彼に
ブッダは人間というおたがいのつながり合いについて説き、
「おまえが人を殺したくなった時、その人間はおまえが手をくださずとも、
いつかは自然に死んでいくのだと考えなさい」というのだ。

人間は一生の間に、いったいどれだけ多くのものとつながりを持っていく
のだろうか。そして人間はまた誰もが自分こそが一番愛しいと思う。
だが他の人々もまた同じことを思っている。

「そうであればなおさら、他人を傷つけてはならないのだ。なぜなら、
自分を他人に置き換えた時、もっとも愛しいものを傷つけたことに
なるからだ」ともブッダはいう。

他人の思いに共感し、それを思いやるところに真のきずなが生まれ、
つながりもまたさらに深まることになる。それが慈悲の心であり、
苦から解放されて真に自分を愛することにもなる。

手塚治虫著『ブッダ救われる言葉』光文社

他人とのつながりには、行き違いや誤解もあってどうしても軋轢が
つきもの。それでも普段から、あまり拘らず「自然にまかせて」いく
気持ちの余裕が大切なのかもしれませんね。また、仕事でも
私生活でも、関係する相手と思いを重ねてつながりが深まったと
感じられる瞬間は、何物にも代えがたい満足感を覚えますよね。
そんな至福の機会は、そう多くは訪れないのですが。。
それでは、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 00:50 | コメント(0)| トラックバック(0)

あなたが大切だ

こんばんは。今週もずっと天候が安定していて過ごしやすいですね。
朝晩はぐっと冷え込むので体調には気をつけましょうね。

この前の週末に出場したマラソン大会の結果ですが、ランネットに今日
アップされていました。ネットで47分02秒、10キロ男子出場者
1563人のうちで555位と、まあ上々の成績です!
週末には練習してもう少し体を絞ったら、もっと楽しめそうですね。
さあ次は、来月13日に荒川で開催される第9回谷川真理ハーフ
マラソンに参加する予定です。がんばりまーす!

さて今日読んだ本は、最近ハマって前にもご紹介しました脳科学者で、
あの有名な「クオリア(高い質感)」という概念を生み出した
茂木健一郎先生の最新刊です。町田康さんや山下洋輔さんなど5人の
作家やダンサーとの対談を収録した本なのですが、今回は落語家の
立川志の輔師匠との会話の中で、最も印象に残った箇所を少し引用
したいと思います。

(茂木)師匠は人生の最初に嬉しいと思って「もうこれで俺という存在が
肯定できる」と思ったものを、ずっと追い求めてこられたわけですね。
(立川)自分の肯定ね、いちばん大きい要素だったでしょうね。
スポーツもやりましたし、いろいろやりましたけど、その商店街で
お店に入っていって、大人に交じって笑い声の中にいた、その自分が
言ったことで笑ってもらった記憶は、今も絶対大もとですね。
(茂木)自分が認められたというか、自分という存在がほかの人に
とって大事なこととして受け入れられたとか、おそらくそういうことです
よね。人間は、社会的動物ですからね。ほかの人に認めてもらわないと
生きていけないんです。
(立川)そうだよね。最近素敵だなと思うコピーがあったんですよ。
公共広告機構のCMで「命は大切だ、命を大切に。そう何千何万回と
言われるより、『あなたが大切だ』、誰かがそう言ってくれたなら、
それだけで生きていける」っていうコピーがある。
あれなんか、本当にいいコピーだなと思う。
(茂木)あれは真実ですよね。
(立川)先生が言ったことはそういうことですよね。
(茂木)人間が大事だとか子供が大事だとかいったって、結局はこの俺を
大事だと思ってほしいということですよね。

茂木健一郎著「芸術の神様が降りてくる瞬間」光文社

相手を大切に思う気持ちを、これまでも、今この瞬間も、私はちゃんと
届けてきたと胸を張れるだろうか・・。その逆に、感謝の念とともにきちんと
受けとめてきたと言えるのか・・。よく考えてみようと思いました。
それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 00:54 | コメント(4)| トラックバック(0)

ひとり密かに喜ぶこと

こんばんは、今週もあっという間に週末です。それにあと2週間で
今年もおしまい、特に今年は四季の巡りが早かった気がします。
そうだ、年賀状もやらないとね。。
それにしても今日は雲ひとつない青空で、昼間は少し暖かかったし
最高の天気でしたね。あさって日曜も、マラソン大会なので今日
くらいいい天気だと気持ち良いのにな~。

今日ちょっと時間があったので、本当に久しぶりに自分の部屋の
片づけをしました。いま住んでいる家は貸家でして、なんと60坪
くらいあって広さは抜群なのです(全然使いこなしていない
のですが・・)。読んだ本でごちゃごちゃの書棚を整理したり、
いらない書類を大量に捨てたり、雑貨をひとまとめにして処分
したり・・、やり始めたらすごく時間がかかって大変でした。
年末の大掃除ではないですが、終了後はかなり気分が良いもの
ですね。これからは少しづつやるようにします・・。

さて今日読んだ本は、新聞雑誌の書評欄で大評判の詩集
「求めない」でおなじみ、英文学者加島祥造さんのエッセイ本です。
古代中国の思想家・老子が唱える「道(タオ)」を、私たちにも
わかりやすく伝えてくれています。特に「豊かに生きるためには」
という個所が印象的でしたので、少しご紹介しますね。

「富の中身は、人によっていろいろ違いますから、いちがいには
言えません。しかし僕に言わせれば、それは非常に単純なものです。

すなわち
”自分が自由になること、それが富だ”。
そして
”自由になるということは自分の内なる声にしたがうこと、つまり、
隠れていた自分の能力をひきだすことだ”。

自分の能力をひき出すのには、二つの大切な要素があると思います。
一つは、『閑』ということ。
閑は、社会的要求に応じて働く自分からは、出てこない。社会的
要求から少し遠ざかることです。自分のままでいられるような時間を
つくる。

もう一つは、『自足』の気持ち。それを持つと、隠れていた
潜在能力が出てくるんです。その大きなチャンスが生まれてくる。

『閑』と『自足』を少しでも獲得した人は、自分の深い能力に気づき
はじめる。自分の生きることの楽しさを知りはじめる。

企業社会だけでやってきた人には、少し難しい課題かもしれません。
アイルランドの詩人イエーツも、ある婦人に向かって「自分ひとりで
密かに喜ぶことです-それはとても難しいことですが」と言いました。

自分ひとりで密かに喜べるのは、その人が自分の深い能力を見つけた
ときです。これが”富”の中身だと、いまの僕は思います。

まず、よく笑うこと。そうしたら、あなたはもう少し豊かになれるはずです。
ひとり密かに、喜ぶことです。」 
加島祥造著「老子と暮らす」光文社文庫

自分のままでいられる時間をつくり、自分の潜在能力を引き出して、
ひとり密かに喜ぶこと・・。思えば私などは、大勢集まって
ワイワイガヤガヤと遊ぶのも捨てがたい若造でありますが、
その反対に、自分自身と真摯に対面し、内なる声に従って自分の
世界を密かに楽しめる人の方が、もしかするとずっと豊かなのかも
しれないなー、とも思いました。

また、80歳を超えながらも長野の山奥でひとり思索する
加島さんは、この本を通じて
「人にどう見られようと構わないから、とにかくもう少し自由に
生きようよ、太古からつながる大きな道(タオ)を感じながら」
というメッセージを、言葉を替えて何度も伝えてくれているのかな、
と感じました。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:45 | コメント(2)| トラックバック(0)

いただきます

こんばんは。東京は今日も風もなくおだやかな冬の一日でしたね。
午後遅く、晩秋のかげり日のなかで、鮮やかな黄色をたたえた
イチョウの落葉のうえを歩いたら、何層も厚く重なっていたせいか
足の裏にとても柔らかく温かい感触がして、ちょっと面白かった
です。まさにイチョウの絨毯ですね。

昨日の夜帰宅してキッチンの片隅に、何やら見覚えのある
封筒が一通置いてあり、もしかと近寄ってみると先週受診した
人間ドッグの結果通知書・・。すぐに開けて中をのぞいてみると、
今年は「問題なし」とのことで、安心しました!ただし所見欄には
「一日1800kcalで十分ですよ。運動も忘れずに」
との記載あり。運動はやり過ぎくらいですが、食事は食べ過ぎ・・。
これからはレコーディングダイエットでしょうか?!
太らないで済む良い方法、誰か教えてくださ~い!!

さて来年2月、予想どおり"THE POLICE"が再結成して来日しますね~!
ポリスとしてはこれが最後でしょうし、そもそもポリス自体を
観たことがないのでチケット手に入れました!2月14日の
東京ドーム追加公演です。高校時代にたくさん聴いた曲を
生で味わえると思うと、すごく楽しみ~!!ただし、取れた
席が微妙・・「2階3塁側15列350番」ってどこなんだろう??

最後に、昨日入手して読んだ本ですが、中国人と日本人の違いを鋭く
観察し分析した法政大学教授の中国人、王敏(ワン・ミン)さんが
書いた「日中2000年の不理解」という新書本です。日中は同種同文の
兄弟文化といわれますし、その姿かたちもほとんど同じように
見えます。しかし私たちは経験上、お互いの価値観の違いに唖然と
することも多いですし、「尖閣諸島」や「南京」、「チベットやウイグル
での人権弾圧」、「農薬」、「不法滞在と犯罪」・・というように
今後も深刻な利害の対決に頭を悩ますことが多くなるでしょうから、
どうしても無関心ではいられないと思っています。同新書での
王教授による冷静な日本人論に、膝を打った箇所をちょっと紹介しますね。

「日本の風土が災害と恩恵を同時に提供していることが分かる。
烈しい災害をもたらす風土と掛け替えのない恵みを受ける風土が
共存している。台風や梅雨がなければ実りの秋はない。火山や
地震がなければ癒しの温泉が豊富にあるわけがない。日本人は
この国土に住む限り、この秋霜烈日を受け入れなければならない。
日本人はこれを受け入れ、自然に触れ、敬慕し、畏怖してきた。
どの国よりも自然との一体感が育ったとしても不思議ではない。

日本人は浜辺できれいな貝殻をよく探している。貝殻や小石に
自然の力が宿っていると感じるからだという。八百万の神々への
信仰の原点が醸し出す、素朴な習俗と思われる。

生きとし生けるものに崇敬の念を払う原初的なアニミズムあるいは
シャーマニズムに通じる素朴な感情が、現代の日本人にも継承されている。
日本という風土で育った人々はこの感性を共有している。恵まれた
豊穣の自然と一体になる感性を精神的な共通財産にしている。
この感性について、日本人の間では説明を必要としない。『以心伝心』
ですむ。暗黙のうちに通じ合う感性である。言葉では語れない感性である。

日本人のなかで、日本神話の国生み、神生みを信じている人はほとんど
いないだろう。しかし、日本人は神社仏閣にお参りして敬虔である。
それは、日本人は、神を感性で感じているからに違いない、こう思う
ようになった。心のなかにいると感じているということだ。
自然と一体になる感性から生まれる共鳴を神聖とする心だ。神聖な
共鳴は教義という言葉で語れるものではない。信じるかどうかではなく、
感じるかどうかである。神が存在するかどうかという問いかけには
肯定が少ないが、感じるかどうかという問い方に替えれば、
もっと肯定派の比率は上がると思われる。自分なりに敬虔になり感性で
受け止めるのが日本人の信仰なのではないか。自分の感性に向かって
祈るから日本人の祈りは静寂である。中国人のような喧騒にならない。
(中国人は)神が自分の外にあるから外に向かって声をかけたく
なるわけである。食事を取る前に手を合わせて発する『いただきます』は、
本来自分の感性に語りかける言葉であろう。

日本人における八百万の神の内在化が、花鳥風月に対する日本人の
触れあいであるということができる。日本人の信仰心は、生活の
なかで感じられる自然の恵みと自然との融合感がもとになっている。
宗教を理屈で理解するのではない。神聖な感覚に浸るなかから
宗教心が生まれる。教義がなくても心のなかに取り込んでしまう。
神道に教義がないのも当然であろう。日本人は以心伝心で理解しあう
文化を育んできた。このように、私は見ている。」

王 敏著「日中2000年の不理解」朝日新書

私もやはり、限りなく恐ろしく限りなく豊かな「自然」のなかで、
神としか言いようのない存在を感じてきたと思います。
そして「いただきます」という言葉は、私たちの内なる神に
向けて発せられているという指摘には、しばらく考えさせられました。
まさに「自然の恵みをいただく」のですものね・・。

ではまた、おやすみなさいZZ...




日記 | 投稿者 テニス侍 23:57 | コメント(4)| トラックバック(0)

イノダコーヒ

こんばんは。今朝もきりっと晴れて気持ち良い天気のなか、
いつもの仲間でダブルス練習です。最近4時間コースが多かった
ので2時間はあっという間ですね。ここ最近、サークル主宰者
「はるさん」のサービスが以前よりもコース・スピードともに
大きく進化して厳しくなりちょっと困っています・・。でもこれに
対応できるようになれば、自分もレベルアップに繋がるので
本当に有り難いこと。年末年始もたくさん練習しましょうね~!!

そして今日は午後から、大丸東京店に先月できた京都本店の
イノダコーヒ」に行ってきました。東京初となるこのお店、
1か月以上経った今でも大人気らしく、店の前に行列が出来ていました。
私も並んで入店し、窓際カウンター席に座って珈琲をいただきました。
ここのお店の特徴は、たっぷりのミルクと砂糖が始めから入っていること。
学生時代、あの有名な京都三条支店のラウンドテーブルで注文して
目の前に出された瞬間、あれれとビックリしたことを覚えています。
酸味が特に強い独特の味わいは、60年を超える老舗の余裕を感じさせます。
機会があればぜひ一度ご賞味ください。

さてこのブログも、去年の12月に始めてからもうすぐ丸1年に
なるんですよ!読んでいただいている方々にいつも励まされながら、
ようやく続けられていると思います、皆さまありがとうございます!!
2年目のこれからも無理をせずに、テニスと読書を中心として地味に
書いていきますから、時々のぞいて見て下さいね。

さて今日読んだ新書本は「処世術は世阿弥に学べ!」。この本は、
遠く室町時代、足利義満の寵愛を受けて能楽を大成させた世阿弥が
残した多くのことばを紹介しています。私たちは「いかにして
この世界のうちに生きるのか」ということを、現代においても
十分通用する新鮮さと強さで訴えかけてきます。

「世阿弥の言葉は実に具体的である。その具体的なことをいう時に、
また実に的確にそれを要約する言葉をいう。適切なものが
見つからなければ、自分で言葉を作ってでも、要約してみせる。
『時節感当』もそうした言葉の一つである。
この『時節感当』という言葉には、いくつかの人間の能力についての
考えがいわれている。一つは、いうまでもなく、タイミングを
つかむ能力である。時の節目を見る能力である。どんな正しい
ことをいっても、それがタイミングを外してしまえば、けっして
人々に受け入れられることはない。行動にも説得力がなくなる。
私達は、現在のなかに生きている。この現在のなかで戦うには、
ただ先見の明を誇るのではなく、この現在に的確に『当たる』考えが
必要なのだ。世阿弥はそのことをよく知っていた。なにしろ、
かれは、あなたと同じようにこの現在のうちに生きて、ここで
結果を出さないことには、生きていくことができない人間で
あったからだ。

そこで、世阿弥は、さきにあげた言葉をいったのだ。諸人の心を
受けて、声を出すべし。待ち受けている人々の心の動きを
はっきりと受けとめて、発言をしなければならない。タイミングとは、
この諸人の心の動きを読み取る能力のことにほかならない。
タイミングを逸したということがある。それが言い訳がましく聞こえる
のは、なにかタイミングというものを、人間にはつかまえがたい偶然の
もののようにいって、責任を逃れているからだ。実は、タイミングは、
『人』の心の動きのことであるとするならば、タイミングを逸した
のは、結局、人の心をつかんでいなかったことにほかならない。
正しいだけではダメなのだ。その正しさを人々の心に受け入れて
もらう、『時節』をつかまないといけない。
それはいったいどういうことなのか。こういってもいい。人は、
当たり前のことだが、一人では生きていない。あなたは時間と場所を
他人や『諸人』と共有して生きている。こんな当たり前のことを、
つい私達は忘れる。それも人間であるからだろう。自分のタイミング
しか見ていない。他人のタイミングこそ、最も大事なことなのだ。」

土屋恵一郎著「処世術は世阿弥に学べ!」岩波アクティブ新書

思い通りに事が運ばないとき、「タイミングが悪い」と嘆くまえに
やるべきことは『諸人の心を読み取り捉える』構えを忘れないこと
なのですね。
この他にも「人生とは、連続的な時間の持続ではなく、いくつもの
非連続の飛躍のなかで、その段階を経験していくものだ」という
ことばにも、思わず頷いてしまいました。。そう、不安や恐れを
感じながらも目をつぶってその一歩を踏み出していくことで、
これまでとは違う全く新たな舞台に上がれることは、誰もが
経験上理解していることですものね。

さあまた一週間忙しいですね、頑張りましょう。おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 22:46 | コメント(4)| トラックバック(0)

直感

こんばんは、今日も穏やかでよいお天気。午後は仕事で六本木の
弁護士先生の事務所にお邪魔しました。50代の男性、美味しそうに
葉巻をふかす愛煙家の一風変わった方でした。仕事の話は
そっちのけ、学生時代フランスやスイスなどアルプスの山小屋で
スキーガイドをなさっていたときの思い出話が、とても面白かったです。
面談は奥さまもご一緒だったのですが、しょっちゅう話が脱線すると
奥さまが気を遣って元に戻そうと努めてくれるので、助かりました。

そういえば昨日も人間ドッグで訪れた病院で、いつもの院長先生の
趣味のマラソンで半月板を痛めてリハビリに時間がかかったお話とか、
バリウム検査をしてくれる技師の方が、昔からこだわっているカシオの
腕時計のお話、、営業という職業柄か面白い話をいつも聞けて
楽しいことが多いですね。
人間ドッグ、結果はまだわかりませんが、血圧が毎年10くらい
下がっていて、今回は100-60!どこまで下がるんでしょうか?!

さて昨日「脳は直感している」という新書本を手にしました。
「虫の知らせ」とか「予知夢」など、非科学的として無視されて
いる現象にもちゃんと意味があるのだとする著者の考えの多くに、
納得することが多かったです。著者によれば『直感力』とは、
「知覚情報をもとに本人の経験・知識を加味し、最善の手段を選ぶための判断力」の
ことだといいます。そういえば優秀なテニスプレーヤーは、対戦相手の
配球をまさに直感によって返球しますし、女のカンは好きな男の
様々なサインから、隠し事を正確に読み取ることができるそうです・・。

「危険という生物の生死に関わる重大問題を回避するためには、
脳は半ば自動的に直感を使って、正しい行動を人間に取らせよう
とする。しかし、『正解』にたどりつくことは、必ずしも
重大問題とはみなされないので、自動的に直感力が発揮されるのを
待つのではなく、積極的に直感を活用しようとする姿勢を
持つことが大事になる。

では、そもそも直感によってたどりつくことができる『正解』とは、
どのような特徴を持ったものだろうか?
この現実世界では、『正解』とはしばしば、条件によっていくつかの
『別解』に分かれていく。つまり、数学のテストのように
『唯一の正解』というものがあるのではなく、場面によって
求められるものは変わりうる、ということだ。

ところが現代ではしばしば、これとはまったく逆のことがいわれる。
ただ一つのことにとことん執着するのが、最善の道だという考え方が、
多く見受けられるのだ。
たとえば『東大に受かること』をただ一つで最高の正解だと思う親が
多かったり、『ただ一人の運命の人との出会い』を信じている人も
多いし、『自分に合った天職がどこかにある』と思い込んでいる人も、
多いような気がする。

しかし、あらかじめ決定された『正解』がある、という考え方は
間違っている。そのような思い込みは『直感力』を鈍らせるだけだ。
世界も、自分自身も、日々、変化しつづけている。もちろん変わらない
ものもあるが、変わるものもある。そういったことを前提に、日々、
人生の経験を積み重ね、非言語的メッセージに耳を澄まし、現場で
直接感じる(直感する)ことが、正解にたどりつく着実な方法なのだ。」

佐々木正悟著「脳は直感している」祥伝社新書

刻々と多様に変化する現実のなかでは、一つの正解をどこまでも
追及するよりも、日々培った『直感力』を用いつつ、自分に相応しい
正解の一つを得られればよしとする方が、不安や迷いの少ない安定した
生活を送れると私も思いました。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:57 | コメント(2)| トラックバック(0)

なんでもやる

こんばんは、今日は寒いですね。東京では雨になるかと思って
ましたが、降らずにすんでラッキーでした。
ところで私は、寒くて吐息が白くなったりすると、松任谷由美さんの
曲を連想することがあります。高校生の頃、気になる女の子と
初めてのデートのときに「わたしをスキーに連れてって」という
映画を観たせいなのかもしれません。。 ♪Blizzard Oh! Blizzard という
曲が、淡い想いと一緒に今でも小さく鳴り響きます。
そしてユーミンもある対談本で、こう言っています。
「私はきっと、歌でストーリーとか感情を伝えたいんじゃ
ないんですね。それよりも温度とか匂いを伝えたい。
そのことによって、たとえシチュエーションはちがっても、
リスナーの人たちのそれぞれの記憶や想い出が鮮明によみがえって
くるんじゃないかって。その曲を聴いた人の数だけ、いろんな
物語になる」 
茂木健一郎著『芸術脳』新潮社(p.75・著者との対談部分)

あの有名な「ひこうき雲」や「卒業写真」なども、たまに聴くと
本当に良いですね~大好きです!!

さて明日で11月も終わり、とうとう師走なんですよね。
今年もまたあっという間に過ぎてしまいました。そして来年こそ、
少しは大人として成長したいものですが・・。
先日読んだ本によれば、この成長するということは「なんでも
やるという意志のこと」と書いてありました。有名な明治生まれの
気骨あふるる男、白州次郎を取り上げたこの本の一部を以下に
ご紹介したいと思います。

「ある辞典によれば、成長とは『からだや心が育って、一人前の状態に
なること』である。大人になること、ともいえそうである。
わたしの考える大人はこうである。
なんでもやる。
なんでもできる、ではない。なんでもやるという意志である。
なんでもやることによって、自分の輪郭を明確にする。必要なことは
継続すること、である。なにもしなくて、翌朝目が覚めたら、金持ちに
なっていた、ということはない。白州次郎には一貫してなにを成した
ということがない。しかし、原則を守るという原則は生涯やぶらなかった。
それが白州次郎という男の輪郭を明確にしている。
必要なことのもうひとつは、なんでもやることの基準をあくまでも
自分に求めるということだ。他人がやるからやる、ならやらないほうがいい。
輪郭が明確になるどころか、逆にボケることにしかならないからである。
自分の輪郭が明確になることは、自分に自信がつくということである。
自惚れではない、自分に対する信頼である。何事も持続することなくして
自信はつかない。再び、いう。なんでもできる、ではない。必要なこと、
正しいこと、美しいこと、そのように自分が判断したら『やる』のである。」

勢古浩爾著「白州次郎的」洋泉社刊

必要かつ正しくて美しいと自ら思うことを進んで行い、
「自身の存在の輪郭をはっきりさせること」がすなわち
大人なのだ、という著者の考えに賛成です。
声高に自分の主義主張を叫びちらすのではなく、正しく美しいと
考える行為を地道にし続けることで、自分を信頼できる大人へと
成長したいと思いました。

それでは、今週末は千葉房総でテニス合宿!楽しみです。
おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:59 | コメント(0)| トラックバック(0)

コンティンジェンシー

こんばんは。今日も日中風もなく穏やかでよいお天気でしたね。
今週末は先日から延期になっている千葉でのテニス合宿の予定
なのですが、天気の周期からいって週前半が良いということは、かなり
危うい・・?だれか行いの悪い人がいるのかな(私だって?!)
昨日も午前4時間テニス練習、葛飾のはるさんのメンバー4人で
またまた楽しめました。いつも課題のフットワーク、もっと一歩目を
大きく出すことと、最後まで細かく調整していかないとダメです。
特に疲れてくると、腕だけで対応しようとしてミスしますので、
必要な体力・集中力を強化していかないと向上しませんね。

さて先日も取り上げました脳科学者の茂木健一郎先生、テレビや
雑誌にもたまに登場されているようで、最近わりと有名な方
なんですね。今日、たまたま『「脳」整理法』という一昨年
出された新書を読んでみたら、先月書いた「セレンディピティ
(幸福な偶然を発見する能力)」が詳しく取り上げられていて、
ちょっと驚きました。すぐれた科学的発見には昔からこの能力が
欠かせないようですね。またいくつか印象的な箇所がありました
ので抜粋して紹介したいと思います。

「一人称の人生を生きていく中で重要な分かれ目の一つが、何が
自分にとってコントロール可能なもので、何がコントロール
可能ではないかという区別をすることでしょう。コントロール
不可能なものをいくら自分の思いどおりにしようとしても
無駄です。世界は広く、「自分」は世界から見たら芥子粒
(けしつぶ)のような存在でしかありません。世界の中で起こって
いくことのほとんどは、自分にとってコントロール不可能なこと
であるということを認識し受け入れることが、成熟した大人の
一つの条件でしょう。
コントロール不可能なものを何とかコントロールしようと妄信して、
深みにはまっていくダイナミクスは、人間の脳が陥る悲劇の中でも
最も際だったものだということができるでしょう。」

「もともと人間は、つねに変化し続ける存在です。生まれ落ちて
から老い、やがて死ぬまで、よくよく観察してみれば、一時
たりとも同じ状態にはいないのが人間です。生きているという
こと自体が、そもそも偶有的なこと(半ば偶然、半ば必然に
起こること)です。たいていの場合、明日の朝起きれば今日までの
生活が続くであろうと期待されるが、そうでない場合もある。
突然病を得ることもあれば、思いもかけぬ出会いもある。
生きている以上、偶有性のはらむ不確実さを避けることは
できません。不確実さを前に不安になるということは、ある意味
では自然な反応ですが、それは、人生そのものを前にして不安を
感じるということでもあるのです。
生きることを不安に感じることは、ときには避けられないこと
でもあるが、できれば楽しんでしまったほうがいい。
不確実性を楽しむという生活知は、そもそもこの世界の本質、
とりわけ生の本質は「偶有的なもの」であり、不確実性は避け
られないものであるとの認識のもと、「覚悟」を決めることに
よって得られるのではないでしょうか。」
茂木健一郎著『「脳」整理法』ちくま新書

子どもであれ異性であれ、人のこころもまたuncontrolなものの
代表ですね。人を変えようとしても失敗するということは、誰もが
よく理解していること、なのですがね・・。

また学生のころ、英文学の先生が何度か”contingency(偶有性)”
というテーマで話していたことを僅かに覚えています。まったくの
偶然でもなければ、あらかじめ約束されていたというわけでもない、
未知な出来事にあふれる私たちの毎日は、ある意味不安の連続
とも言えます。しかし理由もわからずにこの世に生を受け、
歓びや哀しみを経験しつつやがて死すべき存在でもあるのだ
という「覚悟」を決めることで、日々の未知なる体験を楽しめる
ようになれるのかもしれませんね。
ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 20:51 | コメント(2)| トラックバック(0)

あとで食べよう

寒いですね~。朝8時、新宿駅西口の気温表示は5℃(!)に
なってました、もう冬なんでしょうか・・。さてとうとうあの
ミシュラン東京版が、今日発売になりましたね!昼に本屋さんで
ちらっと読みましたが、本当においしそうなお店ばかりでお値段も
それ相当。。そして東京の一部地域だけでダントツ世界一の
評価(1つ星以上が150店)ですから、大阪や京都、横浜他まで
含めると、日本全体ではとんでもない厚みのミシュランになるんで
しょうね。衛生面についても全く安心して食べられますし、
私たちは食に関してもまた素晴らしい国に住んでいるんだな、
と改めて思ってしまいました。

さて食べ物ついでですが、今日読んだ脳科学者の茂木健一郎さんが
去年書いた『すべては脳からはじまる』という本のなかで、
なぜ私たちは好きな食べものをとっておく(あとで食べる)のか、
という疑問に答えた箇所が共感できましたので、ちょっと読んで
みてください。

「ところで、人にもよるのだと思うが、私は(大好きな)ウニや
イクラは最後のほうで食べることが多い。お好みで注文していく
ときは、そろそろ終わりに、という頃に頼むし、定食のにぎりを
前にしたときも最後まで残しておく。周囲に聞くと、
「いや、好きなものから」という意見もあるが、とっておくという
人もやはり多い。大好きなものは、やっぱり最後まで残しておくのだ
と何気なく思っていたが、改めて考えると不思議である。

行動原理としては、美味いものはできるだけ早くというほうが
合理的な気がする。実際、人間の脳にとっては、基本的に「報酬」
(うれしいこと)は、それが早く与えられるほどよいということが
さまざまな実験でわかっている。報酬を待たされることは、
脳にとってつらい試練なのだ。よく耳にする冗談だが、それこそ、
いつ地震がきて逃げ出す羽目になるかもしれないし、誰かに隙を
突かれて食べられてしまうかもしれない。そんなリスクを避ける
ためには、好きなネタはとっとと食べてしまうに限る。

では、なぜ、もったいぶってとっておくのか?

このような行動を理解するための鍵は、どうやら未来についての
「予期」の中にあるようだ。

寿司屋のカウンターに座って寛いでいると、やがてほぼ確実に
好きなネタが食べられるという「予期」が脳の神経細胞の活動
として表現される。そのような活動があると、それに触発されて
脳の報酬系も活動する。ウニ、イクラを食べるということも
うれしいが、「そのうちウニ、イクラが食べられる」ことが
ほぼ確実にわかっているという予期自体がうれしいのである。

脳の中で、やがて確実に来る歓びを予期するということのうれしさは、
その実現を先延ばしにすればするほど長続きする。ウニ、イクラを
食べるのがあとになるほど、予期することの歓びは、それだけ
長いあいだ続く。だから、最後に食べる。

寿司ネタを食べる順番ぐらいで大げさのようではあるが、報酬
そのものではなく、報酬を予期すること自体が報酬になるという
ことは、人の脳にとっての「仮想」の持つ意味を考える上で大事な
ポイントになる。

ひょっとしたら、現実のウニ、イクラより、予期された仮想の
ウニやイクラのほうが美味いのかもしれない。そんなやっかいで
複雑な脳のはたらきが、寿司ネタを食べる順番のような単純な
ふるまいの中にも表れている。

現代の生活は便利になりすぎて、そもそも「待つ」ということが
極めて少ない。何でもインスタントにしてしまわないで、楽しみに
待つこともまた、予期することの歓びを耕すことにつながる。
寿司の教訓は単純なようで案外深い。」

茂木健一郎著「すべては脳からはじまる」中公新書

この文章を読んで、初めて積年の疑問がすっきり晴れた気がします。
予期し想像すること自体が脳にとって「報酬」になるんですね。
食べ物以外でも、たとえば旅行などは「計画しているときが最も
楽しい」とも言いますし。また人を待つことも、もうすぐ
恋人や友人など親しい人がやって来るというと、なんとなく
そわそわしたりして、これも「予期する歓び」だったんですね~。

ちなみに私が小さいころ飼っていた犬は、骨など大好物をもらうと
すぐに深く穴を掘り埋めて隠してしまいました。ひょっとしてこの
複雑な「歓び」を知っていたのかもね。しかし不幸なことに、
隠したところをすぐに忘れてしまい、色んな場所に穴を掘っても
ほっても二度と見つけられない、可哀想な犬だったのですが・・。
そして私も、報酬を予期する歓喜と、想像もつかない絶望の
あいだを日々彷徨って暮しているのかもしれませんね。。
それでは、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:57 | コメント(0)| トラックバック(0)

大人の見識

こんばんは。昨日の日曜日は午前中、いつものサークルの
メンバー4人でダブルス。朝方すごく寒くて困りましたが、
どんどん日差しが強くなってきて、最高のテニス日和に
なり楽しめました~。いつも誘ってくれてありがとう!
そして午後には三鷹から久しぶりに妻の父母が遊びに
立ち寄ってくれていろいろな話をしてくれたのですが、
その中でも先日静岡で飲んで最高においしかったという
珈琲の話が、ちょっと心に残りました。

静岡県島田駅前にあるごく普通の喫茶店。「キーコーヒー」と
書いた青い看板が掲げてあります。普段はお茶を好み、珈琲は
あまり飲まない義父母なのですが、たまたま入ったその店の
珈琲が、お二人とも「感動的なほどおいしかった」というのです。
大きくて美しいカップになみなみと注がれた珈琲に、シュガーと
クリームを入れて味わった旅先での至福のひととき。思わずホッと
心休まる時間を過ごせたようです。

ふと立ち寄ったお店の一杯のコーヒーを口に含む、その人の
そのときの感情が味覚に溶け合って、より美味しく感じたり、
充実した時を過ごせたりするのだと思います。そしてその苦味は
喉の奥にさっと入り込み、わずかな香りを残して夕立のように
消え去ってしまいます、私たちのあらゆる記憶と同様に。

さて昨夜読んだのは、今月新刊の新潮新書、阿川弘之さんの
「大人の見識」という本です。キャスターなどで有名な
阿川佐和子さんのお父さんですが、大正生まれ海軍出身の
気骨ある作家で、同書でも「急ぎの用こそゆっくりと」
「理詰めで人を責めるな」など含蓄あふれる言葉を並べて
おられます。その中で、著者の恩師が少年時代、英国
ケンブリッジ大学の付属中学校リース・スクールに
通っていた当時、床屋で経験した話が面白い。

生徒が散髪するには、学校特約の理髪店があるのですが、
小さく質素な店でいつも満員。入学後まもない少年は、
ある日ポケットに学帽を隠して、町にあるもっと設備の
良い店(学生には禁止されている)に入り、気持ちよく
刈上げてもらいながら、ふと鏡に映った隣の客の顔を
みると・・、なんとリース・スクールの校長先生だった。
顔色青ざめた少年に対して
「突然で失礼だが」 
と校長が話しかけてくる。
「私の学校に、やはり君と同じ日本人の学生がいてね。
もし会うようなついでがあったら言伝(ことづて)して
くれたまえ。
この店にはリースの学生は来ないことになっている、と。
何?知っていた?君は知っていたかもしれないが、あの
日本人の学生は入学したてで、まだ知らないんだよ。
知っていたら規則を破るようなことはしないはずだから。」
阿川弘之著「大人の見識」新潮新書

知らないふりをするこの見事な演技に、大人の悠々たるユーモアを
感じますね。さすがあのインド独立運動の指導者ガンジーがこう
言うだけの国柄だと思いました。
「二度と外国の植民地にはなりたくないが、どうしてもならなくては
ならないとすれば、もう一度英国を選ぶ」
さて私たち日本はこの同じ問いかけに、どう答えるのでしょうね。
「もう一度・・」

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:58 | コメント(2)| トラックバック(0)

バス

こんばんは。今日の東京はくもり空で、肌寒い一日でしたが、
朝から全日本選手権を観戦してきました。
まずは女子の決勝戦が行われ、中村藍子選手が3度目の
決勝戦進出の末に見事優勝を果たしました。おめでとうございます!!
相手の波形純理選手が右脚を痛めており十分な
コンディションではなかったようではありますが、
今日はサービスも安定していてストロークもミスが
なく、昨年よりもスライスやドロップショットを
効果的に混ぜたりして、確実に強くなっていると
感じました。やはりさすがGS本戦常連選手ですねー。

男子準決勝では、松井選手と鈴木貴男選手の対決に注目。
フルセットの末、貴男選手が見事決勝進出を決めました!
松井選手も鋭いサーブ&ボレーを見せるのですが、
貴男選手の気合に押し切られた感じでした。
明日の決勝も頑張ってくださいね~!!

