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ツヨシ、しっかりしなさい!! テニス侍&ジョグ侍ツヨシです!<記録>フル3'38"58('09.04かすみがうら)ハーフ1'35"50('09.04焼津)10k40'48('09.05葛西臨海公園)

テニス侍
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口福

こんばんは。今週はすでに夏を思わせる暑い日が続きましたが、
今日は一転して肌寒い雨の一日でしたね。

おまちかね全仏オープン本戦が25日から始まっていて、
若干寝不足の毎日が続いています。。私が特に期待する
森田あゆみ選手、ランキングも100位以内に入ってきて
とうとう予選なしでGS大会本戦に出場できるんですね。
今回もシード選手相手にフルセットまでのいい勝負でしたが
惜しくも敗退。半年くらい見ないうちに、さらに逞しい体つきに
なっていて驚きました!杉山選手に続いて、錦織くんと一緒に
どうか日本テニスを盛り上げてくださいね~!!

おととい職場近くのタリーズコーヒーに入ったところ、レジ近くに
丸の内にあるライブハウス「コットンクラブ」のフリーペーパが
あり、何気に目をやったら、んん!
"TUCK&PATTI 6.23-6.25"とあるではありませんか!!
札幌のFMノースウエーブで学生のころ聴いたのがもう20年前、
1978年にデュオ結成ということなので、もう30周年なんですね。
初めての生タックアンドパティ、すごく楽しみです!


さて最後に、今週読んだ「品性がにじみ出る言葉づかい」という
本のうち、特に気に入った言葉をご紹介したいと思います。
「七重の膝を八重に折る(姿勢をごく低くして深く詫びる)」や
「面映ゆい(嬉しく晴れがましくもきまりが悪く恥ずかしい)」
も良いのですが、この言葉「口福(こうふく)」はとても
奥ゆかしく、豊かな感性を感じさせます。

「『口福』とは、心の底からしみじみおいしい、と深い感慨にひたれる
味に出会った満足感を伝える言葉である。

『口福』は辞書にないことが多く、気の利いた誰かが『幸福』と
イメージを重ねて使い始めた造語だったのかもしれない。

世界の三大珍味などの豪華けんらんたるご馳走ではなく、地方に
伝わる素朴な味や、膨大な手間と時間をかけなければ生まれない
ような味に触れたときにこそ使いたい。そうした味は舌を堪能
させてくれるだけでなく、深く心の底までしみとおり、日々に
疲れた心をそっと癒してくれるような気までする。

学生のころ、ふとした興味から禅寺に参籠したことがある。早朝、
暗いうちに起床。身づくろいすると禅堂に向かい、静かに座る。
その後は寺内の清掃などをしたが、すべてが無言のうちに行われる。

その後、口にした食事はまさに『口福』そのものだった。一汁一菜の
簡素なものだが、口に含むと胃の腑にしみ、やがて全身にしみこんで
いくような力のある味なのだ。金にあかせたグルメ三昧では
味わえない味。それこそが『口福』なのかもしれない。」

菅原 圭「品性がにじみ出る言葉づかい」河出書房新社

数年前のとある日の夜、職場の先輩に連れていってもらった
目黒駅前の有名なとんかつ店「とんき」さんでいただいた
「串カツ定食」も、思えば『口福』の味でしたよ~。
店内完璧にいきとどいた清掃も、働く店員さんの真剣な緊張感にも、
そして手抜きのない真心のこもった全ての品々の味に大満足でした。

私たちが毎日いただくおいしい食事。工夫をこらしたその味も
さることながら、作ってくれる人がこめてくれた細やかな心づかいに
触れた時、最もこの『口福』を感じるのだと思いました。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:57 | コメント(0)| トラックバック(0)

山中湖ロードレース

こんばんは。今日は山梨の山中湖で行われた「第28回山中湖ロード
レース」ハーフマラソンの部に参加してきましたよ~。昨日からの
時おり強く降る雨と風に、一体どうなることやらと思いながらの
スタートでしたが、無事完走できました!記録は前回の焼津の記録には
若干届かない1時間51分5秒でしたが、途中までは目標ペースを維持
できたし、まず満足の結果でした。また脚のほうも今のところ異状なく、
このところのトレーニングの成果かなと思っています。

朝4時に起き、窓の外を見てみると相変わらずの雨足・・。
自宅を5時前に出発し、新宿西口6時発の山中湖マラソン専用バスに
乗り込みました。少しうつらうつらしているうちに、相模湖の
あたりで何と日射しが出て、ラッキー!!と思うのもつかの間、
山中湖畔に近づくと風雨とも強くなり、またがっくし。。
着替えとアップを済ました段階でもう、靴や下着までずぶ濡れです。
しかし完全にこうなると開き直ってきますよね、今日はハーフと
一周13.6キロの2組合計で1万3千人のエントリーがあった
そうで、出発の号砲を待つたくさんのランナーとともに私も気持ちが
高揚してきて、よーし走るぞ~!!と思えました。

