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ツヨシ、しっかりしなさい!! テニス侍&ジョグ侍ツヨシです!<記録>フル3'38"58('09.04かすみがうら)ハーフ1'35"50('09.04焼津)10k40'48('09.05葛西臨海公園)

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クロノスとカイロス

こんばんは。今日は梅雨の合間、それほど暑くもない気持ち良い
一日でした。午後はずっと、地下の会議室でミーティングだった
ので、少し残念でしたけどね。

しかし今週もあっという間の5日で、特に来月法人を登記するので
その準備に大忙しなのです。やはり新しいことを始めるときは
とてもワクワクするものですね。仕訳や決算など会計の勉強をしたり、
事務所を探したり、印章を作ったり。。手間はいちいちかかりますが、
なかなか出来ないことなので、楽しんでこなしたいと思ってます。

しかし忙しいとは言いつつも、水曜はいつものランニングクラブ
SWACで、代々木公園を走ってきました。夜は涼しく、しかも緑の
匂いが爽やかで癒されますね。
そしてメンバーやコーチ、スタッフのみなさんのお陰で、いつも
楽しく充実した時間を過ごさせてもらい、とても感謝しています!
一人で走るのもいいのですが、一緒に走る人の息遣いや足音、気配を
感じたり、話をしたりして進んでいくのは格別なんですよね。
練習終わったあとの笑顔の花があちこちに咲いて、いい感じですよ。
興味のある方はこちらのページをのぞいてみてください。

さてさてさらに、とても楽しみにしていました「TUCK&PATTI」、
24日火曜に丸の内のコットンクラブで観てきました!

これが本当に大感動~、もうジャズやブルース好きな方には特に
おすすめです!!
久しぶりに香り高いウイスキーを飲んで、まったりBOX席で
リラックスしながら夜9時45分の開演を待ち、とうとう2人が入場!
約90分のステージのあいだ「タイム・アフター・タイム」や
「ドリーム」などの名曲をしっかり生で聴けて、もう最高の気分!
去年の2月もブルーノート東京に来られていたりと、日本好きだそう
ですので、これからは必ずチェックしたいと思います。

タックの長いソロで至高のギターテクニックを堪能しつつ、ライブの
間に考えていたことは、古いギリシアの有名な言葉「クロノス」と
「カイロス」のこと。言わずもがなですが「クロノス」の語源は
「流れる」で、時計で計測できるような一定の速度で流れる客観的・
物理的な時間のこと。また「カイロス」(語源は「刻む」)とは
例えば九死に一生を得たような大事故の経験、あるいは恋人・
親友との出会いに象徴されるような、人の主観的・内的時間の
ことだそうです。思い出に強く残る出来事が、それぞれの内なる
時を刻むことから、特に「時刻」とも呼ばれるようです。

このタックアンドパティのライブ、私のなかではもちろん特別の
時を刻む「カイロス」となりました。さらにライブ終盤が近づく
につれ、こんなことを考えていました。
それは、日ごろの仕事の時間や家族・友人と過ごす何気ない時間、
またテニスやランニングなどをしている時間も、それはただ流れ
消え行くだけではない、かけがえのない時間であるのだな、
ということ。
日常一定のリズムで流れる平凡で平坦な時間があるからこそ、
特別の時がクローズアップされて輝きを集めるのであって、
ふだんの生活がなければ「カイロス」時刻などもないのだ、
と思います。

うまく伝えられませんが、食事、睡眠、会話、マナーなど、日々
当たり前に過ごしている「クロノス」時間をもっと慈しみ、もっと
丁寧に生きることが、真の感動に近づけるひとつの道なのかも
しれない、と思いました。

それではまた、明日は午前テニス練習、午後はとうとう会社の
定款を仕上げます! おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 02:06 | コメント(0)| トラックバック(0)

辛く、厳しく、嬉しい

こんばんは。午後は雨が強く降ったり止んだり、外出するには
大変な一日でしたね。しかし朝だけは雨も上がり、幸運にも
はるさんたちとダブルス練習ができました。オムニコートも
この雨でたっぷり水を含んでいるせいか、昨日に続いて今日も
ラケットのガットが切れたり、プレーの調子も今イチだった
のですが、いつものテニス仲間たちと無心に一つのボールを
追っかけたり、あとで夏の合宿計画の話をしたりと、今日も
また楽しめました。秋にも大会があるので、それぞれの課題に
向けて練習し、確実にレベルアップしたいと思っています!
あと、とれっくさんラケット快く貸してくれてありがとう♪

さて昨日新聞を読んでいると、先月下旬世界最高峰のエベレストへ
2度目の登頂に挑み、見事成功された三浦雄一郎さんの記事に目が
とまりました。何でも8千メートル地点の空気中の酸素量は平地の
3分の1しかなく、いきなりその高度に上がれば、通常人間は
3分で気絶、10分で死に至るそうです。途轍もないトレーニング
を重ねないと、ヒマラヤの門をたたくこともできないんですね。
70才での最初の登頂から5年、現在75才での挑戦が成功した瞬間、
三浦さんは「涙が出るほど辛く、厳しく、嬉しい」とおっしゃった
そうです。そして頂きに到達した際、その登頂をまるで神が祝福
されたかのごとく、それまでの猛吹雪が奇跡的におさまって360度
のパノラマが眼下に広がったそう。。どこまでも澄んだ空の色
「ヒマラヤン・ブルー」は、まさに「宇宙の色」だったそうです。

