2011年05月31日
今日、明日
早くも梅雨入り。その名に相応しくしっかりした曇りの日、雨の日が
続きますが、それでも時おり晴れ間がのぞくと、ふと嬉しい気もちが
しますね。
仕事はおかげさまで忙しい毎日が続いています。
相変わらず思いどおりにはなかなかいかず、がっかりしたりも
するのですが、あまり多くを求めず、そのときの条件で最善を
尽くすよう努めています。
そこそこやり切った感じもするし、思いがけずわずかな幸運も
あったりして、あまり完璧を望まないよう心がけています。
このあいだ、山陰地方で「野の花診療所」というホスピスを開いて
いらっしゃる徳永医師の話をテレビで見ました。その中の言葉を
最近よく思い出しています。
徳永先生は、入所されている方に「今何が一番したいか、
欲しいか」聞くのだそうで、その問いに皆が皆一様に、ごく
当たり前の身近な生活のことをおっしゃるそうです。
漁師のおじいさんだったら「自分の海小屋へ行きたい」、
主婦のおばあさんは「スーパーへの道を歩いてみたい」・・。
ごちそうを食べたり、世界旅行をしたいなどというのでなく、
最期の瞬間では、自分が最も慣れた普通の生活に憧れるというのは
どういうことなんだろう。
自分なら、家族と話したり、仕事でのやりとり、そして
スポーツ仲間と遊んだり、ということを大切に思うのでしょう。
これは私たち皆がたどる道を、先に進まれた方の話だから
きっと間違いないはず。
ごく地味でありふれたなんでもない日々を、今日を明日を、
できるだけくよくよせず、なるべく笑って明るく
過ごせたら、それが最高のことなんだよ、と教えてくれているのでしょうね。
続きますが、それでも時おり晴れ間がのぞくと、ふと嬉しい気もちが
しますね。
仕事はおかげさまで忙しい毎日が続いています。
相変わらず思いどおりにはなかなかいかず、がっかりしたりも
するのですが、あまり多くを求めず、そのときの条件で最善を
尽くすよう努めています。
そこそこやり切った感じもするし、思いがけずわずかな幸運も
あったりして、あまり完璧を望まないよう心がけています。
このあいだ、山陰地方で「野の花診療所」というホスピスを開いて
いらっしゃる徳永医師の話をテレビで見ました。その中の言葉を
最近よく思い出しています。
徳永先生は、入所されている方に「今何が一番したいか、
欲しいか」聞くのだそうで、その問いに皆が皆一様に、ごく
当たり前の身近な生活のことをおっしゃるそうです。
漁師のおじいさんだったら「自分の海小屋へ行きたい」、
主婦のおばあさんは「スーパーへの道を歩いてみたい」・・。
ごちそうを食べたり、世界旅行をしたいなどというのでなく、
最期の瞬間では、自分が最も慣れた普通の生活に憧れるというのは
どういうことなんだろう。
自分なら、家族と話したり、仕事でのやりとり、そして
スポーツ仲間と遊んだり、ということを大切に思うのでしょう。
これは私たち皆がたどる道を、先に進まれた方の話だから
きっと間違いないはず。
ごく地味でありふれたなんでもない日々を、今日を明日を、
できるだけくよくよせず、なるべく笑って明るく
過ごせたら、それが最高のことなんだよ、と教えてくれているのでしょうね。