2009年01月31日
お神輿
こんばんは。東京は久々にしっかり降る雨になりましたね。
あさっては浦安ハーフ、予報によるとお天気は大丈夫なよう
ですが、朝の気温は2℃とかなり寒そうです。
今回も自己ベスト狙い、始めからキロ4分半イーブンで
95分が目標。途中苦しくなるでしょうが、最後まで
粘っていきたいですね。
そういえば水曜のSWAC練習会で久しぶりにお話した
鉄人Hさんは、今月3週連続でハーフに出場されたそうで、
タイムは84分・84分・90分だったそうです!
さすがタフですね~。
クラブの平日練習会は、だいたい代々木公園の周回路を
使っています。一周1キロ強のほぼ平坦な舗装路は照明が
最低限で、かろうじてあたりが見える程度の明るさ。
メンバーの中には暗くて危ない、という方もいらっしゃる
ようですけれど、私はどちらかというと人で溢れかえる
トラックよりも、公園の方が好みなのです。
より自分の走りに集中できる気がするし、ザッザッという
自分たちの足の着地音を聞きつつ、うす暗いコースを会員の
皆さんと走っていると、私は普段ひとりで走っている
通勤ランとは違う、何か高揚感みたいなものを覚えます。
ちょうど、見えないお神輿を皆で担ぎながら一歩一歩足を
進めている、という感じかな。
今や私の生活のなかでランニングは、いわば難しい数学の問題を
解きあぐねているとき、偶然引いた一本の補助線のような
存在になりつつある。その補助線が、混沌とした暗闇から、
美しくも鮮やかな私なりの解を導いてくれる、そんな気がしています。
あさっては浦安ハーフ、予報によるとお天気は大丈夫なよう
ですが、朝の気温は2℃とかなり寒そうです。
今回も自己ベスト狙い、始めからキロ4分半イーブンで
95分が目標。途中苦しくなるでしょうが、最後まで
粘っていきたいですね。
そういえば水曜のSWAC練習会で久しぶりにお話した
鉄人Hさんは、今月3週連続でハーフに出場されたそうで、
タイムは84分・84分・90分だったそうです!
さすがタフですね~。
クラブの平日練習会は、だいたい代々木公園の周回路を
使っています。一周1キロ強のほぼ平坦な舗装路は照明が
最低限で、かろうじてあたりが見える程度の明るさ。
メンバーの中には暗くて危ない、という方もいらっしゃる
ようですけれど、私はどちらかというと人で溢れかえる
トラックよりも、公園の方が好みなのです。
より自分の走りに集中できる気がするし、ザッザッという
自分たちの足の着地音を聞きつつ、うす暗いコースを会員の
皆さんと走っていると、私は普段ひとりで走っている
通勤ランとは違う、何か高揚感みたいなものを覚えます。
ちょうど、見えないお神輿を皆で担ぎながら一歩一歩足を
進めている、という感じかな。
今や私の生活のなかでランニングは、いわば難しい数学の問題を
解きあぐねているとき、偶然引いた一本の補助線のような
存在になりつつある。その補助線が、混沌とした暗闇から、
美しくも鮮やかな私なりの解を導いてくれる、そんな気がしています。
2009年01月20日
全豪オープン!
こんばんは。さあ全豪オープンがとうとう開幕!
また寝不足の日々が続きますね。
今日の注目選手は、なんといってもクルム伊達公子さん。
去年4月に驚きの現役復帰宣言、約12年のブランクも
感じさせずに、秋の全日本選手権では何と「優勝」してしまいました。
今回の全豪では、厳しい予選を3勝し見事本戦入りです。
今日の1回戦、ランキング28位で昨年の全仏ベスト8の若手
カネピ選手に4-6、6-4、6-8で惜しくも敗退。
しかし真夏のオーストラリアでの2時間50分フルセットの戦いは、
まだまだ上を目指せる、十分通用すると思える本当に素晴らしい
ものでした。
あと伊達さんは、知る人ぞ知るマラソンランナーでもあるんですよね。
引退後にアキレス腱故障のリハビリ目的でランニングに取り組まれた
そうで、2004年にはあのロンドンマラソンに出場。初マラソン
ながら、3時間27分で快走されたということです。
自ら価値を認めたものに対し、真剣に挑戦し続ける姿勢は大きな
感動を呼ぶ、ということを伊達さんはその活躍をもって証明して
いるように思えます。38才での現役復帰に対する言われなき
批判など全く気に留めず、魅力あふれるプレーを見せ続けて欲しい、
と思います。
最後に全豪男子優勝は・・フェデラーGS最多タイ15勝達成!!
