2009年05月18日
FRENCH OPEN
もうすぐ全仏オープンが始まりますね~♪
来週からはまたまた寝不足の日が続きそう、
待ち遠しいです。錦織選手の復帰と活躍にも
期待していますし、厳しいとは思いますが
最近復調の兆しあるフェデラーのグランドスラム
も達成してほしいです。ともあれGSの中で私が
最も好きなローランギャロスの赤土コートで
2週間、世界最高の選手たちの美しいプレーが
存分に見られると思うと、もう今から興奮
しちゃいます!
さて週末土曜、午前中は横浜で仕事、午後は
ランニングクラブで距離走をしました。
雨に当たるかなと覚悟したものの、大丈夫でした。
午後の代々木公園はなにか催事があったようで
大混雑でしたね~。酔客も子供も多くて注意しないと
本当に危ないです。私はキロ5分イーブン組で
スタート。途中何周かペースメイク役にもなりましたが、
「角で3分、大木で4分半、トイレで6分50」
とポイントを置いておいたので、ほぼ正確にこなせた
かと思います。
8'40-8'34-8'40-8'35-8'36-8'41
8'44-8'41-8'30-8'28-8'15-7'17 (1周1.75K)
1'41"45(21k) 1k=4'50
最後の1周(1.75k)は気持ちよく上げてキロ4分10。
クラブでは給水も出してくれるし、リズムもつかみ
やすくてすごく走りやすいです。夏はスピード練習も
重点的に取り組んでいきたいと考えています。
今日日曜は久々の完全オフ、「積読」の山を崩しました。
そのうちの1冊で、有名な心理学者河合隼雄さんの
言葉をぜひご紹介したいと思います。
「これは僕が人にほめられた最高の賛辞というか、
うれしくてしょうがないからあちこちでしゃべって
いるんですけどね、どないしてほめてくれたかと
いうとね・・。その女性は『解離症性障害』っていう、
大変なノイローゼなんです。現実感覚がなくなるん
ですね。こういう場所にいても、みなさんが生きて
いる人間に見えなかったり、それからこういうふうに
手を握っても、本当に自分が手を動かしているのか
わからない。すっごい苦しいけど、誰もわかって
くれない。自殺する人も多いんですけれど。
でも外見はふつうで、ちょっと見てもわからない。
(中略)
その人が、あちこちのセラピストのところに行ってみても、
どうしてもうまくいかない。何人かのあとで、私の
ところにこられた。私のところにこられて、治るまで
五年くらいかかったんですよね。
『本当にありがとうございます』とお礼をいわれたときの
言葉がおもしろいんですよ。
『いちばん初め、先生に会ったときに、この先生で自分は
治ると思った』
『どうしてですか』
『いままでの先生と全然違った』
『どう違った?』
『私が部屋に入ってきたとき、先生は、私の顔にも服装にも、
全然関心を示されなかった』
というのは、ものすごく美人ですから。服もきれいなのを
着ておられるんだけれど、その服も見てないし、顔も
見てない。おそらく、二日後に道で会っても絶対わからない
だろうと思うぐらい、なにも見ておられなかった、と。
『ああ、そうですか』
『それだけじゃありません。先生は私の話の内容に、全然、
注意しておられませんでした』
『僕、何をしてましたか』
『何をしておられたかというのは、すごくむずかしいんだ
けれども、あえていうなら、もし人間に「魂」というものが
あるとしたら、そこだけ見ておられました・・』
河合隼雄・茂木健一郎「こころと脳の対話」潮出版社
容貌や表面的な言葉をもって、評価、判断、解釈したりする
のではない、その人を動かす根元となる何ものかを見て、
ただ受け止めるのだ、ということなのでしょう。
できるならばそんな人間に、少しでも近づきたい、と思う。
来週からはまたまた寝不足の日が続きそう、
待ち遠しいです。錦織選手の復帰と活躍にも
期待していますし、厳しいとは思いますが
最近復調の兆しあるフェデラーのグランドスラム
も達成してほしいです。ともあれGSの中で私が
最も好きなローランギャロスの赤土コートで
2週間、世界最高の選手たちの美しいプレーが
存分に見られると思うと、もう今から興奮
しちゃいます!
さて週末土曜、午前中は横浜で仕事、午後は
ランニングクラブで距離走をしました。
雨に当たるかなと覚悟したものの、大丈夫でした。
午後の代々木公園はなにか催事があったようで
大混雑でしたね~。酔客も子供も多くて注意しないと
本当に危ないです。私はキロ5分イーブン組で
スタート。途中何周かペースメイク役にもなりましたが、
「角で3分、大木で4分半、トイレで6分50」
とポイントを置いておいたので、ほぼ正確にこなせた
かと思います。
8'40-8'34-8'40-8'35-8'36-8'41
8'44-8'41-8'30-8'28-8'15-7'17 (1周1.75K)
1'41"45(21k) 1k=4'50
最後の1周(1.75k)は気持ちよく上げてキロ4分10。
クラブでは給水も出してくれるし、リズムもつかみ
やすくてすごく走りやすいです。夏はスピード練習も
重点的に取り組んでいきたいと考えています。
今日日曜は久々の完全オフ、「積読」の山を崩しました。
そのうちの1冊で、有名な心理学者河合隼雄さんの
言葉をぜひご紹介したいと思います。
「これは僕が人にほめられた最高の賛辞というか、
うれしくてしょうがないからあちこちでしゃべって
いるんですけどね、どないしてほめてくれたかと
いうとね・・。その女性は『解離症性障害』っていう、
大変なノイローゼなんです。現実感覚がなくなるん
ですね。こういう場所にいても、みなさんが生きて
いる人間に見えなかったり、それからこういうふうに
手を握っても、本当に自分が手を動かしているのか
わからない。すっごい苦しいけど、誰もわかって
くれない。自殺する人も多いんですけれど。
でも外見はふつうで、ちょっと見てもわからない。
(中略)
その人が、あちこちのセラピストのところに行ってみても、
どうしてもうまくいかない。何人かのあとで、私の
ところにこられた。私のところにこられて、治るまで
五年くらいかかったんですよね。
『本当にありがとうございます』とお礼をいわれたときの
言葉がおもしろいんですよ。
『いちばん初め、先生に会ったときに、この先生で自分は
治ると思った』
『どうしてですか』
『いままでの先生と全然違った』
『どう違った?』
『私が部屋に入ってきたとき、先生は、私の顔にも服装にも、
全然関心を示されなかった』
というのは、ものすごく美人ですから。服もきれいなのを
着ておられるんだけれど、その服も見てないし、顔も
見てない。おそらく、二日後に道で会っても絶対わからない
だろうと思うぐらい、なにも見ておられなかった、と。
『ああ、そうですか』
『それだけじゃありません。先生は私の話の内容に、全然、
注意しておられませんでした』
『僕、何をしてましたか』
『何をしておられたかというのは、すごくむずかしいんだ
けれども、あえていうなら、もし人間に「魂」というものが
あるとしたら、そこだけ見ておられました・・』
河合隼雄・茂木健一郎「こころと脳の対話」潮出版社
容貌や表面的な言葉をもって、評価、判断、解釈したりする
のではない、その人を動かす根元となる何ものかを見て、
ただ受け止めるのだ、ということなのでしょう。
できるならばそんな人間に、少しでも近づきたい、と思う。
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