さて一昨日の話ですが、東京は澄み切った青空が気持ちよかった
ですよね。夕刻、暮れかけた夕陽を浴びながら、初めてお邪魔する
お客様のお宅へ伺おうとバスに乗り込みました。1時間に
1~2本しかない路線のせいかお客さんがだれもおらず、
15分ほどで私一人だけの貸切状態。。私は一番前の左座席に
座っていたのですが、年配の運転手さんと2人だけ、クラッチを
繋いで変速するときのエンジン音がやけに近く聞こえてきます。
場所は世田谷の外れで畑も多い住宅街でしたので、ここは東京では
なくて、どこか地方都市にきてしまったような、不思議な感じが
して面白かったです。バスって結構好きなんですよね。
乗りものの中でも、時間も割とあいまいだしノロい分、何か温もり
を感じるからかな。

さて先日読んで感心したのは、隔月発売の講談社ムック本第12号の
「上質な人生」という特集ものです。その中でも、昨年から
ベストセラーとなった新書「女性の品格」を書いた坂東眞理子さんの
記事が印象的でしたので少しご紹介したいと思います。

「そもそも人間の満足度は、達成度÷欲望という具合に単純に割り切れる
ものではありません。多くのことを成し遂げ、富や名声に恵まれている
ことが上質の人生であると思われがちですが、実際は自分の境遇に
満足していないという人が少なくない。所有欲、独占欲、名誉欲、
権力欲・・というように、欲望には限りがないからです。

かつて日本の歴史的文人の多くは、簡素な生活を送ることを『よし』
としてきました。富や名声を求めず、出世を願う人生を遁れ、
静かに人生を楽しむことが『あらまほしき姿』と考えられてきたのです。

鴨長明の『方丈記』では、人里離れた山奥に方丈(四畳半)の草庵を
結び、必要最小限のものだけで風雅に生きることが理想だと説いて
いますが、今の時代、金銭欲や物欲にとらわれず心が自由であると
いうのはどれほど贅沢なことか。

今の日本の消費文化は洗練を極めていますが、豊かさも洗練もある
一定水準を超えると、ひとつひとつの物をいとおしむことができなく
なってしまう。自分の中に基準をもっていない人ほど豊かさを
求めがちですが、ただ追いかけているだけでは上質な人生は送れません。
自分にとっての『ほどほど』を見極めることが大切だと思うのです。」
講談社MOOK「セオリー」vol.12 2007年10月29日号

他人の基準に従うのではなく自分の物差しを作り持ち、欲望に
振りまわされずに心の自由を保つこと・・。なかなか難しいことですが、
いつの日か肩の力を抜いた自然体で、質素でも自分なりに満足できる
日々を過ごしたいものですね。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:13 | コメント(0)| トラックバック(0)

猫と遊ぶ

こんばんは。今日は日帰りで千葉県白子町へテニス合宿の
予定だったのですが、昨日からの雨で中止に・・。
「お天道さまと赤子の笑顔には勝てない」(違いましたっけ)
というように、まあ諦めるしかありませんが、はるさんたちが、
コートの予約や練習メニューをしっかりと計画してくれていたので
本当に残念です。
また近日いきましょう!今度こそ快晴になるでしょうから!!

そんなわけで、午前中ゆっくりとしたあと、午後は急きょ
お客さまのところへ。1時間ほど仕事の話をして、あとは雑談。
明るくて仲が良さそうで感じのよいご夫婦は、ご結婚されて
間もないようで、奥さまは奈良から大きなオス猫2匹と一緒に、
東京のご主人のマンションに越してこられたそうです。
しかしまた猫もかわいいもんですね、珍しい人間と遊びたい
らしく自らコタツの中に入って行って、前足を出したり引っ込め
たりといろいろ挑発してきます。猫と一緒の生活もなんだか
おもしろそうだなー、と思ってしまいました。

夜は有楽町のシャンテシネでウディアレンの新作「SCOOP」
(邦題は「タロットカード殺人事件」)を観てきました。
90分ほどの長さで飽きずに楽しめる佳作といった印象です。
前作「マッチポイント」でも主演に起用された女優スカーレット・
ヨハンソン演じる学生事件記者と、手品師役ウディアレンの
掛け合いが小気味よく物語を進めていきます。得意の皮肉や自虐に
よるジョーク満載で、上映最終回の割に結構(半分くらい)
埋まった私たち観衆も、何度も何度も爆笑してしまいました。
そして劇中、ふと投げかけるウディアレンのこんな言葉も
印象的でした。

「ユーモアは大切ですよ。ユーモアさえあれば、世界はこんなにまで
悲惨にはならなかった」

70歳を超えてもなお遊び心に溢れ、魅力的な新作を次々と作り
見せてくれるウディアレン。悲劇と喜劇のおかしみと機微を
知り尽くす偉大な作家だと思います。

さて明日はとうとう江戸川区民大会本戦、がんばります!!
で終了後、有明の全日本選手権本戦を観戦してくるつもりです。
それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:55 | コメント(2)| トラックバック(0)

和時計

こんばんは。今日は朝から良いお天気でしたが、夕方から雲行きが
怪しくなり、夜はとうとう雨。。楽しみにしていたスクールは
中止になり残念。仕方ないので、同僚のテニス仲間Hさんに今日
ダビングしてもらったDVDで(ありがとうございます!)
去年のAIG3回戦の鈴木貴男選手対ロジャーの一戦を観ました。
貴男さんのサービスは、トスが低くて速いせいなのかコースも
球種もすごく読みにくいですね。あとボレーがめちゃくちゃ上手い。
低いボールも自由自在に深く返せるし、懐が深くてインパクト
ギリギリまで狙うコースが分かりません。
今年は、来週から始まる全日本選手権に出場されるそうですので、
できれば生で観たいと思っています。

あと昨日の話ですが、朝からいつものメンバーでダブルス。風もなく
絶好のお天気で4時間4人、存分楽しめました。
昨日は特にバックハンドストロークでネットミスが多くてがっかり。
もっと練習しないといけません。その後けっこう疲れてしまい、
昼食べてからウトウトしてたら夕方、、でも気持ち良い昼寝でした。

しかし最近毎日が怒涛のごとく過ぎていきます。あれもこれも
やりたいことが多くて山積み、本も「積ん読」で倒れかけていますし。。
休みの日も時計を見ると、もうあっという間に夕方・夜になりますもんね。

時計といえば、つい江戸の昔までは今の1日24時間の西洋時計ではなくて
「和時計」というものを使っていたらしいですね。
日の出から日の入りまでを6等分したものを「昼の一刻」、その反対に
日の入りから日の出までを6等分したものをを「夜の一刻」と呼んでいたようです。
別名「不定時法」とも呼ばれるこの日本独特の時間の測り方、春秋は
昼も夜も一刻ほぼ2時間なのですが、太陽の出ている時間が長い夏は
昼の一刻が2時間半くらいで夜は約1時間半、冬はその逆になります。
この日本古来の時間制、実は人の暮らしのリズムに合っていて
結構過ごしやすいのかもしれませんね。

私などは要領が悪いせいか、時間に追いかけられるような「心」を
「亡くした」忙しい生活をどうしても抜け出せないのですが、
それでもいつかきっと、毎日しっかりとした穏やかな時間を
過ごせる人になりたいと夢想しています。

では遅くなりました、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 02:05 | コメント(2)| トラックバック(0)

治七のクリームパン

こんばんは、今日は一日いろいろ忙しく楽しかったです。
朝からはるさんのサークルでダブルス練習、そのあと来週のテニス
合宿の打ち合わせ。午後は、仕事でお客さん宅に2時間ほどお邪魔
したあと夕方、銀座の山野楽器ホールで38才ベルギー国籍の
ジャズピアニスト、エリック・レニーニさんのカルテッドを
初めて聴いてきました。ジャズライブは3年くらい前か
木住野佳子さんのピアノトリオ以来で、とても楽しかったです。
100人ほどのスペースに立見、ウッドベースとドラムに
トランペットも入っており、それぞれのソロもたっぷりとあって
思ったよりもかなり熱い演奏となりました。
ジャズアーティストもステージで見ると、とにかくカッコいい
ですねー!私も気持ちよくリフレッシュさせてもらいました。

さて私の最近のブームは、ローソンで先月から期間限定発売に
なった福岡の幻のクリーンパンです!もう5回以上食べていると思います。
その名も「治七(じしち)のクリームパン」。

九州地区のローソン限定で今年のはじめに発売になったようですが、
そのうち全国にその噂が広まってしまい、とうとう先月上旬に
全国展開されることになったそうです。そのお味は・・とにかくウマい!!
中のカスタードクリームもしっかり味で甘みもほど良いのですが、
私は特にパン生地が香ばしく、硬さや湿りっ気が絶妙なバランスで
大好きです。このパン、もしかしたら既に有名なのかもしれませんが、、
もしローソンに行かれることがあれば、騙されたと思って一度
試してみてください!

最後に、先月末に発売された季刊雑誌の「わしズム」。
何度か以前にもご紹介していますが、今回の特集は
「沖縄・教科書検定問題」です。

沖縄や教科書の問題には、抵抗の強い方も非常に多いと
推測しますが、今回の「わしズム」では、論点をすっきりと
簡単にまとめているので、読みやすく分かりやすいと思います。
また15日(木)には神田で講演会があるようなので、時間を
工面して参加しようと思っています。

今回最も印象に残った記事は、切通理作さんの書いたものです。
「ゴジラ」や「宇宙戦艦ヤマト」、「エヴァンゲリオン」など
誰もが知っている有名なアニメのストーリーを通じて、
戦後日本の思想の流れを改めて考えたもので、少しご紹介しますね。

「この一見平和な社会の中で、生きることの意味を保障してくれる
ものなど、なにもないではないか。生きることの大切さ、それはただ、
生きるための意志、それ自体にしかないのだ。そんな時代に、
どこかにある空疎な正義を唱えてみたところで始まらない。

それは時代の正直な反映だったし、同じ時代の中でわたし自身も
生きてきたという自覚がある。

業田良家の漫画『詩人ケン』で主人公の詩人が作った詩の一節は、
そんな時代の気分を射貫いていた。

生命よりも大切なものはない/
生命より大切なものは何もないのだ/
生命が生きてゆくために生きている/
理想や目標は/
地面に手を付き命乞いをしなさい/
生命はかけがえのないものだから/
ずっと生きてゆくことです/
そのかわりと神は言った/
おまえたちに空っぽをあげよう/ 」

雑誌「わしズム」07年秋号・小学館刊

この同じ日本に生きた先人たちが、死を賭して守ってくれた
平和と繁栄の世にあっても、衣食に満ち足りた日常にふと
空虚を感じることがあるのは何故なのか・・。
同じ切通さんの文章、最終節の以下の言葉が、その答えを
探すヒントになるかもしれません。

「生きているだけで価値があるのではない。問題は、生をいかに
輝かせるか、だ。そしてその輝きには、どこかで『死を賭して』という
一点が、否定できないものとしてある。」

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:54 | コメント(4)| トラックバック(0)

オルフェウスの竪琴

こんばんは。今日は台風の影響で一日中荒天でしたね~。しかし
今年は関東地方にくる台風が少ないですよね。暑さも長く続いた
から、これからたくさんやってくるのかもしれませんね。
今日は、明朝の江戸川マラソン大会に向けて最後の調整をしようと
思ってたのですが、残念・・。明日は台風一過、快晴の予報なので、
楽しんで10キロ完走を果たしたいと思っています。

昨日の夜ですが、待望のBONNIE PINKライブに行ってきました!
想像以上に楽しめましたよ~。95年のデビュー以来初めての
武道館、満員の7千人の前でバンドメンバーとすごく楽しそうに演じていて、
舞台上に飾られた特大モニターの映像にも、歌っているときの
すごく充実した表情が映っていたのが印象的でした。
そして多くのメディアや友人からのお祝いの生花が、ホール入口に
無数に並べられていて特別な夜を彩り、最高にキレイ~!!



そういえば以前、彼女がある音楽雑誌のインタビューで、曲を作って
いるときの様子を聞かれたときの答えが、ちょっと面白くて覚えています。

「それは鶴が機を織るような状態で、決して人に見せられるような
様相ではありません」とのこと。

それはそれでどんな風なのか、見てみたくなる気もしますけどね。

同時にまた、禁じられたものを見てしまうということで、あの有名な
ギリシア神話の物語も思い出します。「オルフェウスの竪琴」の悲しいお話。

ギリシア一の竪琴弾きオルフェウス。
彼の奏でる美しい音色は、森の木々や動物たちもうっとりするほど。
やがてオルフェウスは、美しい森の妖精エウリディケを妻に娶り、
とても幸せでした。しかし結婚してまもなく、彼女は毒蛇にかまれて、
命を落としてしまいます。

彼は、エウリディケの死をどうしても受け入れることができず、
なんとか妻を取り戻すべく冥土の世へ立ち向かいます。
もちろん死者ではないオルフェウスには冥土に入る資格はなく、
番人たちに道をはばまれます。
しかしオルフェウスは、竪琴を取り出し心を込めてつま弾くと・・、
屈強な番人たちも心を打たれ、彼を冥土の王ハデスの元へ案内します。

ハデス王の前で、妻を想いながら奏でるオルフェウスの琴の音が、
冥土中に切なく響き渡り、この音色にハデスさえもが心底感動し、
エウリディケを地上に戻すことを許してくれました。

しかしこの約束には条件があり、「地上にたどり着くまでのあいだ、
絶対に後ろを振り返ってはいけない」というものでした。
オルフェウスは、喜び勇んで来た道を引き返していきます。
そして地上の光が見えたそのとき、緊張感がつい緩んだのか
我慢しきれずに、後ろを振り返ってしまったのです。

「どうして振り返ってしまったの?」
そこには悲しみに満ちたエウリディケの姿がありました。
ハデスとの約束どおり彼女は、あっという間に冥土に引き戻されて
しまいました。
こうしてオルフェウスは、最愛の妻エウリディケを永遠に失って
しまった、というお話です。

つい振り返ってしまうオルフェウスの逸る気持ちや、
絶対に振り返らないで、と願うエウリディケの祈り。
「二度と取り返しのつかないこと」はいつも、後で考えてみたら、
ほんのささやかなことなのだ、と思いました。

それではまた、おやすみなさいZZ...
日記 | 投稿者 テニス侍 22:39 | コメント(0)| トラックバック(0)

約やか

こんばんは、なにかずいぶん涼しくなってきました。しかし
このくらいがスポーツするにはちょうど良い気温でいいですね。
昨日夜、スクールに行ってレギュラー仲間のTさんと話していたら、
彼も先週日曜試合だったそうで、なんと6セットもこなしたそう!
結果もY市民大会ベスト4です!すごいねー、おめでとう
ございます!!帰りの更衣室で「今度一緒にダブルス出ましょう」と
いう話になったので、これから少しずつ練習していきたいと思います。
Tさんどうぞよろしく~!

さて書店などでは、早くも来年の手帳が出ていますね。
数え切れないほど種類があるので、ひとつ一つ見ていたら
選ぶのが難しい。。
でも最後はいつも同じものを選ぶんですけどね。私は
「能率手帳NO7」という地味なものが好みで、小さく軽くて
上着のポケットに入れて出し入れしやすく重宝しています。
ただし難点は、1日分のマスが小さく、字がどんどん細かく
なってきて自分ですら読めないこともあること・・。
これじゃダメ・・ですよね。
しかし新しい手帳を手にすると、何かワクワクする気分がします。
テニスや旅行とか、あれこれしたいことを書きたくなるし、
来年の休みの計画を立てたくなったり。
来年、平成20年もたくさんの新発見がありそうだなーと思いつつ、
あんまり忙しすぎたり、健康を壊したりしないようバランスを
とってやっていきたいと思います。

話は変わりますが、先日読んで久々勉強になったのが孔子の
言葉を集めた本です。
全世界の古典として有名な「論語」ですが、高校時代の
漢文テキストで多く読んだ以来だったので、懐かしい思い出と
ともに、何度でも読み返したい人間臭いことばにあふれていて
感銘を受けました。今の私に一番響いたのが以下の教え。

『氏曰く、約を以てこれを失う者は、鮮(すく)なし。』

「何ごとにおいても慎ましさというのが実は大事で、出過ぎたことや
過剰なことを控えれば、失敗したり失うことは少ない、ということです。

「約」とは控え目で質素なこと。倹約の意味もあります。最近は
あまり使いませんが、「約(つづま)やか」とは、簡潔で要を得ている
ことや、慎ましいようすをさすことばです。

現代においては「そんな消極的では生きていけない」という反論も
聞こえてきそうです。しかし、言いたいだけのことを言い、使えるものは
消費し尽くし、儲かると思えば貪り尽くす、そんな過剰な暮らしに
疲れてしまったり、傷ついてしまう人も多いのではないでしょうか。
慎ましく謙虚なことは、本来日本人の美徳でもあったはず。過剰を
求めれば失うものも多くなります。「約」をもって生きれば、
失うことも、傷つけ合うことも少ないのです。」

中村信幸監修「心にひびく論語」永岡書店刊

さすがに2500年以上のあいだ多くの人に読み継がれ、ふるいに
かけられた言葉には、滋味深いあじわいや人の道を導く智恵、
それに心を穏やかに休ませるような癒しを感じます。
そして私も、この「約やかな」振る舞いができる人間に
なりたい、と思いました。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:52 | コメント(4)| トラックバック(0)

セレンディピティ

こんばんは。今日の東京は秋らしく落ち着いて過ごしやすいお天気
でしたね。今週末は区のシングルス予選なので、素振りでも
しなければダメなのですが、今夜も帰りが遅くてあっという間に
こんな時間です・・。まあ体調だけは上々なので、今年は何とか
4回勝って本戦まで辿り着きたいものですね。そして月末には
江戸川マラソン10キロです。制限の1時間以内で走れるかな~、
練習しなきゃ!!

さて今日はいつも愛読している雑誌SAPIOに、また面白い記事が
ありましたのでその文章から。それはカナダ出身の茶道家で
裏千家教授のランディー・チャネルさんが語る「おもてなしの心」
の意味です。

「(茶道とは)単にお茶とお菓子でもてなすだけのことだが、これは
クリスマスプレゼントのようなもので、箱の中身が何かではなく、
差し上げたいと思う気持ち、頂いて嬉しいと思う気持ちが大事で、
こういうハート・トゥ・ハートのつながりをもつことが『おもてなし』だ
と説明するとみな理解してくれる。お客様に喜んでもらいたいという
気持ちを込めてお茶を点て、お茶碗の一番きれいなところが見えるように
回し、正面からどうぞとお出しする。こういった心と心の受け渡しが
なければ、いくら作法を守ってお茶を入れても、それは単なる
”メイキング・ティー”に過ぎない。」
小学館「SAPIO」2007年10月24日号

残念ながらあまりに未熟な私などは、贈る側としても
受ける側としても、まさに箱の中身ばかり気にしてしまっていました。
相手に喜んでもらいたいと思う気持ちを忘れない主人と客、
両者のあいだにしっかりと存在する、心と心の受け渡し・・。
時代は変わっても、人との円満な関係の原点は不変なのでしょうね。

さて今日はもう一つ、18世紀イギリスの作家ホレス・ウォルポールに
よる言葉、セレンディピティcerendipityをご紹介したいと思います。

このセレンディピティとは、一般に「まったく偶然に、価値ある
何ものかを発見する能力」と言われています。つまり「幸運にも
思いがけず貴重な何かを見出す力」のこと。
また、ベストセラー本「生きかた上手」の著者日野原重明先生によると、
「幸福な偶然をつかみとる力」と定義されているそうです。

私たちの日常生活においても、この「幸福な偶然の発見」を経験する
ことがまれにあるんですよね。ひょんなことから興味深い人に出会ったり、
予測もしない意味深い出来事に遭遇して、一生忘れられない思い出になったり。
私もついつい平凡な毎日の繰り返しのなかで、大切な人との出会いや
大事な物ごとをよく見逃してしまっているのだと思いますので、
このセレンディピティを時には思い出し、観察力や洞察力を少しは身に
つけたいものだと思います。
しかし少し考えてみれば、このブログなども私の数少ないセレンディピティに
よるものだったのかもしれませんね~!始めたのもほんの偶然ですし、
見ず知らずの人と初めてテニスしたあとに
「ブログ読んでますよー、ツヨシさんですよね」といって声をかけてくれる人と、
関心あるテーマについて話したりしてね。
これまでよりも、ずっと意識して本を読んだり映画を見たり、そして考えて、
書いて・・。私にとってこのブログは本当に貴重な経験になっています。
これからも、少しずつ成長していきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:54 | コメント(4)| トラックバック(0)

知足

こんばんは。昨日おとといとAIGオープンをじっくり観戦して
きました!日中は太陽が照りつけてすごく暑いものの、夕方からは
冷え込んできて、寒暖の変化が大きい2日間でした。

選手のプレーはものすごく熱い!の一言。さすがは世界トップ
の技術です。土曜の女子シングルス決勝では、惜しくも負けて
しまいましたが今年の全英優勝ヴィーナスのプレーを間近で
見ることができました。特にテイクバックが小さくて早いのに驚きました!
トップ選手だからこそ、基本に忠実なんですね~。

↓女子決勝 サービスがヴィーナス リターンがラザノ選手


あと昨日の男子シングルス決勝戦では、第一シードのフェレールが
抜群の調子の良さでガスケ選手に61、62で完勝。フットワークが
すごく良いんですよね。体は小さいのですが、「足がもの
すごく速い」からこそ、今年の全米でナダルにも勝てた
のでしょうね。バックはダブルハンドですが、テレビのスローで
見ると握りがずいぶん開いていることが多く、そうした方が
コントロールしやすいのかも、と思いました。

あと優勝者インタビューのコメントが、人柄をよく表わしていて
面白かったです。フェレール選手は現在世界8位で自己最高を
更新中ですが、「これからの夢や目標は?」との問いかけに
「今が夢の中にいるようなもので、このすごく幸せな状態が
少しでも長く続くよう努力することが目標です」との答え。
私は「GS優勝や世界1位を目指す」というようなことを
予想していたので、トップレベルの競技者のコメントとしては
ちょっと意外だったのですが、しかし同時に千利休の「知足」
という言葉を思い出しました。「知足」とは「足るを知る」、
つまり自分が足りる、必要な分だけで満足ではないのか、
いう意味です。夢や希望は人それぞれ、ものすごく高く限りなく
てもいいと思います。それと同時に「足る」ということを
知っておくこともまた大事なのかな、と思いました。

何はともあれ、日本テニス最大の祭典AIGジャパンオープンも
終了です。何事にも終わりあり、とは言いつつも少しさびしい
気持ちを感じてしまいました。そしてまた来年も良いプレーを
たくさん見たいなーと思います。それではまた!!
日記 | 投稿者 テニス侍 19:15 | コメント(6)| トラックバック(0)

秋桜

こんばんは。AIGオープンは本戦3日目、期待の日本人選手は
みんな健闘されたものの、残念ながらシングルでは姿を消して
しまいましたね~。あとはダブルス、鈴木選手と中村選手が残るのみ。
しかしドローをよく見ると、ガスケやフェレール、ヒューイット
ヴィーナスほか、なかなか観ることのできない超一流選手が
たくさんいるんですよね。私も金曜午後から観戦に行くので、今から
ワクワクしています。。あと、もし行かれる方は観戦時間が長くて、
すぐお尻が痛くなるので、バスタオルなどを持っていくといいですよ~。

昨日の午後ですが、お台場のFテレビに初めてお邪魔しました。
お客さまが放送技術のお仕事をされていて、時間が取れるとのこと
でしたので、お言葉に甘えてご職場を拝見させてもらいました。
本当に面白かったですよ~!まず最初の感想は、見学にきていた中高生
団体が多いなーということと、職場フロア内は意外に地味で静かで
堅実な雰囲気。これはかなり意外でした。考えれば、公共性のとても
強いお仕事ですし、当然なんですよね。政治テロなどで放送ジャック
される可能性なんかも考えられていて、セキュリティも強固にされて
いるということです。そういえばロシアや東欧では、ちょっと前にも
放送局乗っ取りといった事件もありましたよね。
中でも一番印象的だったのは、お客さまが義務でも何でもなくただ
ご厚意だけで貴重な時間を費やしてくれて、放送設備やら入出力電波
監視室のことを、シロウトの私にも分かりやすく説明して下さったこと。
とても多忙な中だったと思いますが、またとない経験をさせていただき
Iさん本当に有難うございました。

あと、いつもお邪魔している京都の写真ブログ「ひろさん」の昨日の
記事を見てみたら、大原で撮られた秋桜と空がすごく綺麗で癒され
ますね~。山野を彩る花々は、与えられた場所でただ無心に咲きほこり、
命のおもむくままに枯れ朽ちて土に戻ります。私たちにその潔い
美しさを与えてくれつつ。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:44 | コメント(2)| トラックバック(0)

now and here

こんばんは。昨日、私もAIG前夜祭に行ってきましたよ~!
ロジャーが出れないのは残念でしたが、AIG名物の松岡修造さんの
MCによるとロジャーは体調不良にもかかわらず、それでも
日本行きを強く希望したようなのです。しかし疲労がことのほか
酷くて、あえなく断念したそうです。。来年は北京五輪が8月に
あって今年よりもスケジューリングがきつくなるので、東京は
やっぱりムリかな~?!
さて前夜祭の目玉の一つは錦織圭くんのプレーですね!
相手は今年全米でナダルを破りベスト4のフェレール選手。
圭くんはアップのストロークからボレーにかけて、柔らかい天才的な
タッチも「うーん上手い!!」と唸らせましたが、フォアで叩く
ストロークも豪快でカッコいいですね。今年ATPツアーで
すでにベスト8も経験しているし、とても楽しみな選手。練習
後半、フェレール選手と4ゲームマッチをやって4-4、タイブレで
惜しくも負けてしまいましたが、大器の片鱗を私たち3千人の観衆に
見せつけてくれちゃいました。

前夜祭もう一つの目玉は、車椅子テニスの王者、国枝慎吾選手と
斎田悟司選手の1セットマッチです。TVでは何度か見たことが
ありましたが、ライブでは初めてです。

↑↑国枝選手↑↑

お2人ともフットワークがすごく速くて細かくて、2バウンドまで
OKのボールの行方を、抜群の予測力で追いかけて最高のタイミングで
捉える技術の高さにものすごく驚いたのと、スピンもスライス
(特にバックハンド)もフェデラー選手ばりのスイングスピードで、
とてもカッコよかったです!ボールもキレキレでした。
特に国枝選手は、今年年間グランドスラムを史上初めて達成した
世界ナンバー1選手。23才にして遂に前人未踏の領域に達した
その努力の過程に、尊敬の念を覚えました。

さて今日の午後、縁あってメンタルトレーナー浮世満理子さんの
講演を聴くことができました。先生は、現在全日本体操チームの
トレーナーでもあり、特にスポーツメンタルを得意とされていて、
昨年まであの岩渕聡選手も担当。岩渕選手といえば
05年06年全日本シングルス連覇の日本トップ選手ですよね。
先生のお話で特に印象的だったことは、何事も「質」への
こだわりを強調してらしたこと。勝ち負けは単なる結果でしかなく、
「戦い方の質」を高めることがもっとも大事ということでした。
それには「いつか・どこかで・まあできたらいいなー」ではなく、
「今・ここで・自分ができるだけのことをして」悔いを残さない毎日を
大切に丁寧に積み重ねて生きるように心がけましょう、ということでした。

最後に少しだけ映像が出た岩渕選手のコメントも印象深かったです。
「先生の指導を受けてからは、目の前の1ポイントにすごく集中できる
ようになって、そのぶん緊張したりボンヤリしている暇がなかった。
それが全日本制覇という最高の結果に繋がったのだと思う。」

私も、成果や勝敗のみを追求して仕事やプレーの質を疎かにせず、
目の前の1ポイントに何はともあれ集中して全力を出し尽くすことで
成長していこう、と思いました。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:56 | コメント(2)| トラックバック(0)

流水、無心にして落花を送る

こんばんは。冷たい雨が降るなか、有明テニスの森へ
AIGジャパンオープン予選を観戦してきました。
10時開始の予定でしたが雨が上がらず、結局13時から
第一試合がスタートです。並行してアリーナでは、
ヨネックスのイベントが開催されていて、契約選手の
ミニゲームを観ることができました。中でも添田選手
森上選手が参加したミックスゲームが楽しめましたよ。


添田選手のサービスのキレや、絶妙なタイミングで繰り出される
ドロップショットにも思わず脱帽!。そしてちょっと右肩を
痛めている様子の森上選手は、それでも左右両手打ちの
ストロークもとても綺麗なフォームだし、常にいい当たりで深く
伸びるボールになっていてスゴイ!と思いました。
あと今年の全英で優勝したヴィーナスに3回戦で対戦、ファイナル
5-3までいって惜敗したことについて、司会の方がマイクを
向けたときの森上選手の話がちょっと面白かったです。

「あのあとツアーでヴィーナスに会ったので『あの競った試合で
勝って優勝できたんだから、賞金の1割でもちょうだい!!』って
言ってやったんですよ」

このAIGにもヴィーナスは、先週の韓国OPから日本にも参加して
くれることになりましたので、あの屈託のない笑顔を直接見てみたい
と思います。ちなみに昨日発表のドローによるとヴィーナスは
第1シード、第6シードの森上選手とは順調にいくと準々決勝で
顔を合わせるようで、これも楽しみですね。

さて先週、よく行く新橋駅前の書店に寄ったら、禅の言葉を集めた
文庫本が平積みされていたので買い求めました。タイトルは
「ふっと心がかるくなる禅の言葉」というものです。
その一冊の中にも、いくつもの味わい深い禅語が並んでいて、どれも
含蓄があって長く心に留めておきたい教えだなーと思いました。
その中でも、印象に残った言葉をご紹介します。

『流水、無心にして落花を送る』
 ~散る花とそれを運んでいく流水(川)の関係のように、
 人との交わりにおいても無心・あるがままであれという意~

「よその家を訪問したとき、客人としてあまりにも丁重な扱いを
受けるとこちらが恐縮してしまいますよね。また、仕事関係の
接待の場でも、相手に気をつかわれすぎたり、下心がみえてしまうと
居心地の悪い思いをすることでしょう。
もてなされる側も、心配りに感謝もせず不遜な態度をとったり、逆に
遠慮ばかりしても相手をがっかりさせてしまいます。

『流水、無心にして落花を送る』とは、風に散って落ちてきた花を、
川の流れがただ当たり前のこととして運んでいくこと。花は流れに
運ばれようとして落ちてきたのではなく、川は花が落ちるのを
待っていたわけではありません。花はただ自然に散り、川はただ無心に
流れていくだけです。無心だからこそ美しいのです。
主張せず、見返りを求めず、相手の心をかき乱すこともない。互いを
信頼して自然に身を任せ合う。人と人との関係もこうありたいものです。」

永井政之著「ふっと心がかるくなる禅の言葉」永岡書店刊

この禅語を知った時、まず思い浮かんだのは、前に勤務していた
会社の近くに、桜並木を従えた目黒川が流れていて、毎年春になると
水面をたゆたう桜の花びらが、夜の明かりの中で美しく幻想的な
眺めを呈していたことです。
人との出会いや付き合いにおいても、ただ自然に無心に、信頼の
うえに任せあう、そんな関係の中で日々生活していきたいものですね。
こういった禅の言葉はごく短いですが、生きるうえでの励みや
力になってくれるもの、今後も学んでいきたいと思いました。

ではまた、明日も有明10時スタートで男女シンングルス予選の
残りを観戦してきます。雨かな?! おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 02:18 | コメント(2)| トラックバック(0)

手を振ると

こんばんは。今日はすがすがしい青空がまた心地良かったですね~!
午後の強い日差しに、外回りの私はまたまた汗だくになり
とけてしまいましたが・・。

先ほど、明日の予選のオーダーが出てないかなーとAIGオープンの
HPを回ったら、なんと・・まさか・・トホホ・・。
ロジャーが極度の疲労により、来日を急遽取り止めて静養にあてる
と先ほど発表されました。デ杯にスイス代表として単複フル出場
したことも響いたようですが、それにしても、うーん無念!
その代わりにガスケフェレーロ、そしてヴィーナスが参加して
くれるようですよ。ロジャーにはまた来年、ぜひとも顔を出して
くれることを期待しています。。

さて最近手にとって「なるほどそのとおりだ」と感心したのが、
『吉を招く言い伝え』という新書本です。ことわざや言い伝えには
古今の生活の知恵が無数に盛り込まれているし、私たちが無意識に
行っているしぐさにも、きちんとした意味があるんだなーと
思いました。中でも普段でもよく見かける「手を振る」という行為
には、こんな理(ことわり)があるそうです。

『手を振るというのは、本来は着物の袖を振る行為なのである。
これは「霊振り」といわれ、神社にお参りした際などの柏手を
打つのと同じ意味を持っている。袖には袂(たもと)がついて
いるが、この袂というのはものを入れることができ、魂の納まる
ところであるとも考えられていた。これを振ることは霊振りであり、
そのことによって自分の魂を喚起させ、相手の生命を再生させ、
活力をあたえようとする作法が手を振ることの本来の意味である。』

岩井 宏實著「吉を招く言い伝え」青春出版社刊

手を振ることが「自らの魂の揺らぎによって相手の命に波動を与える」
作法だったとは・・。私の場合、特に親しい人としばらく会えない
ような別れのときに、ゆっくりと手を振りたくなります。と同時に
「その人に触れたい」と強く思うんですよねー、なぜなのかな。

そしてまた言葉も、本や会話の中でなんというか「震え」のような
ものが伝わってくる瞬間が、稀にあります。昔から「言霊(ことだま)」と
いわれるように、他者に大きな影響を与える神秘な謎があるのかも
しれませんね。そして私たちが小説や詩を読んだり、映画を観たり
する理由の一つは、そういった言霊の謎を解くヒントを探して
いるのかもしれないと思いました。

ではまた、明日は朝から一日中有明で、AIG予選を観戦してきます。
おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:57 | コメント(0)| トラックバック(0)

夜明けの行灯

こんばんは。昼過ぎに新宿駅西口の気温表示を見上げると
またもや30℃・・、ホントまだまだ残暑ですね~。
それでも夜は、それほど汗をかかなくて済むようになってきて
ずいぶん助かっています。

今日も何件か約束していたお客さまのところへ訪問しました。
私は、約束時間の直前に顔を出すように決めているのですが、
口の悪い契約者さんのこんな一言に思わずがっくしです。
「ツヨシさんてハト時計みたいですよね、いつも時間どおりに
ドアを開けて『こんちは~!』っていうんだもの」
「ハト」!?そりゃ見た目は少し似てるかもしれないけどもね・・。

さて先日も少しご紹介した「江戸しぐさ」。狭い路地で傘をさした
者同士がすれ違う際、相手に雨水がかからないよう傘を傾ける
「傘かしげ」など、徳川の時代から多くの商人が集う町に生まれた、
江戸っ子たちの思いやりのルールは、この平成の時代にあっても、
十分に魅力的でイキな心遣いと思えます。

そんな江戸しぐさの中でも、人づき合いの知恵として目に留まった
のは「夜明けの行灯」という考え方です。

「夫婦や親子の間でいさかいが起こったら、決定的にならないよう、
その手前でやめ、その場ですぐ結論を出さないようにします。
しばらく時間をおこうというわけです。これを『夜明けの行灯』と
いいます。
夜明けの行灯は、外も明るくなり、あってもなくてもいい物。
でも夜明けには不用ですが、また夜になれば必要です。感情にまかせて
その場で大きな亀裂をつくるのは、夜明けの行灯のごとく不要といって
いるのと同じ。でもどうせまた必要になる、だから冷静になるまで
待ちなさい、感情的になって必要なものを不要にしてはいけない、
という教えなのです。こんなところにも江戸の人々の人づき合いの
知恵が見て取れます。」
越川 禮子著「野暮な人 イキな人」日本文芸社刊

けんかは仲の良い証拠、などとも言いますが、ついつい感情的に
なってお互いを傷つけるばかりの不毛な話になり、終わったあとで
ひどく落ち込んでしまいますよね。これからは「夜明けの行灯」を
見習い、最後の一言を飲み込んで夜明けを待ってみようと思いました。
ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:54 | コメント(4)| トラックバック(0)

眠れない

こんばんは!もう9月も終わろうとしているのに、東京は
真夏の日差し・・。私も先週末のテニスで、さらに頬の
あたりが焼けて痕が残ってしまっていますが、今日の太陽は
まさに「しみる」痛さでした↓もう少し暑さも続きそう、
ですが週末はまた3連休になりますねー、楽しみです!
ツヨシ家では次の土曜日、久しぶりに福島県いわき市へ
遊びに行く予定。有名ないわき湯本温泉でじっくりお風呂に
入ってリラックスしながら、新鮮な魚もたくさんいただきます!
そして以前、私のお客様から紹介いただいた、とても美味しい
フランス料理店「ヒュッテ吉田」さんにも行ってきます!
3年くらい前に一度だけ訪ねたことがあるんですが、その味も
さることながら、海岸沿いの松林の中という立地や洋館風の
建築デザインがすばらしく、とても雰囲気があって何か居心地が
いいんですよね~!また帰ってきたらご報告しますね。

さて先ほど地下鉄の中で、睡眠薬の広告が目にとまりました。
「1回2錠でぐっすりおやすみ」というコピーでした。
たっぷりよく眠れないと、翌日支障が出て困ってしまいます
ものね。でそう思って懸命に寝ようと努力すると、またなかなか
寝付けなくなってしまう悪循環に陥りがち。とはいえ、繊細な
神経を持ち合わせていない私は、成人してからはベッドに入って
長くとも3分以内にはぐっすり眠れています(幸運にも?!)。

しかしこんな私でも、小学生5年くらいまではいろいろ考え事をして
就寝後1時間は眠りにつけないことなんてザラだったように
思います。で、起きて家じゅう寝静まった台所で冷たい水を飲んだり、
外を眺めたりしてまた布団に戻るわけですが、ある日そんなことを
していたら、ばったり母親と居間で顔をあわしたのです。こんな
遅くにどうしたの?という問いに、なんか眠れないんだよ、という私。
すると母は意外にも「眠れなければ起きてたらいいのよ。テレビを
観たり本読んだりしてね、そのうち眠くなるから。」というのです。
O型の母のなんとも明るく、なんたる大雑把な答え・・。しかし
こう言われた私はなぜか心が軽くなり、それからは不思議とすぐに
眠れるようになったことを覚えています。
今でもよくこんな些細なことを覚えているものだな、何故かな?と
思いなおしてみると、、その言葉にその表情に、自分への信頼や愛情の
匂いを、思わず感じとったからではないのかな、と思いました。
それと同時に、人から人への言動の影響は、当の本人にとっても
意外なほど強く大きいという実例としても、また心に留めておこうと
思います。
ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:51 | コメント(2)| トラックバック(0)

哀しみ

こんばんは。今日は久しぶりに過ごしやすい曇り空で
助かりました。昨日の休日も、いつものようにはるさんの
サークルメンバー4名で4時間のダブルス練習しましたが、
午前から強い日差しに参りました・・。やや風が出ていたので
助けられましたが、9月も半ばで熱中症気味も、この連休は
久々プロのテニスも見れたし、なかなか充実していました!
そうそう、月末からはお待ちかねのAIGオープンが始まりますね。
今年は29日土曜から、シングル・ダブルスの予選が開始、
30日の日曜は、今年初の試みとして前夜祭「AIG NIGHT」が
行われます。JTAのHPから予約コードを手に入れれば入場
できるようで、15時からはなんとロジャーとあの錦織圭君が
公開練習をコロシアムで行う予定らしく、これは必見ですね~!
すごく楽しみです!!