さてスタート時刻の9時15分となりました。ゼッケン順に整列し、
スタートタイムロスは2分ほどで済み、最初の5キロはややアップダウンが
あるものの、快調に予定のキロ4分45秒ペースを保てたのと、
アップが少なめなわりには呼吸が早く整ってきたのでこの段階では余裕。
今日はどこまでこの4分45秒~5分でいけるかがポイントです。
風も雨もやや小ぶりになってきたし、いけるかなーと思っていたら
7キロ通過のところで「ここから1キロ登りとなります。標高差70
メートル」との表示・・。これがまた緩く長い坂で、思ったより太もも前部の
筋肉に疲れが出てしまいました。そういえば私はアップダウンの練習経験が
ほとんどなくかなり苦手。つらい上りがようやく終わったあとの
下り坂をこなして9キロ地点くらいで急に視界が開ける地点へ。
雨も完全に止み、それまで着ていた簡易カッパも脱ごうかと思って
いると、湖の向こうに突然、富士山が出現!それもすごく近いです!
低く立ちこめていた雲が急に流れ去って、私たちに残雪のたくさん
残るその美しい姿を山頂まで見せてくれました。。

これで俄然またやる気になり、13キロ地点までペースアップ!
湖一周組のランナーと別れたあと、さてあと「3分の1だー」と
思っていると、なぜか急にこのあたりで呼吸が苦しくなってきました。
脚の方はまだ余力がある感じなのですが、息がかなり上がってきたのです。
標高は900メートル以上あるとのことですが、大した高さでもない
ですよね、、タイムもキロ5分をかなり超えてしまっています。
普段5~10キロの練習を5分半から6分のジョグペースでやって
いるうちはほぼ問題ないのですが、これからタイムを目指すには
心肺機能に負荷をかける練習を常に心がけないとなー、と思いました。

その後沿道の応援の声に助けられて何とかゴールの山中湖小学校
グラウンドへ。泥んこプロレスのような足元の中でゴール!!
相変わらず、ゴール後のランナーの達成感あふれる笑顔に囲まれて、
またこのレース名物の美味しい豚汁もいただき、終わってみると
あっという間のハーフマラソンでした。


今回も備忘録として、キロ毎のラップを入れておきます。
終盤の5キロがかなりつらいですね。。

7'04-5'15-4'53-4'47-4'42-4'46-4'53-5'03-5'01-4'58 10k=51'27
4'54-4'51-5'03-5'12-5'24-5'40-5'23-5'27-5'46-5'33-6'20
21.0975k=1'50"02(NET)

ケガなく、また体調を崩さずに雨のレースを完走できたし参加して
良かったです。悪条件で走ることもあるからこそ、良い天候で
走れるときの有難さもよくわかりますしね~。

次のレースは8月の葛西臨海公園ナイトマラソン(10k)、10月の
手賀沼エコマラソン(ハーフ)そして11月のつくばマラソンで
フルに初挑戦したいと思っています!

ではまた、おやすみなさいzz...
マラソン大会 | 投稿者 テニス侍 23:07 | コメント(4)| トラックバック(0)

ボストンベイク

こんばんは。今日も暑かったですね~!東京都心の温度計は
昼過ぎ29℃や30℃を示していました。私もこんな日に
限って(昨日もそうだったのですが)駅から遠いアポがたくさんで、、
汗だくな一日でした。

昨夜仕事から戻り、自宅ポストを開けてみると先日申し込んでいた
6月27日夜の「第三回お台場ナイトマラソン」の抽選結果ハガキが!!
お~、当選落選どっちかな??と恐る恐る裏を返してみると、
「残念ながら・・」の文字が目に入ってきて、がっかりでした。
500人の枠に2800人以上が申し込んでいたようで、まあ
しょうがないですよね。。その分自主練習がんばるぞ~~!と
思うことにしました。

このところ帰宅が遅くて月曜以来ランニングしていなかったのですが、
今日はいつもの荒川コースを5キロほど走れました。風もあまりなく、
昼間の蒸し暑さがまだ残っていて、たくさん汗はかいたものの、
日中の精神的な疲れが走ることで解毒されるような感覚で、気持ちよく
走れました。3日休養したからか、ヒザも足首もスネも痛みはなく、
週末のレースが今から楽しみです。

そういえば今日お会いした30代女性、とある大手食品メーカの
研究職の方なのですが、なんと札幌での彼女の学生時代、私と
アパートが近くだったようで・・2年ほど時期が重なっているらしく
お互いビックリ!!特に地下鉄北18条駅そばの美味しい
パン屋さん「boston bake」にはよく出没していたそうで、いつか
同じレジに並んでいたかも~、などと仕事そっちのけで地元話に
花を咲かせてしまいました。。