となってほしいな。。
また寝不足の日々が続きますね。
今日の注目選手は、なんといってもクルム伊達公子さん。
去年4月に驚きの現役復帰宣言、約12年のブランクも
感じさせずに、秋の全日本選手権では何と「優勝」してしまいました。
今回の全豪では、厳しい予選を3勝し見事本戦入りです。
今日の1回戦、ランキング28位で昨年の全仏ベスト8の若手
カネピ選手に4-6、6-4、6-8で惜しくも敗退。
しかし真夏のオーストラリアでの2時間50分フルセットの戦いは、
まだまだ上を目指せる、十分通用すると思える本当に素晴らしい
ものでした。
あと伊達さんは、知る人ぞ知るマラソンランナーでもあるんですよね。
引退後にアキレス腱故障のリハビリ目的でランニングに取り組まれた
そうで、2004年にはあのロンドンマラソンに出場。初マラソン
ながら、3時間27分で快走されたということです。
自ら価値を認めたものに対し、真剣に挑戦し続ける姿勢は大きな
感動を呼ぶ、ということを伊達さんはその活躍をもって証明して
いるように思えます。38才での現役復帰に対する言われなき
批判など全く気に留めず、魅力あふれるプレーを見せ続けて欲しい、
と思います。
最後に全豪男子優勝は・・フェデラーGS最多タイ15勝達成!!
となってほしいな。。
2009年01月11日
谷川真理ハーフマラソン
こんばんは!今日は第10回谷川真理ハーフマラソンに出場して
きました。風も予想よりなく、気温はやはり寒いですが太陽光が
温かく感じる絶好のコンディション。
この人気のハーフ大会、去年も出場したのですが・・ランニングを
初めて2か月で、左ヒザを痛めながらもムリに出場してなんとか
完走したものの、ヒザとスネをさらに痛め、ランもテニスも1カ月
以上休まざるを得なくなったのです。会場に到着して荒川河川敷に
広がる爽やかな青空を見上げながら、当時のことを少し思い出して
しまいました。今年は少しはマシになるかな~?!ひどく故障して
いるところもないし、練習もそこそこできているので、
目標は「自己ベスト更新と1時間38分」にしました。
プランは「やや向かい風となる前半をキロ4分45秒で行き、
追い風で道が広くなる後半は4分30秒に上げる」というもの。
川越監督のこんなお言葉から決めました。
「ハーフマラソンは前半は自重気味に入ってイーブンペースを守り、
最後にペースアップ気味に終わるのが理想」
(2009ランナーズダイアリーコラムより)。
さてさて結果、1時間37分28秒(ネット)でゴールしました!
夏の千倉でのタイム42分を5分短縮でき、プランどおり後半
上げられたという充実感もあって、とても嬉しく思います。
1/11 第10回谷川真理ハーフマラソン
4'38-4'37-4'31-4'46-4'47(5klap23'55)
4'47-4'40-4'29-4'32-4'55(lap23'23)
4'47-4'26-4'33-4'28-4'32(lap22'46)
4'36-4'36-4'36-4'34-4'35(lap22'57)
4'27 time 1'37'28(net)
実は今日は、少し遅れ気味に会場入りしたせいか、最後トイレに
並んだのがスタート時刻の20分前。いつも我慢してスタートすると
途中で行きたくなるので、今回は済ませようとしたのですが、、
なかなか列が進まず並んでいる途中で10時のスタート号砲が
鳴ってしまいました!あとで5分ほど遅れてスタート地点に行くと、
仲間を待っている様子の数人を残してほとんど誰もいません。
「これは途中渋滞するぞ~」と覚悟を決めて、舗装の切れた端の