さて先日少しブログでも紹介しました現代アメリカ文学の巨匠
レイモンド・カーヴァー。失うことに対する敏感さや、
心が震える瞬間をごく短い言葉で捉えることのできる稀有の
天才作家だ、と私は思いますが、詩集「水と水とが出会うところ」を
先ほど読み返した際、ふと心にとまった詩をご紹介したいと思います。

『哀しみ Grief』

今朝、早く目を覚ましてベッドから
遥か遠くの海峡を見ると
荒れた海を一隻の小さな船が、航海灯をひとつ
ともして進んでいるのが見える。友だちのことを
思い出す。死んだ奥さんの名前をペルージアの
丘の上からいつも声をかぎりに叫んでいた
友だちを。彼は奥さんが亡くなってずいぶん
たってからも、その簡素な食卓に彼女のぶんの食器を
並べていた。そして窓を開けた。彼女が新鮮な空気を
吸えるように。そういうのってちょっとやり過ぎだと
僕は思っていた。ほかの友だちもみんなそう
思っていた。僕にはわからなかったのだ。
今朝がやってくるまで。

いつか我が事としてそんな哀しみを理解するときがもしあれば、
溢れる思い出を胸にして名を呼び、窓を開け続けるのだろう。
そのうち有名なフランスの劇作家コルネイユが言うように
「時は偉大な師であり、物事を正しく導いてくれる」かも
しれないと思いながら。

ではまた、おやすみなさいzz...

日記 | 投稿者 テニス侍 01:11 | コメント(2)| トラックバック(0)

坂本龍馬

全米オープン男子決勝、ようやく録画を観終えました。
結果は、ご存知のとおりフェデラーのストレート勝利ですが、
素直な感想は、いま「ロジャーは圧倒的なNo1プレイヤー」、
しかし「いまや絶対的な王者ではない」というものでした。
これは観戦した方なら、ほぼ同じように感じたことと思います。
ロジャーも、欲しいときにエースが取れる安定したサービスや、
相手や試合の局面に合わせて自在にギアを上げられるなど、
確実に進化していると思います。しかし今回のジョコビッチも
全英のときのナダルも、例えばストローク勝負では常に互角以上で
あるし、なにせ伸びしろが大きいのでどこまで成長してくるか
すごく楽しみですね。ロジャーは最近、35才まで現役でいたいと
コメントしたそう(あと10年あります!!)。
長くトップでプレーできたアガシの例もあるし、男子テニスは
非常に高いレベルでトップが均衡する時代がもうすぐやってくる
でしょうね~!
あと大きなケガがないようなので、ホッとしました。なんたって
この月末には「AIGオープン」が待ってますからね!ヒューイット
来るようなので、ますます楽しみにしています。

さて、昨日安倍首相が辞任の意向を発表しました。体調不良により
宰相としての激務に耐えられない、とご自分で判断したようです。
日本の国益を第一に考える真っ直ぐな信念があり、正しい歴史認識に
基づく外交を行える、日本では数少ない保守政治家として、
より長いご活躍を期待していましたので本当に残念です。
今回の唐突な辞任劇によって政治的空白を生み、甚だ無責任との
誹りから、一部マスコミでは「政治的に死んだ」と言われていますが、
今や体調をゆっくりと整えられて、次の機会には誰にも遠慮のない、
まさに自らの思うところの政治を実践してもらいたい、と私は
思っています。

パリ郊外の国際空港にその名を冠され、第二次世界大戦時における
フランス解放の英雄として有名な宰相シャルル・ド・ゴール。
彼もまた、ドイツからの解放後すぐに開かれた国民議会にて満場一致で
選出された「フランス共和国首相」の職を、就任後1年あまりの
1946年1月に突如辞任、フランス国内は大混乱となってしまいました。
この辞任の真意は、政争に明け暮れる政党政治と議会主義に対する
大きな不満にあった、といわれています。その後ド・ゴールは、
1958年のアルジェリア紛争による非常に困難な時期に、フランス国民の
圧倒的な支持によって大統領職に再び就任、1969年までの任期
11年の間に、高い経済成長とともにフランスの黄金期を築き上げ、
今やフランスの父として尊敬を集め続けています。

安倍さんには、ご健康を回復されたあとで、もう一度どうにか
谷底から這い上がり、この混迷の度を深める日本を「美しい国」へ
導いてほしいと、私は切に願っています。

最後に、幕末日本の混乱期に、薩長同盟を演出したことで有名な
坂本龍馬。彼の辞世の句を、この騒動のなかで改めて思い起こしました。

「世の中の人はなにとも言はば言へ 我がなすことは我のみぞ知る」

ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 02:16 | コメント(2)| トラックバック(0)

脳のファイリング

こんばんは。朝晩めっきり涼しくなって、ようやく過ごしやすい気温に
なりましたね。スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋、仕事の秋(?)。。
先月末くらいから、仕事や飲み会、旧い友人との付き合いで慌しく、
書店もほとんど行けてないし、平日はほとんど自宅で夕食が取れてない
ので、ちょっと不満が溜まっています。
でも忙しいのは基本良いこと、睡眠など健康面だけは注意しつつ
がんばりま~す!そして今週末は連休ですね、指折り数えて
待っております!

さて私の仕事柄、人との待ち合わせまで時間が空くことも多いため、
読書の時間が比較的多く取れます。最近読んだのは、脳外科医の先生が
書いた『脳が冴える15の習慣』築山 節著(NHK出版)。
なるほどなーと共感したポイントがいくつもありました。
例えば『忙しいときほど「机の片付け」を優先させよう』という項目。

「ある患者さんに、私は次のようにお伝えしました。
『机やカバンの中身が機能的に整理されているということは、優秀な
管理者を上司に持っていることと同じだと考えてください。仕事が
たくさんあるときでも、上司が「今日はこの仕事に集中しなさい」
今はこのことだけ考えればいいよ」と言って、資料をまとめて
渡してくれたら、安心してその仕事に取り組めるじゃないですか。
その上司の仕事を自分でやる習慣を持って下さい。一つ一つの仕事に
集中しやすい環境を常に自分でつくる。それが身の回りの物の整理を優先
させるということなんです。そういう習慣を身につけるだけで、仕事が
混乱することは少なくなると思います。』

具体的な提案としては、クリアファイルや整理箱を用意して、
書類を分類する作業から始めるといいと思います。そのとき
「自分さえ分かればいい」という感覚で整理するのではなく、
ある程度は他人が見ても分かるように、ファイリング、ラベリング
することが大事です。そこをいい加減にやってしまうと、あまり
効果がなくなります。しっかりと分類することは、物理的な
ファイル化であると同時に、思考のファイル化そのものでも
あります。それをした上で、今度は優先順位を考え、机を機能的に
整理していきましょう。忙しいときほど、ベーシックな習慣を
大切にするようにしてください。」

そういえばたしかに学生時代、テスト期間直前になって、さあ試験
勉強をしようか、と机に向かうも、最初にすることといえば、そう
ウダウダと「机まわりの整理整頓」でしたよねー。それは脳医学の
見地から見れば、自然と脳がファイル化を求めていたのか・・。

まあ私の場合はエンジンのかかりが遅いうえに、燃費も悪くて
すぐガス欠やオーバーヒートして、ベッドに横たわってしまい、
気付いたら朝、なんてことがしょっちゅう。。そのたび、自分の
あまりの弱さに愕然としてしまいましたが。。

何はともあれ、机まわりの片付けは、気持ちよい仕事をするうえでも
まさに大事なこと。少しでも油断をすると、紙もPCもデータで
山になりますので、普段から心がけて整理しようと思いました。

今日は久しぶりなので、あとでまた書きたいと思います、ではー!
日記 | 投稿者 テニス侍 23:53 | コメント(0)| トラックバック(0)

忘れる

こんばんは。ようやく夕方から涼しく気持ちよい風が出てきましたね~。
今日は午前中4時間ダブルス練習。朝から日差しが強くて、また
日焼けです。。そして4人なので、休みもなくかなり疲れました・・。
でも青空の中で、思い切りプレーできて最高に楽しかったです!
メンバーのみんな、いつもありがとうございます。

全米、女子決勝はエナンが完璧に勝ちました!特にウイリアムズ姉妹を
倒しての優勝ですから、4年ぶりの全米タイトルもすごく価値が
ありますね。男子決勝はこれからロジャーとジョコビッチの対戦。
昨日ダビデンコとの準決勝を制した後、彼としては珍しいコメント
「今、だれも私を止められないよ」も、現在の絶好調ぶりを物語って
います。ジョコも今年マスターズで一度ロジャーを破っているから、
どこまで行けるかすごく面白い試合になりそうですね。

昨日の女子決勝戦の前、アメリカ国旗の掲揚とともに
「GOD BLESS AMERICA」が斉唱されましたが、超満員の
スタジアムに登場したのは、なんとあの伝説のアーティスト、
キャロル・キング!あの独特の、やさしくて明るくて、人を
勇気づけてくれる魔法の声は、65歳になった今もまさに健在で、
健康で幸せそうに歌う姿を見て、とても嬉しくなってしまいました。

さて先日、「仏教に学ぶ智恵」という本を読みました。いくつも
頷けることばが多く、中でも最も心に残った箇所をご紹介しますね。

「わたしはときどき考えるのだが、どうも日本人は他人に関して
非寛容である。どうしようもないあやまちを犯してしまった人に対して、
徹底的に糾弾したりする。そっとしておいてあげればいいものを、
古傷をさぐりだしては白日のもとにあばく。この世の中に絶対的な
正義などありはしない。わたしたちは、みんな罪を犯さずには生きて
いけない人間なのに、ほんのちょっと自分より罪人に見えれば、自分の
ことは棚上げにして他人にいどみかかるのである。

いいではありませんか・・。わたしたちは、どうしても罪を犯さずには
生きていけないのです。阿修羅のごとく血相を変えて他人にいどむのでは
なしに、罪を犯した人を、そっとやさしく片隅に忘れてあげてほしい。
わたしたちが忘れてあげれば、あとはお地蔵さんが見守ってくださる。
お地蔵さんは、いつもにこにこ見てござるのだ。

わたしたちは、悲しいこと、哀しいことをすべて忘れてしまっていい。
人間には、忘れることによってしか救われない悲しみがあるのだから。

あとは、すべてお地蔵さんがひきうけてくださる。それがわたしの
お地蔵さんだ。わたしは、そんな『お地蔵さんの仏教』があればいいな
と思っている。」

ひろ さちや著「仏教に学ぶ八十八の智恵」PHP文庫

私たちは、毎日生きていると時には深く傷ついてしまったり、不運な
病気や怪我などの他、どうすることもできない悲しみを背負うことが
やはりありますよね。それらすべてを生真面目に覚えていたり、
ずっとこだわっているのが決して正しいわけではなく、自分の
悲しみも忘れようとしたり、逆に人の過ちを忘れてあげたりする
こともまた、必要なのだなと思いました。
この『忘れることによってしか救われない種類の悲しみ』を、
私はいったいこれからいくつ経験するのだろう・・。

ではまた、おやすみなさいZZ...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:50 | コメント(2)| トラックバック(0)

コーヒーミル

こんにちは。昨日の午後、訪問先のビルから外に出た6時すぎの
ことですが、台風一過のせいか、本当に綺麗な夕日で辺り一面、
真っ赤に染まっていて、まさに息を呑むほどでした。オフィス街だった
ので広い空を眺めることはできませんでしたが、時々こういった
自然のご褒美があるので、外回りもまた楽しめるんですよね~。
そして今日は真夏のような太陽がでて、すごく暑い~!
朝から2時間、葛飾の区営コートではるさんのサークルメンバーと
練習してきました。私の今の課題は、ボレーヤー相手の
ストロークで速い展開になったとき、フォアとバックの切り替えが
遅くなり、準備不足でボールが浮いたりネットしたりが多いこと。
相手の体勢や自分のボールの軌道から、ある程度方向を予測して
動かなきゃ駄目ですね。足を細かく動かしつつ、徐々に修正します。

明日から、東京有明テニスの森で、第4回有明国際女子オープン
予選がスタートします。国内外の有力女子選手が集まる賞金総額
5万ドルのわりと大きな大会で、昨年準優勝のチャン選手(ランク
60位くらいの台湾選手で、ダブルスではGS準優勝しています)
も出場予定。今週の全米でもダブルスで勝ちあがっているはずなので、
日程がかなりキツイですが何とか出場し活躍してほしいです。

さて先週末の午後、たまたまテレビを見ていたら、ハニカミ王子こと
アマゴルファーの石川くんがフジサンケイクラシックスに出場
していました。私は今回初めて彼のプレーをじっくり見たのですが、
そのフォームの美しさに感動し見とれてしまいました。優しい顔つき
からは想像外なほど豪快かつダイナミック、そして体が大きく
しなるので、まさに強さと柔らかさが同居した、素晴らしいスイングを
連発。。私はゴルフ経験が殆どなく、打ちっぱなしに2~3回
行ったことがあるくらい。それほど興味を持てなかったのですが、
石川くんのゴルフを見ていると「あれカッコいいなー、ちょっと
やってみてもいいかな?!」と思いました。
スポーツの魅力は限りなく広く多様で奥深いものだと思います。
学生時代の競技系はまた別にしても、大人のスポーツとしては
新しい仲間ができたり、プレーの質が上がるほどにどんどん面白く
なっていく(もちろん悩みも高度になります)し、生活面を豊かに
充実させるひとつの知恵とも考えられますね。テニスというのも
上手な人のプレーは簡単そうに見えますが、やってみるとやや難しい
とよく言われます。しかしそれほど恐れず挑戦していくと見る見る
巧くなっていきますから、もっともっとテニス人口が増えると
いいなー、と思っています。

そういえば今日、妻が注文していた業務用の大きなコーヒーミルが
届きました。昔から多くの喫茶店で実際使用されているものらしく、
デザインも実用主義で地味ですが、しっかり感のある好ましいもの。
より手軽にたくさんコーヒーを楽しめそうです。



今日はこれから全米録画を整理し、夜はスクールに行ってきます。
ではまたのちほど~
日記 | 投稿者 テニス侍 14:10 | コメント(2)| トラックバック(0)

イカルスの翼

こんばんは。最近すこし慌しくて、ブログも久しぶりですね。
飲み会もあったり、今夜は11時前まで会社・・・。
読みたい本もたまってるし、全米オープンも録画リストが
大変なことになってます。それに先週末に借りた映画DVDも眠ってるし。。
まあ営業職ですから、忙しいことは良いことなんですけどね。
そういえば明日あさっては台風で強風かつ豪雨の予報、こういう
ときに限って約束が2日で10件!もあります、大丈夫なんでしょうか??
少し寝不足ですが、まあ体調はおかげさまですごく良いので、
週末まであとすこし、がんばります!!

今日は、子どものころに夏休みの宿題なんかでお小づかい帳を
つけていたことを思い出したので、恥ずかしながら30年ぶりに
私の今日の支出をまとめてみました。

 180円 缶コーヒー2本
 350円 同僚Nさんと松屋で昼食
 190円 東京メトロ線 西新宿駅から人形町駅
計720円也

しかし安く、かぎりなく地味・・・。ワンコイン亭主か?!
でも割と面白いもんですね。その人の嗜好や生活ぶりが
お金の遣い道によって分かりやすいかも知れません。

さて今日のタイトルは、ご存知の有名なギリシア神話のひとつです。
そして、私が高校のころよくお世話になり、下宿近くにあった
古い喫茶店の名前でもあります。本を読んだり、友人と会ったり
ご飯を食べたりと、ずいぶん思い出がつまっています。最初
ご主人からこのお店の名前の由来を聞いたときは、正直あんまり
ピンときませんでしたし、それほど興味もなかったのですが。。
大人になった今では、考えるほど面白い題材だなーと思ってます。

少年イカルスは、父ダイダロスとともに、ある理由から、
時の王ミロスの命で、牢屋に幽閉されてしまいました。そこで
イカロスは窓から漏れ入る鳥の羽を集めて大きな翼を造り、
背中にろうでとめ、飛んで牢屋を抜け出しました。
イカロスは調子に乗り「あまり高く飛ぶな」という父の忠告を
忘れ、太陽を目指して高く、高く飛んでしまいました。すると
太陽熱は、容赦なくイカルスの翼のろうを溶かし、海に墜落させて
しまったというおなはしです。

一般的には、「おごれる者久しからず」とか「限度を越えてしまうと
手痛いしっぺ返しをくらいますよ」、などという教訓話を連想して
しまいます。しかしこの伝説の意味、私は今このように考えています。

ある行為の影にひそむ、大きな危険を十分に承知のうえで、
全てを投げ打ってでも、また取り返しのつかない事態になってでも、
獲得したい、達成したい、護りたい『何か』を持つのが私たち
人間なのだ、ということをこのイカルスの飛翔は示唆している
のではないか、と。
作家三島由紀夫さんが、市ヶ谷での自死の当日、自宅の机上に残した
遺書には、「限りある命であれば、永遠に生きたい」とあったそうです。
私たちの心の中にも、何ものかに魅せられて、あとさき構わずに常識の
限度を離れて飛んでいってしまう素地や可能性は、誰にでも常に
あるのだと思います。またイラクの、アフガンの、チェチェンの、
テロで抵抗する市民の心の中にも、イカルスの翼がついている
のかもしれないな、と思っています。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:39 | コメント(6)| トラックバック(0)

カトリックの愛

こんにちは!朝8時からharuさんのサークルにて2時間練習。
起きたときは結構雨が降っていたので、あれれ中止かな~?と
思いつつ、一応現地に行ってみると、すっかりやんでくれて
ラッキーでした。テニスの方は、膝を落とす、肩をきちんと
入れる、ステップを常に踏み続け、ヒットまでに一歩でも前に
出て体重移動・・。どれも意識せず自然とできるようになったら、
かなり安定したプレーを続けられるのでしょうね。。
しかしこの週末が久しぶりのテニスでしたので、やっぱりとても
楽しかったです、サークルのみんな、いつもありがとう!

全米オープンの本戦が始まってますね。夏のハードコートの環境は
かなりキツいのでしょうか、男子はいつにもまして波乱が多い
ようです。ガスケ、カニャス、ヘンマンにヒュー、サフィン・・。
ガスケ選手をはじめ、ウイルス性の咽頭炎でダウンし、
Walk Over(棄権)している選手も多いようです。鍛えられた
プロ選手の抜群の体力をもってしても、伝染性の病気には勝てない
ものなんですね。今年最後のGS、毎日楽しみに見ていきます!

さて昨日の午後お会いした、訪問介護事業の経営者さん(50代女性)
とそこの従業員さん(30代女性)と話した内容が割と面白く、
示唆に富んでいましたので、ちょっと書きますね。
主に食事や掃除などの家事援助をしている60代男性Tさんのこと。
身体・精神障害は特にない方のようです。裸電球のみで雨戸を
閉めっぱなしのため、暗いお部屋に一人暮らしをされていると
いうTさんは、介助者が何をしてもちょっとしたことで気に入らない
ことが多く、そのたびに「バカもう来るな!!」とすぐ怒鳴りつける
ので、その事業所さんでも厄介な存在と注目されているらしいのです。

何事にもこだわりをお持ちの方のようで、大きな冷蔵庫は卵とバナナ
だらけ、何週間もおでんを食べ続けていたり、お米の研ぎ方にも
特殊な持論があったりと、その2人とも何度も何度も困ったことが
あったらしく、大笑いでTさんにまつわる色々なことをとても面白く
話しては笑い飛ばしていました。私も、もちろん全く知らない方
ですが、目の前にありありと思い浮かぶようなお話の巧さに途中から、
笑い続けてお腹が痛くなるほどでした。
それでもこの経営者さん曰く、暴力や何かがない限りこの男性を
拒否することは絶対にしないというので、すごいなーと思いました。
しかし「笑う」ことで気持ちを浄化し、行き場のないモヤモヤ感を
紛らわしやり過ごすという知恵があるんだろうなー、と思いました。
道徳や倫理のものさしを、ほんのひとときしまっておいて。

そして先日読んだ作家曽野綾子さんのエッセイ集「悪と不純の楽しさ」
の中に、生活保護受給者を相手とするケースワーカーたちの
苦労や思い、そして曽野さんが信仰するカトリックのいわゆる
「愛」の定義が書いてあり、印象に残りました。

「しかし笑わずに何もしない人と、笑いとばして、死後の始末を
してくれる人と、どちらが親切なのか。
キリスト教では、愛は、心から自然に愛することができる場合
ではなく、むしろ意志によって「愛していればそうするであろうような
行動を取ること」を言う。もちろん、ひたすら優しい性格という
ものがあることは、私たちの誰もが体験しているが、そういう人でも
限度はあるかもしれない。とにかく何があっても、その人を捨てない
ことなのである。そして、本心ではしたくなくても、あるいは感謝を
されなくても、その人にとっていいと思われることをし続けること
だけが、ほんとうの愛なのだ、と私は教わった。
私は受給者の死を笑わない。しかし私は何もしていない。
その人は受給者の死を笑う。しかし彼はその受給者の死後の手伝いを
する。どちらが温かい人か明瞭ではないか。どちらに感謝すべきかも
明らかではないか。」
曽野綾子著『悪と不純の楽しさ』WAC出版

「ほんとうの愛」とは、自然と湧き出づるものではなく、むしろ
相手にとって良いと思われることを自らの意志によってし続けること・・。
私たち人間は、誰しもが生まれつき持つ、どうしようもない悪の
部分を抱えつつも、しかし時には、まるで天使かと見紛うほどの
善行を発揮することもある、全く不思議で不透明な存在。
しかしながら、このカトリックの教えによれば、愛する人を
思いやる行為をし続けることで、いつしか「ほんとうの愛」に
到達できる無限の可能性を秘めている、と考えることも
できるのかも知れませんね。ではまた、後ほど!
日記 | 投稿者 テニス侍 17:39 | コメント(0)| トラックバック(0)

ビバンダム

こんばんは。今日の東京は、朝方雨が降っていたせいか
少し暑さも和らいだ感じでしたね。気象庁発表の9月の
天気予報では、来月中旬まで30℃を超える猛暑が
断続的に続くとのことです・・もうすぐ壊れます。。

とうとう昨日から全米オープン予選がスタートしましたね。
男子は今年もロジャーでほぼ決まりだと思いますが、
女子は・・全くわかりません。はっきりしてるのは、
また寝不足の毎日が続きそうだということ。
予選組の日本人選手もみんな頑張ってねー!

さて今日のタイトルは、世界最古で最大のタイヤメーカー
「ミシュラン」Michelinの販促用キャラクターの名前です。
そしてこのブログの左側プロフィールページの写真が
ビバンダム(愛称ビブ君)その人。彼は見たとおり全身タイヤで
できているので、どこか変な愛嬌があるでしょう~!
その昔19世紀、馬車の車輪がゴム製になったところから
ミシュランの長い歴史が始まり、その後、自転車やオートバイ、
自動車などの急速な発展に合わせて、ミシュランの業容拡大に
一役買ったのがこのビブ君なのです。
初登場は1898年ということなので、今年でなんと109歳?!
そんなお年とはとうてい思えない笑顔・・、ほんと頑張ってますね~!!

ミシュランタイヤは戦闘機や旅客機はもとより、スペースシャトル
にも採用されているそうなので、ビブ君は音速で飛びまわり、宇宙も
経験したことになります、スゴイ!!このキャラクターファンは
日本でも多くって、表参道と吉祥寺にファン向け専門店もあるんです。
私も1回ずつお邪魔しましたが、特に吉祥寺の店はもう博物館みたい。
それにほとんど閉店状態なので、開いているのが奇跡的な状況です。
ポスターや鉄製の看板など、すごく古くていい味のでてるものが
多く、値段も殆どついていませんでした(売りたくないのでしょうね)。

いつでもどこでもビブ君を見かけると、いまだに心ひかれるのは
なぜなのかなー?今年の11月からは、東京版のミシュランガイドも
出るそうですね、これもすごく楽しみにしています。
ちなみに、似た語感のフランス語で "mi-chemin" ミシュマン
(道なかば、何かの途中)という単語があります。まだまだ完成への
途上・成長途中という感じがして、好きな言葉です。

ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:54 | コメント(0)| トラックバック(0)

クリーニングタグ

こんばんは!今日は北海道の実家からトマトをたくさん送って
もらいました。丹誠こめて育てているから、今年は特に出来がよい
ようで、身も詰まってずっしり重いし、ちゃんと熟しているので
酸味も甘味も濃いような気がしてすごく美味しいです。今年はまだ
かな~?と話してたところだったので、おかげでしばらくまた
おいしく頂けます、いつもありがとう!

さてこの間の夜、新宿の会社から家に帰るため地下鉄に乗りました。
いつも通りさほど混んでなく、立っている人が何人かというくらい
でしたが、途中の駅で私の目の前に座っていた女の人が降りようと
座席を立ち上がったとき、ちょっとあわてたのか、ハンドバッグを
ひっくり返してしまったのです。財布や手帳、携帯など色々なものが
車両の床にばらまかれて大変だったのですが、すぐにそこにいた多くの
人たちが全部拾って渡してあげ、何とか無事降車されていました。
こういう場面に出くわすのって、ちょっと何かいい感じですよね。

そういえば私もずいぶん昔ですが学生時代の冬にバイト先の
ボウリング場から帰るとき、地下鉄の座席に手袋を片方置き忘れた
まま、乗り換え駅で降りてしまったのです。ずっと本に夢中に
なっていた私は忘れたのも気付かずに、そのまま階段方面に
歩いていたら、見知らぬ女の子がわざわざ車両から降りて
「あのー」と私を呼び止め、手袋を渡してくれたのです。
本当にやさしい人だなー、と感動してしまいました。
わりとタイプの感じの子だったので、その後ちょっと誘ったり
すれば良かったなー、とか思ったりして・・。

ついでに思い出せば10年ほど前、朝通勤電車を当時の職場が
あった五反田駅で降り、会社まで歩いていたらふとすごい力で、
ズボンの後ろが捕まれた気がしました。「あれ、何だー?」と
思って振り返って見たら、少し年上の女性が私のチノパンに
付いていたクリーニングタグ(朝履くときに取り忘れた)を
引っぱって取ってくれたようで、大きく笑って
「よーく見ないとダメよー!」とかなんとか言ってくれたと
思います・・。その後、クリーニングのあのタグを見るたびに
そのときの女性の笑顔を思い出しています。。

思えば生まれてこのかた、いただいてきた優しさや親切が本当に
多いですね。少しでもお返ししていけるよう、日々がんばりますね。
それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:53 | コメント(2)| トラックバック(0)

アンパン

こんばんは。今日も昨日とは違って真夏の暑さでしたね。
午前中、秋の区民大会への手続きをしたあと、近くの図書館で
世界遺産をアーカイブした大きな写真集を借りてきました。
地理本が昔から好きでしたが、簡単な歴史とともに世界の
文化遺産と自然遺産を楽しむことができて面白かったです。
近い将来の夢としては、インド、トルコ、ギリシアあたりを
訪ねてみたいなーと思いました。日本にも世界遺産として
未来に引き継ぐべき大切な宝物と認定された地域や文化財が
たくさんありますよね。10年ほど前の夏、岐阜と富山の県境に
ある五箇山と白川郷の合掌造り集落を訪ねたことがあります。
厚い茅葺き屋根が60度もの勾配で作られ、合掌しているように
見えることから「合掌造り」と名づけられたようで、95年に
文化遺産として認定。有数の豪雪地帯と言われるこの地域、
幅30センチくらいの水路がきめ細かく設けられていて、
その澄んだ水に手を差し入れてみると真夏なのにビックリする
ほど冷たくて気持ちよかったことを覚えています。日本の
古くて美しい里山の風景が、ここにまだ残されていると思いました。

さて今日の午後読んだ本のうち、高名な哲学者であった父、
谷川徹三さんのことを、息子の俊太郎さんが想う詩がとても
印象的でしたのでご紹介したいと思います。

『アンパン』
ぼくの父はアンパンを軽蔑していたが
フォアグラは尊敬していた
そして生涯ニンニクを愛した
母のことも愛していたと思うが

母は父を意地がきたないと言っていた
戦争中息子の僕にも内緒で
ひとりで乾燥イモを食べたという理由で
離婚を決意したこともあったそうだ

父は「雨ニモマケズ」に感動していた
一日玄米四合ト/味噌ト少シノ野菜ヲタベ
という食生活は自分には出来ないと
知っていたからではあるまいか

九十一歳のときバルセロナへ行った
ガウディを口をきわめて罵った
イベリア航空のことは褒めた
昼食にキャビアが出たからだ

死んでから勲章をもらった
法をおかしてサンショウウオを食ったことを
誰も密告しなかったらしい
ちなみに父は哲学者だった

ぼくは今アンパン片手にこれを書いている

「愛ある眼」谷川徹三著 谷川俊太郎詩・編 淡交社刊

食を通じて、父徹三さんの人間味をよく表わしていて
微笑ましく感じます。旺盛な食欲を前にしては、私たちは
いくつになっても、哲学者であっても、まさに子ども同様
なのでしょうね。

さあ夏休みも終わり、明日からまた仕事!がんばります。
ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:54 | コメント(0)| トラックバック(0)

朝顔

こんばんは~。今日は涼しい風を久しぶりに感じて、気持ちよい
一日でしたね!最高気温は27℃だったようです。朝2時間と
夕方4時間練習でしたが、汗もそれほどではなくて、最後まで
集中できたのでとても良かったです。

今夜、私の家の台所には焙煎したてのコーヒー豆がなんと
3kgも積まれています。見る限りよく焼けているし、何といっても
すごくいい匂いがします。どうしてそんなにあるの?というと、
コーヒー器具の専門会社KONOが企画した、珈琲店を経営する
ための2日間のセミナーに、私の妻が参加してきたのです。初めて焼いた
わりには、上手くできたという講師先生の評価を得たらしいですよ。
まだ私も飲んでいませんが。明日も講義と実践が1日中あるらしく、
なんと明日は6kg持ち帰ってくる予定らしいです・・、
そんなに飲めないよ~。お引取りいただける方がいれば(豆の
ままでよければ)お譲りしますので、申し付けてください。
味はもちろん保証できませんけどもね。

さて今日朝のテニス練習に向かうとき、家の近くでアサガオが
咲いていました。淡い空色や濃い群青色、赤みがかった紫色が
特に美しい、代表的な夏の花ですよね。朝顔といえば、千利休と
秀吉のよく知られている話を思い出します。

利休はかなり珍しい朝顔を自ら栽培していて、それが京中に大きな
評判を呼んでいました。その噂を聞いた秀吉が「自分もぜひ見てみたい」
と望んだので、利休は秀吉を家に招きました。ところが約束の日の早朝、
利休は庭の朝顔を一本残らず摘み取らせてしまったのです。何も知らない
秀吉はやって来るなり、庭にひとつも花がないのを見て驚き、不満
であったものの、傍らの茶室に招き入れられると、その質素な床の間に、
ただ一輪だけ、見事な朝顔が活けられているのを見て、大いに唸り
感心したという逸話です。

日本人の美意識を外国人に説明する際の、足し算ではなく引き算・
切り捨ての美学の例としても有名ですよね。のちに利休は秀吉に
ある理由で自決を強要されてしまうのですが、黄金の茶室を
作らせてこれみよがしに自慢する秀吉には、利休の一輪の花の
美を心底は理解できなかったのではないのかな・・。
私も、たくさんではないただ一輪の朝顔をかくし持つ人になりたい
ものだと思います。

ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:52 | コメント(2)| トラックバック(0)

夏の終わり

こんばんは。今日の午後は曇りがちでしたがまた暑かったですね。
東京は37℃!だったそうです。でもこの週末くらいには猛暑も
一段落でしょうか?

昨日も夜8~11時、松戸Mさんのサークルの練習に参加。
夜とはいえかなりむし暑く、アップ15分の段階で汗だく・・。
最近ますます汗の量が増え、ウエアに「重み」を感じるほど。
シューズもずぶ濡れになりますし、もう異常事態ですね。

ボレー対ストロークなどの基礎練習をしていると、練習相手と
何か会話しているような気になることがあります。フォア・
バックはもちろん、回転量やスピードを変えてタイミングを
ずらしてみたり、ボレー側では距離の長短でリズムを変えたり。
このMさんのサークルは50人以上所属する大所帯のため、
昨日初めてお会いした方もいましたが、それでも練習のなかで
ちょっとした信頼関係ができたりするのも楽しいです。
ラリーを続ける面白さも、テニスの大きな魅力のひとつですよね。
プロの練習風景を見ていると、ほんとうに簡単そうに
脱力しながらも、伸びのあるいいボールを打っていますからね~。
私も、楽しい仲間がいつも練習してくれるおかげで、少しずつ
成長しているはず?、今後もまたよろしくお願いします!!

先ほど知ったのですが、以前に書いたフロリダ・ニックボロテリーで
練習を積んでいる期待の錦織圭選手、とうとう10月のAIGオープンに
主催者推薦での本戦出場が決定し発表されました!!現在ランキングは
250位前後なので、GS、マスターズの次にグレードの高いAIGで
活躍して、ぐーんと順位を上げて欲しいですね。どんなプレーをするのか
非常に楽しみ♪です!

この夏休み、ほとんど初めてずっと東京にいるのですが、読書と
映画とテニスで贅沢な時間を過ごせています。車も人も少なくて
かなり快適ですね。昨日休みの妻と一緒に、フランソワ・オゾン監督の
前作「スイミングプール」をDVDで観たり(感想長いので後日
書きます)、しばらくしてなかった洗車をしたり、佐藤優さんの著作を
読んだり・・。冷房の効いた部屋で、本を読みながらうとうと
居眠りするのも、ほんとうに気持ちいいものですね~。

今日8月16日は京都の五山送り火と燈篭流しの日。川面に浮かぶ
色とりどりの灯篭や鳥居形の炎の美しさを見ると、私は
「今年の夏も終わりだなー」と、なぜか少し寂しさを感じます。
家族や仲間と過ごした思い出とともに。

ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 03:13 | コメント(4)| トラックバック(0)

冨嶽三十六景

ホント暑っついですね!天気予報をみると向こう一週間はすべて
晴れのマークです。予定が立てやすくていいんですけど・・ね。

今日は入社同期の友人と飲み会をして、先ほど帰宅しました。
いつも明るくて能力抜群のTさんに、とうとう念願の女の子が
この秋生まれるそうです、ホントおめでとう!うらやましい~。
無事かわいい赤ちゃんが生まれるように!!

さて今年の冬から基礎体力をつけるため、テニスをする前の15分程度
走っています。もう少しラクに走れるよう頑張ろうと思い、10月に
開催される第28回江戸川マラソンに申し込みました。家の近所を
走る10キロコースなので、のんびり景色を楽しんできたいと思い
ます。申し込みは今日行ったんですが、いつも利用している郵便局の
若い局員さんとのやりとりがちょっと面白かったので、以下ほぼ実録。

(私が振替用紙を窓口に出すと)
「あ、ツヨシさんマラソン出るんですか~?」
「え、はい・・」
「へー!何分くらい走るんですか??」
「うーん、初めてだからわからないけど1時間くらいじゃないかな」
「そんなに走って大丈夫なんですか?」
「中学以来だから自信あまりないけど。やせるかなーと思って」
「がんばってください!結果教えてくださいね!!」

この局員さんとは、ここ何年も葉書を購入したりと顔見知りでは
あったのですが、私的な話をしたのは初めて。今回マラソンを
きっかけに、こういったささいな交流も生まれるものだなー、と
少し嬉しくなりました。

さて今日のタイトルはとても有名な浮世絵師、葛飾北斎の
代表作名です。この5月に、長野の小布施町に行った時のこと。
北斎が晩年居を定めた町ということで、多くの肉筆画を含む
展示が楽しめる美術館「北斎館」を訪ねました。
見事な絵図の数々、特にお祭りで使用する屋台の天井部分に描いた
大胆な波の図柄の迫力にはしばらく言葉も出ず、ただうなって
しまいました。さすがゴッホやモネ、トゥールーズ・ロートレック
など多くの印象派画家たちを魅了し、彼らの創作に多大な影響を
与えたといわれる北斎の技。色づかいや構図はもちろんのこと、
見えない風や動きの一瞬を捉える技法が特にすばらしいと思います。



江戸浅草の長屋で、1849年に逝去した彼の辞世の句は
「人魂で行く気さんじや夏の原」(ひとだまになって、夏の
野原をふらりふらりとあの世まで行くというのも、気楽でいいものだ)
だったそう。達観の境地にある天才画家の、あさりと浄土に還る
最期の心境をよく表わした句であるように思います。

さーてとうとう夏休みになりました。テニスや映画、読書などでゆっくり
過ごしたいと考えてます。ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 02:54 | コメント(4)| トラックバック(0)

家族になりたい

こんばんは。今日も朝から暑かったですね。寝室の厚いカーテンの
隙間からこぼれ出るほんの少しの日差しに、もう圧倒されてしまい
やれやれと思ってしまいます。。でも夜はそれほど蒸さないので、
まだ助かっていますが。今週くらいが1年で最も暑さの厳しい時期
ですものね、おいしいものをたくさん食べて、明るく乗り切って
いきましょう!
 