最後に、先日ある経営者の方からいただいた書のうち、
感銘を受けたお言葉をご紹介したいと思います。著名な
明治の教育者、後藤静香さんの教えだそうで、あの長嶋監督が
現役時代から座右の銘とされているお言葉らしく、東京ドームに
ある「長嶋特別室」にも掲示されているそうです。

『本気』

本気ですれば 大抵のことができる

本気ですれば 何でもおもしろい

本気でしていると 誰かが助けてくれる

私もランニングを始めた当初は、フルマラソンなんてまだずっと
先の話だろうと考えていましたが、真面目に走り始めてみると
フルもウルトラも、近い将来はきっと可能だろうと信じられる
ようになりました。汗をかき、呼吸が整ってくると、流れる景色や
走後の爽快感を楽しめるようになってきますしね。
クラブで一緒に走ってくれるメンバーやコーチのおかげで
長い距離も練習できるし、今秋11月の「つくばマラソン」
完走を目標に、こつこつトレーニングしていこうと思っています。

それではまた、おやすみなさいzz...

日記 | 投稿者 テニス侍 23:55 | コメント(0)| トラックバック(0)

クロニクル

こんばんは。東京はひどい風雨でずぶ濡れの朝でしたが、
予報どおり午後は一転暖かく、穏やかな天気になりましたね。
これから土曜までは晴れで最高29℃と暑いくらいの予報ですが、
ハーフ大会のある日曜の山梨県はどうやら雨のよう・・。
まあいろいろなお天気のおかげで、動物も植物も生かされて
いると思えば、少し濡れたからといってなんてことありません・・ね。

これからの予定としては、週末25日の山中湖(ハーフ)のあと、
6月1日は国立競技場で陸連のランニング講習、8日は葛飾区の
ダブルス大会予選、27日(金)夜には「お台場ナイトマラソン
(10K)」に応募しています、抽選当たるかな~?!
あとなるべくランニングクラブSWACの練習に参加して、
練習を重ねたいと思っています。なにせ一人で走るよりも、
楽しいですからね~!SWACは雰囲気がとてもよくて明るいし、
自分の走力に合ったトレーニングができるのでお勧めですよ。
7月の菅平合宿にも、できれば参加したいなーと思っています。

さて今日は、私が注目しているアーティスト安藤裕子さんの
4枚目のアルバム「クロニクル」が発売されました。仕事帰りの
夜8時、品川駅構内のCDショップ前で突然思い出して、お店に
入ったら21日発売コーナに1枚だけあってラッキー!急いで
ピックしました。
この安藤さんは、特徴のある声が魅力的で表現力豊かと評される
ことが多くて、確かにそうだなと思いますが、それよりも私は
歌詞がいつもよく練られていて感心しています。丁寧に選ばれた
言葉一つひとつがよく考えられていて、とても大事に大切に
用いられている印象なんですよね。デビューアルバムに収録
されている「忘れものの森」や「隣人に光がさすとき」が
今は最高に気に入っています。


最後に少し遅いですが、この間の11日は「母の日」でしたよね。
私も母にあるプレセントを贈ったのですが、それが予想外に
すごく喜んでくれて私もとても嬉しかったです。そのせいなのか、
私はいま子どもがいませんが、もしも娘がいて「父の日」に
贈り物を貰えるとしたら何かいいかな~、などと夢想してしまい
ました。
で、その夢見の末の結論。贈り物は今のところ「似顔絵」か
「手紙」がいいですね。私のことを考え想ってくれた時間を
とてもありがたく思えるんじゃないかなー。

それではまた、おやすみなさいzz...
音楽 | 投稿者 テニス侍 23:53 | コメント(2)| トラックバック(0)

いびき

こんばんは。今日の東京は春らしくいい陽気でしたね~!
こんな日は新緑に満ちた公園で、草いきれとともにランニング
なんか最高なんです・・。そこでランニングクラブSWAC、
代々木公園の巻に参加してきました。今日で4回目の参加と
なりますが、今日も最高のお天気に恵まれ、私の脆い脚も
走り始めるとヒザもスネもほとんど気にならなくなるのが
何故だか不思議ですね。キロ5分半のペース走グループで
1周1.75キロを10周、最後の1周だけペースを上げて快調に
走れたので、来週日曜の山中湖ハーフも快走できる自信が
つきました!今日は午前10時スタートでしたが、代々木
公園は昼にかけてどんどん人出が多くなり、強い日射しが
はっきり縁取る木々の影と、時おり吹き込む気持ち良い風の
中で、それらを楽しむ人たちの笑顔であふれていました。

さて昨日情報誌SAPIOを読んでいたら、あの落語家立川談志
さんのお弟子さんが書いた書籍の評が載っていました。
天才である故に、昔から周囲との軋轢が絶えず、最近の講談では
「いつ死ぬかわかんねえんだから、しっかり聞いとけよ!」が口癖
なんだそうです。。
その強烈な個性を前に、内弟子談幸は照れもなく、師匠への想いを
吐露していて印象的でしたので、少しご紹介しますね。