土手草むらを使って最初2キロを4分半で行ってみました。
しかしずいぶん先には進みましたが、足元不安定の不整地を
早めに入ったことで全身一気に疲労感たっぷり・・。
まだ先がある、とペースを戻しつつ、予定プランをこなせるか
かなり不安な状況に。
しかし私もセカンドウインドにお世話になって練習を重ねている
せいか、休みながらもまた復活できるようになったようです。
これまではレース中に「まだ12キロなの~?」などと考えて
いましたが、今日は「キロ表示くるまでに、一回ペース上げよう」
と後半は4分半を守るように、休みつつ上げたりしました。
あと後半きついとき、腕をより後ろに引くようにすると足が
楽に前に出る、初めての感覚をつかんだ気がしました。
今回のレース、走りながらつい先日観戦した駅伝の選手のことを
よく思い返していました。選手たちはシンドくなっても我慢に
我慢して、呼吸が完全に上がっても絶対に諦めず20キロを
3分強で押していきます。
最後は倒れんばかりに、恐らくその時は死んでもいいくらいの
気持ちで中継地点に入ってくるのでしょう。そのおかげか私も
今日は、7キロ地点でまず苦しいときにまだまだ!と逆に
ペースを上げて行けたのも、最後1キロ表示で普段ならそのまま
行くのですが、最後だからと呼吸が完全に上がるまでスパートしました。
おかげでゴール後は一瞬頭の中が真っ白になった感じがしましたが、
なぜか気分はとても爽快でした。
さらに、後半苦しいときには、先日ある雑誌で読んだ言葉も思い出し
ていました。それは『百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)一歩を進む』
中国唐の時代に生まれたある禅師のお言葉です。
「長さ百尺(30メートルほど)もの竿を登りきったあとでも、
さらにもう一歩を踏み出せ」とのことで、努力し尽くしてもう駄目だ、
と自分が思ったところからでも、さらにその先があるのだぞ、
「限界と思った地点からもう一歩前進する、それが真の価値ある努力
なのだ」という意味だそうです。
つい凡人の私などは「百尺の竿を登りきって、もう一歩上ったら
先がないのだから落ちっちゃうよ」と何度も思ってしまいましたけど。
それでも苦しい場面で「もう一歩先へ行きたい!」と思えるからこそ、
みんな苦しい練習を続けられるのだろうな。
次のレースは来月1日浦安シティハーフ。もう一歩前進してきます!
きました。風も予想よりなく、気温はやはり寒いですが太陽光が
温かく感じる絶好のコンディション。
この人気のハーフ大会、去年も出場したのですが・・ランニングを
初めて2か月で、左ヒザを痛めながらもムリに出場してなんとか
完走したものの、ヒザとスネをさらに痛め、ランもテニスも1カ月
以上休まざるを得なくなったのです。会場に到着して荒川河川敷に
広がる爽やかな青空を見上げながら、当時のことを少し思い出して
しまいました。今年は少しはマシになるかな~?!ひどく故障して
いるところもないし、練習もそこそこできているので、
目標は「自己ベスト更新と1時間38分」にしました。
プランは「やや向かい風となる前半をキロ4分45秒で行き、
追い風で道が広くなる後半は4分30秒に上げる」というもの。
川越監督のこんなお言葉から決めました。
「ハーフマラソンは前半は自重気味に入ってイーブンペースを守り、
最後にペースアップ気味に終わるのが理想」
(2009ランナーズダイアリーコラムより)。
さてさて結果、1時間37分28秒(ネット)でゴールしました!