さて先日入籍されたアーティストの矢井田瞳さんが、ご結婚相手の
ことをファンに向けて初めて書いた文章を読みました。これがかなり
印象に残りましたので、ご存知の方もたくさんいらっしゃると
思うのですが、改めてちょっとご紹介しますね。

『今日は、皆様に報告があります!突然ですが、私矢井田瞳は、
本日7月28日に入籍をしました。相手は、音響の仕事をしている
1つ年上の方です。東北出身の温かい人です。
一緒に仕事をしたことはありませんが、友達として出会ってから
今まで、色んな歓びや哀しみを分け合ってきました。
仕事にも生きることにも向上心を忘れない彼と家族になりたいと
強く思うようになりました。これからも矢井田瞳として、より一層、
音楽道に精進していきたいと思っていますので、温かく見守って
頂ければ嬉しいです!』

平易で素直な語り口に、飾りのない現在の幸せ感がよく感じられるのと
同時に、「温かくて向上心を忘れない人と、家族になりたいと
強く願った」という部分にとても共感しました。あまねく女性の持つ
根源的なやさしさが、微笑みとともに家族や友人を励まし勇気づけ、
明日をよりよいものにしようと共に努力する姿勢、それこそが
「幸福」のひとつのかたちではないのかな、という気がします。

そういえば私は結婚してもうすぐ8年になるのですが、プロポーズの
言葉って何だったかなーと思い出してみたら、なんと若気のいたりか
4連4行の定型詩を作って渡したようです・・。今もしまだどこかに
あるのなら、何としても取り戻したいものですが。。

ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:57 | コメント(10)| トラックバック(0)

志は煙霞にあり

こんばんは、ようやく梅雨明けらしいですね。今朝は新宿駅に
着いたとたん、夏らしい土砂降りにあたって朝から全身びしょ
濡れで出社・・。でも日中は快晴で、気分最高でしたね。
夏はやっぱり暑すぎるくらいで丁度良いかもしれません。
週末もこの調子でお願いしま~す!

昨日の晩は、ずっと会っていなかった旧友4人と渋谷で再会。
約5年ぶりながら雰囲気は全然変わらなく、でもみんな(私以外?)
しっかり大人の男顔をしていました。昔とは職場や家族環境は
お互い大きく変わっていますが、性格や話し方などはほとんど同じで
面白かったです。。共通の知人の話題や近況をあれこれ話しつつ、
本当にあっという間の一夜でした。ときには旧知の友と思い切り
バカ話なんかをしたりするのも、すごく楽しいものですね~。

さて待ちに待った夏休みがとうとうやってきますね!私の休みは
再来週の1週間ですが、妻の休みが残念ながら合わないため、
下旬に大好きな夏の京都をまた少しだけ訪れることにしました。

4年前の夏、午後の強い日射しを浴びつつ、エリザベス女王が
75年に訪れて以来、あまりにも有名な禅寺である龍安寺の石庭を
初めて訪ねました。ものすごく暑くてめまいを覚えながらも、庭に相対
して腰を据え、白砂と15個の石が絶妙な配置によって調和する箱庭を
眺めていると、不思議と心が落ち着き澄んで、何か意識が集中してくる
ような心地がしたのを憶えています。様々な外国語を含む話し声や
夏虫の音などで、実際はうるさいくらいだったのでしょうが、
それでも「静寂」という言葉が相応しいとさえ思いました。
今夏もまた行きたいと考えています。

先日読んだ京都のお寺に関わる本のうち、とりわけ寺院に庭を作る
その意味についての箇所が、ちょっと印象に残りましたのでご紹介します。

「庭造りを手掛ける石立僧(いしだてそう)の始祖と言われ、有名な
苔寺(西芳寺)の作庭をした禅僧・夢窓疎石。彼の説法をまとめた
『夢中問答集』には「志は煙霞にあり」という言葉がある。
煙霞とは自然のことであり、自然にこそめざすものがあるというのだ。
また「山水に得失なし、得失は人心にあり」とも記され、自然そのものに
損得や利害はなく、それらは人の心にこそあるもので、損得利害を
捨てて、山水を修行の手立てとせよというのである。つまり作庭は疎石に
とって修行であると同時に、人々を仏法に導く手だてであったことがわかる。」
宮元 健次『京都 格別な寺』光文社新書

仏教の究極の目的は民衆の救済といわれています。だとすれば寺院や
その庭は人々の心を癒し救い守り続けることで、先の大戦を含む幾百年の
時代の大きなうねりを、民衆とともに奇跡的に乗り越えてきたのでしょうね。

で、ちょっと話が違うかもしれませんが、私の父母はずいぶん昔から
野菜づくりに凝っているのです。畑を耕して種をまき、毎日毎日
飽きずに世話をして秋に収穫を迎えます。その日々の過程もまた
作庭と同様、煙霞に教えや救いを得ているのかも知れないですね。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:30 | コメント(2)| トラックバック(0)

こんばんは。ひょっとしてもう梅雨も終わり??今週末は
サークル仲間のとれっくさんの那須別邸にお邪魔して
テニス合宿!の予定なので、天気予報をマメに見ているのですが、
今のところ晴れと曇りが続いていて、このまま行けー!と願ってます。

春くらいにご紹介した雑誌「わしズム」、季刊なので3ヶ月ぶりに
昨日発売になりました。政治や歴史についての情報量が多くかつ正確で、
もっとも勉強になる雑誌だと思い、毎号すごく楽しみにしています。

今回の記事で特に印象に残ったのは、果たして現代の日本人は
信じるに値するのか?!という問いかけに対し、バロン吉元さんという
ベテラン漫画家の方の答えです。
『何かで読んだ話だけど、小学6年生ぐらいの子供が、下校時にバスに
乗ったら、きれいな着物を着たおばあちゃんが続いて乗ったらしい
んだね。バスは混んでいたので、小学生もおばあちゃんも吊り革に
つかまった。すると、工事現場から帰る途中らしい作業服姿の
お兄ちゃんがサッと立ち上がって「どうぞ」とおばあちゃんに
席を譲ったんだ。その子はそれを見て「偉いな」と感動した。
でも、お兄ちゃんが座っていた座席を見ると、作業服の泥がついて
いる。そのまま座ると着物が汚れる。ところが、おばあちゃんは
それを知りながら、泥を払わずに座ったというんだ。子供はそこまで
しっかり観察していて、席を譲ったお兄ちゃんも偉いし、泥を
払わなかったおばあちゃんも偉いと思ったんだって。やっぱり
どの時代も人間は信じられるものだから、これからも人間賛歌を
作り続けなきゃいかんと思う。』
わしズムVol.23 2007年夏号

私たちの日常生活でも、人の限りない優しさや温かさを思わず
感じて、すごいなーと思うことがありますよね。そっくり真似は
できなくとも、出合った親切や思いやりのある言葉をよく覚えて
おこうと思います。

ではまた明日、おやすみなさいzz...

日記 | 投稿者 テニス侍 23:53 | コメント(2)| トラックバック(0)

merci

こんばんは、今日は最高に良い青空でしたね~!こんな日は
やっぱりテニスボールを追いかけたくなりましたが、朝から
約束がいくつかあって、たくさん歩くトレーニングになって
しまいました。週末も天気がもってくれるといいのですが。。

さて先日夜遅くのことですが、ちょっと仕事で悩んでいたことが
あって、思わず近くにいらした先輩Uさんに、失礼とは思いつつも
少しぶつぶつグチってしまいました。Uさんは同郷ということも
あって普段から私のことを何かと気にかけてくれていて、今回も
黙って「うんうん・・」と聞いてくれるので、私も調子にのって
甘え、全て話してしまいました。特に白黒答えが出る性質の問題
でもないので、本来は話すべきではないかもしれませんが、、
しっかりと聞いてくれたせいでしょうか、なんと予想外に気持ちが
すっきりとしたのです。心配ごとからずいぶん開放された気分に
なってかなり驚きでした。気持ちを受け止めてくれる人がいると
いうだけで、人は安心するものなのでしょうね。

そして思うのは、親しい人の存在のありがたみって、近くにいると
なかなか理解できないことが多いということ。反対にあまり
会えないような状況にある場合には、なぜか愛しい気持ちを
持ちやすいように思います。交通の劇的な発達によって、私たちの
世界は確実に狭く、便利になりましたが、「いつでも会える」
人と人との距離は、逆にだんだんと遠くなってしまっているのかも
しれませんね。

日常よく使われるフランス語に "Merci mille fois!!"
(メルシーミルフォア)という慣用句があります。直訳で
「1000回ありがとう!」、「ほんとうに感謝してます」という
感じの意味です。ことばや存在で支え励ましてくれる家族や友人の
存在の大きさに、改めて "Merci mille fois!!" と何度でも
伝えたいと思います。

明日朝はNさんのサークル、夕方は松戸のサークルにまたまた
お邪魔します!暑いかな~?!
ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:46 | コメント(2)| トラックバック(0)

ロードムービー

こんばんは、今日も汗だくになりました。やっぱり晴れてくれた
ほうが暑いですが、夏らしくて気分がいいです。
今日の午前中は、所沢の西武園ゆうえんち近くまで行きましたが、
緑がすごく多くて真夏の草いきれが感じられ、気分転換になりました。

さて昨日夜、職場の先輩と帰りぎわ話していたら、仲の良い3人
揃って明日金曜夜から、なんと富士山登山に挑戦するらしいのです!
みなさん初登頂で、最初は気軽にサンダルに短パンで大丈夫~!
などと思っていたようですが、よくよく調べていくと実は結構
ハードらしく、どうなることやら・・。私も登ったことがない
ので、どんな感じだったか来週教えてもらえるのが楽しみです、
がんばってくださいね!天気は何とか良さそうですね。

さて最近ちょっと考えることは、人生ってロードムービーの
ようだ、ということ。私たちが経験する毎日の様々な出来事は、
自分の目で見たあらゆる風景は、たちまち過去の一部となって
忘却を待ちます。まるで車窓から眺めた景色が、次々と過ぎ去って
いくように。そうであればこそ、私たちは写真や文章などで
記録を取ったり、記憶に直接深く刻み込むことで、未来に残し
繋いでいこうとするのでしょうし、まさにその行いが、自分が
確かに生きていたという、物語の証明なのではないかと思えます。

さあ明日はもう金曜日、その後は週末ですねー頑張りましょう!
日曜日は恵比寿で、待ちに待ったリンチ監督の新作を観てきます。
ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:57 | コメント(2)| トラックバック(0)

リレー

こんばんは、今日の東京はよいお天気でしたね!昨日までの
ジメジメ感から一変して、気持ちよい晴れ間でした。中国~関西
地方も今日24日「梅雨明けしたと思われる」とのことですよね。
関東もあと少しと思われますが。。

ちょっと例外ですが、京都の情緒あふれる街並みを抜群のセンスで
撮影されている方のブログをこっそりご紹介したいと思います。
ひろさん」といわれる方で、1年半くらい続けていらっしゃる
ようですが、本当に上手く感動的な作品ばかりです。
興味ある方はゆっくり覗いてみてください。

さてこの前読んで感銘を受けたのは、東郷和彦さんという元外交官の
方が北方領土のことを書いた本。東郷さんは、祖父が終戦時の
外相、お父様が米国大使と外交官3世の方で、惜しくも自民党・
外務省の政争に巻き込まれて2002年退官されました。
1945年8月5日、終戦間近の千島列島、樺太、満州に侵略、
日ソ中立条約を一方的に破って、俗に言う火事場泥棒を行った
ソビエト連邦(現ロシア)が、いまだ国際法違反ながら実効支配
している北方4島を、なんとか取り戻そうと苦闘した経緯が記さ
れています。読後の率直な感想は、殆ど良いイメージがなかった
日本外務省にあっても、一定数の誠実な外交官は確かに存在して、
日本の国益を真剣に考え日々まさに外交活動を実践しているのだ、
と改めて知ることができ、大変嬉しく感じました。

そして私が特に印象に残った場面をご紹介します。それは2000年
9月、ロシアのプーチン大統領夫妻が初めて日本を訪れた様子を
描いた箇所です。この前段では、大統領自身が日本柔道に魅せられ、
25年以上親しまれて黒帯でもあることが語られています。

「総理主催の晩餐会にプーチン夫人が着物姿で出席し、話題を
よんだ。この日の午後、夫人のための日程として、迎賓館で着物の
試着、お茶のお点前と生け花の観賞が予定されていた。着物の試着を
した夫人はいたく気に入り、終わったあとも、そのままの姿で
お茶のお点前を見たいと言い出した。

お点前が終わると突如夫人は、お釜の前の家元と入れ替わり、
正座して新しいお茶碗で作法をまねてお茶をたてた。家元はそれを
飲まれ「大層けっこう」と言われた。夫人があまりにも素早く
日本の伝統文化に溶け込んでしまうので、一緒にいた人たちが
感嘆していると、夫人も、「私も初めてという気がしません。
日本人の生まれ変わりのような気がします」と言って、晩餐会は
このまま着物姿で出たいと言い出した。

これには夫人についていたロシア側の人たちが仰天して、
「あなたはロシアの代表なのですから、ロシアの服装で出席した方が
よいのでは」と進言したが、夫人は「私は日本が好きなのです。
それを表わすのになんの遠慮がありますか」と言ってまったく
意に介さなかった。」 東郷和彦著『北方領土交渉秘録』新潮社

暗殺指示やチェチェン問題、エネルギー政策をはじめとして、
どこまでも強権的で自国の利益のみ追求する現在のプーチンの
政治には、私も失望していますが、それでも大統領と夫人を
強く惹きつける日本の伝統文化の魅力を改めて思い知ると同時に、
外交の場面においても有効な力になり得ると思うと、永い先人たちの
努力のリレーを私たちが継承していかなくては、と思いました。

ではまた、おやすみなさいzz...

日記 | 投稿者 テニス侍 01:15 | コメント(2)| トラックバック(0)

地震

こんばんは~!この前の週末は微妙な雨でしたが、テニスは運よく
すべて予定通りできました!が・・土曜の午後からひどく調子が悪い・・。
特にフォアのストローク、タイミングが悪いのか強く当たらない。
フォアは私の唯一得意といえるショット。いつもは何も考えずに
振っていたので、ひどくガックリきますね~。
テイクバックを早く、打点を前にして最後までボールを見ることで、
少しずつ修正中です。いつものサークルのNさんから、「調子が
悪いときはチャンスですよ。直していく過程で、前より良くなる
可能性が高いんですから」というアドバイス。さすが!おかげで
ずいぶん気楽に考えられるようになりました、いつもありがとう~!

さて昨日の午後、訪ねたお客様から貴重なおはなしを聞きました。
大阪市南部に10年位前までお住まいだった女性の方。
あの阪神大震災を経験されたとのことで、その体験談をお聞きして
ちょっと恐ろしくなってしまいました。当時大学生だったそうで、
ちょうど後期のテスト期間、午前4時ごろまでノートの整理など頑張って
いて、学校行くまで少し眠ろうかな~と布団に入った間もなく
5時すぎに「ドーン」という音と衝撃で完全に目が覚めたそうです。
そのあとは横に大きくすべるように揺れる建物(築40年ほど

古い木造アパート)の2階の部屋で布団をかぶりつつ、ひどく冷静に
天井を見上げて長い1~2分間を耐え、そのときは「もう完全に
死ぬだろうなー」と思っていたそうです。
運良く高台しかも地盤が堅固な地域だったようで、周りの建物も
ほぼ大丈夫だったそうですが、少し離れた海岸沿いの地域は埋め立て地
だったせいか、古い建物は軒並み倒壊してしまったそうです。
大学が兵庫の方だったそうで友人知人も多くの被害に遭われ、
消防も警察も機能していない期間が長く続いたので、自分たちが
ボランティアで埋もれてしまった死体の後片付けや瓦礫の撤去作業に
尽力されたそうです。少し落ち着いたあとで、友人と一緒に話し合われ
たことは、「人生観が一変したね」ということだそうです。
結局生も死もほんの紙一重、運次第だねーというおはなしでした。

私はいま東京に住んでいますが、こちらでも確実に近い将来、一定規模の
地震は起こるはずなので、よくよく覚悟しないといけませんね。
そういえばむかし子どものころ「地震・雷・火事・親父」などと
よく言いましたよね~。怖い親父よりも、自然や災害はもっと恐ろしいと
納得していましたが、今ではどうかな。。
私なら・・『地震・雷・抜毛・お袋(女)』かな?!
では、またあとで!
日記 | 投稿者 テニス侍 23:14 | コメント(0)| トラックバック(0)

kiss

こんばんは。今朝6時ころ起きたときは普通に雨が降っていて
「こりゃ今日のテニスはダメだ~」と思いつつ、7時過ぎまでまた
全英決勝を観ていたら、そのうち雨も小降りに変わってラッキー!
今日は朝2時間と午後4時間、思い切りプレーできました。ちょっと
蒸し暑くて、汗の量が半端ではありません。何枚も用意していた
タオルやハンカチがびしょ濡れで次から次へとなくなるほど。。
汗を拭う少年は「ハンカチ王子」と呼ばれますが、40代目前の
汗かきはさしずめ何でしょうかねー?「手ぬぐいパパ」??

さて今日は各地で夏祭りが行われていますね。神社まえなどの
空き地にやぐらが立っていて、お店もたくさん並んで賑わっている
様子です。小さい子を連れている家族や、浴衣姿の女の子たちを
観るのも、ちょっとよい感じがします。でも、もうそんな時期か~、
学生たちはもう夏休みですものね。

きのうですが、あの有名な棋士の羽生善治さんが書いた
「決断力」という本を遅ればせながら読みました。2年くらい前
に出版されていたらしく、私は杉山愛選手の少し前のブログで、
とても面白かったという感想記事が載っていたので手に取り
ました。厳しい将棋界で目下最強と評価される方のお考えの
中には、興味深いお話がいくつもあったのでその一つをご紹介
しようと思います。

『アメリカのカーネギーメロン大学でロボット研究をしている
金出武雄先生から面白いことを聞いた。学生を指導するときには、
「キス・アプローチでやれ!」というそうだ。キス(kiss)というのは
"keep it simple,stupid!"の頭文字である。軍隊用語からきた俗語で、
軍曹が部下に「もっと簡単にやれ、バカモン!」という感じだという。
これはエンジニアリングの基本的な考え方だそうだ。(中略)
一般社会で、ごちゃごちゃ考えないということは、固定観念に縛られたり、
昔からのやり方やいきさつにとらわれずに考えるということだ。
私は「kissで行け」、つまり簡単に単純に考えることは、複雑な局面に
立ち向かったり、物事を推し進めるときの合い言葉になると思う。』
羽生善治著「決断力」角川書店

確かに仕事でも、トラブルやクレームに臨んだときには、ぐたぐた
難しいことを考えて遠回りしたり、先にうまい言い訳を考えて逃げ道を
探したりと、単純な解決への近道を取らないで結果的に失敗することが
私の場合多いですね。テニスでも同じ。選択肢がいくつかある
ショットの場面で、わざと成功の可能性が低い困難なものを選んで、
当然ミスしてしまいます。

そしてちょっと考えるとこのkiss approach、実際のキスの場面でも
同じかな。相手の気持ちや状況をよくよく慮っていると、なかなか
行動に移せずに痛い失敗をしてきましたからね~。
「もっと簡単にやれ、バカモンが!」くらいでちょうど良いのかも。。

明日も午前中、はるさんのところでダブルス練習楽しみです。
ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:06 | コメント(2)| トラックバック(0)

シャドウ

こんばんは。今日は研修で終日横浜桜木町のランドマークタワーに
行ってきました。空が広くて開放感がありますね。海の匂いも
感じたし、天気もうす晴れで心地よい一日でした。

先ほどニュース速報で知ったのですが、先日ブログにも書いた
元文化庁長官で心理学者の河合隼雄先生が、今日の午後
逝去されました。去年の8月に倒れて以来、意識不明のまま入院
されていたようです。先生はユングの臨床心理学を日本に初めて
導入されたことであまりにも有名ですよね。私も学生時代に、知人の
勧めで先生の多くの著作に触れる機会があり、たくさんの興味深い
知識を教えてもらいました。

例えばこんなこと。ある知人に、どうも気に入らないキライな人が
いたとしますよね、虫が好かないというか、合わない感じの人。
ユング心理学ではこういう人や部分を「シャドウ(影)」と呼ぶそうです。
その人が嫌いな理由を考えてみると、その要素はまさに自分自身の
無意識の中にあって、ふだん表出させてはいないけれども認めたく
ない嫌いな自分の部分を、他人の中に投影して見ていると考える
のです。そう思えば、思い当たるフシはありませんか?
自分は全く関係ないと言い切ることは難しいのではないでしょうか。
他にも「グレートマザー」や「ペルソナ」、「トリックスター」、外向・
内向理論やマンダラなど・・。本当に面白い話が数々あるので、
心理学に興味のある方にはぜひオススメします。

河合先生、私のある時期を支え救ってくれたと思い感謝しています。
本当にありがとうございました。
享年79歳、謹んでお悔やみ申し上げます。合掌。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 00:58 | コメント(0)| トラックバック(0)

こんばんは~、今日は少し肌寒い感じの一日でしたね。
7月も半分を過ぎました。今年は猛暑のようですが、
負けずにがんばりましょうねー!

今日はお客様との約束で、たまプラーザ東急の2階に先月できたらしい
京都本店の小川珈琲店に行きました。やはり老舗の専門店はいいですね。
安心して通常のブレンドを頼みましたが、苦味の濃いめ、カップ
ごとにドリップされているので香りもとてもよかったです。
南千住のバッハ、千歳船橋のホリグチ、京都のイノダ、自由が丘の
アンセーニュダングル、札幌の宮越屋・・。カフェでもなくバールでもない、
日本独特の質の高い喫茶店文化の良さを改めて感じ、嬉しくなりました。
いつか私も、焙煎技術を勉強し自分の店を持ちたいと思って
います。。

さて今日読んだ仏教に関する本に出てきた、江戸前期の禅僧である
沢庵和尚(漬物のたくあん漬けを発明した人だそうです)の言葉が、
なぜか心に残りましたのでご紹介します。

「人間この世に客としてやってきたと思えば苦労はないものだ。
満足できる食事が出されたら、ご馳走に思っていただき、満足できぬ
ときでも、自分は客であるから褒めて食わねばならない。夏の暑さ、
冬の寒さも、客であるからじっと耐えねばならぬ。子や孫、兄弟たちも、
自分と一緒にやって来た相客と思って仲良く暮らし、心を残さず
さらりと辞去せねばならぬ。」 ひろさちや著『狂いのすすめ』集英社新書

私たちは故郷である浄土から客としてこの世に来ていて、客の立場
ですから思いどおりになることは少なく、当然いろいろな苦労があります。
そして浄土に戻る日が近づけば、あっさりと心を残さず帰りましょう
というお言葉。私は特に『心を残さずさらりと辞する』というところに
強く共感しました。あのとんちの一休さんも室町時代の禅僧ですが、
やはりたくさんの面白い逸話があるようで、今度まとめて読んでみよう
かなと思ってます。ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 00:46 | コメント(2)| トラックバック(0)

カムイ

こんばんは。今日はまた雨の一日になりました。梅雨明けが
待ち遠しいですが、もうそろそろですかね?!

ちょっと前ですが、先週末のフェドカップ惜しかったですね~!
しかし高雄選手と森田選手がシングルスで初めての勝ち星をあげて、
最後まで期待させてくれました。それにしても、全英終了後すぐに
FEDという日程では、トップ選手は出場しづらいので、何とかして
ほしいものです。。

今日の夕方、見慣れないメールアドレスからのメールが携帯に
入りました。誰だ~??とよくよく見てみると・・、なんと5年以上前
から連絡を取っていなかった大阪の友人からのものでした。
「8月に東京に寄るので、時間ある~?」という感じもなんだか
懐かしい。引越しなどで年賀状も途切れていたのですが、元気そうで
安心しました。ずいぶん久しぶりでも、声をかけてくれるのは
ものすごく嬉しいものですね。確か娘さんがいたはず、もう
かなり大きくなっているかな。。

さて、きのうスクールで練習合間にまたKコーチと北海道旅行の
ことを雑談。世界遺産の知床半島を船で観光したことがすごく
印象に残ってるとおっしゃっていました。それも珍しいほど天気が
良く暑いくらいだったようで、運良くヒグマの親子も見れたそう
です。うーん、よかったですねキムコーチ!!
私も北海道に住んでいた小さい頃には全く実感が無かったのですが、
今から思うとアイヌ語でいわゆる「カムイ」(自然の中の全ての
ものに宿るというアニミズムの神)と呼ばれるものが確かに
存在するのではと思えてきます。
濃霧の草原、深夜の獣声、湖畔の夕暮、吹雪の去った朝の雪紋。。
アイヌ(「カムイ」の対語で私たち人間の意味)として、私たちは
時には自然と対峙する時間がやはり必要なのでしょうね。
ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:55 | コメント(0)| トラックバック(0)

時間

こんばんは。新潟上越地方の地震、テレビの映像を見るだけで
本当に恐ろしいですね。
家が倒れて人が生き埋めになったり、原子力発電所から煙が
上がっているところを見ると、自然の大きな力にはどうにも全く
逆らえないですね。被害に遭われた方々はこれから、住居や水道、
電気やガスの復旧まで不安な日々が続きますが、何とか頑張って
持ちこたえてください。。東京でももちろん他人事ではありません
から、気持ちのうえでも十分備えておかないといけませんね。

今朝は8時から、半年ぶりに葛飾のKさん主催のダブルス練習会に
参加してきました。台風で今日もたぶんダメかなーと思っていたので、
久しぶりの外でのプレーにみんな嬉しそうでした。
プレー自体はちょっと風があって難しかったのですが、すっきりした
青空の下で、暑くない時間に思い切りできて楽しめました。

さて楽しい時間はあっという間に過ぎるとよく言いますよね。
今日は少し時間のおはなしをします。

あのアインシュタインは有名な相対性理論の中で
「魅力的な異性の隣で過ごす1時間は、わずか1分にも満たないと
すら思えるし、逆に熱いストーブの上で1分座らせられたら、
それは1時間のようにも思えるだろう。それが相対性ということだ。」
として、客観的時間と主観的時間との明らかな違いを述べています。

しかし、20世紀を代表するドイツの作家トーマス・マンは、
代表作「魔の山」の中でこんな表現をしています。
「一日がほかのすべての日と同じだとしたら、千日も一日のごとく
感じられるであろう。そして毎日が完全に同じであるならば、
いかに長い生涯といえども恐しく短く感じられ、いつの間にか
過ぎ去っていたということになるだろう」
トーマス・マンの時間の解釈によれば、密な内容の日々を過ごして
いるとき、時間は「早く過ぎ去る」ように感じられるが実は逆なので
あって、変化のない退屈な日々こそが「千日も一日のごとく」思える
のだということです。そういえば大人になってからの毎日毎週は忙しくて
すごく早く感じられるし、逆に手ごたえのあるしっかりとした想いを
刻んだ日々は、今から振り返ればすごくゆっくりと感じられますものね。

こういった時間論は多くの哲学者や文学者が持論を戦わせるissueの
一つですから、たまに考えるとちょっと面白いですね。

ちなみに、何かに集中し熱中すると「寝食すら忘れる」と言いますよね。
私は決して食べることだけは忘れられませんが・・。

では、今夜はスクール行ってきまーす。また明日!
日記 | 投稿者 テニス侍 19:16 | コメント(2)| トラックバック(0)

歴史

こんばんは。関東は台風の影響で今日も大雨です。テニスの予定も
全てキャンセル、とても残念です。明日も朝8時からオムニで予定が
あるのですが、大丈夫かなー??

昨日の午後は、読みたかった歴史本を持って近所のデニーズへ。
大雨のせいでお客さんも少なく、ゆったり読み進められました。
私はここ数年、特に歴史に興味を持つようになったのですが、
そのきっかけの一つは、それが私たちの人生の成り立ちに似て
いるなーと思ったからです。

「歴史というものは、たくさんの人たちがその時その時にとった
行動の積み重ねで、あっちに曲がりこっちに曲がりしながら、
よろよろと今あるような世界まで到達したものあって、これは
何も一定の方向や一定の目的があって、着々と進歩してきたわけ
ではない。今ある世界は、世界の目的でもなかったし、これから
現れるであろう世界というのも、どんなものになるかは誰にも
予想はつかない、そんなものはまだ決まっていないのです。」
『日本人のための歴史学』岡田 英弘著・WAC出版

私も日々の生活のなかで、こっちにしようかどうしようか色々と
悩みながら、そして最後には51対49で不安ながらも決断して
進むことが多いですし、その行動の積み重ねの結果が私という
人間だと思うのです。

それに日本史のひとコマを紐解いてみるだけで、私たちの先輩方が
確かに生きてきた足跡を通じて、同じ日本人として共感と愛着、
尊敬を感じることができます。そして諸外国からの言われのない
非難や中傷から先達の名誉や日本の伝統を守る術は、正しい歴史
知識しかないと考えています。

ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 22:41 | コメント(0)| トラックバック(0)

夕日

こんばんは。今日の東京は一日じゅう曇り空、雨に当たらず
助かりました。晩には美しい夕やけの光も少しだけ見れました。
そういえば夕日のことで、ふと思い出したことをあとで書きたいと
思います。

その前に、今夜はメンタルヘルスの外部研修に参加して、
面白かったことをお伝えしたいと思います。
今日の講義のテーマは「部下を会社うつから守る方法」。
特に関心があったのは、躁うつ病は分裂病(統合失調症)や
ヒステリーといった器質的な障害とは異なり、脳における
一時的な化学的状態のことなのだそうです。具体的には
「セロトニン」という化学物質が長く不足した状況が続くと
いわゆる「うつ」という状態になりやすいことが、最近の研究で
ほぼ解明されたとのことです。
「セロトニン」って何か聞いたことがあるぞーと思っていたら、
講師先生が「この物質を最も多く含む食品はバナナです」と
おっしゃられました。
あーやっぱり!テニスの選手が、サプリやドリンクとともにバナナを
試合中食べているのは、この「セロトニン」が高ぶる気持ちを
冷静に落ち着けてくれる働きをしてくれるから、と何かで聞いた
ことがあります。
私なども、毎日のように夜中起き出したり、テニスではここ一番
のサービスをダブったりと、メンタルに全く自信がありません
ので、バナナに助けてもらおうかな・・。
友人知人の例を挙げるまでもなく、うつはすでに身近な病気です
ので、みなさんもセルフチェックをしたり、ときどき注意して
みましょうね。。

さて夕やけ空のおはなし。子ども時代から何度となく見て、
そのキレイな色や雰囲気に、自然と感動してきましたよね。
19世紀ロシアの文豪ドストエフスキーは、晩年の最後の長編
「カラマーゾフの兄弟」のなかで、夕日について老賢人ゾシマに
このように語らせています。

『わたしは夕日が好きだ。夕日の長い、ななめに射す光が好きだ。
その光とともに、祝福に満ちた長い一生の中の静かな、穏やかな、
やわらいだ思い出となつかしい人たちの面影が浮かんでくるが、
わたしはそれを愛している。それら全ての上に、神の真実がある。
その真実は人を感動させ、和解させ、そして全てを赦すのだ。』

太陽がその日の役目を終えて世界を紅の光でつつむとき、なぜか
気持ちがすごくなごみますよね。この現実世界は、ドストエフスキー
の小説のごとく、葛藤や悲しみのほか様々な生々しい感情に充ち
満ちているのですが、それでも夕日のやさしい光は古今東西、
私たちに救いや癒しを与え続けてくれているんだよなー、と
思いました。。

さあとうとう3連休ですね~、明日くらいは降らないで欲しいと
思います。ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:50 | コメント(4)| トラックバック(0)

二都物語

こんばんは。今日も小雨が降ったりやんだり、しめっぽい一日
でしたが、夜7時ころには雨も上がって夕やけ空が見え、
ちょっと癒されてしまいました。

そういえば先日の話。2年前から指導してもらってるテニス
コーチのKさんが、夜練習帰りに車へ道具を積んでいる私を
呼び止めて「これ~」と渡してくれたのです。あれ何かなと思ったら
「とうきびフロランタン」というお菓子で、なんでも先月北海道に
旅行してきたらしく、、「えー、どこを回ってきたんですか?」と
尋ねると、「釧路で降りて、厚岸の牡蠣を3軒食べ歩いたよー。
最高に美味しかった」とのこと!たぶんコーチは私のブログを
知らないはずなので、ちょっとした偶然の重なりの一例です
よね。もしかしたら同じ店で食べてたりして。。
Kコーチは私とほぼ同い年。指導がちょっと厳しいと思うことも
ありますが助言が的確で、テニスへの愛情も深く信頼できる
カッコいい男性なのです。ごちそうさまでーす!

さて、いい男というと思い出すのは、19世紀イギリスの作家
ディケンズによる代表作「二都物語」の主人公シドニー・カートンです。
普段は何にせよひどくいい加減な男なのですが、思いを寄せる女性
のために、その女性が愛する貴族男性(シドニーの友人でもある)の
身代わりとなって、民主革命の嵐中にあるパリの断首台に登ったという
有名なあらすじ。

戦後平和主義の象徴ともいえる言葉「命どぅ宝」(いのちこそが宝物)
という考え方と合わせて、愛情や友情のために自らの命を賭けた
このディケンズの描く男性の姿に、私たちは少し想いをめぐらせて
みる必要があるかもしれませんね。。
ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:57 | コメント(0)| トラックバック(0)

ギルガメシュの森

こんばんは。今日もわりと涼しい中、午前は葛飾のはるさんの
サークルでダブルス練習。ちょっと嬉しかったことは、なじみの
メンバーでとても愉快な男性Tさんが、美人の奥さんを連れて
きてくれたこと!テニスを始めて4回目(!)とおっしゃるの
ですが、しっかりとラケットを振れていてラリーもかなり
続くし、すごくセンスあるなーと思いました。私など、初めて
ラケットを握った高校生のときは、しばらく全くラケット面に
当たらず、フレームか空振りの連発だったのに・・。旦那さんは
スポーツ万能のいい男ですから、すぐに上手くなるでしょう
ね~。みんなでさらに上手くなって、団体戦にたくさん出ましょう!!

さて今日は女子ダブルス決勝でもあるんですよね。杉山・スレボ
トニック選手、全仏に続いて頑張れ~!!2人ともクレーより
芝の方がチャンス大かと思います。そして男子フェデラーVS
ナダル、最高の舞台は整いました。この数年、2人のレベルは
ピークを迎えていると思うので、今年もしっかり観戦したいと
思います。

さてほぼ毎週、練習参加させてもらっている松戸のMさんの
サークルは、市内のハードコートを練習拠点にされています。
だいぶん前にもブログで紹介したことがありますが、そのコートは
樹齢百年以上と思われる針葉樹の巨木の林に囲まれた最高の
立地にあって、暑くなってきた今の季節には緑っぽい樹脂の
匂いがしてきたり、昆虫や小鳥がときどきコートに遊びにきたりと、
それがまたとっても心地よい気分になります。
少し前、長野の森を散歩したときも思いましたが、古い巨木を
見るとなぜか感動するんですよね。それは、何十何百年という
長い年月のあいだ、自然の厳しさにたくましく耐えてきたその
風格に畏れを感じるからかもしれません。近くに寄っていって
根元から苔蒸した木肌に触れたり、耳を近づけてその音を
聴いてみたくなりますものね。

それと同時に私たちは、あの有名なメソポタミアの王で、
神によって聖なるレバノンスギの森を任された番人フンババを
殺害してしまったギルガメシュ王の末裔でもあります。
神の意思に反して木を切り、森を伐採して人間の文明を発達
させてきたこの大いなる罪や矛盾。。巨木は現代に生きる私たち
にも、多くのメッセージを問いかけているのかも知れないと
思いました。
ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 21:44 | コメント(2)| トラックバック(0)

七夕

こんばんは。今日は午後から少し晴れ間が出てきて、しかも
暑くなくてテニス日和でしたね。今日も午後3時間、いつもの
Mさんのサークルでダブルス練習してきました。プレーの
調子はまずまず良かったです。特にサービス&ボレーのとき、
落ち着いて早めにステップを入れ、視線を低くするよう注意
しました。その結果、ほぼ深くて低いボレーになったようです。
今後も常に心がけないといけませんね。

全英男子決勝は昨年同様フェデラーナダルになりました。
芝の戦いも壮絶なものになりそうですね、明日楽しみです。
ちなみに私の予想は3-1でフェデラーです、5連覇がんばれ~!
女子決勝はこれから開始、バルトリとヴィーナスです。バルトリが
エナンに勝つとは驚きでしたね。22歳の彼女は昨年のAIG決勝で
藍子選手に逆転勝ちで優勝しましたが、またさらに上手くなっている
んでしょうね。去年のAIG開催中にちょうど誕生日を迎え、大会から
バースデイケーキを贈られたときの、彼女のとても嬉しそうな表情を
よく覚えています。ちょっとしたサプライズだったのでしょうね。
ちなみにGS初の決勝進出のバルトリ選手、毎日たっぷり10時間
睡眠をとっているそうで、それが快調の第一の秘訣だそうです。
ちょっとうらやましい・・。

さて今日は犬の話をしたいと思います。テニスコートには、よく
散歩がてら犬を連れてくる方がいますよね。いつも笑ったような
表情で、人間に対して好奇心旺盛な犬はつくづくかわいいなー!
と思います。
それに子犬の太くて短い足や、かわいらしい目で見つめられた
ときなんかは、本当にとろけてしまいそうです。。
はたまた、ふと遠くを見つめている犬の横顔などは、哲学者か
老賢人を思わせる風情で、いったい何を考えているのか尋ね
てみたくなりますよね。
寂しい時にはさびしい声で泣いて人を呼び、犬仲間が恋しいとき
には遠吠えをして遠くの仲間と交流したり、、犬は素直に感情を
表現することができて、とってもうらやましい気がします。
私も必要な場合には、あれこれ悩まず正直な気持ちを信頼できる
人に伝えられたらいいと思います、犬を見習って・・。
しかし戌年生まれの私のこと、美味しいものを見たらくわえて
走って行き、穴を掘って埋めてしまったりして?!