「立川談幸著による『談志狂時代』(~うなぎ書房刊)は、一門で
唯一の内弟子だった者ならではのエビソードを披露している。

(その一)ある時、談幸は談志が地方で行う仕事のお供をした。
その夜、ふたりは談志の知人宅に泊まるのだが、同じ部屋に
布団がふた組敷かれている。談幸は談志が大の苦手とするいびきを
かきはしないかと心配し、幸いにもかかなかった。翌朝の様子を
こう書く。
<かえって師匠の方が、『俺、昨夜いびきをかかなかったかなあ?』
と心細げに聞いてきた。私が、『少しかいていたみたいです』と
答えると、師匠は申し訳なさそうに『ちょっと疲れていたからなあ』
と云って、しょんぼりしてしまった>

(その二)内弟子として談志と二人暮らしをしていた時代のことだ。
自分は師匠だからといって、談志は弟子の部屋を勝手に開けることは
しなかった。例外はただ一度だけ、ある夜中に用事があった時だけだ。
<私に用を言いつけ終わると、師匠は蚊の鳴くような声で、
『たまには掃除したほうがいいよ』と、言った。見てはいけないものを
見てしまったかのように申し訳なさそうに言った>

露悪的、挑発的で、傲岸不遜なイメージが先行しながら、一方で
優しく、繊細で、気弱で、遠慮がちな面も持ち合わせる談志像が
浮かび上がってくる。」 小学館SAPIO 2008年5月28日号(42ページ)

人は、長く付き合っていると様々な状況の下で、相手の全く意外な
一面を発見することがありますよね。ちょっとした言葉やしぐさ、
表情などがたまらなく愛おしい気持ちを呼び起こしたり・・。

人は一人で生まれ、一人で生を終えます。それだからこそ「どうせ孤独
なのだ」と投げやりになるのではなく、思いやりや気づかいを忘れずに
他人とかかわり、愛する人には多くを与えることが、とてつもない意味を
持つのだ、と思いました。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 21:25 | コメント(0)| トラックバック(0)

ガラスの脚

こんばんは。しばらく更新できませんでしたが、体調は抜群、
食欲も寒いせいもあるのか止まらない勢いです。明日から週末にかけて
ようやく東京も良い天気が続くようです、楽しみです!!

さて連休前から体調もよかったせいか、JogNoteも順調に距離を延ばして
いたんですが、とうとう恐ろしいことにまた脚の痛みが出て
きました・・。私の『ガラスの脚』、この位でオーバートレなのか?
と少しガックリ。。
左足のすね内側に安静時も弱い痛みと、右ひざ裏のスジが走った時に
強く痛むんです。まあ、長いキャリアのランナーさんも、色々な大小の
痛みをだましだまし走っているそうだし、気長に付き合うしかないか。
先ほどワコールの機能性タイツCW-Xの力を借りて、8キロほど
ジョグしてみたんですが、ほぼ大丈夫でした。このCW-X、
職場の同僚Yさんに強く勧められて試したんですが、とても
スグレものですよ~、もうやめられません!

さて先日読んだ本は、骨盤・肩甲骨の大事な役目を説いたもので、
初めて聞く情報が多くて、とても参考になりました。
整体師である著者の言葉によると、骨盤(肩甲骨も)は朝閉まり、
夜にかけて開くそうで、さらに2週間ごとに大きく開閉を繰り
返しているらしく、その動きが精神安定に重要な役割を担う交感神経と
副交感神経に密接に関わっている、とのこと。現代人は昔と比べて
歩かなくなり、運動もきわめて少ないために骨盤などがうまく
動かなくなっていて、免疫系が弱くなっているとの説を唱えておられ、
納得することしきりでした。
そんな中でも、ランナーにとっても重要な『腹筋』の話について、
一部抜粋してご紹介しますね。

「古来、日本では、すぐ動揺したり、怒ったりする、感情の起伏を
コントロールできない人に対して『丹田の力がない』という言い方を
してきた。

『丹田』というとき、『へそからこぶし一つ分ほど下のあたり』などと
言われることが多いが、要するに、下腹腹筋全体のことであろうと
私は考えている。

腹直筋があることで腹壁ができて、腹壁ができた状態で体を動かす
ことによって、腹直筋群もまた発達していく。

そうすると、腹壁はますます強固になり、呼吸を深くし、安定させる。
そして、呼吸が制御されることで、感情の起伏が制御されるようになる。
『ハラが据わった』という言葉があるが、それはまさにこうした状態の
ことを指している。普通であればパニックに陥るような状況に
追いこまれたとしても、『ハラが据わって』いれば、容易に動じる
ようなことはない。