夏の千倉でのタイム42分を5分短縮でき、プランどおり後半
上げられたという充実感もあって、とても嬉しく思います。
1/11 第10回谷川真理ハーフマラソン
4'38-4'37-4'31-4'46-4'47(5klap23'55)
4'47-4'40-4'29-4'32-4'55(lap23'23)
4'47-4'26-4'33-4'28-4'32(lap22'46)
4'36-4'36-4'36-4'34-4'35(lap22'57)
4'27 time 1'37'28(net)
実は今日は、少し遅れ気味に会場入りしたせいか、最後トイレに
並んだのがスタート時刻の20分前。いつも我慢してスタートすると
途中で行きたくなるので、今回は済ませようとしたのですが、、
なかなか列が進まず並んでいる途中で10時のスタート号砲が
鳴ってしまいました!あとで5分ほど遅れてスタート地点に行くと、
仲間を待っている様子の数人を残してほとんど誰もいません。
「これは途中渋滞するぞ~」と覚悟を決めて、舗装の切れた端の
土手草むらを使って最初2キロを4分半で行ってみました。
しかしずいぶん先には進みましたが、足元不安定の不整地を
早めに入ったことで全身一気に疲労感たっぷり・・。
まだ先がある、とペースを戻しつつ、予定プランをこなせるか
かなり不安な状況に。
しかし私もセカンドウインドにお世話になって練習を重ねている
せいか、休みながらもまた復活できるようになったようです。
これまではレース中に「まだ12キロなの~?」などと考えて
いましたが、今日は「キロ表示くるまでに、一回ペース上げよう」
と後半は4分半を守るように、休みつつ上げたりしました。
あと後半きついとき、腕をより後ろに引くようにすると足が
楽に前に出る、初めての感覚をつかんだ気がしました。
今回のレース、走りながらつい先日観戦した駅伝の選手のことを
よく思い返していました。選手たちはシンドくなっても我慢に
我慢して、呼吸が完全に上がっても絶対に諦めず20キロを
3分強で押していきます。
最後は倒れんばかりに、恐らくその時は死んでもいいくらいの
気持ちで中継地点に入ってくるのでしょう。そのおかげか私も
今日は、7キロ地点でまず苦しいときにまだまだ!と逆に
ペースを上げて行けたのも、最後1キロ表示で普段ならそのまま
行くのですが、最後だからと呼吸が完全に上がるまでスパートしました。
おかげでゴール後は一瞬頭の中が真っ白になった感じがしましたが、
なぜか気分はとても爽快でした。
さらに、後半苦しいときには、先日ある雑誌で読んだ言葉も思い出し
ていました。それは『百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)一歩を進む』
中国唐の時代に生まれたある禅師のお言葉です。
「長さ百尺(30メートルほど)もの竿を登りきったあとでも、
さらにもう一歩を踏み出せ」とのことで、努力し尽くしてもう駄目だ、
と自分が思ったところからでも、さらにその先があるのだぞ、
「限界と思った地点からもう一歩前進する、それが真の価値ある努力
なのだ」という意味だそうです。
つい凡人の私などは「百尺の竿を登りきって、もう一歩上ったら
先がないのだから落ちっちゃうよ」と何度も思ってしまいましたけど。
それでも苦しい場面で「もう一歩先へ行きたい!」と思えるからこそ、
みんな苦しい練習を続けられるのだろうな。
次のレースは来月1日浦安シティハーフ。もう一歩前進してきます!
2009年01月04日
第85回箱根駅伝
明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします。
さてお正月は、何といっても箱根駅伝ですね。
今年は、伝統校早稲田をなんとか振り切った東洋大が
見事初優勝!5区の柏原選手を始め、本当に強かったです。
今回、特に印象に残ったのは、汗がしみ込んだたすきを
受け渡す中継地点にて、各校の走者が
「あとは頼んだぞ!!」「お疲れさま!!」などと、
互いに肩を叩いたり背中を押したりする場面です。
長い間ともに努力し苦労を重ねてきた仲間。労い励まし合って
最後は一緒に喜びたい!という強い想いをそこに感じ、思わず
目頭が熱くなってしまいました。
走ること自体はあくまで孤独だし、故障すれすれで我慢の連続
ですけれど、いつか全てが「報われる瞬間」があるとすれば、
それは「勝利」や「記録」、いやそれ以上に
「仲間や信じる人が一緒に喜んでくれること」なのではないかな。
箱根駅伝を見ていて、そう思いました。
今年もよろしくお願いいたします。
さてお正月は、何といっても箱根駅伝ですね。
今年は、伝統校早稲田をなんとか振り切った東洋大が
見事初優勝!5区の柏原選手を始め、本当に強かったです。
今回、特に印象に残ったのは、汗がしみ込んだたすきを
受け渡す中継地点にて、各校の走者が
「あとは頼んだぞ!!」「お疲れさま!!」などと、
互いに肩を叩いたり背中を押したりする場面です。
長い間ともに努力し苦労を重ねてきた仲間。労い励まし合って
最後は一緒に喜びたい!という強い想いをそこに感じ、思わず
目頭が熱くなってしまいました。
走ること自体はあくまで孤独だし、故障すれすれで我慢の連続
ですけれど、いつか全てが「報われる瞬間」があるとすれば、
それは「勝利」や「記録」、いやそれ以上に
「仲間や信じる人が一緒に喜んでくれること」なのではないかな。
箱根駅伝を見ていて、そう思いました。