さあ今日は七夕でしたね。
みなさんは短冊にどんなお願い事を書きましたか?
『私たちみんなに幸運と笑顔がたくさん訪れますように!』
ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 22:39 | コメント(0)| トラックバック(0)

adieu

こんばんは。今日は久しぶりに青い空が覗いて、気持ちよく過ごせた
一日でした。ウインブルドンはエナンに続き、ヴィーナス
クズネツォワを破ってベスト4に進出しました。とても調子が
良さそうです。そして先ほどのゲームセットで見せたヴィーナスの
こぼれんばかりの笑顔がとてもかわいい!そういえばおととい
森上選手に勝った時も、そして昨日シャラポワを破ったときも
同じように思いました。媚びや邪気がなく真っ直ぐな彼女の笑みは
まるで妖精のようでした。みなさんも一度、ヴィーナスの表情に
注目してみてください。ご存知のとおりプレーは野獣のごとく
獰猛なのですが、そのギャップもまた魅力的なんですよ。

さて私も毎日のように、仕事やテニスなどで多くの人と出会い、
たくさんの言葉を交わしてお知り合いになります。
その一方で、以前は親しい関係にあった人でも何らかの事情に
よって次第に疎遠となり、ついには連絡も途絶えてしまうことも
やはりありますね。
フランス語に、"adieu"(アデュー)という「永遠(または)長いお別れ」を
意味する言葉があります。死のようにはっきりとした別離もあれば、
ちょっとした理由から別れてしまって、もう一生会えないということも
ありますよね。私たちのふだんの生活でも、この"adieu"と
いう言葉をときには意識してみると、いつかは別れがくる
ことをぼんやりと感じつつ、それでも人との出会いという
偶然の妙味をより大切にできるかも知れませんね。

ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 00:52 | コメント(2)| トラックバック(0)

麦わら帽子

こんばんはー、今週は梅雨らしい天気が続きますね。
このしめっぽい何日かが過ぎると、さあついに真夏です~!
お盆くらいまてのひと月が最も暑い時期なので、熱中症には
十分気を付けましょうねー。

全英も例年より雨が多く、試合も中断→再開→すぐまた雨で中断・・の
繰り返しで、進行が本当に心配されてきました。ナダルの3回戦の
試合などは、先週土曜日から足かけ5日やってようやく今日終わった
そうです・・。明日朝も録画を観ますが、再開後5分間の練習
シーンばかり見ている気がします。。

さて今日、お客様のご自宅に伺ったところ、なじみの5才の娘さんが
お気に入りらしい麦わら帽子をかぶって、わざわざ見せに来てくれた
のです。いろいろとポーズをとって見せてくれるので「とても
似合ってて、すごくかわいいよー!」と伝えると、恥ずかしい
ような嬉しいような表情をして、素直に喜んでくれました。
砂浜の波に洗われる足あとのごとく、すぐに消えてなくなる
種類の言葉ではあっても、人が喜ぶ姿を見ると自分も本当に
嬉しくなるものですよね。男にとっては、家族や友人など周囲の
人々に笑顔をもたらし、幸せを与えることこそが、最大の満足
なのだろうな、と改めて思いました。
でーはまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 00:01 | コメント(2)| トラックバック(0)

応援

こんばんは、今日は降りそうで降らず微妙な天気でした。
涼しいので有難かったですが。昨日の午前中は本格的に雨と
なり、道端で見かけるあじさいの水色や群青色がきらきら
輝いていて、とても楽しめました。

実はきのう朝から少し熱っぽく、咳が止まらずに胸も痛かったので
夏カゼは早めにやっつけないとー、と家の前にある診療所で診て
もらったのですが、いつもの先生いわく「のどもそんなに腫れて
ないし、呼吸音もまあ正常、熱も37度3分では、今ツヨシさんに
出せる薬はないですね。頑丈そうな体ですしムリしないで安静に
すれば大丈夫」とのことでした・・。
まあ、薬よりもその言葉を聞いてすっかり元気になってしまいましたけど。

このところ朝早く起きて全英観てるので、そのせいかなー?と思い
つつ、今朝もまた5時から観てしまいました。それにしても森上選手
惜しかった!!ファイナルセット5-3でサービスゲームを迎えた
のにあと一息でしたよね!
随所に何とか勝ちたいという執念が見えて、とても悔しいけれど
今後に十分期待を繋ぐ敗戦でした。ウインブルドン第2コートの
観客の多くも森上さんの大健闘に、最後まで温かい声援を
送っていたようです。

そこで今日のタイトルは「応援」です。私は小学校3年から中学
まで軟式野球をしていたのですが、忘れもしない小学6年のころ、
負けたら最後の大事な公式戦でサードを守っていたときです。
たしか同点で試合終盤まできて2アウト・走者3塁、相手の打者が
打ちそこなってバントのようなゴロが私の目の前に転がって
きました。走者はもちろんホームへ走りこんでいき、私も負けずに
無我夢中でボールを取りにいって、頭から滑り込むように
ホームベース寸前で走者にタッチ・・。ずいぶん長い沈黙の時間の
あと、アンパイアから「アウト!!」のコールが聞こえました。
ほっとした気持ちを感じる間もなく、スタンドにいる学校のみんなの
熱い声援や、仲間からの「えらい!よくやった!!」の声が
すごく嬉しかったことを今でもよく覚えていて、応援と聞くと、
25年も前のあの野球場の光景をはっきりと思い出してしまいます。

もしかすると今、私はテニスでもあの一瞬の記憶の再現を求めて
プレーしているのかもしれません・・、仲間のみんなが歓喜し、
私を認めてくれた瞬間の至福を。。

ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:49 | コメント(2)| トラックバック(0)

江戸しぐさ

こんばんはー。今日は朝からどんより曇り空、7時くらいには
雨も少し落ちてきて「うーん、今日はムリかな?」と思いながら
葛飾のコートに向かったのですが、幸運にも雨も上がり、いつもの
サークルのメンバー4人で2時間たっぷり楽しめました。
プレーのあとで、いつも楽しいHさんが「俺もブログはじめるかなー!」
というのです!テニスももちろん上手だし、自転車のレースにも
出場したり、と趣味が広い方ですからまた違った一面が見られると
思うと嬉しいです。夏の合宿も楽しくできたらいいですねー!

ウインブルドン、森上選手ヴィーナス相手に大健闘です!
1セットは落としたものの2セットは2ブレークの4-1で、
残念ながらサスペンデッド。正直、プレーの質では森上さんの方が
高い気がしますし、ここ数年AIGや東レで見てきた中でも、今年の
夏はさらに上手くなっていると思います。特に上位選手にかなり勝て
ているので、どんどん自信がついているのではないかなー。
明日はぜひ、全英3回優勝のヴィーナスを破って初のベスト16
へ進んでください!
ご自身のブログも細かく更新されていて、調子の良さがうかがえますよ。

さて最近多くの書店でよく見かけるのが「江戸しぐさ」という特集
コーナーです。現代に生きる私たちが忘れつつある、生活の美学とでも
いうか「粋」な振る舞いや身のこなしの優美を、私たちの先達から
改めて学びましょうというもので、近くの図書館でそんな一冊を読んで
感銘を受けましたのでご紹介したいと思います。

例えば、渡し舟に乗っている乗客たちが、後から乗ってくる乗客の
ために、自分のこぶし一つぶんだけ席をずらすことを「こぶし腰浮かせ」
といったり、狭い路地で傘をさした2人がすれ違う際にお互い少しだけ
傘を傾けることを「江戸の傘かしげ」といったように、江戸の狭い社会で
必然的に身に付けた人間関係のコツの数々。。
実は現代社会の私たちも、わりと自然に行っていることも多いのですが、
言葉にすると何か気持ちがあたたかくなりますよね。

これら江戸しぐさの背景には、「袖振り合うも他生の縁」という
日本独特の考え方があるそうです。見知らぬ人同士であっても、傘が
触れ合ったり同じ舟に乗り合わせるのも前世からの縁、隣にいる人は
全てご縁のある人なのだ、という意味だそうです。そういえば、私に
とっても、テニスを一緒にプレーしてくれる方たちや、このブログを
読んでくれる方たちにも、何かのご縁が確実にあるのでしょうね。
勝手な人間ですし、随分と未熟な私ですが、付き合ってくれる方々に 
心から感謝しています。ではまた明日、おやすみなさいzz...

(参考本)「思いやりの日本人」佐藤藍子著・講談社現代新書
日記 | 投稿者 テニス侍 23:24 | コメント(4)| トラックバック(0)

「わび」

こんばんは、今日はとても蒸し暑い一日でしたね~。
夕方雨が少し落ちてきてから、一段とむしむししてきて
コンビニの窓の外側一面が真っ白になっていました。

さてウインブルドンですが、昨日はやってくれました、
森上亜希子選手!あのサフィンの妹で、トップ10の
サフィーナにストレート勝ちでした。全仏前のツアー初優勝
から、どんどん調子が上がってきているんでしょうか。
去年も全仏で当時世界3位のペトロワに勝ったりして大物食い
が得意なんですよね。昨日夜はNHK総合を録画していたのです
が、サフィンとイワノビッチの2回戦を放映していたようで、
森上・杉山選手の試合は観れませんでした。
次の3回戦は放映してくださいね~!!

さて今日はストレスの話をしたいと思います。私も営業職という
仕事柄、自分の力量を超える事態に直面してうまく結果が
出せなかったり、自分の気持ちが落ちてきて何をやっても
失敗が続くことがしょっちゅうあります。そういうときは
かなりストレスが溜まってきてるなー、と感じるのです。
そこで、週末のテニスが自分をそういった「もやもや」を
解放してくれることが多く、本当に助かっています。
いつもの仲間や、新しく会うとても面白い人たちと黄色の
ボールを追いかけていると、不思議と「何も難しいことはない、
何とかなる、だいじょうぶだ~!」という気持ちになれるんです
よ。そんなとき、テニスをやってきて本当に良かったなー、
としみじみ思います。

で、先週読んだ雑誌に、本当そうだなーと頷ける記事があった
のでご紹介します。茶道の真髄ともいえる「わび」についての
短い文章です。
 
「人類の文明は、いかに人間の欲望を満足させるかを目的に
走り続けてきた。それとは逆に、全ての満足を得るのが理想
ではなく、むしろ満足できない状態、不足している状態こそ
人間のあるべき姿だとするのが、日本人の『わび』という
概念である。満月が照り輝いているよりも、満月が雲に見え
隠れするほうが遥かに美しいという物の見方である。」
熊倉 功夫(林原美術館館長)小学館SAPIO・6月27日号

全て完璧なんてありえない、自分の思惑どおりに事がうまく進む
などと期待はせず、多少欠けたくらいが程良いのだ、と思うように
すると、少し肩の力が抜けてリラックスできそうですよね。
ごく狭い空間に亭主と客が籠もり、「形式」と「道具」を介して
柔らかくコミュニケートする茶の湯・・、日本文化の美を
象徴するといわれる茶道を、一度実体験して感じてみたいとも
思いました。

さあ明日朝は、はるさんのサークルにお邪魔し、午後3時から
は松戸のサークルに4時間参加します。
明日も暑くなるかな・・?!で~は、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:56 | コメント(4)| トラックバック(0)

道案内

こんばんは。今日の東京はわりと過ごしやすかったですね。
うす晴れで雨も降らず、夜はやや風が出てきて涼めますし。

今日も朝4時過ぎに起きて、昨日の全英の森田あゆみVS
サンタンジェロ戦の録画を観ました。結果はフルセットで
敗れはしましたが、凄く惜しい内容で残念~。ストロークの力は
明らかに上回っていたし、第3セット第1ゲームはリターンから
デュースを繰り返したのですが、もしあのゲームをブレイクできて
いたら恐らく勝っていたかも知れません。「たら・れば」は
勝負世界の禁句でしょうけどね。しかしナイスファイトでした!
8月の全米もまた期待しています!!
今日は森上、杉山選手の2回戦ですね、頑張れ~!!
また明朝応援します。

さて私の勤務先は西新宿なので大きなホテルも林立しており、
観光の方も多くいらっしゃいます。今夜8時半ごろも、さあ帰宅
しようかと歩いていたら、正面から歩いてきた30代とおぼしき
日本人女性の方から「すいません~、○×ってお店はどこか
ご存知ですか?」と尋ねられました。割とよく道を聞かれる方
なんですが(人畜無害な様子で、ボーっと歩いているからでしょう
が・・)、だいたいが地理にもグルメ情報にも疎くて、そのうえ
方向音痴なため、どこの事を聞かれているのかさっぱり見当も
つかずに、「申し訳ないけれど、知りません・・」と答えて、
見ず知らずの人までも「あぁそうですか」と心底ガッカリさせて
しまうことになります。
私も決して悪気はないんです、面倒だとかではなく、どんなに
書物上では有名なお店であろうとも、本当に知らないだけなのです↓
これから通勤中は『みなさん、私に道を聞かないで下さい』と
いうパネルを作って、胸と背中に掲げようかな。。
それとも、猛勉強して新宿中のお店を食べ歩き、
「いやいやそのお店よりも○△のリングィーネの方が美味しいですよ、
シェフが先月、イタリアのパルマから帰国したばかりですしね」
などと言って、期待を超えるお役に立ってみたいものです。。

で~はまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:47 | コメント(2)| トラックバック(0)

あきらめる

おはようございます。
今日は、たまたま4時半ごろ起きれたので
朝食後、天気も良いし少し外を歩いたらかなり気持ちが
良かったです。明日も起きれるかな・・。

全英、藍子選手に続いて杉山選手もワイルドカード出場の
イギリス選手に勝ち、見事2回戦進出ですね、おめでとうございます!!
ほか男子は、サフィンナダル、ジョコ、ヒュー、ヘンマンも(ファイナル
13-11!)勝っているようですね、詳しくはこちら
さすがウインブルドン、ほかの大会ではorder of playを見ると
"Men's Singles"、"Women's Singles"が普通だと思いますが、
"Gentlemen's Singles"、"Ladies' Singles"となっています。
やんちゃなサフィンやヒューも、この芝の上では立派な紳士に
見えますもんね?!

さて昨日読んだ「間のとれる人、間抜けな人」という新書に、私には
とても共感できることが書いてあったので紹介します。
一人芝居で有名なイッセー尾形さんを20年演出されてきた方に
よるもので、人間関係における「間」や「沈黙」の豊かさを
テーマに書かれています。

「(仲良くしたり、話したりという真面目な努力を)『あきらめる』
ことはコミュニケーションでも人間関係でも非常に大事な視点を提供する。
うまくしゃべらなきゃ、うまくコミュニケーションを取らなきゃ、という
プレッシャーから開放されるためには『あきらめる』ことは有効な
手段だ。そこから、『間』の取れる、本当に上質なコミュニケーションが
始まるのだ。」
「間のとれる人、間抜けな人」森田 雄三著・祥伝社新書

このブログも同じことですが、過剰な言葉の流通が意図せず心の交流を
阻害してしまう逆説の皮肉。それでも私たちは、他人とよく
知り合いたいという意思がありますから、思っていることが
通じないとか、すれ違いがあったりと、色々な悩みを抱えてしまいます。
周囲の人をいとしく大事だと思う素直な気持ちを基礎として、沈黙を
恐れずに、時には『間』を感じあうことも必要かもしれませんね。
では、今日も良い一日でありますように!
日記 | 投稿者 テニス侍 05:52 | コメント(2)| トラックバック(0)

ゴルディオスの結び目

こんばんは。東京は昼前から小雨が降って、梅雨の時期に
ふさわしい落ち着いた一日でした。しかーし、この週末は
日中何とか晴れ間がのぞく予報に変わり、気温も30℃位まで
上がりそうで、またまたたっぷりテニスができそうです。。

そうそう、来週から本戦が始まりますね、ウインブルドン!
"The Championships"ですよ、グランドスラム4大会の
うちでも歴史も最も古く最高峰に位置付けられていますよね。
きのうの予選決勝では、森田あゆみ選手が見事ストレート勝利で、
本戦日本女子4人目となりました。おめでとう!!今月の
テニスジャーナル7月号に森田選手の特集が6ページあって、
その中の記事で彼女は地味に努力を続けるコツコツ型と紹介されて
いました。まだ17才!の高校生で、通信制の学校なので自習と
課題が相当量あるらしく、遠征中、試合に負けた日の夜も、
深夜まで机に向かっていることがしばしばとのこと。体力的にも
精神的にも限界近くで頑張っていると思うのに、その努力の姿や
根性に自然と頭が下がります。。今回が初めてのGSですね、
数年後には間違いなく杉山選手を超える日本史上最高選手に
なれるはず、これからも一番に応援していきます!

全英はNHK地上波・BSで月曜から連日深夜3時まで放映
されますので、寝る時間どうしようかな。よく雨で中断するんですが
その際ついうとうとしてしまい、ふと目が覚めたら注目の試合が
終わってた・・なんてことがしょっちゅうです。大事な試合は
録画しながら見なきゃね。

さて先日たしか2月くらいにブログで書いたドイツのミステリー作家
ベルンハルト・シュリンクの初期の作品に「ゴルディオスの結び目」
というタイトルのものがあります。

紀元前ギリシアの有名な伝説に由来するこの言葉Gordian knot
(ゴルディオスの結び目)とは、誰もほどけない難しい結び方で
結ばれた綱を何とか解いた者こそが、アジア全体の王になるで
あろうというご神託があり、数百年のあいだ誰も解けなかった
この複雑に入り組んだ綱の結び目のことをいうそうです。

で、のちに偶然この地を訪れたアレキサンダー大王がこの結び目を、
なんと刀を用いて力ずくで解いてしまい、その後ご神託どおり
アジアの大王になったことから、cut the Gordian knotで
「一刀両断により難問を解決する」という意味が生まれたそうです。

現代に生きる私たちのふだんの生活にも、仕事上解決できない悩みを
抱えたり、複雑な人間関係に苦しんだりと様々なGordian knotが
あるんですよね。行き詰まった状況に窮し、なかなか思い切って
前進できない場合、ときにはアレキサンダー大王を思い出して、
刀を振り上げる度胸と哀しみを引き受ける覚悟が必要になるかも
しれませんね。

この作家ベルンハルト・シュリンクは、とりわけストーリの構成が
しっかりしていて、精密機械に例えられるほど。
読み出すと止まらず、驚く展開にどんどん引き込まれていきます。
特に「ゼルプ3部作」と「朗読者」、それにこの「ゴルディオス~」が
おすすめです。ミステリーに馴染みのない方も違和感なく読めますよ!
ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 02:39 | コメント(2)| トラックバック(0)

little help

こんばんは。強い光がもうすぐ夏本番を思わせる
暑い1日でしたねー。
昨日のニュースで、山形の高級さくらんぼ「佐藤錦」がなんと
何百キロも盗まれてしまった、という記事がありました。
そういえばこの6月はさくらんぼの旬の時期ですよね。
ずいぶん前、ちょうど今頃の山形に遊びに行って、日本一の
産地と言われる寒河江地方の佐藤錦を食べたことがありますが、
これがホント旨いです!!
さわやかな香りとほんのりとした甘み、ぷるっとした食感が
最高で大好きな果物のひとつです。もぎ放題のさくらんぼ狩りで
食べたのですが、最も印象的だったのは農園全体がさくらんぼの
ほのかな香りに包まれて、なにか夢の世界にいるように思えた
ことです。機会を見つけてぜひまた行ってみたいですね。

さて最近仕事でもプライベートでも、まわりの同僚や友人に
色々と教わったり、思いがけない情報をもらったりすることが
多くて、本当に助かっています。自分だけの少ない知識や
経験だけでは、何をするにもうまく回っていかないことをよく
理解していますから、自分もできることをしっかりやって、
いつの日か今までの無数のlittle helpを、たくさんお返し
できる人になりたいと思っています。このちょっとしたやりとりが、
信頼できる人との関係の基本ではないかなー、昔の時代の醤油や
米ではありませんが。。
ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:59 | コメント(2)| トラックバック(0)

ジャンプ

こんばんは。東京は曇り空なのに、すごく蒸し暑かったですね。
今年は梅雨も短く暑い夏になりそう。今からたくさん食べて
体力をつけておかないとー!!ずいぶん昔、東京に出てきて
初めての年に、ひどい夏バテをしてしまったんですが、これは
本当につらいんですよ!食欲が全くでてこないし、食べないから
体力がどんどん落ちて、すぐ疲れてしまうのです。これはいかーん
と思って、ムリにでも食べていたらそのうち涼しくなったり
してきて良くなりましたが、その時の教訓は暑くなり始めたら、
好きなものをたらふく食べることでした。皆さんも、夏バテには
十分気をつけてくださいね。たくさん食べることが大事ですよー。
ちなみに私はBMI指数で完全に肥満体とされているので、
逆に軽く夏バテして5キロほど減量できないかな・・。

さて先週北海道への旅で利用した飛行機の機内誌に、ちょっと
珍しく面白い写真が掲載されていましたので、載せてみます。



平林美紀『動物のいる風景』翼の王国07年6月号
Inflight Magazine of ANA Group・June 2007 No.456

ニュージーランドの牧場で見た、ヒツジの「飛ぶ」姿にすごく
興奮した様子が記事にされていました。
なんでも"Sheep like jumping" うれしいと飛び跳ねる、
飛ぶのが大好きというごくシンプルな理由だそうです。
人間も嬉しいときは飛んじゃいますもんね。でもこんなヒツジの
巨体が宙を舞ったらきっとすごい迫力なんでしょうね~。
子どものころ、眠れないとき「羊が一匹・・」なんて数えたり
しましたが、実際はかなりダイナミックで、余計目が冴えて
しまいそうです。しかしヒツジは体は大きくてもかわいいですね!
いつも着ているスーツも全てウール100%だし、大好きな
ジンギスカンもヘルシーなラム・マトン肉です。ヒツジ様、
これからもお世話になります。。

ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:53 | コメント(2)| トラックバック(0)

ごめんなさい

こんばんは。今日はやや蒸しましたが、過ごしやすい天気でしたね。
昨日日曜日は朝からすごく暑い中、いつもの葛飾のNさんの
サークルでダブルス練習。終わったあと、仲間の一人ですごく
おもしろい男性Hさんが「那須に別荘があるから、みんなで
行こうよ~」と誘ってくれました。夏の高原で思う存分テニス
できたら幸せだろうなー、夜もゲームや飲み会で楽しめるし。
想像するだけでも十分楽しめますね、私も経済的に余裕が
できれば、長野か群馬に田舎の家が欲しいーと思っていたので
これから少し考えてみようかと思います。友人を招いて、
美味しいものを食べたりテニスしたり・・、ゆっくり楽しめたら
最高!ですよね。。

さて、テニスってエースもありますが、ミスによって相手に
ポイントを与えることが多いスポーツです。ネットしたり、
バックやサイドアウト、ダブルフォルトなど。
シングルスはともかくダブルスをやっていると、大チャンスを
ミスるとか相手に本当に申し訳ないと思うことがよくあります
よね、穴があったら入りたいくらい・・。
で時おりダブルスのパートナーの中で、あやまるのが本当に
上手い人がいてすごく感心することがあります。「ごめん」の
同じひとことでも、人によって印象が全然違うんですよね。
詫びがうまい人はトクですよね~、「もうどんどんミスっちゃって
~!」くらい思うのはなぜでしょうか。。テニスではミスが
あるのは大前提で、チャレンジして失敗するのはお互い様だから、
比較的寛容になりやすいのではないかと思います。

仕事でも普段の生活でも、自分の責任を認めて謝ることはよく
あることですが、これもある程度のバランスが大事ですね。
何でも謝りすぎると軽くなってしまうし、ほとんど謝らないで
いると「偉そうな奴だ」と思われるし。

謝る言葉やその姿勢には、その人となりがはっきり出てくると
思うので、よく気をつけていようと思います。できればいつでも
正直に気持ちをこめて素直に謝れる人になれればいいなと
思っています。
ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:59 | コメント(2)| トラックバック(0)

リュック

こんばんはー、梅雨入りにもかかわらず今日も晴天なり!
いつもの松戸のMさんのサークルにお邪魔しまして4時間の
ダブルス練習。ハードコートなので、太陽の光の暑さ以外に
コンクリートから上がる熱気にやられ、両面グリル状態です・・。
それでも、夕方は涼しく快適にプレイできて楽しめました。

全仏男子決勝、ナダル対ロジャーの録画をようやく昨夜観ました。
20ヒットを超えるラリーも多くて、見ごたえ十分!
ロジャーの試合直後のコメントどおり、昨年の方がチャンスが
多かったですね。ナダルのサービスが数段進歩しているのと、
あれだけロジャーのバックアウトやフレームショットが多い
というのはなかなか見られないので、やはりナダルの打つボールの
回転量が凄まじいんでしょうね。何はともあれ、ナダルのフレンチ
3連覇にあっぱれです、おめでと~!!

さて先日情報誌「SAPIO」を読んでいたら、ボニー・ピンクの
新曲 "water me"が最高に気に入っているという記事に目が
止まりました。この曲は「わたしたちの教科書」というフジの大人気
ドラマの主題歌になっているようですが、その記事の作者はなんと
小林よしのりさん。自由が丘にある小林さんのアトリエで、ボニーを
聴きながら著作に励んでいらっしゃることを考えるだけで、ちょっと
嬉しい気分がします。決してうまい歌い手ではないんですが、彼女の
独特な声と詞の世界についついハマってしまうんですよね。。
ちなみに私が最も好きな曲は、数年前に書かれた"souldiers"です。

小林よしのりさんといえば、編集されている雑誌「わしズム」の
最新号で特に気に入った記事がありました。切通理作さんという
40代の作家によるもので、結婚して10年になる奥さんのことが
書いてあったのです。

「妻が風邪をひいたとき、熱に浮かされた夢の中で、彼女は猫になって
私のリュックに入って一緒にどこにでも行った」

シンプルで深い愛情を感じながらも、様々な事を考えさせられる
一文でした。
明日は朝8時から、またNさんのサークルにお邪魔します。
ではまたおやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 00:47 | コメント(2)| トラックバック(0)

食べ盛り

こんばんはー!今日もホント暑いですね。昨日雨だったせいか、
空や雲がきれいな一日でした。

今日のランチ、久しぶりに炭火牛タンで有名なお店「新宿ねぎし」
に行きました。ここは牛も豚もおいしくテールスープもついていて、
どんぶりご飯もおかわり自由なので、お腹がすいているとき、
しっかり食べれて重宝します。
ご飯には麦がすこしだけ入っていてぷりぷりの食感も好みだし、
とろろ芋のだし汁がまた絶品!なのです。旨~いと思いながら
すぐにご飯がなくなり、「おかわりいかがですか~?」という
店員さんの声に何の躊躇もなくどんぶりを差し出して「大盛りー!!」
と私。間違いなく1500calオーバーですよね・・、働き盛りの
年齢ですが、食べ盛りではないはずです・・。

さて最近少し考えているのは、生活のサイクルをこの初夏から
朝型に変えようかなーということ。朝は日の出の時間すぐ
くらいに起きて(4時半くらい)読書や集中が必要な仕事
をし、夜は11時前には寝るようにするイメージです。
体調ももっと良くなるかもしれないし、何より人の生活の
リズムは朝型の方が自然なんだろうな、とずっと思って
いたからです。これまで一度も実践したことはありませんが。
同僚のNさんも、ずっと前から朝型に変えていらして
すごいなーと思っています。体調もすこぶる良いようです。
でもできるかなー??家族の協力も必要だし、遅い時間に
テニスもしづらくなるし。
それでも、まわりが静寂で頭も体も冴えている早朝の時間は
小学の時代に少しだけ経験がありますが、すごく気分がよかった
のを覚えています。そのときは朝も早くから友達と遊びたくて
うずうずしていたんですが。
朝型人間へのトライについては、後日また報告しますね。
ではでは。。
日記 | 投稿者 テニス侍 20:53 | コメント(2)| トラックバック(0)

学ぶ

こんばんは!今日もまた暑かったですねー。
今日は仕事で遅くなり、先ほど帰宅しました。

夜は品川のお客さまのところにお邪魔し、訳あって
子供用いすが前後についているママチャリをお借りして
武蔵小山の商店街を走ってきたのですが、涼しい夜風が
とっても気持ちよかったです!
そういえば初めて自転車の運転を覚えたころは、もう
自転車に乗るだけで幸せ満点だったよなー、と思い出しました。
どこまでもずーっと走っていきたくなったものです。。

スポーツや楽器なんかも絶対できないよーと思えたことがふと
できるようになったり、まったく知らなかったことをよく理解して
覚えたり、そういうことって本当に嬉しいんですよね。
「学ぶ」感動っていうんでしょうか・・。ハイハイから立ち上がって
歩いて、言葉を覚えて、それから・・。

それに何でもいいのですよね、仕事でも趣味でも、真剣に夢中に
懸命になれるものを通してだけ、何か本当に大切なものを学べる
んだろうなーと思います。そしてそれは、人生の一時期だけでは
なくて一生続くこと。あせらずじっくりと、そして楽しみながら、
いろんな人との出会いや先人の経験から、ずっと勉強していきたい
と思います。では、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:57 | コメント(4)| トラックバック(0)

匂い

こんばんは。今日は日差しが強かったですね。ほぼ外回りだった
ので、とくに首まわりが焼けてヒリヒリしてます。風呂に入ったとき
いつも気づくんですよね。

今日の全仏男子準決勝第一試合、やった~!
フェデラー選手決勝進出です、ずいぶん苦しみました!!
ダヴィデンコ相手に7-5、7-6(5)、7-6(7)。
ストレート勝ちではありますが、本当に見ごたえがありましたよ!
特に第3セットフェデラー3-5での第9ゲーム、デュース
8回の末にフェデラーが何とかブレイクしたゲームが、
今日の試合を象徴していたと思います。それにしてもダヴィの
ストロークは深くて強くてしかも正確ですね~。サービスの
フォームも柔らかくて強くて「美しい」と思います。
第2試合はジョコヴィッチとナダル、これも楽しみです。
第一セット第一ゲームはジョコ君のサービスから始まりました!
ジョコヴィッチのストローク、逆クロスが深く決まって
キープ1-0!

さて私の仕事柄、初めてのお客様と面談することが多いのです。
長いときで2時間くらい一緒にいてお話しするときもあります。
お相手の表情とか身振り、言葉遣いや声の抑揚なども注意して観察
するようにしているんですが、最も気になるのは「匂い」なんですよ。
性別に限らず、特徴のある香りを身につけている人はよく覚えています。
普段の生活でも、ふと気がつくと「ある匂い」が昔の記憶を呼び起こす
こともありますよね。そういえばマルセル・プルーストの長い小説
「失われた時を求めて」では、主人公がマドレーヌのバターの
匂いで幼少期のことを思い出すという有名なくだりもありました。

いま私は営業職ですので、オーデコロン(eau de Cologne、
「ケルンの水」「魔法の水」という意味)を殆ど着けていない
のですが、昔は大好きでよく使っていたのです。肌につけた
ときの爽快感と、数時間経ったあとで匂いがずいぶん変化する
ところが、またいいんですよね。花の匂いもお香の香りも
リラックスできるので大好きです。
あとテニスしてるときの汗臭さも、運動してるぞー!という感じで
たまらなく好きですけどね~。

さあこれから女子ダブルス決勝です!杉山・スレボトニック選手、
今日は特に蒸し暑いようですが、がんばって!!
それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:51 | コメント(0)| トラックバック(0)

約束

こんばんは!今日の東京はホント蒸し暑かったですー。
夕方4時ころ新宿駅西口の気温パネルは27℃を表示・・、もう夏?!
そういえば今日の産経新聞の文化面に、日焼けの記事が
載っていました。肌や眼に最も悪い短波紫外線については、
意外に朝9時前後と午後3時ごろが一番線量が強いそうです。
昼過ぎが最も厳しいと思ってましたが・・。特に眼もやけど
して痛めやすいですから、グラスなどで十分ケアしましょうね。

今WOWOWで、ナダールVSモヤを観てますが、6-4、6-3で
ナダールリードの第3セットに入ったところ。相変わらずスピン量の
多いストロークと、広いコートカバリングに、モヤがスコア以上に
劣勢なようです。やはりSFはナダールVSジョコービッチかな・・。
フェデラーVSダビデンコも楽しみです。女子はやはりエナンVS
シャラポワですかね?!
そうそうダブルスでは杉山選手組がレイモンド・ストーサ組
をフルセットで破って見事決勝進出です、おめでとうございます!
去年は準優勝でしたから、今年はカップを挙げて勝者スピーチを
してしまいましょう!去年はたしか、比較的人気薄の女ダブの観客たちへ
感謝の言葉を伝えて、大きな拍手をもらっていましたよね。

さて最近よく考えることなのですが、人のこころの動きって
本当のところは誰にもわからないんですよね。
自分自身ですら、常にうまく説明できるという自信は正直
ありません。。しかも絶対だと思っていた今日の思いや考えが、
明日また同じだとは限らないことも知っていますしね。

それでも確実だと思うのは、ある一瞬が永遠に続くと思えた
過去の記憶と、未来に向けたいくつかの約束だけです。
自分を相手を信じたい気持ちと、これまでの膨大な思い出の
積み重ねがあるからこそ、将来にわたってもずっと信頼できる
と思えるのかもしれませんね。

明日は夜7時から、先日記事を書いた「夕凪の街 桜の国」の
試写会に行ってきます。楽しみです!また感想書きますね。

では、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:45 | コメント(0)| トラックバック(0)

ギフト

こんばんは。先ほど気づいたんですが、夜7時でもまだまだ
明るいんですね!ずいぶん日が長くなったものです。子供時代は
まったく見えなくなるまでいつも外で遊んでいたから、日足の
長短にはすごく敏感でしたけどね~。

さてカールソンチャレンジャー決勝、残念ながら錦織くんは
4-6、3-6で惜しくも準優勝でした。でもATPランク
100位台の選手がごろごろいる大会で結果を出して、ますます
自信がついたんじゃないかなー、これからも大注目していきたいと
思います!

フレンチは男女ともベスト8が出揃いましたね。特に男子は
フェデラーにカニャス、ナダルに期待のジョコービッチが
くるかもで、すごーく面白そう!!明日から最終日までは
テレビ東京で放映があるようで、地上波組は要チェックです。。

さて今月第3日曜は「父の日」ですよね。男性への贈り物はホント
いつもかなり難しいです。趣味がはっきりしている人ならともかく、
ネクタイなどビジネス小物でいければ形にはなりやすいんだけど。
しかし何のギフトであれ、貰い手のことを想う時間こそプレゼントの
醍醐味かもしれませんものね。

私の父といえば、小学5、6年のころ、思いがけず一度だけいっしょに
野球をしたことがあるのです。町内会対抗試合の準備のため、私の
小学校の野球部を練習相手にしたのです。一緒にキャッチボールなど
したことがなかったので、野球ができるとは思ってませんでしたし、
その頃の父の印象はまったく無口で怖いというものでしたが・・。
実際は、すごく楽しそうに大きな空振りをしてみたり、はしゃぐ
ようにベースランニングしたりと、かなり陽気で普段とはぜんぜん
違う父の意外な一面を見て、おどろいたことをよく覚えています。
今ではテニスコートで、ジュニアの男の子女の子に親らしい方が
懸命に厳しく教えたり、一方では笑って話したりしているのを
見ることがよくあって、親子で同じスポーツができるってホント
いいなーと、しみじみ思っています。

ちなみに私は子どもがいないので、父の日に何かを貰った経験は
ありません。しかし見た目はかなり「父親」っぽいため、数年前、
会社の後輩の女の子には常に本気で間違って「お父さん」と
呼ばれていましたが・・、これって立派な「セクハラ」じゃないの~?!
ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:15 | コメント(0)| トラックバック(0)

DVD観れるの?