また副交感神経が優位にある体というのは、循環機能、代謝機能が
優れているために回復力も高く、生体として安定した機能を誇っている。
つまり、安定した強い心と体を手にするためには、発達した腹直筋と
しっかりした腹壁が欠かせないのである。

昔の日本人は、武術などを通して、腹筋の重要性をよく理解していた
のではないだろうか。だからこそ、『ハラ』に関する言葉が後世にまで
残っていたり、武士が自らの意志を曲げざるをえないときに『切腹』を
したのではないかというのが私の見方である。」

寺門琢己『男も知っておきたい骨盤の話』幻冬舎新書

ランニングにも体幹が大事なんですよね。走り始めはいつも前傾
姿勢を強く意識しているんですが、私の場合情けなくも後半には
腹筋で上半身を支え切れなくなり、後ろにのけ反ってきて膝に
負担が集中し故障につながっている状態です。腹筋強化トレとともに、
インナーマッスルを鍛える意味でバランスボールも良いようですよね。
あと「乗馬式運動マシン」(ジョーバとかロデオボーイのことか)も
骨盤周辺の腸骨筋に大変良いらしいですよ。メカ苦手の私、
大型電器店に行くといつも手持ち無沙汰からか、いつも「ジョーバ」
売り場に向かい、スイッチONとともにクリント・イーストウッド
の名作「ペイルライダー」の主人公になり切っているんですが、、
店員さんの冷たい視線を横目で気にしつつ。
この際、それほど高くなければ購入してみようかな。
これからはインナーマッスルを意識的に鍛えて、『ハラが据わった』
良い姿勢を目指そう!と思いました。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:46 | コメント(2)| トラックバック(0)

ツナミが見たい

こんばんは。GW後すぐに週末休みですが、東京は昼過ぎから
本降りになってしまいました。今日は朝から目黒の大岡山で
仕事のあと、午後テニスサークルで練習予定でしたが、残念中止・・。
ランニングは多少の雨でも走れますが、テニスはボールが水分を
含んで重くなりコントロールできなくなるし、足元も滑って転倒し
ケガをする危険があるので、雨の日は厳しいですね。
しかしその分、プレーできる日には思う存分楽しもうと思います!

あと最近は平日の夜に、少しずつ走るようにしているんです。
前回SWACの皇居練習に参加したとき、クラブの大角コーチから
「夜走るのも気持ち良いですよ~。昼と比べてあまり周りが
見えないせいか、スピードをよく感じられるんですよね」と
お聞きして以来、それを意識してみると、、たしかに!
いつも荒川土手を降りて、川岸すぐのところを走っているのですが、
街灯や首都高速の光を受けた水紋のうねりを横目で見ながら、
風を切って走っている錯覚(?)をおぼえられて気分がいいのです。
大したスピードは出ていないんですけどね・・。
仕事のあと疲れた体をリフレッシュできるし、これから梅雨までが
年間で最も練習に適した時期だそうですので、続けたいと思います。

しかし昨日夜ランの後から、両脚すねの内側に初めての痛みが出て
すぐにアイシングをしました。今日も少し違和感が取れないので
ランニングはお休み。

そこで午後は、先日購入した新刊新書「ロシア 闇と魂の国家」を
読みました。著者はあの外交官佐藤優さんとロシア文学者で東京外語大
学長の亀山郁夫先生です。亀山先生は去年ドストエフスキーの
「カラマーゾフの兄弟」を新訳したことでも話題となっていますね。
私も学生時代ドストエフスキーを集中して読んだ時期があって、
意図的にこの「カラマーゾフの兄弟」を最後に読んだ記憶があります。
尊属殺や大審問官のくだり、そしてキリスト教でも異端とされる
ロシア正教の知識など、予備的教養を多く要求するドストエフ
スキーの中でも最も難解なテキストだと思ったことを覚えています。
この機会に新訳でまた読んでみようと思いますが、今日読んだ
対談集はレーニンからスターリン、そしてプーチンに繋がる偉大
なる父としての独裁者を求めるロシアをつぶさに分析された非常に
読み応えのあるものでした。
そのうち亀山先生の手による、現代ロシア作家ウラジミール・
ソローキン来日時の小さなエピソードが特に印象的でしたので、
少しご紹介したいと思います。

「世界が終わる夢をよく見る。山が崩れ、遠くから海が攻め
上がってくる。どこにも逃げ場がなくて、結局は、夢の外に
出る。フロイドはこれを<世界没落体験>と呼んだ。

つい数日前も、大地震の夢を見た。朝一番の電車が通過した
時刻だったろうか。この夢から逃れるには引越しするしか
ないと思う。でも、この夢見の後はなぜか不思議に気持ちが
晴れる。