こんばんは。今日も気持ちよく晴れて、最高のお天気でした。
何日か良い天気が続くようなので、それだけで嬉しいものです。

全仏の裏ですが、今週のカリフォルニア5万ドルCarson Challenger
では期待の錦織 圭選手が予選から快進撃で進んで、なんと決勝に
進出しています!2回戦でロシア選手に惜敗した鈴木貴男選手の
分まで頑張って、ここまでくればぜひ優勝して欲しいです、
応援していますよ!そして10月のAIGジャパンオープンでは
大活躍の姿を見せてくださいね!!

さて今日午後、少し前から計画していた薄型テレビをとうとう
購入しました!10年以上お世話になった松下製25型
ブラウン管に別れを告げて、選んだのはSHARPの46型液晶です。
本当は日立の37型にしようと決めて、家電量販店に足を運んだ
のですが、色やデザインが一番キレイで気に入ったのと、価格も
思ったより安かったし、さらに「大きい画面には不思議とすぐ
慣れるもんだよ」という、かなり前に聞いた私の契約者さんの言葉も
思い出したので・・。念願のWOWOWも契約し、テニスや映画も
思う存分楽しめると思うと、すごーく楽しみです。

そうそうレコーダーも必要かと思ってDVD/HDレコーダを
貯まったポイントで買おうと色々見ていたら、説明しましょうか?と
接客係の人が詳しく教えてくれたのです。これはダブルディスクに
なっているので、同じ時間帯に2番組同時に録画できますよ、とか、
別売のHDMIケーブルを使えばフルハイビジョンの超高画質を
劣化なく録画できるんですよ!などなど・・。ふーん、と聴いていて、
最後に私の素朴な質問「そうだ、これでDVDは観れるんですか??」
店員さんは唖然として「え・・、もちろん観れますょ・・」とお返事。
機械類にからきし弱い私の想定外の質問に、腰を抜かしていたようです。
観れるに決まってますよね、観れなければ録画したDVDは
一体どうするんでしょうか?!

今週中に持ってきてくれるそうなんですが、ハイテック君たち、
私は全く使いこなせないと思いますけど、仲良くしてください。。
ではまた明日、おやすみなさいZZ...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:48 | コメント(0)| トラックバック(0)

握手

こんばんは、今日はとても暑い一日でテニス日和でした!
夕方4時間、試合形式で楽しく練習してきました。
休憩中に日陰で涼みつつ、仲間の試合を見ているときも
また楽しいものですよね。ナイスプレーが続くときも、
イージーミスをしたときも、声をかけ合ったりして。

自分のプレーの調子は、なかなか良かったです。
最近ようやく、ゲーム中でも力が抜けてリラックスできることが
多くなりました。チャンスボールを1発で決めるよりも、
コントロール第一の意識を持って2、3回で決めるように
してみると、いい感じに脱力できるようです。

また最近思うのは、試合が終わったときの握手のことです。
プロの試合でも、私たちの試合や練習ゲームでも同じように
必ずしますが、あの瞬間がまたテニスって美しいなーと思うのです。
敵味方がなくなるノーサイドの意味もあるし、相手がいないと
成り立たないスポーツだから、礼儀はやっぱり大事なんだとも
思います。握手のときはそんなことも考えつつ、相手を尊重する
気持ちをこめて手を合わせると、なぜかもう一歩仲間と近づける
ような気がします。

どんなことについても、テクニックより気持ちが大事なんですよね。
上手く強くなることを目指すのはもちろんですが、観察力や想像力を
もっと働かせて、思いやりをもって家族や仲間と生きていきたいと
思っています。

さて話は変わりますが、昨日発売された男性誌"pen"6月15日号の
特集は『江戸のデザイン』。徳川260年の安定した政治下に
あって、浮世絵など独特な文化芸術を育んだ江戸の粋なデザインの
数々が分かりやすく紹介されていて楽しめました。最も関心が
あったのは寿司・天ぷら・うなぎ・そばといった伝統の日本食の
老舗ページ。
建物も内部の造作や調度品も見事「絵になる」お店がずらり。
一度訪れてみたいなーと思わせるところばかりでした。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:32 | コメント(0)| トラックバック(0)

笑顔

こんばんは!今日もよい天気でしたが、ちょっと涼しい感じ
でした。フレンチは3日めに入りましたが、今月ツアー初優勝の
森上選手は残念ながらシード選手に惜敗。
しかし「自分のテニスが見つかったような気がする」とご自身の
ブログをアップさせていましたから、来月もまた楽しみですね。
それにしても現地は初日から雨っぽいようです、選手もプロ
とはいえやはり気持ちのメンテが大変だろうなと想像します。
でもでも、レッドクレーは別名アンツーカー"en tous cas"
(「あらゆる場面において」という意味)とも呼ばれるように
全天候型で、芝やハードコートに比べても最も回復時間が速い
から、雨さえ上がれば何とかできるかなという感じですよね。
日本のクレーだと粘土質でぬかるみ、乾くまでやや時間が
かかってしまいますが。

さて今日の午後、ある研修に参加したのですが、議題の一つが
メンタルヘルスで、うつ病初期の症状として不眠症が挙げられて
いました。「ふうーん、眠れない人が多くなってるんだな、
大変だー」と思って聞いてたら、「夜中に目が覚める人」も
深い眠りを得られないということで立派な不眠症とのこと!
えええ、私も最近かならず夜中3時か4時ころ起きて、台所まで
降りて水を飲んだあと窓の外を眺めるのが習慣になってるんです
が、、これもうつなんでしょうか?!「俺もトシくったものだ
な~」とかるく考えてました・・。

そういえば昔ベトナム南部のホーチミンに行ったとき、有名な
バイクの洪水に巻き込まれてしまいました。なにせ車1に対し
バイク9くらいの割合なんですよ!そのバイクもスズキや
ホンダなのですが、冗談ではなくシートが前後に長くなって
いて3人乗り4人乗りが当たり前、そしてバイクの密集度が
半端ではなく、前後左右50センチキープ!で常に猛スピード
なのです。まるで壮大なメリーゴーランドを見ているみたい
でしたよー。最も印象的だったのは、運転手も、家族や友人
らしき同乗者も、顔を覗くとみんなとびっきりの笑顔だった
ことです。決して経済的に豊かではなく、色々な問題もきっと
山積しているのでしょうが、目が合うとこちらが照れる
くらいの笑みを返してくれるのです。
みんなそれぞれの生活が楽しくて幸せそうだな~、とつくづく
思ってしまいました。笑顔の充電にはベトナムをぜひオススメ
します。。
そして私たちが毎日懸命に回している
ECONOMIC MERRYGOAROUNDの終点には、いったいどんな
笑顔があるのでしょうね。

ではまた、おやすみなさいZZ...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:52 | コメント(2)| トラックバック(0)

完全食品

こんばんは!風もなく最高の天気で迎えました区民大会
ダブルス予選!今回はじめてペアを組むTさんと会場で
アップを開始しました。私たちは1回戦デフォとなり、2回戦
からのスタート。相手は初戦を勝ち上がってきた学生ペアの
ようです。なかなかサービスが良くて、リターンに苦戦しましたが
相手のミスに助けられて4-0とリード!さああと1ゲーム
取ればほぼ大丈夫~と油断したのか、その後6ゲームを連取されて
無念の敗北となりました・・。ここで勝っていれば次は第一シードと
対戦できたのに、とても残念です。
4-3で私のサービス40-15のポイントにダブフォしたりと、
技術ももちろんのこと、経験と精神力を磨かないといけませんね。。
次こそは勝ち上がりますよ!Tさんありがとう、これからもっと練習して
いきましょう!!

とうとう全仏本戦始まりましたね。日本時間20時からだったようですが、
第一試合の途中で雨のため現在サスペンデッドのようです。
期待の中村藍子選手は4-6、0-5で中断とちと厳しいようですが、
恵みの雨かもしれません、最後の1ゲームまで諦めず頑張ってください!
それにしても、先日のMSハンブルグ大会決勝戦の映像をこちら
繰り返し見ていますが、特に2セット以降のフェデラーはスーパーショット
連発ですね。普段よりもさらに守備が素晴らしいと思いました。
ムリかなーと思うボールも、ナダール顔負けのフットワークで
何度も何度も拾っていきます。。

さて今日の夜は近所のぎょうざ屋さんで、大好物の餃子をたっぷりと
いただきました!昔よんだ雑誌の記事ではじめて知ったのですが、
日本のぎょうざ発祥地とされる栃木県宇都宮市は、私の祖父の世代に
満州に出兵された陸軍師団から引き揚げてこられた方が多くいらして、
かの地で覚えた美味しい食事を日本でも広めようと、戦後たくさんの
餃子店ができたそうです。
前にJR宇都宮駅近くの古い餃子店に入ったときにも、昔の満州の
写真が飾ってあったりして、たった60年くらい前の歴史を身近に
感じたものです。さらに同じ店内には「ぎょうざは完全食品です」と
書いてありました。確かに皮には小麦、具には豚肉ときゃべつが
ふんだんに使われていますものね。にんにくも入っててスタミナも
ばっちり、ダブルス予選敗戦の傷もすぐに癒されそうです・・。
ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:55 | コメント(0)| トラックバック(0)

ヴォイス

こんばんは、今日は朝から暑かったですね~!
明日の区民大会に備え、朝8時から葛飾でダブルス練習を
しましたが、日差しが強くてまさに夏のような一日でした。

練習から戻ったあと、家に近い中学校のグラウンドがやけに
騒がしいので覗いてみると、今日は運動会!だったようです。
色とりどりのハチマキをしたたくさんの生徒が、まわりの声援を
受けながらトラックをぐるぐると懸命に走り回っていました。
ふだんは殆ど見ることのできない、多くの子どもたちの笑顔が
いたるところで弾けていて、ちょっぴり嬉しい気分になりましたよー。

今日土曜夜のこの時間は、J-WAVEで小林克也さんの番組をよく
聴いています。 "DJ KORBY's RADIO SHOW (saturdays
20:00-20:54)"
 です。
今昔の珠玉のアーティストを毎週1組ピックアップ、小林さんの
ミュージシャンへの大きな愛が強く感じられる解説とともにじっくり
聴けてオススメです。機会があればぜひ聴いてみてください!

さて私たちが日常的に書いている文章やメールも、周りの人が
読めばだいたいすぐに誰のものか分かります。どんな文章にも
それぞれその人特有の「ヴォイス」というものがあるそうです。
その文章独特の息づかいや温もり、匂いが感じられることで、
好きな作家やジャーナリストの言葉はすんなりと読めるし
心にも響きますよね。
私も最近多くの方が書いているブログを読ませてもらって
いますが、顔ももちろん知らない方の文章に毎日触れている
だけで、まるで古くからの友人のように親近感を感じることが
あります。ブログのおかげで、思いがけず毎日の生活が少し
豊かになったような気がしています。
ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 20:50 | コメント(2)| トラックバック(0)

最後の手紙

こんばんは、今日もすごくいい天気でしたね。
日中はずっと外回りだったので気分は最高!野良ネコも
気持ち良さそうにあちらこちらで日向ぼっこしていました。

さて今週書店に入ったたくさんの新刊のうち、興味を引いた
本のなかの一冊は新書 『その死に方は、迷惑です』 。
財産の多寡に関わらず、もめ事になることが非常に多い
相続の問題をテーマに、「じゃあどーすればいいの?」というと、
結論は遺言をもっと身近に考えましょうとのことでした。
しかし近い身内からは「そろそろお母さん~」などとは、
実際なかなか言いづらいので、本人自身がその気になるように
工夫していくしかないのでしょうね。
私も以前から、遺言は興味のあるテーマで、やりがいもある
のではないかと思っていたので、引き続きもっと勉強して
いきたいと考えています。

著者の本田さんは30代の若い女性、ご自身もすでに遺言を準備
されているそうで、その遺言の最後には付言として以下の文言を
添えていらっしゃるそうです。

「私は生きがいのある仕事と温かい友人と良き伴侶を得ることが
でき、幸せに思っています。私は結婚以来、夫と苦楽をともにし、
助け合い充実した人生を送ることができて、心から感謝しています。
私は今後生まれる私のこどもや夫らにおいて、末永く幸せな生活が
できるよう心から祈っています。」
(『その死に方は、迷惑です』本田桂子著・集英社新書より)

改めてこう言葉にしてみると、感謝の気持ちをまた実感できるし、
「家族への最後の手紙」を用意しておくことを一度考えても
良いのではないかなーと思いました。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 00:43 | コメント(6)| トラックバック(0)

尾っぽ

こんばんは、東京は引き続き良い天気が続いてます。
昨日ハンブルクではフェデラーがとうとうやってくれましたー!!
2セット以降は6-2、6-0と完璧。これで対ラファのクレー
初勝利(1勝5敗)、27日開幕のフレンチがますます楽しみに
なりますね。

今日の午後、お客さまと打ち合わせのあと、六本木で銀行に
寄ったんですが、混んでいて少し長い行列になっていました。
並び口にはさすが外国人がやたら多い六本木(?)、手書きで
"PLEASE QUEUE HERE"と書いてありました。
たぶん尾っぽ(queue)を作って=並んでください、という
意味なんだと思います。

並ぶ!!子ども時代はずっと、並ぶのが大キライでたまりません
でした。あのなんとも言えない手持ちぶさた感が耐えられなかった
のです。でも30を過ぎたくらいから、例えば美味しいお店などは
かなり平気です。並んでいる時は本でも読んでいれば、まああっと
いう間だし。

大渋滞など途方もなく長い列には、あきらめの気持ちとともに
それでも仕方なく並びます。買い物でも役所でも、それぞれの
目的を果たすために列を作ります。
それほどのことではなくても、他の人の喜ぶ顔を見るためにも。

生きること自体が「尾っぽ」を作ることなのかもしれませんね、
私たちが死を迎えるまでのあいだの順番待ちの列を。
もしそうであれば、やっぱり楽しく!並んでいきたいものですね。

ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 00:07 | コメント(0)| トラックバック(0)

世界の窓

こんばんは、今日はかなり暑かったですね~。
梅雨まえのこの時期、存分に良い天気を楽しみたいと
思います。来週末はいつものNさんのサークルから、
葛飾区民大会ダブルス予選に出場する予定です。
久しぶりの公式試合ですので、思い切りよくプレー
したいと思います!真剣にボールを追いかけて、
パートナーとその時間を楽しめたら最高かな。
結果も大事ですが、学ぶことが多ければそれもまた
収穫ですものね。

さてツヨシ家では、遅まきながらとうとう大画面テレビの
購入を計画中です。液晶で37型くらいかなと思ってますが、
どうなることやら・・。もうすぐ全仏・全英と続きますので、
さらに寝不足に拍車がかかりそうです。
確かジョン・レノンはテレビが大好きで、「テレビジョンは
世界の窓だ」といっていた記憶があります。未知の世界を
伝えてくれるという意味では、本当にスゴイ「窓」ですよね!!

あと今日の夕方、妻と近くのスーパーに出かけたのですが
色々と買い物を済ませて屋上の駐車場にから見た都心方面の
夜景がすごくキレイで感動的でもありました。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:51 | コメント(4)| トラックバック(0)

幸運

こんばんは、最近は雨が降ったり晴れたりと、不安定な天気が
多いですね。雨のあとは空気がきれいになって気分は良いですが。

先ほどハンブルク準決勝第一試合で、フェデラー
フルセットのうえ辛勝したようですね。
たぶん決勝はまたナダール。今の調子ではきっと厳しいでしょうが
フレンチへの最後の調整として、きっかけでもつかめると
いいのですが・・。

今日は昼過ぎまで仕事で練馬方面へ。その帰り道、白バイに
捕まっているオートバイの男性が警官に顔をつけ合せて猛烈に
抗議している様子でした。

「×※●△□・・!!」

私もスピードや駐禁で何度も経験してますので、そのお気持ちは
よーくお察ししますが、やはり今日は運が悪かったとあきらめる
しかありませんね~、
"It's not my day!" とつぶやきながら。

テニスをしていてもネット上の白帯にからまるボールの行方に
一喜一憂することがかなりありますよね。調子の良い時は全てが
ネットイン、反対のときはことごとく跳ね返されます。
ダブルフォールトでポイントを得たときと同様、マナー上、
大きく喜んだりはできませんが、心の中ではこれまでの数々の
努力のおかげかなーと感謝したり、逆の場合はまだまだ足り
なかったのかーと反省してみたりしています。

運の良い悪いでいうと、私は今のところ一応健康で、家族や友人に
囲まれて好きなテニスも楽しんでいるし、かなり幸運の持ち主と
言えるかもしれませんね。
また人生って、たぶん大げさなことではなく、日常の些事や
細部の積み重ねだと思うので、公平や誠実、配慮や地味な努力
なんかを忘れずにいれば、運もずっと味方についてくれるのかなー
と思っています。
ではまた明日、good luck!!
日記 | 投稿者 テニス侍 23:46 | コメント(0)| トラックバック(0)

コイントス

こんばんは!東京は春らしく気持ちいい天気が続いていますね~。
昼に通り雨が降ったせいか、空気も澄んでキレイな夕焼け空に
なりました。
来月久しぶりに北海道の実家に帰省します。今回は両親と一緒に
「焼き牡蠣」を食べにいくことに決めました、楽しみ~!
地元では有名な産地「厚岸(あっけし)湾」が車で1時間くらいに
ありまして、毎年この時期に行われる牡蠣まつりに連れてってもらい、
小学のとき初めて焼いたものを食べたのですが、これがめちゃウマイ!!
味付けは何もしてないのですが、焼くことで旨味が凝縮されるのと、
生やフライでは味わえない、なんというのか甘味のようなものが
でてくるんですよ。海水の塩味も美味しさを引き立てているようです。
写真忘れないようにしますね~。

さて今日のタイトル「コイントス」はよくテニスの試合で
見かける光景ですね。審判が投げるコインの裏表をプレイヤーが
当てることで、サービスやコートを選択してプレーを始めます。
まあ私たち一般プレイヤーは、コインではなくラケットを回して
up↑down↓を当てる「ラケットトス」になってますが・・。

裏表ということでよく思うのは、およそ物事一般についても
見る角度やその状況、相手の感情など複数の要素によって
受け取り方が千差万別になってしまうなー、ということ。

例えば相手によかれと思ってしたことも、ただの押し付けに
しかならなかったり、熱心としつこさ、親切と迷惑、純愛と
ストーカー、などなど。この狭間を乗り越える方法は
ただひとつ、相手の立場を考え、自分を客観視できる想像力を
養うしかないと私は思います。自分が経験する成功・失敗を
忘れないことと、多くの先達の文化を勉強することが大事
なのかな。。
独りぼっちでは生きていけないし、つまらないのだから
家族や友人などまわりの人たちと一緒に楽しく良い関係を
つくっていきたいですもんね。
ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:48 | コメント(4)| トラックバック(0)

アキラ

こんばんは!今日はお客様との約束があって
少し帰宅が遅くなりました。私は都心からの
通勤には地下鉄を利用しているですが、
夜の時間帯もそんなに混雑しない路線のため
楽に読書したり寝たりできてラッキーなのです。

今日は先日発売になった雑誌「テニスクラシック」
6月号のボレー特集別冊に夢中になってしまいました。
特に感心したのはキリレンコ選手のフォアボレー。
左手を上手く使って体のバランスを綺麗に保ち、
後ろ足のヒザがよく曲がっていて視線のブレが
殆どない様子が連続写真でよくわかりました。
自分のプレーにも忘れずに役立てたいなー、と思います。

さて私の営業先の近くにとてもかわいいケンタッキーの
お店があります。あの美味しそうな匂いにつられて
思わずふら~っと入ってしまうんですよね。
ケンタッキーにはおよそ3年くらいアルバイトで
お世話になったので親しみがあるし、思い出深い
人もいるんですよー。

ある日新人として入ってきた後輩のアキラくんは
工業高校生、口数は少ないものの一度教えた仕事は
もくもくとこなしていきます。彼は仕事のセンスが
抜群で、今この状況で何を自分がすれば全体がうまく
回るのか勘で理解できたし、指示まちではなく自分で
考えて先回りで仕事を見つけていける当時でも珍しい
男の子でした。私はもちろん彼を尊敬していたし、
一緒に仕事をしていて楽しくなるタイプの人だったのです。

今でも、一人で完結する仕事の満足感もいいのですが、
複数の人が集まってお互いに助け合いながらいい仕事をする
最高の達成感を初めて教えてくれたのは、アキラのおかげ
だと感謝しています。

ずいぶん連絡してないけど、今なにしてるのかなー?
優しくていいお父さんになってるかも。。
ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:45 | コメント(2)| トラックバック(0)

どこがわるいんでしょうか?

こんばんは。今日も東京の天気は風もなく、薄ぐもりの
落ち着いた一日で、朝から葛飾のNさんのサークルで
ダブルス練習、4人2時間でしたがかなり楽しめました。
Nさんは大学時代、体育会テニス部の副部長をやっていて、
学生のときの厳しい練習風景を面白おかしく話してくれたので
それも楽しかったです。振り回し練習などはコート3面(!)
を使って走りまくっていたようです・・。いつかみんなナダル
ようになるんじゃないかな~?!
ちなみに母親思いのNさんは、今年還暦を迎えるお母さんに
なんと奮発して大画面液晶テレビを贈ったそうです、スゴイ~!!

午後は、丸の内の丸ビルへ買い物に行きました。
お目当てのシャツを買ったついでに、4階のミニロフトに
寄ってみたらやっぱりビリー先生満面の笑顔のパッケージ
"BILLY's BOOT CAMP"のDVDが山積みです!プロモVTが
流れていて、お客さんがたくさん集まって興味津々に見てました。
ここでもやはり大人気ですねー。

さて私も例にもれず、テニスで少しムリすると筋肉痛がひどくなり
ます。今のところ右手首が常時少し痛いくらいで、幸いおおきな故障は
ありませんが、ヒザやかかとなどはすごく張った感じがしてこのまま
ではマズイ気がしています。マッサージとか少し考えるべきかなー?

そういえば2年くらいまえ台湾に行って、有名な足つぼマッサージを
してもらったことがあります。指の第二関節くらいを使ってゴリゴリ
押し付けるようなやり方で、特に痛みがでる箇所によって、その人の
体で一番問題のあるところがわかるとのこと。私も最初はやさしく
やってもらっているのか、まあ気持ち良かったのですが、だんだん
押しが強くなってきて、すぐにもう我慢できないというところで、
思わず大きな声を出してしまいました・・。そのあと先生に
「私のからだ、どこが悪いんでしょうか?」と尋ねると、その
先生は笑ってひとこと「あたまワルイ!!」とのことです・・。
え・・あたまって「脳」ってこと?精神的に疲れているとか??
先生、日本語があまり上手じゃないのか、私に気を遣ったのか、
詳細はいまだ不明のままです・・。
確かに最近物忘れもひどいし、人の名前も覚えられないし、
テニスも昨日習ったことをすぐ忘れてしまってミス連発だしね~、
色々思い当たるフシはありますが。。
でも60分コースでしたが、からだ全体が温まって、とても軽くなった
気分がしました。家の近くでも、信頼できるところを見つけて
ケアしていこうと思っています。

ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 22:37 | コメント(2)| トラックバック(0)

★BILLY'S★BOOT CAMP

こんばんは!風もなくすごくいい天気でしたね。
紫外線もすごかったらしく、午後お邪魔した松戸の
テニスサークルの女性たちはすごーく警戒して
対策に努めていましたよ。私も特に両腕が
ひりひり焼けてかなり痛いです・・。
いつものハードコートに、今日は3面で18人くらい
5時間のダブルス。
コートまわりには大木がたくさん保存されていて
濃い緑の中のプレーは本当に気分がよかったです。

ゲームを待っている間、とある常連メンバーの男性が
全身筋肉痛だーという話で、どうしたの?と聞いてみると
あの「ビリーズブートキャンプ」に昨日から
入隊したらしいのです。え~あのいま話題の?!
その方いわく1クール7日間、日に30分~60分の
DVDを見ながらビリー先生と一緒にエクササイズを
していくもので、きのう仕事帰りの深夜に初日分60分を
終えた感想は「むちゃくちゃ疲れたー」とのこと。
何でも家の床が汗だくになったそうですよ、家族が
みんな寝静まってる家で・・。
でも、その方のテニス仲間(男性)が先月キャンプを
終えた成果は、、なんと2週間で体重を10キロも
落としたそうです。スゴイ!!
ちなみに終了後は腹筋もキレイに割れるそうです。
あとインナーマッスルが特に鍛えられるらしく、
体脂肪も激減するそうですよ。

私も入隊しようかな、こっそりと・・。ではまた!
日記 | 投稿者 テニス侍 21:11 | コメント(6)| トラックバック(0)

じゃがいもの皮

こんばんは、今日も暑いですね~。
今夜はお客様の都合でいつもより少し遅くなり、夜10時すぎに
帰宅したのですが、最寄駅に着いて駅舎の外に出たとたん、
暑い日の夜特有の、ゆるくて開放感のある気分を
久しぶりに味わいました。こういう夜に思い切りテニスも
楽しいんですよね!!

さて今週の日曜日は何の日かというと・・、そう「母の日」です!
みなさんは何かプレゼントとか考えてますか??
ということで、今日はちょっと母の話をしたいと思います。
前にも記事に書いたように、私は高校1年生の春から
賄い付きの下宿で一人暮らしを始めました。
そのせいか昔から掃除、洗濯、料理など、生活の基本的なことは
ひととおり自分で全部できるようになりたい、と思う気持ちが
普通の高校生より強かったように思います。
それで少しずつ慣れてきて面白くなり、ちょっと自信がついて
来たのですが、あるとき実家に帰った際に、母と台所に立って
「少し手伝おうか?!」などと言って、一緒にじゃがいもの
皮を剥き始めたら・・、私とは比べ物にならないその手際の
良さに本当にビックリしてしまいました。
特に右手の親指と左手のリズムがスゴイ!皮がまるで包帯の
ようにスルスルと大量にできていくのです。
他にも、私は少し厚手の白いシャツが好きで、自分でアイロンを
かけてよく着ていたのですが、下宿に帰る日の午後にはいつも
母が丁寧にアイロンをかけてくれて、その仕上げのキレイさに
いつも驚いていたものです。まさにシワひとつなく、隅々まで
きちんと伸びているシャツを見て、「同じ事をしているのに
これほどの差がでるのか~?!」と愕然としたことを覚えています。
ツヨシ15歳、母に脱帽の巻でした。そんなせいか今でも、
生活の基本技術ができている人を無条件で尊敬してしまいます。
なかなか頻繁に田舎には帰れないのですが、今でも愛情が深く
60才を超えてもかわいらしい母に、すごく感謝しています。
ではまたあした、おやすみなさいzz...

日記 | 投稿者 テニス侍 00:59 | コメント(0)| トラックバック(0)

あたりまえの事

こんばんは。今日も良い天気でしたねー。
夜は少し湿度が上がって湿っぽくなりましたが、
風もなく気持ちよくテニスができました。

それにしても昨日岐阜の5万ドルサーキット決勝で、
杉山・森田選手のダブルスが見事優勝しましたね。
何でも来年の北京オリンピック出場に向けて、
森田選手のダブルスランキングを上げるためも
あるそうですが、今後もこのペアでのWTAツアー
予選の出場も見られそうです!先月のフェドカップの
試合は残念でしたが、まだまだこれから応援していきますよ!!

さて最近のことですが、私の親しい方が急に体調を崩してしまい
今日そのことで電話があって相談されました。
私もできることをしようと思い「可能ならばあとで
寄りましょうか」と伝えると「できればそうしてほしい」とのこと
でしたので、午後遅く状況を詳しく聞いたりこれからのことを
話し合いました。詳細は省きますが、年齢も近く、普段は健康
自慢を何度も聞くくらいの方でしたので正直私も驚きましたし、
本人が一番ビックリしているようでした。大したことがなければ
何よりなのだけれど・・。

健康も、ふだんは当たり前のように思ってしまいますが、
病気やケガをしてからベッドに横になり、天井や壁のしみなどを
見つめながら、ようやくその有難さがしみじみ分かってくる
ものですよね。
さらに友人や親しく身近な人なども、同じようにある日失って
からとても大事な存在だったんだ、と悔やむことをこれまでも
ずっと繰り返してきたなー、とも思ってしまいました。。

どうってことはない当たり前のことが、実はかけがえのない
ことかもしれないと気付くまでのあいだ、多くの痛みを経験
しながら少しずつ成長していくのでしょうね。
ではまたあした、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:59 | コメント(2)| トラックバック(0)

雨やどり

こんにちは!!今日は朝から太陽が暖かく、風もなくて最高のテニス日和!
とても気持ちよい天気でしたよー。
いつもの葛飾のNさんのサークルで、昼まで4時間ダブルス練習
に参加させてもらいました。そういえばNさんが突然
「そういえばぼくピアノ買ったんですよ~!」と言うので
ビックリ!前から興味があったそうで、仕事もすごく忙しそう
なのに、毎日1時間独学で練習しているそうです。
いつかピアノもテニス並みに上達するんだろうね~、
今度聴かせてくださいね。

さて昨日の東京地方の雷雨は凄かったです。4時から松戸の
いつものコートに向かっている途中3時ごろから土砂降り・・。
主催者の方と連絡を取りながらも、すぐ近くまで来ていたし
誰かきているかな~と思って、結局コートに到着したんですが、
屋外ハードコートは水深2センチのプールになってました。。
こりゃ今日はダメだなーと、ほぼ諦めながら雨やどりしつつ
先に来ていた数名の顔なじみのメンバーと、お互いのテニスの
環境や合宿に行った話など、普段練習ばかりであまり話してない
ことをしばらく談笑してとても楽しかったです。

でも「雨やどり」って何かいい響きだと思いませんか?
私たちにはどうしようもできないことを目の前にして、
あきらめの思いを抱きつつ、雨の強弱を見るともなく
眺めながら、ふとそこに集った人々が言葉を交わす情景・・。
いつもより、少し素直に話ができそうな気がしますね。

では、GWお休みの方は引き続きよい休日を~!
日記 | 投稿者 テニス侍 17:52 | コメント(2)| トラックバック(0)

ロング・グッドバイ

こんばんは!昨日は夕方雷雨にあたりましたが、
今日は落ち着いた天気で春らしい一日でした。

いつもの図書館に随分前から予約していた
村上春樹新訳の話題本、レイモンド・チャンドラー
"The Long Goodbye(「長いお別れ」1953年初版)"
が入荷し、さきほど受け取りました。
本のデザインもカッコ良いです↓


連休前に来るといいなーと思っていたのでラッキー!
あの名文句「タフでなければ生きていけない、
優しくなければ~」と謳う探偵フィリップ・マーロウが
主人公の物語。旧訳で高校時代に一度読んだのですが、
訳者によって特に文章のリズムが違うし、なにせ久しぶりなので
今回はどんな風かすごく楽しみです。
今でもぼんやり覚えているのは、50年も昔のアメリカ人も
現代に生きる私たちも、大切にしていることや
考えるべきテーマはなんだ全く同じなんだな、と感じたこと。
愛と友情、裏切りと別れ、生と死・・。
次の有名な台詞も含蓄がありますね。
To say goodbye is to die a little.
(さよならを言うことは少し死ぬことだ)
別れとは、自分の思い出の一部を残してひっそり去っていくこと、
という意味だと思いますが、なかなか味のある言葉ですね。
読み終わったら、また感想書きたいと思います。

さてこの間ユングの話を書きましたが、ユングは興味深い考えが
たくさんあって私は大好きなので、うまく説明できるか不安ですが
またひとつ紹介したいと思います。

それは "unlived part of the self(生きられていない
自分の半面)"という考えです。
人はうまれてから死ぬまでのあいだ、無数の選択肢の中から
当然一つだけを選び続けて生きていきます。
AとB、どちらにしようか悩んだ末にAを選択したのであれば、
Bは達成されなかった自分としてその人の人生に残っていく。
それら選ばずに生きてこなかった自分の無数の半面、無意識の
中に放り投げられているこれらの自分の半面にときおり
光をあてていくことが、真の自己全体をみつめることだと
いうことのようです。
もちろん今の現実生活を破壊したり、自分探しの旅に
出かけることを勧めているわけではありません。
自分の生きてこなかった部分の存在を改めて意識すること
によって、今の自分の選択の集積を肯定しつつ、自分を
バランスよく統合させて人生をより豊かにできる、そんな
くらいの意味だと思います。
そういえば私のこのブログも、書くことでいつもスッキリした
気分になるんですが、自分の無意識の中の部分をたまに
虫干ししているような感じなのかもしれませんね。

明日は車のオイルを交換したあと、いつもの松戸で4時間
ダブルス練習に参加させてもらう予定です。午後は雨かな?
ではおやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 02:10 | コメント(0)| トラックバック(0)

距離感

こんばんは!今日も一日雨っぽくて寒かったですねー。
でもようやく東京地方、明日からは良い天気になるそうですよ!
GW前半まで連日20℃を超えて晴れる予報になってるんで、
すごく期待しています。
ツヨシ家はGW後半に長野へ行く予定、それ以外の日は東京に
いてテニスと食事を大いに楽しむつもりです。あと2日
がんばりま~す!

さて今日懇意にしているお客様のお宅に伺い、リビングの
ソファーに腰掛けていたら、室内で飼っていらっしゃる
なじみのフレンチブルドック君がのっそり近寄ってきて、
私を横目で睨みつつ、ちょうど足元にやや触れる形で
陣取りドカッと寝そべりました。人間よりやや高い体温を
感じつつ、その後退出するまで小1時間ずっとそのまま。

そういえば先週もある駅前公園のベンチに座って、
手帳を眺めていたら、愛嬌のある野良ネコがふら~とやってきて
私の足元に少しだけ背中を触れてしばらく寝転がっていました。

犬も猫も少しだけ触れた状態を好むのが面白いですが・・、
偶然なのかどうしてでしょうね??いずれにせよ言葉を
交わさなくても、なぜか少しいとしい気持ちになってしまいました。

対人間の場合も距離感って大事ですよね。ベタベタするのも私は
何か気まずいし、遠すぎるのもよそよそしいし・・。これはまた
文化差も大きいんですよね。学生時代フランス人の家庭にステイ
させてもらったのですが、初対面の場合、異性間の挨拶はハグと
3回のキスと決まっていて、尊重すべき礼儀なのですがなかなか
馴染めませんでした。。

しかし信頼関係のある人の温もりに接すると気持ちが落ち着くと
いうことは確実にありますよね。そしてそれにも増して最も
大きな歓びは「心がすぐ近くまで触れ合ったと感じられた瞬間」
の充足感なのだと思っています。そんな関係を築けるよう求めて
生きているのかもしれないですね。相性ももちろんあるし、
信用の積み重ねも必要だと思うので、そう簡単ではありません。。
ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:51 | コメント(2)| トラックバック(0)

テニス専門誌

こんばんは!今日はお客様と食事したあと先ほど帰ってきました。
昨日も会社の同僚たちと楽しい飲み会で終電でしたが、尊敬する
U先輩の意外な一言に思わず感動してしまいました。
「何事も絶対成し遂げると強く思ったことは必ず成功する。」
普段から優しい方ですがあまり固い話はしないと思っていたので、
この言葉は心から後輩に伝えたい気持ちと感じ、少しジーンときました。

あとこの居酒屋の壁に、よく見かける健康教訓がたくさん掲示されて
いて、実際の生活には本当に役立ちますね。
中でも私の気に入ったものはこれ!しかし明るいね~!!

”少憂多寝”…くよくよしたって同じ、とっとと寝ましょう
”少憤多笑”…ちょっと怒ったときもニコニコしていれば忘れます

さて今日のタイトルですが、日本には「テニス専門誌」と
いわれるテニス雑誌が5冊あり、いずれも25年以上の
長い歴史があります。
ご存知の方も多いでしょうが、念のためこんな名前です・・。

●Tennis Magazine(25日発売)
●スマッシュ(25日発売)
●Tennis Classic break(5日発売)
●Tennis Journal(5日発売)
●T.Tennis(5日発売)

ちなみに私のお気に入りは今日発売の「スマッシュ」です。
DVD付録もよく付くし、たくさんの選手のコラムも
読めるので。あと「テニスクラシック」も技術記事が
多く読み応えがあるので、ほぼ毎月購入しています。
あとは特集記事次第ですね。
日本以外では、商業誌として存続できているのは
どの国でも2~3誌とのことで、日本はこの分野でも
やはり恵まれているな~と思いました。
いすれにせよ5誌全てが興味深く、発売日が近くなると
待ち遠しくて、本屋さんを見かけると「入ってないかな?!」と
すごく気になり、すぐに寄って見てしまいます。。
でも立ち読みで読みきるには時間もかなりかかるし、
書店さんにとっても迷惑大なんですよね。
やはり定期購読がスマートかもしれません。

ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:47 | コメント(4)| トラックバック(0)

crocs shoes

こんばんは!今日は久しぶりの晴れ間が広がって
気持ちよい一日でしたね、少し寒かったですが。

今日の夕方お邪魔した医療関係の経営者さまと会話中、
何気に足元を見てみるとかなり質が高そうで格好いい
サンダル(?)を履かれているので「何ですか」と
聞いてみると、これが抜群の履きやすさとデザイン性の
高さで去年くらいから評判になっているアメリカブランドの
crocs(クロックス)シューズですよ、とのことでした。
クロコダイルの特徴的なマークで知っている方も多いと
思いますが、私はキッズ用だけかなと思っていたので
大人用があるということに驚きました。足のサイズが
たまたま社長と私が同じくらいで「履いてみる~?」と
言って頂いたので遠慮なく試してみると、これがすごく
軽くてフィット感が高く、ファッショナブルで最高の
サンダルでした。欲しいなーと言うと、公式サイトから
購入可能とのことで、社長は既に3足もっていらっしゃる
そう。。特に長時間立ちっ放しの業務に従事される医師や
看護士など医療関係者から口コミでその魅力が広がったそう
です。
色のバリエーションも豊富だし、価格も5千円前後と
手頃ですので、皆さんもぜひ一度お試しください。
お台場と渋谷、名古屋に直営店があるそうです。
日本公式サイトはこちらから。

私もテニスに出かけるときは必ずサンダルを利用しますし、
試合などの出番まちのときはこまめに履き替えますので
いいものを探していたところなんですよね。
今日も良い出会いがあり、嬉しくなりました。
ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 00:53 | コメント(2)| トラックバック(0)

シンクロニシティー

こんばんは。東京はしばらく雨が続いています。
早く晴れてくれるといいなと思いながら外を歩いていますが、
横風のない雨の日もそんなに嫌いではありません。
いつもより静かで落ち着いているし、仕事でなければ
雨合羽で歩いても良さそうですものね。

モンテカルロでのクレーシーズンが始まりましたが
あのフェデラーが大苦戦しているようです。初戦は
予選上がりの選手にタイブレ2セットで何とか取った
ほどで、今年は得意のハードコートにてカニャスに連敗
するなど少し調子を落としているようですが、こういう
緊張感の中だからこそ、なぜか今シーズンは年間
グランドスラムを達成するような予感がするんですよね。。
今秋のAIGで来日する頃には、リラックスした笑顔で
妖精のごとくプレーする、絶好調のフェデラー選手を
見れるものと信じています!!

さて今日のタイトルは有名な心理学者ユングによる、興味深い
考え方の一つです(あの伝説のロックバンドPOLICEの曲名でも
ありましたね)。ユングは学生時代に友人の勧めで
河合隼雄先生の著作を読んでからすっかりハマってしまい、
その後多くを読みあさりました。

この「シンクロニシティー」とは「意味ある偶然の一致」とも
言われ、『遠くに住んでいる孫がおじいちゃんの亡くなる夢を
見たその夜半に、実際におじいちゃんが亡くなった』など、
明確な因果関係はないのだけれど、意味のつながりは存在する
というものが代表的な例です。私たちも少なからず似たような
経験がありますよね。何かの偶然がただの偶然ではないと
いうようなこと・・。
私がふと始めたこのブログなども、書いたり読んで
もらったりして意見を交わしたり・・・。今もまた
これからも色々な出会いや別れを繰り返していくと思うと、
人生ってまたすごく面白いものだなーと思えてきます。
喜びも哀しみも様々ありますが、少なくとも、捨てたもの
ではないよね! ではまた、おやすみなさいZZ...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:25 | コメント(6)| トラックバック(0)

STAEDTLERの鉛筆

こんばんは。今日は雨、それも寒くなりましたね。
こういう日は温かい食事と風呂がとても嬉しいです。

今日は久しぶりにお会いした契約者さまとの会話の中で
ふと陶芸の話になりました。この経営者の方は、いつも
丁寧で優しい物腰で上品なうえ、率直かつ責任感にあふれていて
大尊敬に値する方なのですが、昨年、自社工場のある長崎に
ほど近い佐賀の白磁の窯元を訪ねたときのお話をして
くださって、私も近いうちに旅してみたくなりました。

陶芸というと、私はどうしても小学校の教頭先生のことを
思い出してしまいます。長身・痩せ型の男性でメガネをかけて
いて、陶芸を大の趣味にしており、いつも工芸室で焼きもの
用の粘土をこねていました。美術を専攻されていて図画工作の
担当でもあり、私の初めての焼き物もこのI先生に教わって、
何とか湯のみらしきものが出来上がりました。絵でも工作でも
いつもこそっと私の作品をほめて下さり、とても大好きな先生
でした。自炊遠足では先生自ら、なんと小麦粉から炒った
自慢のカレーを作って大失敗し、全校分の昼食を台無しにした
こともありましたし、今から思うとかなり変わった方だった
かもしれません・・。また今でも懐かしいのは、長い休みを
取られてドイツへ旅行に行ってたことがあり、全校生徒に
お土産として有名なステッドラーの鉛筆を買ってきてくれた
ことです。その鉛筆の木の部分の堅さと芯のなめらかな書き
心地を今だにはっきりと覚えており、上質なドイツ製品の
イメージの原型になっています。今も私はステッドラーの
ボールペンを愛用していますし、さらに私の中のドイツは、
カフカでもヘッセでもなく、この愛すべき教頭先生になって
います。 ではまた、おやすみなさいZZ...
日記 | 投稿者 テニス侍 00:37 | コメント(4)| トラックバック(0)

マルコポーロクラス

こんばんは、今日も朝から穏やかで気持ちよい1日でしたね。
昨日から少し動くと暑いので外でも短パンになるのですが、
寒い冬がとうとう終わって、またまた春がきたなーと実感して
います。しかし良い季節ですよね、眠りも深いですしzz..

さて昨日の「言いまつがい」とはちょっと違いますが、
学生時代の少し恥ずかしかったことを書いてみます。

格安航空券を購入してキャセイパシフィック航空を利用した
ときのこと、空港にてチェックインの際「本日はエコノミー
シート満席のため、申し訳ありませんが『マルコポーロ
クラス』となります」と断言的に言われてしまいました。
内気な私は「え、ハイ・・」と搭乗券を渡され、その後
しばらく待合室で「マルコポーロ?すごく安いチケットだった
から、もしかしてエコノミーよりもひどい席なのかな?
動物たちと一緒とか・・」とかなり不安になりました。

で実際は、、今は知りませんが当時キャセイではビジネス
クラスのことを「マルコポーロ」クラスと呼んでいたらしく、
搭乗も早くてドリンクや食べ物・シートも快適、ダブル
ブッキングのおかげで結果的に気持ちよい旅となりました~。
いまだに空港でキャセイの飛行機を見ると、親しみとともに
当時を懐かしく思い出してしまいます。
ではまた、おやすみなさい。
日記 | 投稿者 テニス侍 00:59 | コメント(2)| トラックバック(0)

言いまつがい

こんばんは!朝から暑いくらいの天気でしたね!強い日差しに
肌が焼けてひりひりしています。
夜はいつものnanahamaさんのところで練習させてもらい
ました。きれいなフォームから繰り出される強烈なストローク
もさすがですし、サービス・リターン練習にかなりの力点を
置かれているところに共感し、またその温厚なお人柄を尊敬
しているのですが、残念ながら諸事情により今月いっぱいで
この練習会をお休みにされるそうなのです。私には今日が
最後になるので、何かさびしく感じながらたくさんラリー
しました。また将来どこかでお会いできると思います、
ありがとうございました。どうかお元気で!!

さて先日書店で新刊棚を眺めていたら、TVでも話題になって
いる「言いまつがい」金版・銀版2冊が発売されていました。
糸井重里さんの有名な「ほぼ日刊イトイ新聞」から生まれた
ジョーク集(?!)で、素人さんの色々な言いまちがいを
場面別にまとめたものです。テレビでやるから楽しいのかな
と思ってましたが、本で読んでみてもすごく面白かったです。
真剣な状況の中で、明らかに間違っていることをマジメに
意外にも言うと、期待や日常との不思議なズレが生まれて
笑いを誘うんですよね。思い切り笑いたい方にオススメです。
ちなみに、私が今でもよくやってしまう言いまつがいをひとつ・・。

会社や出先で営業中に、契約者と電話でお話しすることが
多いのですが、その際突然いま話しているお客様の名前が
思い浮かばないことがあります。でもどうしても名前を
呼びかけないと不自然な場合にすごく困ってしまい、
あせった私の口からとうとう飛び出してしまう言葉は
なんと「それで上様は・・・」。 トホホ、領収書かよ~!!

明日も朝8時からNさんのサークルでダブルス練習です。
ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 02:00 | コメント(6)| トラックバック(0)

ババロア

こんばんは、今日も東京は午後から雨・・。
この時期は晴れ間がでるとかなり暖かくなるし、
曇ると急に寒くなるので体調くずしやすいですね。
美味しいものが食べられなかったりして
MOTTAINAIのでどうか気をつけましょうー。

さて私のブログも始めてからほぼ4ヵ月、
訪問・コメントいただく方々のおかげで何とか
続いておりますが、ここ最近は毎日なんと
500アクセス/日を超えるほどになってます。
皆さま本当にありがとうございます!
そこで最初の頃の記事をちょっと見直してみたんですが、
絵文字を多用していたりかなり恥ずかしいですね。
今でも、気になったことをだらーと書いているだけで、
もう少し展開をまとめなきゃな、と思ってるんですが
なかなか上手くいかないものですね。書いてるうちに
成長すると思って、多少開き直ってます。。
またテニス仲間でもブログに興味をもっている方が多くって
「少し続けていますよー」と言ったら、必ずアドレスを
聞いてくれます。その都度メモするのが大変なので、
カードを作ろうかなと思ってますが、そのデザインを
考えていたら案外楽しいものですね。
出来あがったら写真のせますー!

さて今日、お客様と打ち合わせのために入った四谷の
ケーキ屋さんで、久しぶりにババロアをいただきました。
プリンよりもしっかりした食感と、洋酒がきいている風味が
とても好みです。中学のころ、日曜日に友だちの家に遊びに
行くと彼の姉貴がよくケーキを作ってくれて食べさせてくれた
のですが、そのとき初めてババロアという存在を知って感動
したことを思い出しました。私は忘れっぽくて記憶力のいい
方ではないんですが、それでも色々とたくさん覚えている
ものですね。物はそのうち壊れたりなくしたりしてしまい
ますが、思い出はいつまでも残りますものね。私も出会う
方々にとって長く記憶に残してもらえるように生きて
いければ最高だなー、と思います。

では、おやすみなさいZZ...
日記 | 投稿者 テニス侍 02:23 | コメント(2)| トラックバック(0)

等々力渓谷

こんばんは、今日は暑いくらいのお天気でしたね!
今日はテニスを休み、今週火曜日に兄夫婦が久しぶりに
遊びに来てくれて泊まりなので、その準備のための買い物に
行ってきました。甥っ子ふたりにも3年ぶりに会うし、
積もる話もあるので今から楽しみです~。ちなみに
こどもたちの名前が変わっていて、「森羅」くんと「万象」
くんと言うんですよー。
私の兄はむかし、世田谷の等々力というところに住んでいて、
学生時代の夏休みに遊びに行ったことがあります。普通の
住宅街なのですが、近くに等々力渓谷という23区内で唯一、
自然の谷が残されているとても面白いところがあるんですよ。
初めて行ったときは真夏の7月で、緑があふれてセミが鳴く
自然たっぷりの場所に驚き、慣れない東京の暑さを忘れて
しばし癒されたことを覚えています。今でもまだ残されて
いるのかな~?東急大井町線等々力駅から2~3分のところ
ですので、機会があればぜひ行ってみてください!

今日の買出しの途中、食事に立ち寄った先の近くに小さな
神社があり、そこの境内に立派に咲いている桜の木があった
ので妻と一緒にいろいろ写真を撮ってみました。
彼女は10年くらい前、空や雲の写真で有名なプロカメラ
マンの方に毎週写真を教わっていたこともあって、とても
上手なのですよ。ふだん私が撮ったものはあまりホメて
くれないのですが、今日は珍しく彼女に褒められたので
載せてみます。この一輪の花には、胸を張って自信に
あふれている美しさを感じました。


ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:52 | コメント(2)| トラックバック(0)

ブリキの鉢植え

こんばんは。今朝の能登半島の地震はとても大変そうですね。
多くのケガ人や家屋の崩壊など大きな被害が出ているようで、
一日も早く自分の家で普段の生活を営めるまで回復してほしい
と思います。私もむかし震度5の地震を実家で経験しましたが、
そのときは余裕が全くなく本当に何もできませんでした。
雷や台風が近いときもそうですが、まさに自然の恐ろしさを
実感する瞬間ですね。

東京は昼すぎまで雨、残念ながら10時からのシングルス
練習は中止でした。それで午後から近くのホームセンター
に行って、直径30センチほどの茶色のブリキ缶を買って
きました。私はユリやあじさいなど花もすごく好きですが、
田舎の道端やお寺などでふと見かける色々な種類の苔や、
か細くても強く生えてくる名もない雑草にとても心惹かれ
ます。それで今日のブリキ缶には、初めから花を植えずに
土とコケだけにして外に出しておき、春の風で運ばれる
雑草のタネを待ってみようと思います。すごく楽しみですが
さてどうなるかな~?

明日は昼20℃まで上がるそうです、桜もどんどん
咲いてきますね。ではおやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:02 | コメント(0)| トラックバック(0)

子をあやす母親

こんばんは、今週はお彼岸ということで「おはぎ」を
何度かいただきました。子どもの頃からこの春秋の時期には
おいしいおはぎにありつけることで嬉しかったことを
覚えています。胡麻ときなこと粒あんの控えめな甘さと
もち米の食感が何ともいえず美味ですねー、大好物です!!

さて先日、お客様と打ち合わせのため夕方デニーズに入り
ました。少し混みあう時間帯でほぼ満席、私の斜め前の
席には5~6人くらいの家族連れが座ってましたが、
そのうちの小さい娘がぐずってかなり泣いていました。
その後しばらく静かだなーと何となく思いながら、私が
お手洗いに行くと、その家族連れの20代位のお母さんが
トイレ前の隠れたところでご機嫌ナナメの娘を懸命に
あやしていました。混んでいて相当騒がしい店内ですから、
わざわざ席を立たなくても良かった感じでしたが、やはり
他のお客さんの迷惑にならないよう配慮されていたんですね、
とても嬉しくなってしまいました。俺が私がと権利意識や
自我の強い人々がいる多いなかで、あまり目立たずとも
人の迷惑をよく考えて自制したり、地味に努力を重ねたり
する人たちを大いに尊敬するし、頭が下がります。
それにしてもこの若いお母さんは控えめで優しそうで
おしとやかだったなー。子を抱く母親は強さも感じさせる
し、すごく幸せな雰囲気も漂わせていました。。
ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:27 | コメント(2)| トラックバック(0)

ドライブ

こんばんは!今日も朝から気持ちよい青空でしたね。
昼前までダブルス練習試合をしてきましたが、もうすぐ
外も短パンでいけそうなほど、少し動くと暑くなります。
出た汗のぶんくらいやせてくれてもいいと思うのですが、
体重はなかなか減ってくれません・・。最近は何を食べても
おいしく感じられるので、ま「生きてるだけでまる儲け!」
の精神でよいのかなーと。家族や友人たちがいてくれて
仕事があって、そのうえ健康なのですから、基本この言葉
どおり良いことだらけの丸儲けですね。幸運に感謝しつつ。

さて今日のタイトル「ドライブ」は私も大好きです。
お気に入りアーティストの曲を聴きながら家族や友人と
いろいろな話をし、刻々と変わる街並みや空のいろ、
雲の形なんかを見て運転していると、とてもリラックス
できますし、どこまでも走っていきたくなります。
これから年をとっていっても変わらずにドライブできると
良いですし、運転は(テニスもそうですが)ダイレクトに
自分の性格が出ると思うので、なるべくスマートに
また少しでもマナーがよくなっていくといいなと思ってます。
ではまた、おやすみなさいzz...




日記 | 投稿者 テニス侍 01:21 | コメント(0)| トラックバック(0)

IKEA

こんばんはー。今日は会社の先輩に久しぶりに連れられて
同僚のHくんと一緒にごちそうになりました。ほとんどが
マジメで熱い仕事の話で(バカ話やうらやましいモテ話も
ありましたが)、リラックスできたし勉強になりました~。

さて先週日曜日にあの有名なスウェーデンのデザイン家具
ショップIKEA船橋に初めて行ってきました!けっこう
混んでましたが、それでも去年の開店時から比較すれば
随分マシだそうです・・。やはり北欧の透明感やシンプルさ、
肌触りのよさや明るくて趣味の良い色使いなどは、さすが
だなーと思いました。世界何十ヵ国で販売される超大量生産
ですから質感はそこそこですが、低価格で提供される
デザイン・機能のバリューは納得感が高いと思います。
いうまでもなく北欧は緯度が高いので日照時間が短く、
気温の低い冬期間が長いので、必然的に気持ちのよい
室内空間をつくる文化があるのでしょうね。また
白熱灯やクリプトン球を使ったいい感じの間接照明器具も
たくさんあってびっくりしました!まだ見ていない方は
港北店もあるそうですので、一見の価値はありますよー!
ちなみにツヨシ家では、台所のカウンター用のスツールと
小さなラグを購入してきました。。

明日は朝から船橋運動公園でダブルス練習です。
では行ってきま~す、おやすみなさいzz...


日記 | 投稿者 テニス侍 23:55 | コメント(0)| トラックバック(0)

backpack

こんばんは、今日もちょっと寒かったですが青空はきれい
でしたね。午後はずっと外にいて急ぎ足で歩きまわったので、
少し日焼けしたかも。まあもうすぐ真っ黒になりますけどね。
さて今日も引き続き父の話を・・。
私が学生の頃、担当教師の推薦をもらってフランスの田舎に
滞在することになったのですが、出発まであと1週間ほどの
ころ、父が出張と称して私のアパートをふらっと訪ねてきて
「必要なものがあったら言いなさい」というので、近くの
秀岳荘という登山用品店で大きなバックパックを買って
貰いました。その後夕食を一緒したあと、JR札幌駅前にある
父のホテルに戻る道すがら、突然「ツヨシのことだから
何も心配していないよ」とつぶやいたのです。私自身、
そのときは何のことやら理解できず、あまりピンとこなかった
のですが、そしてはじめてのヨーロッパへ旅発つ便に乗り、
経由地の香港でトランジットして、強いアクセントが耳を
襲う広東語を聞いていると、初めて少し不安な気持ちに
なってきました。急な病気やケガなんかしたらどうしようか
・・とか。そのとき、ふと父の先の言葉を思い出した
のです。「ああ遠いけれど、私を信頼してくれる人がいる
んだよなー」と思って、ちょっと不安が和らいだことを
憶えています。
生真面目で堅物の父に対し、若い頃はしょっちゅう反発して
困らせてしまいましたが、70を超えた今ではおしゃべりで
お茶目な父のことが大好きです。
さあ明日はもう金曜日、早いですねー。おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 00:10 | コメント(2)| トラックバック(0)

炎を見る

こんばんはー、最近は天気が良くても肌寒い日が続きます
ね。少し前の天気予報によれば週末の関東地方に雪マークも
あったりして、もしかしたら降るかも・・。今シーズン最後
だからちょっと期待してますよー!
さて寒いといえば20年以上前の晩秋の話ですが、私の
北海道の実家では父が急に何を思ったのか(B型男だからか)
それまで何の不満もなかった灯油ストーブを片付けてしまい
「これからは薪のストーブにするぞ」と言って即取り換えて
しまいました。これが慣れないうちはなかなか点火しない
ので、すごく寒くて凍える中、何度も何度もマッチを擦って
新聞紙を燃やし、その火の種を割り箸状に細い焚き木に
リレーして太い薪を徐々に燻っていく・・うーん寒い!!
温まるまでかなりの時間がかかります。それに薪を適度な
太さと長さに切り揃える作業だけでも気が遠くなるほどの
労力が必要。でもでもこれが慣れたら逆になかなか良くて
止められないのです!灯油や電気の暖房器具とは圧倒的に
違う、やさしくて強い暖かさなのです。それに何より、
パチパチと不規則な音をたてながら燃えている炎を見ている
のが最高に楽しかったですよ。気持ちが落ち着くし物思いに
ふけても良いし。。私もいつかは炎を見て聞いて感じられる
暖房のある家に住みたいと思います。では~おやすみなさい。



日記 | 投稿者 テニス侍 01:04 | コメント(0)| トラックバック(0)

ほんのちょっとのこと

こんばんは、今日も穏やかで春を感じる一日でしたね。
つい先ほど、友人たちとの飲み会から帰ってきました。
遠慮のいらない仲間ですので、バカ話やマジメな話が
たくさんできて、とても気楽にたのしめましたよ~!
昨日はフェデラーがストレートでカニャスに敗退する
ニュースにみんな驚きましたよね。カニャスもウイナー
ポイントの直後は真っ白になってたようですが・・。それでも
フェデラーはさすがだなーと思ったのは、足のマメがひどくて
トレーナーを2度呼んだほどだったのに、試合後の会見
では、足のケガは勝敗に全く影響しないと明言してこの
勝利者のプレーを最大限称えていたことです。今後、様々な
記録を次々と塗り替えていくに値する最高のプレイヤーだ
と改めて思いました!
さて今日は妻の話で恐縮なのですが、毎朝かならず玄関先まで
出てきてくれて「いってらっしゃい」と声をかけ、私の後姿を
見送ってくれます。前日までひどい喧嘩をしていても全く
変わらない単調な繰り返しが、彼女なりの私への気持ちの
現わし方なのだろうなと思っています。私も大げさな表現
ではなく目をみて微笑んだり、たまに小さなプレゼントを
用意すると、ちょっとかがやく表情を見せてくれるので、
それにはすごく勇気づけられるし、なにか慰めになることも
あります。身近な人を喜ばせるにはほんのささやかなこと
でも十分なんですよね、考えすぎないで表現することが大事
なんだよなーと思います。ではまた、おやすみなさいzz...


日記 | 投稿者 テニス侍 01:09 | コメント(0)| トラックバック(0)

伝えたい思い

鈴木貴男選手、優勝おめでとうございます!!
全日本室内は3度目とのことですが、ケガさえなければ
メジャーで十分戦える実力なのですから、今年は夏秋の
シーズンにすごく期待しています!
さて今日は先日契約したスバルR2を受け取ったあと、
その足で千葉県佐倉市にある川村記念美術館に行って
きました。たぶん5度目くらいですが、いつ訪れても
比較的空いていて見やすいし、郊外型施設のため広大な
敷地内は自由に散策できて、四季の草花をゆっくり観賞
できる気持ちの良い空間ですよ。今日は特別展はなく、
常設展示のみでしたが、ちょうど毎日2時から学芸員さん
が作品解説をされる時間にあたり、幸運にも1時間ほどの
ガイドを聴く事ができました。講義調の解説だけでなく
鑑賞者側との対話をたくさん取り入れてまとめる形を
とられていて、よく考えられているなと思いました。
モネやシャガール、フランク・ステラの作品などに込め
られた意味や時代背景を、これまで何となく見逃していた
点や新しい角度から少し考えてみる良い機会になったと
思います。
あと一番感心したことは、担当の女性学芸員さんが持って
いた「伝えたい情熱」でした。豊富な美術知識はもとより、
言葉や身振り、表情によって少しでも多く私たち鑑賞者の
心にとどくよう工夫し努力されていることが分かりました。
人はそれぞれの感情や感動を伝える熱い思いが連鎖して、
言葉や文字や芸術を生んできたのかな~とか、ちょっと
考えてしまいました。このブログでも伝えるということは
なかなか上手くいかず、やはり難しいなーと思ってます。。
では、おやすみなさいzz...

日記 | 投稿者 テニス侍 00:09 | コメント(0)| トラックバック(0)

自然体

こんばんは。今週京都で行われている島津全日本室内選手権で
昨日1回戦ながら鈴木貴男vs添田豪という面白い対戦が
ありました。結果は連戦の続く添田選手の腰痛が1セット
終了時に発生し鈴木選手が勝利したようですが、1stは
お互いサービスキープのうえタイブレ7-0で貴男さんが
取ったようで、まだまだベテランの意地が出て見ごたえ
あったろうなー。秋のAIG・全日本が今から待ち遠しいです!

さてテニスをしていると、無駄な力があちこちに入って
体が硬くなってしまうことはありませんか?私は特にボレー
やスマッシュのとき、チャンスボールが目の前にくると
ガチガチになることが多いですね。そんな状態では当然
伸びのあるスライスや良い当たりのオーバーヘッドを打てる
訳がありませんから、すぐに手首や腕を振ったりして極力
脱力するようにしています、すると思うようなプレーが
できるようになるんですよね。普段の生活でもなるべく
背伸びをしたりムリしたりせずに、自分なりの自然体で
いるように心がけています。また、人に迷惑をかけない
ことを第一に、コツコツと真剣に前に進んでいきたいと
思っています。ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:15 | コメント(2)| トラックバック(0)

白山眼鏡店

こんばんは。朝からとても暖かかったのですが、午後は
強風に加えて雨まじりで歩きにくい天気でした。
ところで久しぶりにヒューイットがツアー優勝しましたね!
ケガからなかなか復活せずに地元の全豪も早々に敗退、その後
コーチとも別れるなど状況が悪い中、とうとうやってくれ
ました!ラケット・ウエアが私と同じヨネックスなことも
あって応援しているのですが、自慢のフットワークと強気の
メンタルでまたトップまで復活して欲しいものです。
がんばって!カモーーン!ヒューイット!!

以前に視力が悪くて星が見えないということを書きました。
20代のとき少し使い捨てコンタクトを使っていましたが
面倒であまりなじめず、その時期以外は高校から現在まで
ずっと眼鏡をかけて生活しています。かけ始めの時期は
しばらく遠近感が全くつかめなくて、バスに乗ろうとして
階段でつまずいて転び、大笑いされたことも何度か・・。
ここ10年くらいは上野御徒町や自由が丘にある白山
眼鏡店で色々なデザインのフレームを選び楽しんでいます。
上野不忍池にはなんとメガネのお墓(!)もあるらしく、
年に一度は白山の従業員さんも供養に訪れているらしいです。
私もこれまでに踏んづけたり置き忘れてなくしたり、と数々の
失敗をしてめがね様を葬っているので、率先してお墓参りに
行かなくてはいけませんね。。ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:03 | コメント(0)| トラックバック(0)

砂風呂

こんばんはー。東京の今日はまさに春の陽気で暖かかった
ですね。こんな日はテニスも最高ですが、妻が一度行って
みたいと調べた千葉県白子町の砂蒸し風呂までドライブして
きました。白子にはエストーレなどテニスの合宿で何度も
訪れていますが、テニス以外では初めてです。昼前の高速は
快調に流れてほぼ1時間で到着!初めての砂蒸し体験の
感想は・・「予想よりすごく温まって気持ち良い!!」でした。
素裸の上に薄い浴衣のみ着けて、あらかじめ10センチほど
掘られた砂のベッドに仰向けに横たわると、大きな
スコップを従えたおじいさんが全身に熱い砂をかけて
くれますが、これがけっこう重い・・。ものの数分で顔が
滝汗となってきました。もうしばらく頑張っていると、特に
重量のかかる尻とかかとが熱くなってきて我慢できず
ものの15分ほどで起き上がってしまいました。しかし
それでも体の芯までよく温まったようで、そのあと夕方まで
うっすら汗がでてくるほどでしたよ。もしかしたら普通の
温泉よりも温まったかも。また行きたいと思いました。

あと私は家でもよくラジオを聴くのですが、特に日曜23-
24時のJ-WAVE「body and soul」がお気に入りです。
新旧のジャズをテーマ毎に趣味良く取り上げていてとても
聴きやすいですよ。私は学生時代から白人ピアニストの
ビル・エヴァンスが大好きで、よく「waltz for Debby」
や「portrait in jazz」を聴いていました。
私のお客様にピアノ調律師の方がいて、去年文京区で
ピアノ教室を開かれたので、私もいつか弾けるように
なりたいなーと思っています・・。
さあ明日は月曜日、また仕事で忙しいですね、頑張りましょう。
ではおやすみなさいzz...

日記 | 投稿者 テニス侍 22:48 | コメント(0)| トラックバック(0)

夜桜

こんにちは。今朝はスクールへ振替に行ってきました。
その途中、荒川を渡っていったのですが、朝もやの中
小型船やモーターボートがたくさん走っていて、ちょっと
良い眺めでした。川といえば、昔ベトナムでみたメコン川
の圧倒的な迫力や、地元の釧路湿原で川面に写った夏の濃い
緑の幻想的な風景などを思い出します。あと地方にいったとき、
水のきれいな渓流を見ると、川岸まで降りていって触れたく
なりますものねー。
今日は意外と曇っていますが風もなく、昼から日がさして
暖かくなりそうですね。明日は18℃まで上がるようで
楽しみです。この分だと桜の開花も随分早くなりますね。
東京には桜の名所もたくさんありますが、以前飲み会の
帰りの坂道で見上げた神楽坂周辺の夜桜が一番きれい
だったな~!町並みも古さと新しさが渾然として雰囲気があり
すごく好みです。

午後は月刊誌「ふらんす」で絶賛されていた児童文学作家の
ユベール・マンガレッリを読みます。デビュー作の「しずかに
流れる緑の川」を少し開いてみたところ、父と子のなんとも
ない日常のやりとりが淡々と綴ってあって、どう展開して
いくのか楽しみです。で夜はいつもの松戸シングルス練習会
です。では、がんばってきま~す!!
日記 | 投稿者 テニス侍 12:52 | コメント(0)| トラックバック(0)

安倍晋三首相

こんばんは!しかし強風で歩きにくい天気でしたね。
明日はもう3月、春が近づくと天候も不安定で風も強い
日が多いのでしょうがないのかもしれませんね。。

さて連日メディアで日増しに強く批判され、苦しい状態に
なってきている安倍総理ですが、私はとても尊敬していて
今後もずっと応援していきたいと思います。それは
拉致問題はもちろんですが、南京や慰安婦問題、靖国参拝
についても、対中国・韓国への対応もぶれずにきちんと
しているし、また歴史や哲学など基礎教養もよく勉強されて
いらっしゃると思うからです。ただ与党の中にもやはり
色々な方がいて、それらの方の協力がない限り国会が
進んでいかないため、自分の思ったとおりには動かせない
のかな?という印象ですね。これからも周囲では色々な
雑音が繰り返されるでしょうが、毅然として日本国を
引っ張っていって欲しいと思います!
国内にいると平和が当たり前、仕事も食べ物もあって当然
という気持ちになりがちですが、これは私たちの先輩方や
先祖の方々がこれまでにようやく積み重ねたものを
ありがたく頂いているのであって、自分で作ったものでは
ないということを忘れないでいようと思っています。
ではまた、おやすみなさいzz...

日記 | 投稿者 テニス侍 00:29 | コメント(0)| トラックバック(0)

星の数ほど

こんばんは!今日は天気も良く、風もなかったですが
ここ2~3日同様冬らしく寒い一日でしたね~。
さて今日の日本テニス協会の発表は嬉しかったです!
10月のAIGジャパンオープンに、あのフェデラー
選手が出場を内諾したとのことです。またまたあの世界一
美しいテニスが見られますよ!!今年こそサフィン
コンザレスも来ると良いのですがねー。いまからすごく
楽しみにしています!!

さて今夜は晴れているので、冬の星がいくつか見えますね。
私は高校から視力が極端に落ちてしまい、現在は両眼ともに
0.1以下、矯正して1.0なので星は見えるのですが
ぼんやりとしていて暗めの星はほとんど見えません。。
中学まで視力は余裕で2.0あり、しかも田舎に住んでいて
街の明かりが全然ないため、空は冗談ではなく星だらけの
感じでした。こぼれんばかりという表現がぴったりで、
中学のころよく両親が運転する車の後部座席から夜空を
見上げてみると、それは見事な星空観賞を楽しめたことを
覚えています。また満天の星空を、ゆっくりと眺めて
みたいな~と思いました。
ではまた明日、おやすみzz...


日記 | 投稿者 テニス侍 01:13 | コメント(0)| トラックバック(0)

74才の私

今日の東京は寒かったですね。小雨も降ったりやんだりで
またまた使い捨てカイロ様のお世話になってしまいました。
明日はまた15℃くらいまで上がって、暖かく晴れた一日に
なるそうです。。あすは先日の人間ドッグで再検査と
なった心臓と腎臓の診断を聞きに行ってきます、どうかな??
場合によっては家族や会社の同僚にも迷惑をかけることに
なるかも知れないので、何もないと良いんだけどねー。

さて今月末は私の37回目の誕生日です、早いものですね!
高校生くらいから結構いろいろなことを覚えているもので、
良い記憶に助けられる場面も多いですね。私の場合、周りの
人々にすごく恵まれてきたせいで、毎日本当に楽しく
過ごせています。大大感謝!!
でも逆にもしかして私の周囲の方たちは、私のせいですごく
傷ついたり迷惑を感じているのかも知れません。。
これで人生折り返しとすると37年後には74才。
すぐにきてしまうんだろうな~、後悔しないように
全力で過ごしていきます!やりたいことはたくさんある
けど、まず前提は健康ですよね。みなさんも病気は
もちろんですが、車の事故やケガにも注意してね、
結構多いんだから。ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:07 | コメント(0)| トラックバック(0)

YS-11

こんばんは。今日は午後から暖かくて強い風が吹いてきて、
春一番だそうですね。雨も降ったりやんだりと微妙な
感じでした。春にかけては天気がやや不安定になるので、
テニスの面ではちょっと心配ですが。。
私の家(江戸川区)の上空も普段は定期便の空路ではない
のに、今夜はひんぱんに旅客機が通っています。風向きや
強さなどで進入路を変更するのでしょうね。今日はかなり
揺れているなー、と思いながら見上げていました。
私も飛行機は大好きで、それもボーイングやエアバスの大きい
ものではなくて、50人以下の小さいプロペラ機が好きです。
離陸の時にしっかりブレーキを踏みながら、プロペラの
回転数が上がっていって推力が増していき、機体が沈み込む
またそれが一気にはじける感じが最高なんですよね。
それにくらべてジャンボ機などは静かで快適ですが、
あまり動きが感じられないので超大型バスに乗っている気が
してしまいます。昔よく乗っていたのが国産のYS-11、
これがまた揺れたー!だけど手に大汗しながら、自分は
いま飛行機に乗っているという実感はありましたよー!

現在はボーイング・エアバスの機体もエンジンも、金型や
コンポジットそのほか日本の高い技術力がなければ
成り立たないという状況のようです。新型国産小型機
開発の話が新聞に出るたびに心おどっている方々は
私も含めてたくさんいらっしゃるのではないかと思います。
それではまた、おやすみなさいzz..
日記 | 投稿者 テニス侍 23:34 | コメント(0)| トラックバック(0)

雪かき

こんばんは~!毎日暖かく過ごしやすくていいですね。
今日はすいぶん仕事でお世話になった同僚の送別会に参加して
きました。Kさん今までありがとう、贈られた多くのバラの
花束がとても似合っていてきれいでしたよ。
また普段あまり話さない人々と話せたのでとても楽しかった
です。あと帰り際店の外に出ると、なぜか三輪明宏さんに
ちょっと似た感じのバーのママさんにずっと手を掴まれて
しまい、かなり困ってしまいました・・。

さて先日札幌の兄夫婦と電話で話したら、このところ
雪が毎日たくさん降って雪かきが大変よ、という話になり
ました。雪かき!!これが本当に大変なんですよね~。
学生時代小樽に2年半住んでいて、アパートから大きな
道路に出るまでの10メートルくらいの私道をよく雪かき
してたのです。夜じゅうしんしんと降った雪を朝に
ようやく除雪し、また夕方ごろに帰ってみると朝やった
作業が全く跡形も残らず、多いときは雪がヒザくらいまで
積もっているので、またスコップで掃いていく・・冬は
これの繰り返しです。。誰がやってもあとには残らず、
けれどもその時は絶対必要なこと・・という意味では
一般的な仕事や人生なんかに似てるのかもねー。
その過程が大事(こどもと一緒にやって楽しいとか、
通る人たちが安全で喜んでくれるとか)ということもね。
ではまた明日、おやすみなさいzz...