数年前のこと。成田から東京に向かう電車のなかで、ロシアの
ある有名作家が『ツナミが見たい』と切り出した。その言葉に
かすかに吃音が混じるのを感じた。来日早々、おかしなことを
いう人だ、と半ば呆れながら、それなら『ディープインパクト』
という凄い映画があるよ、と薦めると、それはウイーンで見た、
ぼくはほんものの『ツナミ』が見たいと真顔になった。
近いうち、放送局のアーカイヴに聞いてやろうと軽く口約束
したが、ついに果たさずじまいだった。

その作家と、震災から五年を経た神戸を訪ねたときのこと。
夜、ホテルのバーで、なぜツナミが見たいのか、と尋ねると、
彼はもの静かな口調で答えた。

『それは傷のせいかもしれない。小さい時、途轍もなく
怖いことに出会って、それ以来、言葉が出なくなった。
でも、傷のない人間に文学なんて必要だろうか』

かりに心の傷が世界から切り離される恐怖を意味するなら、
傷を癒すには世界そのものの圧倒的な力のなかに身を置く
しかない。その作家は最後まで『傷』の正体に触れることは
なかったが、私はなぜか妙に彼のことが好きになった。」

亀山郁夫・佐藤優「ロシア 闇と魂の国家」文春新書

小さいころ、北海道の田舎でもの凄いカミナリを見たことがあります。
昼間にひとり自宅にいたのですが、黒い雷雲が急に空一面を覆い、
真っ暗になって「ゴロゴロ」から「メキメキ」、「ドシャーン」と
雷音も変化しながらどんどん近づいてきます。カミナリが落ちると
辺り一帯はなぜか凄く明るくなり、そのころ私はとても視力が良くて
先に見える森林の細部まで日中よりすごくはっきりと見えて、
美しいとすら感じました。雷光の柱と落音がほぼ同じタイミングで
見聞きできたくらい近かったのにもかかわらず恐怖感はさほどなく、
むしろどうしようもないという諦めと冷静な気持ちでいたことを
憶えています。

自らの力が全く及ばない「世界そのものの圧倒的な力」を前にすると、
人は自身の矮小さを認識し、諦観をもって臨むしかないのでしょうね。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:11 | コメント(2)| トラックバック(0)

3つの幸せ

こんばんは。GW最終日の今日は、ようやく爽やかな快晴!
今朝も予定通り一昨日に引き続きランニングクラブSWAC練習会に
参加してきました。練習風景はクラブのHPからこんな感じです。
私は本格的な皇居練習初参加で、他にも数名初めての方が
いらっしゃいましたが、正直こんなに気持ちよく飽きないコースだ
とは予想しておらず、これならまた走りたいなーと思いました。

少し前に竹橋~千鳥ケ淵から半蔵門の辺りを回ったことだけはあり、
こんなに狭くて坂が多いと走るのには向かないな~、と思った
ことを覚えていたんですが、今日は休日午前中のわりにランナーも
観光の方も少なくて走りやすい環境だったようです。
ペースはキロ5分半で3周のグループに入ってリズムよく快走~!
途中、常連メンバーさんと思われる方数名から気軽に話しかけて
もらったりして、すごくリラックスして楽しめました。
このくらいのペースで話しながら距離をのばすというのも、
ひとつのランニングの喜びかも、と思いました。一人練習も
気楽ですが、話しながらだともっと簡単に距離も踏めそうです
もんね。

そして今日グループを先導してくれましたtamari(平田)コーチ、
実業団時代から所属選手のコンディショニングコーチとして、
栄養面を始めメンタルその他あらゆることをサポートされていて、
またこのSWACでは監督を裏で支える屋台骨のような方なので
あります。距離走も残りあと半周になったくらいで後列にいた
私にもわざわざ声をかけてくださり、言葉の節々に走る楽しさが
すごく伝わってくる雰囲気を醸し出されていました。

このtamariコーチ、ブログもずいぶん前から開設されていて、私も
クラブ登録してからずっと読ませてもらっていましたが、その彼女の
文章からも、また今日会話しているなかでも同じように感じ
思い出した言葉、それはいつもの鍵山先生のお教えのひとつ
「三つの幸せ」ということです。

「幸せに生きるための、具体的な『三つの幸せ』をご紹介します。

一つ目の幸せは『してもらう幸せ』。赤ちゃんのとき誰もが、
お腹が空けば泣いたし、オムツが濡れれば泣きました。すると
お母さんが飛んできて、おっぱいを含ましたり、オムツを替えて
くれました。そのとき私たちは幸せでした。これが『してもらう
幸せ』です。

二つ目は、自分で『できる幸せ』。字が書けるようになった。
一人で自転車に乗れるようになった。サッカーがうまくなった。
何でも自分でできるようになると、偉くなった気がして嬉しい
ものです。これが『できる幸せ』です。

そして最後は、人に『してあげる幸せ』。人に物を差し上げる。
何かして差し上げる。相手の喜びをわが喜びとする。そんな人は、
人から好かれ頼りにされます。

『してあげる幸せ』は三つの幸せの中でも最高の幸せです。」

鍵山秀三郎著「人間を磨く言葉」PHP刊

未熟な私などは、人にしてもらったり、できることを増やし
広げることにのみ夢中で、「人にしてあげる」ことは積極的に
意識してこなかったのが正直なところ・・。しかし今日、
少しだけしかお話できませんでしたが、コーチは恐らく無意識に
この『相手の喜びを自分の喜び』とされている方なのではないかな~
と思いました。「してあげて頼りにされること」それがまさに
最高の幸せなんですよね。。

今日お聞きしたら、明後日8日からまたアメリカへ選手の長期
合宿に帯同するそうで大変お忙しそうですが、ご自身の体調も
十分ケアしてくださいね。

そして私も今月25日の山中湖ハーフまで、地味に練習を重ねたいと
思います。それでは明日からまた仕事ですね、がんばりましょう!!
おやすみなさいzz...
SWAC | 投稿者 テニス侍 23:51 | コメント(4)| トラックバック(0)

サロマンブルー

こんばんは~!GWに入ってからお天気は予想外にも・・、
ですが、私はゆったりと読書やスポーツを楽しめています。

で今日は、今年1月に入会登録していたもののケガのためなかなか
参加できなかったランニングクラブ「セカンドウインドAC」の
練習会に初めて参加してきました!予想していたよりもすごく
楽しく充実した練習ができ大変満足しています。
場所は代々木公園内NHKに隣接する陸上競技場「織田フィールド」。
本格的な競技場は中学の駅伝大会以来なので、懐かしいような新鮮な
気持ちを久しぶりに味わえました。朝9時すぎに会場に着いてみると、
既に中・高・大の学生たちがそれぞれ気合いの入った自主練をして
いて大賑わい。SWAC練習会は連休にもかかわらず50人を
超えるほどの会員さんたちが、レベル別にグループ分けされて
各自選んだメニューをこなすもので、私は1キロ5分15秒から
の10キロペース走をする6人のグループに入って練習開始。
コーチ先導のもと徐々にペースが上がり、ラストは4分30秒
くらいになってかなり呼吸が苦しくなってしまいました。
それでも同じグループのメンバーは息も足音も聞こえず静かで
余裕の様子、最後の2キロは自主的にキロ4分くらいのペースに
上げて先に行ってしまいました。
途中、監督の川越さんから直に給水ボトルを渡して頂いたり、
多くのコーチや所属のトップ選手の方から何度も何度も
「がんばれ~!」と励ましてもらったりしてとても勇気づけられ
ました。マラソンは個人競技としての良さもあり、またチーム
としての良さも感じられる楽しいものだと思いました。今度は
あさって6日の練習会も参加する予定です。

そのSWACの練習会で同じメニューをこなした30才くらいの
男性の方と帰りのロッカーで一緒になり話したら、私と同じく
今日が初参加、つくば市から来られて走歴は1年ちょっとだそう
ですが、すでに先月かすみがうらマラソンをフル3時間40分で
完走されたようで、「へー、すごいですね~!これからの予定は?」
とお聞きすると、なんと
「来月22日にサロマに行きます」とおっしゃるのです!
ということは「ウルトラ100キロマラソン」ですよね。。
でもっと聞くと、「去年石垣島100キロも出て、11時間で
完走しましたよ!」とのこと、スゴイ!!走歴1年で・・頭が
グラグラしてきました。。

私も今後フルマラソンとトレックランを経験したあとは、地元
北海道で「サロマ湖100kmウルトラマラソン」にはどうしても
参加したいなーと思っていたのです。
「サロマウルトラ」1986年第1回大会から22回行われ、
うち制限時間13時間以内に10回以上完走したランナーは
その栄誉を讃えて「サロマンブルー」とお呼びするそうでして、
ちなみに去年までで155人いらっしゃるそうです。
さらにそのうち20回以上の完走者は8名、特に「グランドブルー」
との称号を贈られるそうです、格好いい・。
あのジャン・レノ主演の映画「グラン・ブルー」を思い出しますね。

琵琶湖、霞ヶ浦に次いで国内3番目に広いサロマ湖は、オホーツク
海と砂嘴で結ばれる海水湖で、初夏の晴天時にはまるで現世の
ものと思えないほど独特で神秘的な青「サロマンブルー」を
誇ります。またこの北海道東部の地は、古くから北方民族アイヌが
豊かな文化を築いてきたことでも有名で、様々な伝説が口承されて
いるのですが、このサロマ湖にまつわる悲しいおはなしを少し
ご紹介したいと思います。

「サロマ湖畔南方に位置するピラオロ台地。このピラオロとは
『がけのあるところ』という意味だそうで、ここから大昔
アイヌ民族が湖に侵入してくる敵を見張っていたそうです。