日記 | 投稿者 テニス侍 01:21 | コメント(0)| トラックバック(0)

夜景

こんばんはー!今日も風もなく良い天気で、テニス日和
でした。午後は品川のハードコートで練習のあと、一旦
帰宅してから、夜はスクールへ・・。いつも通る道を
車で走っていたら、橋の上から真正面に東京タワーが
くっきり見えました。普段はなにげに気付かないのです
が、ライトアップされた姿が何とも堂々として格好良いです。
東京の良いところはたくさんありますが、夜景がとても
きれいなこともその一つですよね。有明~新豊洲あたり
から見る新橋・銀座方面も良いですし、新宿の高層ビル群
からの眺望はもちろん、首都高速全般から見える街の
様子も大好きです。
その東京の夜景を貸切で案内してくれるのが、あの有名な
「ジャズタクシー」。半年先まで予約で満杯だそうで、
全国からお客さんが集まっているそうですよ。
JBLスピーカーを積んで音も抜群、運転手さんが場所に
合わせてiPodの1000曲から選曲してくれるそうです。
何かの思い出に利用してみたいな、と思います。

明日からまた仕事!がんばりましょう、おやすみなさいzz..
日記 | 投稿者 テニス侍 01:21 | コメント(0)| トラックバック(0)

KIWI

こんばんは、今日も暖かく過ごしやすい一日でしたね。
今年の東京は雪が降らないのかな?
年に一度は見たいものですが・・。

さて私は毎週末に靴を磨いています。これがけっこう
楽しいんですよ。集中してくると色々考え事もできるしね。
それにお客様のところで脱いだ靴を揃えてもらうことも
時々あるので、清潔にしておかなければなりません。
また私の場合、靴底は外側のつま先とかかとから極端に
減ってくるので、ひどいがに股で歩いているとはっきり
わかります・・。

仕事用の靴は2足あり1日おきに履き替えていますが、
両方黒色ですので「KIWIつや消し黒クリーム」を使ってます。
シューズ用ブラシで大きくほこりを払ったあとで、
やや細かいブラシにクリームをとって、靴全体に塗りこんで
いきます。私用の茶系のものにはミンクオイルを使って
柔らかく保っています。子どものとき、野球のグローブも
ミンクオイルを塗りこんでいたっけなー。
ちなみに妻や友人の靴を「磨いてあげようか?」と聞くと
例外なく(今までは)「いやいいよ(やめてくれ)」という
返事になります。どうしてかなー?恥ずかしいのかな??
こちらは自信があるので、磨いてピカピカにしたいのですが
うまくいかないものです・・。

さて明日からは3連休!明日の午後まで仕事ですが、
連日テニスの予定を3時間以上入れてます、楽しみ~~!
ではおやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 02:18 | コメント(0)| トラックバック(0)

サービス

江戸は今日も暖かくて、気持ちよい一日でしたね。
ずっと前のブログで、学生時代に珈琲専門店で
アルバイトしていたことを書きましたがその続きを・・。

このお店は炭火自家焙煎をしていて、社長が毎日10キロ
以上豆を焼いていましたので、次々と検品作業が
必要になります。ホールでのお客様の対応やカウンター
内での珈琲ドリップなどの作業の合間にするのですが、
手のひらに焼いた後のコーヒー豆をのせて、形と色を
チェックし、死に豆・枯れ豆・割れ豆を除いていく仕事
なのですが、結構これが大変です!かなり集中力が必要で
夜などは眠くなってくるのですが、これを怠ると
風味が相当悪くなるので仕方ありません。。よくお客様に
何をやっているのか聞かれましたが、そのことを説明し
死に豆を割って匂いをかいでもらうと納得されましたね。

また店長がサービスに非常にこだわりがある方でして、
厳しく指導され勉強になりましたよー。例えば水(お冷や)
がからになると「カラーン」という氷の音がしますよね。
この音がしてからお水を持っていくのは遅すぎると
いうのです!ホールに立つ者は常にお客様全員の行動を
予測し、いま(これから)何を求めているのか想像して
先回りで声かけしていきなさいとのことなのです。
やり過ぎもくどくなるし、あっさりではしないことと同じ、
人によって受け取り方も全然違うしね~。サービス業は
奥深くて結構大変だなー!私にはムリかも。。
しかし相手が何を考え思っているかを想像し、自分の
立場では何をすればよいのか考え行動することが大事、
これは何にでも共通しているよねー。

コーヒーは今でも大好きで毎日何杯も飲んでますよ。
特に苦味で濃いものがよく、機械でプレスしたものより、
紙かネルでドリップした方が好みです。去年、勤務先の
ビルの地下にあの有名なバリスタの店「ポール・バセット」
が入ったので、とても美味しいコーヒーを気軽に楽しめて
います。
では明日は金曜日、そのあと3連休ですねーおやすみなさい

日記 | 投稿者 テニス侍 00:46 | コメント(2)| トラックバック(0)

数独

東京は日差しが少なく肌寒い一日でしたね。
私には3つ上の兄がいて札幌に住んでいるのですが、
今年は暖かくて2月に入ってからなんと雨が降ってきて
雪がとけてしまったそうです!!雪まつりもはじまってる
と思うけど大丈夫かな~?

ちょっと前ですが、世界中で大人気という「数独」の
ルールをようやく教えてもらいました。とても面白そう。。
でもすごくはまりそうで「これはまずいなあ」とも
思い、まだ実際に一問も解いていません。
長いフライトで眠くなく、小説も飽きたし映画も興味
ありそうなものがない・・という時には最高ですね。
贅沢な悩みですが。数独経験者の方、感想聞かせてください!
ではまた明日、おやすみなさいzz...

日記 | 投稿者 テニス侍 01:28 | コメント(0)| トラックバック(0)

ピースサイン

今日も暖かくて少し坂道を歩くと汗をかいてしまいました。。
もう春がきた~!と思ってしまいますね。
暖かい日差しの中、テニスをするのも最高ですが
バイク乗りにとってもたまらなく気持ちいいのです!!
わたしも16才で原付免許を取って以来、大学卒業まで
オートバイに乗ってました。。最後に乗ったヤマハSR400は
ゆったりした乗り心地がとても気に入ってましたが、
一番覚えているのは大学1年のとき友人に譲って貰った
スズキハスラー50(オフロードタイプ)。これがとても
良く走ってくれました~!当時住んでいた札幌市内や近郊は
もちろん、函館や旭川方面へも足をのばしてました。
わずか50CCしかも昔ですので、坂道は30キロ以上でません
でしたが、若かったので疲れも飽きもせず走り回って
いました。ときおり対向車線にすれ違うバイクとはなぜか
必ずピースサインを交わしていましたが、これは北海道では
今でもみんなやっているのかなー?
いまではスクーターに少し乗るくらいで、時々単車乗りを
見ると「楽しそうだな、欲しいなー」と思ってます。。
ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:43 | コメント(0)| トラックバック(0)

SUBARU R2

日中は春みたいな天気で最高でしたね。このまま
雪も降らずに暖かくなるのかなー?

さて現在ツヨシ家では車の買い換えを検討中です。
今の車も中古で購入して3年たつので少しずつ直すべき
ところも出てきてるし、車検も夏に控えているんでー。
条件としては①妻も街中で駐車できて(現状3ナンバー
のワゴンで×)②燃費が良く(今はリッター6キロ!)
③家の前の空きスペースに入ること(軽自動車なら入る)。
妻は異論があるようですが、私は日本車の優秀さの
象徴が、ハイブリッド技術と軽自動車パッケージ
と思ってますので、たぶん今回は軽にするかも。
今の最有力候補はSUBARUのR2です。昨日夕方ディーラー
さんに見に行ったのですが、昔のスバル360を
思い出させる雰囲気のスタイリングが気に入ってます。
でも気になるのはそのサイズ、相方も168センチあるし
わたしはBMI25.0の巨漢です。。だいじょうぶ??

久しぶりにアーニー・ディフランコの99年アルバム
「トゥ・ザ・ティース」を聴いています、懐かしい!
ファンクとブルースとジャズのまじった感じで、Aniの
声も素晴らしいですよ!本当、聴いてみてください。
ではまた明日、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:20 | コメント(0)| トラックバック(0)

教育実習

東レPPO、杉山選手のプレーをビデオで見ました!
ファーストはチャンスを生かしてお見事でした。
しかし徐々にストローク力や展開力の差が出て、
後半はやられてしまいました。でも今年はかなり期待
できそうです、応援してますよ!

今日は夕方、取引先(雑貨輸入商社)の部長と
その部下の方数人にPC上でのweb操作のレクチャーを
したのですが、わりと順調に教えられて楽しく
終えられました。これって何かの感じに似ているなー
と思ったら、学生時代の教育実習のころを思い出し
ました。教育学部ではありませんでしたが、教職課程を
取っていたため3年次の6月に母校の高校の英語(!)
で実習に入りました。毎日2コマ担当してあとの時間は
他の授業の見学・感想をまとめるという日々でかなり忙しく、
あっという間でしたね。授業自体は塾講師と家庭教師を
1年くらいやっていたので、何となく大丈夫だったと
思います。担当のクラスは2年生、初日から男子女子
とても人懐こく話しかけてくれて、HRや放課後は
すごく楽しい3週間でしたよー。それに実習最終日には
本当に上手な似顔絵つきの寄せ書きを秘密につくって
くれていて、今でも大事に持っており、たま~に
見たりしています。もう15年もまえの話です。。
今では先生でもないし、英語もゼロですが
ひとつの良い経験になっていると思います。
生徒のみんな、今頃どうしてるかな~??

さあ明日はお休み・・ではなくて午前のみ仕事です。
去年まで住んでいたところの近くに行くので、少し
楽しみです。変わっているのかな?ではおやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:42 | コメント(0)| トラックバック(0)

いちご狩り

今日は少し風が冷たくて外回りが寒かったです。
冬はやっぱり使い捨て携帯カイロ!いつもお世話に
なっております。冷たくかじかんだ指もポケットの
中で温められて、発明した人に大感謝!!
そういえば子ども時代、父に連れられて行った
わかさぎ釣りにもたくさんカイロを持っていきました。
凍った湖の上で、氷に直径30センチくらいの穴を
あけて釣るのですが、なにせ風を遮るものがないので
寒い寒い!!釣れる時は短時間で100匹以上も釣れて
楽しいのですが、そのうち寒くてダウンしてしまいます。
そのうちまたやりたいなー!父はもう病弱で、一緒に
行けないのが残念ですが・・。
さて今度の日曜日は銚子方面でいちご狩りの予定です。
去年行ってその味の濃さに感動したアイベリーを
また味わってきたいと思います。ただ今日、会社の
友人Hくんが「三浦半島のいちご狩りは予約制で
2月なかばまでいっぱいですよ」というのが気になる・・。
千葉もそういうシステムで門前払いかな??
さあ明日もがんばりましょう!!
日記 | 投稿者 テニス侍 20:43 | コメント(0)| トラックバック(0)

話せばわかる?

今日も良い天気、風もなくて夕方の空は澄み切った藍色に
夕日が燃えてきれいでしたねー。仕事も忙しいですが
あまり慌てず、でも目の前のことにはなるべく集中して
頑張ろうと思ってます。来週は東レがあるので、さらに
キツい状態になりますが・・。

さて、午後少し時間があいたので本屋さんで何気なく
見ていた新発売の雑誌対談ページにて、ある俳優さんが
「対話の機会さえあれば、けんかや戦争には絶対に
ならない」という趣旨の言葉を述べられていました。
いわゆる『話せばわかる』理論ですね(性善説とも
いえるかな)。
そうかなー?わからない人もたくさんいるよねー?!
私は「それがそうであればよいな」と思いつつも、
対話による解決の限界は確実にあると思っています。
各自の立場の違いを際立たせるのみの議論にもよく
出くわしますものね。
でも黙ってやりすごせばよい場面ばかりではありませんので
主張すべきときはしなければならず、守るべきものを
守らないではいられないとすれば、最悪の事態として
争いは不可避です。これって危険な考えかなー?

タカトシに「マジメか!!」と突っ込まれそうですので
今日はこのあたりで。おやすみなさいzz...

日記 | 投稿者 テニス侍 00:54 | コメント(0)| トラックバック(0)

答案用紙のうら

今日の東京はぽかぽか陽気で気持ちよい日でした。
メルボルンはとうとう大詰めでベスト4が出てきましたね。
シャラポワフェデラーを軸に、対抗はロディック
バイディソワかキムかヒンギスか(わからない)楽しみです。

さて私は小さい頃(といっても小学6年くらいまで)鉄道
時刻表が大好きで、日本交通公社(JTB)から毎月発行
されるものをよく買ってもらっていました。あまり
なじみの無い方には何が面白いかわからないと思いますが、
今でも特急・急行・快速・普通列車が並びたつ時刻表
ページには愛着を感じてしまいます。

よく作っていたのは、日本全国を無駄な空き時間をなるべく
少なくしながら全路線を踏破する旅程表で、できあがると
父に見てもらい、その度に「よく作ったなー」と褒めて
もらいすごく嬉しかったのを覚えています。
しかし毎年春と秋にダイヤが大幅に変わったのですが、
そうするとまた一から作り直しになるため大変でした。
小学校の授業中もマイ列車の旅が頭から離れず、小テストを
するたびにさっさと回答を終え(正解かどうかは2の次)、
うらにひっくり返して日本地図に覚えている限りの
路線図を記入して指でなぞって旅を夢想していたのものです
(ややビョーキ??)。ツヨシの答案用紙にはいつも同じ
地図の落書きが書いてあると、担任の先生も苦笑してました。。

週末は東レPPO予選、土曜朝から観戦に出かけますよ~
ではおやすみなさいzz..
日記 | 投稿者 テニス侍 00:42 | コメント(0)| トラックバック(0)

週末だ~

こんばんは!今日は風が冷たくて冬らしく感じました。
ようやく週末だー、明日はお昼過ぎまでゆっくりして
夕方から松戸のサークルでダブルス練習4時間入ってます。
4ゲーム先取でペアを変えて男ダブ・ミックスをほぼ
休みなく続けていくので結構きつく、練習しがいのある
テニスです。。ハードコートでしかもベテランが多いので
配球で攻めてくるので疲れることは間違いなし、でも
マケナイぞ!!
帰宅後夜食はおそらくうどんを食べに行く予定。
去年までうどんとそばでは圧倒的にそばを食べてきた
のですが、去年の秋くらいから味覚が変わり、うどんの
ほうが好きになってしまいました。急に何故かな??
茹でたて釜揚げもいいのですが、お好みは煮込み系です。
少しやわらかくのびて腰がなくなっている感じで、
味がしみこんで美味しい状態がサイコーです。
ああ食べたい・・。
それではまた、おやすみなさいzzz..
日記 | 投稿者 テニス侍 01:59 | コメント(0)| トラックバック(0)

クロスカントリースキー

こんばんは。東京は今日も晴天なりー!
今夜はお取引先様ご夫妻と新年会でさっき帰りました。
田園調布の老舗焼肉店でいつもながら美味しかったです。
特に最後のカルビクッパが絶品でした。
さてこのご夫妻の共通の趣味はなんと「クロスカントリー
スキー」とのことで、福島の会津磐梯のコースとかで
雪のなか散歩すると、とても気持ちよいらしいです。
XCスキーは私もいつか必ずやってみたいものの一つです。
今年は例の暖冬の影響でまだ行けていないそうです。
私は北海道出身なので、小学校時代からゲレンデスキーには
なじみがありますがXCは一度見たことしかありません。
素敵なおじさまがゆったりした下り坂を、足を前後に
開いた姿勢(テレマークと呼ぶそうです)でゆ~っくりと
降りてきて、かっこいいなーと思ったのを覚えてます。

さて全豪予選はじまりましたね!岩渕・本山選手と森田選手
おめでとうございます!!引き続き応援していますね。
明日は金曜日、週末まであと少しですね!日曜は草トー
(シングルス)試合です。楽しみ~!
ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 01:01 | コメント(0)| トラックバック(0)

緑内障って・・

こんばんは!今日もいい天気で気持ちいいですね。
ようやくお正月気分もぬけたような気がしてますが、
皆さんはいかがでしょうか?
今日は1年に1回の人間ドッグに行ってきました。
朝9時の予約で半日コース。去年も同じ病院でやって
もらっていて、待合室(入院個室を貸してもらえます)から
皇居のお堀が見えたり、同じ時間帯に1人しか予約入れない
から急がずゆったり進みますし、終了後は個室で
ゆっくりしながら簡単な昼食(洋食)をいただけるなど、
とても気に入っているオススメの病院です。
特に今回は個室が昨夜の急患さんで空きがないらしく、
案内されたのは何と・・最上階の「院長室」です。
家具など調度品は新しくも華美でもないのですが、
とても落ち着いてシックな感じで心地よかったです。
診察に入っている院長先生の部屋で着替えをしたり、
食事をしたりしましたが、20畳くらいある広い部屋で
あまりきょろきょろ見回しても失礼かなーとも
思ったのですが、見つけてしまいました「ビックコミック
スピリッツ(青年マンガ誌です)」が簡易ベッド横に
5冊くらい積んであって「あの院長先生も見てるのか~」と
なんとなく親近感がわいて面白かったですよ。
さて結果案内は2週間後なのですが、最後の方で目の
検査をしたら「う~ん眼圧が高すぎるなー」と先生が
うなっています。眼圧が高い状態が長く続くと、
緑内障となり、最悪失明するとのこと。あれ簡単な手術で
レンズいれれば治るのでは・・と尋ねると「それは
白内障で全く違う病気ですよ」とのこと。
去年はどうか・・と調べるとやはり正常値を越えていて、
帰り際に院長先生から「これは精密検査が必要だな」と、
近くの専門医へ紹介状を出してもらい、またそこで
診察受付をしました、午前11時、そこは麹町でも
人気の眼科らしく狭い待合室が患者でいっぱいで椅子にも
座れず、しばらく立って待ってました。簡単な診察後、
女性医師曰く「やはり緑内障の疑いがあるので後日予約
のうえ精密検査が必要」です・・トホホ。好きなテニスも
目が見えなければできません。再来週の検査予約を入れて
もらいました。視野・視力・眼底の精密検査は全部で
2時間くらいかかるそうで、検査後は瞳孔が開きっぱなしに
なってピントが全く合わず、なんと4~5時間は仕事も
できないとのこと!あれれ、高校1年から近眼で眼科には
しょっちゅう行ってましたが、眼圧が高いとは今まで一度も
いわれなかったよー・・。また後日怖い検査のこと報告
しますね。。みなさまも目も大事にしましょうね。
ではまた明日、おやすみなさい。
日記 | 投稿者 テニス侍 00:29 | コメント(7)| トラックバック(0)

体重がなんと・・

こんばんは~!
今日は風がすごかったですね。朝8時から外で練習して
きましたが、だんだん強くなってきて、特にトスが曲がり
大変でした。
午後からは妻が友人と明治神宮に行ってしまったので
のんびり読書と昼寝をしてました。久々の昼寝は
すっきりしたー!その後、近くの餃子専門店で夕食し
たっぷりと美味しいぎょうざをいただき大満足。。

ところが最近少し太ってきたかなーと思って、
久しぶりに体重計にのったら、何と81キロ!!
自分史上最高更新です。
身長177センチですので、健康診断の際に伝えられる
BMI理想体重は68~70kgだそうです。
大学~28歳くらいまではずっと69kgだったので、
知らなかったですがベスト体重だったのねー。
これもトシのせい??ここ1年で禁煙前73kgから
8kg太ってしまいました。テニス後の飲食がおいしくて
たまらないのですが、ダイエットしなければ・・。
今年1年で75kgにはしたいです。

来週14日(日)は草トーに出場します。足を動かして
結果にこだわりたいと思います。ではまた、おやすみzzz..
日記 | 投稿者 テニス侍 00:06 | コメント(0)| トラックバック(0)

すき焼き

こんばんはー。
お正月はゆっくりと休ませてもらっています。
今日は妻の実家にお邪魔して、すき焼きをご馳走して
もらいました。とっても美味しかったです!
いつもありがとうございます。

さて明日からテニスをようやく始めます。
昼から3時間、品川大井です。すごく楽しみです!
今年の私の目標は、「最後の1球まで、強気であきらめず
ボールにくらいつくこと」です。勝利への執念を表に
出して、熱くなるプレーをしたいと思います!!
明日はインパクトでボールを見ることを課題にします。
フェデラー選手を見習い、忘れないようにします。
ではでは、おやすみなさいzz..
日記 | 投稿者 テニス侍 01:54 | コメント(0)| トラックバック(0)

仕事納め

こんばんは~。今日は職場の同期が集まる忘年会で
遅くなりました。明日がようやく仕事納め!
身の回りを思い切り整理して、新年を気持ちよく
迎えたいと思います。

さて昨日のタイトル「リーバイスとラングラー」の件、
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、私の契約先の社長様
(航空商社の経営者でアメリカにてMBAを取られた方)と
またまた牛の話をしていたら、テキサスでは
多くのビジネスマンがいまだにカウボーイの末裔と
いう意識から、スーツの下にも長いブーツを履いている
人が多いということ、またジーンズブランドLEVISは
西海岸の金鉱山での作業用に作られたのに対し、
wranglerは南部のカウボーイのために作られたそう
なので、テキサスなどに行かれる際はwranglerを
履いていくほうが話がはずむよー、とのことでした。。
しかし行く予定の全くない私は、家で「ロデオボーイ」に
ラングラーを履いて乗るくらいですかね。ではまた明日、
おやすみなさいzzz..
日記 | 投稿者 テニス侍 01:49 | コメント(2)| トラックバック(0)

リーバイスとラングラー

こんばんは!今日は朝から暖かかったですねー。
午後からは風がでてきましたが、春みたいで
気持ちよかったです。
年末の予定は皆さん決まっているのでしょうね~。
私は北海道出身、妻は三鷹市なのですが、わが家族は
30日から京都に行ってきます、寒そう~!!
結婚後、夏には何度か行ったことがありますが、冬の
京都は2回目です。20歳くらいのとき、仏語の合宿で
京都大学のセミナーハウス(京都駅からバス1度乗り継ぎで
2時間くらいかかる山の中)で1週間カンヅメしたこと
があります。20名くらい全国の大学生が集まって、
日本語禁止のキツイものでした・・懐かしい~~。
12月でしたが雪が1度降り、2日くらいは真っ白に
なりました。今回は湯豆腐など美味しいものを食べれるよう
計画していきたいと思ってます!
あ、タイトルのジーンズメーカーの件は、なかなか面白い
話をまた今日、営業先の社長様からお聞きしたのですが、
少し長くなるので今度書きます。
それではおやすみなさいZZZ..
日記 | 投稿者 テニス侍 01:16 | コメント(0)| トラックバック(0)

Cow Parade

こんばんは~!雨がひどくなりそうですねー、特に
寒い夜になりそうです・・。
今日は仕事中に1時間ほどお医者さんと雑談する
機会がありました。たぶん40代の男性で、見た目や
声などは「朝まで生テレビ」に時々出られる姜 尚中先生に
似てる方でした。なんと水上スキー!を小さいころから
競技として河口湖で練習しているとの事で、10年ほど
前には全日本選手権で入賞したそうなのです~!
リゾート地で遊びでやるものだと思ってましたが、まさに
世界は広く、知らないことだらけなのですね~。
また最近流行の胃腸炎(私も先日苦しみました)は
ウイルス性の「伝染病」なので、免疫ができるという
ことではないため、何度も罹る可能性があり、やはり
手洗いなど衛生には十分注意すること、とのことでした。
皆さまもくれぐれもお気をつけくださいね。。

さて今日はお客様のおはからいで、タイトル
「カウパレード」のミニチュアを3体も手に入れることが
できました!生来牛好き(見るのも食べるのも)なのも
ありますが、雑誌などで見て夏くらいから気になっており、
この前お客様と偶然その話になったら、その方(女性)も
雑誌やテレビで「カウパレード」をご存知で、
そのうえ日本での正規販売代理店を紹介してくださった
のです。Mさん、どうもありがとうございました。
「カウパレード」とは1998年スイスで始まった
チャリティイベントで、若手アーティストによって
ペインティングされた実物大の牛の模型の街角での
展示のことです。その後シカゴ・NYなどアメリカで
爆発的に広まり、日本初上陸は2003年だそうです。
関心のある方は、http://www.matsui-gaming.co.jp/cowparade/welcometop/welcometop.htm で一度見てみてください。後日画像もアップしますね~。
ではまた明日、おやすみなさいzz..
日記 | 投稿者 テニス侍 00:11 | コメント(0)| トラックバック(0)

年賀状

メリークリスマス~!
今日もまたテニス日和でしたね!
私は朝から2時間ダブルスしてきました。
テニスオフネットで参加したのですが、殆どのメンバーが
顔なじみだったので、楽しく試合できました。ですが・・、
最近は楽しいテニスが多くなってしまっているので、
来月から最低月1は草トー予定を入れていこうと思います。

さてそろそろ年賀状も最終段階ですね。
随分前から、裏面・宛名とも年賀状ソフトで作成してます。
すごく便利ですね~。今日夕方ようやく約150枚印刷を終え、
遠い地域の方から一言コメントを書いて、明日には出す
つもりです。もうメールで済んじゃうよーと言われつつ、
年賀状などの手紙・ハガキ類も一定量は残りそうですね。
もう15年も前ですが、ある方と2年くらい文通してた
(懐かし~!!携帯も無かったのです)のですが、毎日
ほんとうに朝夜、「何かきてないかな~」とポスト箱を
開け閉めしていたもので・・、あれれ若い思い出です。
今年もあと1週間になりました。頑張りましょうね。
おやすみなさい。
日記 | 投稿者 テニス侍 00:00 | コメント(2)| トラックバック(0)

イブ2

こんにちは、今日は風もなく絶好のテニス日和ですね。。
今日は2時間、5人でダブルスゲームをしました。
うまく脱力してプレーできたので相手の動きがよく
見えたのと、ヒザが自然に曲がる+動き出しがスムーズ⇒
ストロークが安定、という好循環になったと思います。

今日夕方から木場のヨーカドーに出かけ、買い物と念願の
レイトショー「硫黄島~」を見てきます!楽しみ~~!
感想はまたのちほど、ではでは!
日記 | 投稿者 テニス侍 16:01 | コメント(0)| トラックバック(0)

おいしいコーヒー

こんばんは~!今日も雨にならずラッキーでしたね。
一日中長い傘を持って歩いたテニス侍でしたが・・。
さて今日はコーヒーの話をちょっとします。
むかし北海道の東、釧路で高校生のころ、
サイフォンで淹れる喫茶店が末広町という繁華街の
雑居ビルの地下にあって、たまたま入って飲んで
みたのですが、そこで初めてコーヒーと
いうものが美味しいと思えたのですよ!その後
日曜の夜に毎週行くようになり、特に冬は店の
窓ガラスが湯気で真っ白に曇っていて、寒い外から
入ったときの幸せ感を今でも覚えています。音楽は
シャンソンかポルトガル民謡のファドが大きな音で
かかっていて、雰囲気のあるお店でしたよー。
その喫茶店、3年ほど前に突然顔を出してみたら
マスター夫妻もご健在で、コーヒーの味ももちろん
前とおんなじで、何だかとてもホッとしました。
また近いうち行きたいな~。
今ではどこにいってもドトールをはじめ、安価で
質のよいコーヒーが飲めるようになったので、
私たち日本人は本当に幸せですね。。
それでは、あしたはとうとう金曜日、がんばろうー!
ではおやすみなさいzz..
日記 | 投稿者 テニス侍 23:59 | コメント(3)| トラックバック(0)

パーティーバーレル出ま~す!!

こんばんは!今日も寒かったですね!
日光は気持ちいいんだけど、風がかなり肌寒く感じました。

さあ今週末はクリスマスですね~!
私は土日の銀座程度でも人に酔うタイプなので、
特にクリスマスは毎年困ってしまいます・・。
『今年はウチで、ごちそうをいっぱい用意して
豪華10本立て「エリック・ロメール」祭りに
しようよ』と妻に言うと、やはり魂胆を見抜かれて
あっさり却下・・・。
いつもの買い物・映画・食事になりそうです。。

クリスマスといえば、高校~大学まで3年位
ケンタッキーフライドチキンでアルバイトを
していました。厨房から入って、レジとパッキングも
やってました。時給はたしか420円スタートで
むちゃくちゃ安かったですね~!
やっぱりクリスマスといえばチキン!毎年この時期は
本当に大変です。何とイブ前日23日の夜から、徹夜で
揚げておきパッキングしておくのですよ(今はもちろん
そんなことはできなくなったと聞いていますが)!
それでも24日の午前中には在庫も切れてしまい、あとは
夕方まで途方も無いオーダーの波におしまくられて
24日夜を迎えるのです。その夜のホッとする脱力感や
お店のスタッフ全員の一体感は今でも覚えています。
今年は土日ですもんね~、全国のKFCスタッフのみなさん
またまた頑張ってくださいね!!やりすぎて倒れないように・・
では、またあした、おやすみなさいzzz..
日記 | 投稿者 テニス侍 23:56 | コメント(0)| トラックバック(0)

世界の日本人ジョーク

こんばんは!
今日は会社の送別会で遅くなりました。
3時間の飲み会でしたが、割と熱く語る人が
多くて、楽しかったですよ~。
でも、お別れする方のために贈り物を用意して
いたのですが、最後まですっかり忘れていて、
冷や汗をかいてしまいました。
あとコース料理の最後にでてきたアイスクリームが
かなりおいしかったです。味はナッツか栗か
最後までわかりませんでしたが。。

タイトル「世界の日本人ジョーク集」は昼間、時間が
あったので買った本の題です。
先日夜、J-WAVEに著者の方が出ていて、興味を
もったので即買いしました。今年1月初版でもう
50万部以上売れてるそうですよ。少し読んだのですが、
とても面白そうでした。感想はまた明日報告します。
では、おやすみなさいzzz..
日記 | 投稿者 テニス侍 23:57 | コメント(0)| トラックバック(0)

「花はきっと、人類最古の贈りもの」

こんばんは~!
関東地方、雨にならずラッキーでしたね!!
午前2時間のテニスも、無事楽しめました。
いつもストロークは思い切り回転をかけるよう
振り切るイメージで、調子の悪いときはネットや
オーバーを繰り返していましたが、今日は6~7割程度の
力で抑えるようにアップのときから気をつけました。
力を抜いている分、相手の動きがよく見えてなかなか
イイ感じでしたよ。。

さて今日のタイトルは、このあいだ営業中に東急線の
駅で見たポスター(何の会社かは忘れました)の
コピーです。クリスマスも近いし、なぜか心に残った言葉
でした。言葉も贈り物も、押し付けになるのはもちろん
NO GOODですが、逆に臆病になってもつまらないので、
相手への気遣いを忘れないで、そのときの気持ちを
素直に伝えていきたいと思っています。
学生時代(もう15年も前)、小樽駅前の珈琲専門店で
アルバイトしていたのですが、毎朝店長が気持ちを
集中させて花を活けていました。
それは見事な腕前で、その花を観るために
毎日通っていたお客様がいらっしゃいました。
癒しとか感動とか、花には色々な魅力があるんでしょうね。

さあまた明日から師走の忙しい日々がやってきます。
年末まであとわずか2週間、がんばりましょう!!
では、おやすみなさいzzz..
日記 | 投稿者 テニス侍 21:50 | コメント(0)| トラックバック(0)

禁煙効果

こんばんは!
今日は風もなく穏やかなテニス日和でしたね~。
朝から夕方まで計6時間ダブルスゲームをしました。
今日の課題はリターン。特にバック側にくるボールを
きちんとヒザを使って、クロスボレーヤー足元バックへ
行くように考えてました。結果はまあまあ良かったかな~。
意識するのとしないのでは大きな差がでてくると思うので、
毎回テーマをつくって臨もうと思います。
あと、少し右手首が痛いのですが、最近はあんまり
ひどくなく、ストレッチで治る程度で助かってます。
特に今年の夏ごろはアイシングして湿布してどうにか
しのいだ感じだったので、それに比べれば随分マシですね。
今のところ幸運にも、肘とかヒザなどはほぼ問題ありません。

さて今日の午後、オフネットで申し込んだ松戸市内の
コートで、空き時間にコートそばのベンチにて
他参加者の試合を見学していたら、いい匂いが横から
してきました。おなじみ「タバコ」のにおいです。
去年の暮れ、約20年お世話になったタバコをやめて
もうすぐ1年たちますが、正直まだちょくちょく
吸いたくなりますね~。禁煙の大先輩に言わせると
「本当に興味なくなるのは5年はかかるよー」との
事ですが、果たして・・。ダッシュ系の動きが多い
テニスをやるぶんには、前より少しラクになったかも
しれません。しかし不思議とこの1年、以前より
よく病気をするようになったんですよ。6月には
生まれて初めて全身にじんましんができ、まる1ヵ月
とてもかゆくて大変でしたし、先月は胃腸炎で
3日間トイレ通いです。これまでの不摂生のリバウンド
と考えるしかないんでしょうかね~。ちなみに禁煙の
キッカケは、あの世界的に有名なベストセラー本
「禁煙セラピー(アレン・カー著)」です。
禁煙したい方にはぜひオススメです!この本の
おもしろいポイントは、本を読み終わるまでは、
タバコをやめなくても良い(吸いながら読んでいい)
ことです。150ページくらい読んだあと最後の方で
不思議と「ああ、やめてもいいかな~」と思えたのです。
ちなみに先日この著者が70代で逝去された、との
ニュースを聞きました。禁煙の恩人ですので、ここに
ご冥福をお祈りいたします。合掌。
それではまた、おやすみなさい!
日記 | 投稿者 テニス侍 20:57 | コメント(0)| トラックバック(0)

ハイテク?電車

こんばんは。
今日は夕方からオフィスの改装工事が入るため、
朝のうち自分の荷物をすべてパックした後、
既契約お客様へ年末のあいさつ回りをしてきました。
10軒ぐらいですが、幸運にもお昼頃から冬晴れの
さわやかなお天気になってくれたので、気持ちよく
移動できました。
お昼ごろ飯田橋のお客様にうかがう際、
中央・総武線(各駅停車)を久しぶりに利用した
のですが、「何か以前と違うな~」と思い、よくよく
注意してみたら・・、なんと車両内のスピーカーが
サラウンド(ステレオって言うのかな?)になっていて、
車掌さんの声が臨場感たっぷりに聴こえるのです。
さすがメイドイン日本!
従来の車両のモノラルスピーカーとは全然ちがって
聴こえますので、面白かったですよ。休日か特別な日
なんかは音楽も流せばいいのにね~。1両目がジャズで
2両目がクラシック、その次が昭和のなつかし歌謡とか♪
そういえばこの前のお正月に台湾に行って、地下鉄を
利用したのですが、あちらの車両の椅子はカジュアルな
デザインの樹脂製なのですねー。清潔感はありますが、
長時間ではおしりが痛くなりそうなカンジでした。

さあようやくお待ちかねの週末です!
明日は朝8時から葛飾でNさんのサークルに
お邪魔します。Nさんは20代の出張の多い
エンジニアで、テニスの腕前も上級ですが、
とても親切でやさしい男です。またよろしくね。
日曜はできれば「硫黄島からの手紙」を
豊洲か木場で観たいと思います。
ではまた、おやすみなさい~zzz

日記 | 投稿者 テニス侍 20:26 | コメント(0)| トラックバック(0)

ノロ/ロタウイルスに注意

もう先月のことですが、体調を崩してしまい
仕事もテニスもできず、丸3日間ベッドに
横になっていました叫び運の良いことに
家の向かいが内科医院なので、毎朝一番で
見てもらってましたが、診断は・・ウイルス性の
胃腸炎!流行のノロかロタかわかりませんが・・。
今までは園児か老人がかかるものと思っていましたが、
何と自分が罹るとはびっくり
一番つらいのは、夜中におなかが痛くてトイレに
起きるのですが、それが何と1~2時間に1回の
ペースですよ~やっちゃったぁ生まれて初めての体験でしたが
もう二度とこりごりです。健康の大切さを改めて
実感しました。皆さんも防寒対策はシッカリと、
うがい手洗いは欠かさずにね!
ではおやすみなさい。zz...
日記 | 投稿者 テニス侍 00:49 | コメント(2)| トラックバック(0)

ランチのお寿司屋さん

こんばんは!
東京は今日も雨でしたねー。
週末はテニスできるのかな~?
さて今日はお昼に目黒でお客様と約束があったので、
久しぶりにJR目黒駅周辺に出かけました。
仕事が終わって12時半ごろ「さあ昼にしよう~♪」と思い、
先輩に教えてもらった西口の串カツにしようか、アトレの中
どこか探そうかとウロウロ(一人でも結構迷うんですよね)
していたら、東口の清潔そうなお寿司屋さんの
<ランチちらし大盛り>の写真が目にとまり、「ココだー!」と
入ったのですが・・、これが久々にすさまじいランチ戦場と
なっていましたまいったぁ座ったカウンター席からオーダー伝票が
山積みになっているのが見え、フロアーを見回してもおそらくまだ
出ていない注文残が20人前以上ありそう。
さらに板さんとフロアの女性との意思疎通がまったく
上手くいっておらず(いつもお互いケンカ腰です)怖~い
こちらが緊張して冷や汗かいてしまいました・・冷や汗
少し時間がかかりましたが無事に大盛りちらしは
いただきましたよ。待った分おいしかったけど、
もうちょっと仲良く仕事しようよね!困った
ではまた~。
日記 | 投稿者 テニス侍 19:44 | コメント(0)| トラックバック(0)

はじめまして!

ツヨシといいます。
都内在住のテニス大好き30代男性です。
ブログはいつか始めたいな~と
思っていたのですが、今回とうとうやってみることにしました。
みなさまどうぞよろしくお願いします。

さてクリスマスももうすぐですねツリー
みんないろんな計画立てているんでしょうね。
ウチは映画と買い物かな~!楽しみですプレゼント
ではまた、おやすみなさい。
日記 | 投稿者 テニス侍 00:59 | コメント(3)| トラックバック(0)
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