さて当時、悲しいことにアイヌ族同士の争いが起こり、ここ
サロマ湖のインガルシの浜でも日夜激戦が繰り広げられていました。

若人サンクルも戦場インガルシに赴くことになり、婚約者マチカは
泣く泣く彼を見送ったものの、その後二度とサンクルが戻って
くることはありませんでした。 

毎夜サンクルを忍んで涙に明け暮れたマチカは、ついにピラオロ
台からサロマ湖水に身を投じてしまいました。 

マチカの哀しみの涙でその湖水の水は今なお塩辛く、湖畔の丘に
咲き香る優美な山百合は、在りし日のマチカの姿を偲ばせています。」

佐呂間町ピラオロ展望台「メノコ哀話」碑より

ちなみにあの北海道土産で人気のお菓子「じゃがポックル」に
使われている焼き塩は、このサロマ湖から採取した海水を用いて
いるそうです。今度このお菓子を口にするときがあれば、マチカの
やるせない想いを思い出してみようと思いました。

そしてこのサロマ、私も2回ほどしか訪れたことはなく、
「サロマンブルー」をいつかこの目で確かめたいと思っています。
それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:36 | コメント(0)| トラックバック(0)

Jog Note

こんばんは。今日も太陽の恵みを感じられる爽やかな日差しの
一日でしたね~!こんな日は、涼しくて空気の良い草原を走ったり
するとほんと気持ちいいだろうなー!などと夢想してしまいました。
それでなのか、今日の夜は少し早く帰宅できたので、いつもの
荒川土手コースで夜ランに。約4.5キロ、普通のジョグ
ペースではなく、少し負荷をかけるためにマラソン基礎練習の
一つである「ビルドアップ走」というものに挑戦してみたのですが、、
これは最初はジョグ(キロ5分くらい)ペースから入って、
キロ毎に少し(10秒)づつペースを上げていくものらしく、
試しにやってみると、特に最後は呼吸がかなりキツくなり息が
完全にあがってしまいました。そんな辛いときこそ、ランニング本の
基礎にあった「肘を高く後ろに引いて腕の力を借りて」
「アゴを引いて」「腰骨からやや前傾を意識して」走ると
いうことを呪文のように思い出し心がけてみると、、
少し楽に前に進めるような気がしました。基本の姿勢や動きを
一度にいくつも意識することは難しいので、よく練習して
いずれ無意識にできるようにしたいですね。

あと気づいた方もいらしたかも知れませんが、2~3日前から
ブログ画面左下のフリースペースに「Jog Note」というパーツを
導入しました。いつもお邪魔しているランニングブロガーの方が
勧めていらしたので、私も乗っかってみたのですが、これも大変
スグレものです!月間目標距離とそれまでにこなした距離が見やすい
グラフで一目瞭然だし、出場レース管理や体重・消費カロリー
管理などもできるようでして、これでランニングがもっと楽しめ
そうです!興味ある方はパーツのうえをクリックしてみてください。

さて前回から何度かご紹介させてもらっていますトイレ掃除の
鍵山先生の著書から、今日も少しだけ抜粋させてほしいと思います。
繰り返し読んでいるこの本の中でも、この頁は特に実践的な教えの
部分でして、普段もっともよく思い出す箇所でもあります。

「心を失わなければどのような苦難をも乗り越えられることは、
過去の歴史が証明しています。

一方、心を失えば小さな困難にも耐えられないことも、多くの
人々が自分の人生で学んでいることでしょう。

その大事な心を、いつも湧き出る泉のように清らかにする方法。

私が心がけてきたことは、掃除をすること以外に、できるだけ
『人に親切にする』ことです。

人は自分がイライラすると、そのイライラした気持ちを周囲の
人々に八つ当たりして憂さを晴らそうとするものです。ところが、
人は八つ当たりすればするほど虚しくなり、心が荒むのは自分です。

心が荒むと、身の回りで起こることに対してことごとく神経が
過敏となり、腹立たしくなります。安らかな眠りにつけず、いつも
気だるさだけが残り、エネルギーが再生されません。

私は、自分がイライラしていたり、苦難に直面しているときこそ、
周りの人々に親切にすることを心がけています。人に親切にし、
人の喜ぶ顔を見ると、自分が直面している悩みや苦しみを小さく
受け止めることができるようになるからです。

できるだけ『人に親切にする』ことが、私にとって最良の心の
掃除法になっています。」

鍵山秀三郎「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」PHP

人の喜ぶ顔を見ることで、自分の悩みや苦しみも小さく受け止める
ことができる・・。イライラしたときこそ思い出したい格言ですね。
それと、人に親切や優しさを伝えることって、何やらいろいろ考え
始めると難しくなってきて、結局表現できない場合もあると
思いますが、まずは相手の立場になって想像し、押しつけや迷惑に
ならないよう、できるだけ、それもさりげなく行えると良いと
私は思っています。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 00:56 | コメント(0)| トラックバック(0)
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