私もまた年齢にかかわらず、懸命になれる夢や目標を達成したとき
「辛くて、厳しくて、嬉しい!」と言えるよう努力していきたいな、
と思いました。

さて今週火曜は、先日も書いたタックアンドパティのライブに
行ってきます。楽しみです~!
では、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 22:38 | コメント(2)| トラックバック(0)

マラソンの心

こんばんは。今日は残念ながら雨っぽいお天気でしたね。
楽しみにしていたテニス練習も朝練は中止、12時からの2時間は
小雨ながらも何とかこなせました。。ボレーなど基本練習が中心
でしたが、わりと良い感触でできました。明日も朝練あるので、
何とかできるといいと思います。

そうそう、ウインブルドンも来週からもう本戦に入りますよね。
男子は本命フェデラーが5連覇なるか?!同じトーナメント
ブロックに入ってしまったジョコヴィッチ、それともまたナダル
初優勝か?女子も相変らず混戦模様で・・、またまた嬉しい
寝不足の2週間が始まります。

さて今日もテニス後、荒川土手から葛西臨海公園1周コースを
ランニング。約14キロを、最初抑えめのペースで入ったので
少し余裕が残り、ラスト2キロを上げて走れました。最後の
あたりで思い出していたことは、先日読んだあの伝説のランナー
宗茂さんが書いた「マラソンの心」という本のうち、『精神的
スタミナ』という言葉です。

「マラソン練習では、おおむね持久力という意味で使われる
スタミナの獲得が重要視されますが、そのスタミナという言葉には、
もう一つの意味があります。

それは長時間走り続けることのできる精神力の強さ。気持ちを
途切れさせることなく、ゴールへと自分を運んでいく心の強さ。
あるいは大事な場面でも気負うことなく、自分の持つ力を発揮
することのできる集中力。

そういったマラソンをうまく走るために必要な精神力を総称して、
精神的スタミナと呼びます。」
宗茂「マラソンの心」学習研究社(80ページ)

この『精神的スタミナ』を身につけるには、、やはり普段から
距離を踏むという基礎練しかないようですね。あと、あまり
気負わずに「前半はのんびりいこうか」というように、気負わず
淡々と考えられる自分を作ることができればいい、とも
おっしゃっておられました。そうですね、練習から肩の力を抜いて
リラックスして距離を伸ばそうと思います。

しかしこの宗茂さんの本は、すごく正直にこれまでのマラソン
人生を振り返って話してくれて、とても面白かったですよ。
小さい頃は、双子というだけで周りの人から好奇の目で見られた
かのように感じ、羞恥の念や屈辱を覚えたらしいのですが、
走るときだけは自信まんまんで「宗兄弟だ!」と言われるのが
何とも心地よく、双子であることを堂々と主張できる唯一の場で
あって、これまで走り続けてこられたのだ、ということ。
また茂さんは、昔からいたって健康体なのですが体質上なぜか
尿たんぱくが出やすく、高校生のころドクターストップ寸前だった
のですが、国体など大きな大会前の健康診断では、なんと弟の
猛さんを身代わりとして病院に送り込み、医師もうすうすは
気づいていたのものの、知らぬふりをしてくれて無事出場に
こぎつけたとか。。
私などの想像もつかない、双子ならではの苦労や工夫(!)が
あったのだな~、とちょっと笑ってしまいました。

あと、明日6月22日は「第28回サロマ湖ウルトラマラソン」
です!現地の天気予報はくもり時々はれ、最高気温13℃と
絶好の条件らしいですよ。エントリーされている方、朝5時の
スタート、頑張ってくださいね~!!
私も大会HPで、去年の大会映像などを観ているうちに
なんだかムズムズと走ってみたくなり、来年は参加してみよう!
と思っています。100キロ走ると考えたら、ハーフやフルなども
短いもんだ、と思えてきますし。。
皆さんもいかがでしょうか♪制限13時間ですから、キロ7分半で
大丈夫ですよ。。 それではまた!!
日記 | 投稿者 テニス侍 20:42 | コメント(0)| トラックバック(0)

読書

こんばんは。この数日は、わりと湿度が低くて過ごしやすい気候が
続いていますね。日中外を歩いていても、少し汗ばむ陽気が
心地よい季節になりました。しかし明後日くらいからはまた
連日雨となるようですが・・。

そうそう待望の「東京マラソン2009」の概要が今週発表に
なりました~!予想どおり、これまでの2月から3月(22日)
へと1か月スライドし、荒川マラソンと同じ月になりますので、
お互いに多少影響があるかもしれませんね。募集人数は5千人
増えたそうですが、きっと今年よりも希望者が増えそう。。
7月22日から募集開始だそうですので、興味ある方はぜひ
こちらのサイトから来月応募して、運が良ければ一緒に走りましょう!!

さて、いつも読んでいる雑誌「週刊東洋経済」の今週のテーマは
「最強の読書術」というものでした。副題は「どう探し、読んで、
活かすか!」で、まさに簡単ながらも奥行きのある『本を読む』
という行為について丁寧に解説してくれていて、とても興味深く
読ませてもらいました。

その中でも、私の日頃からの思いに最も合致し深く頷ける言葉が、
あのベストセラー本「声に出して読みたい日本語」でおなじみの
斎藤 孝先生による記事にありましたので、以下ご紹介したい
と思います。

「本来、読書とは、自分の中に重要な他者をたくさん住まわせるために
行うものだ。自己中心的な人間は、自分の思い込みの中でしか物事を
判断できないが、自分の中にたくさんの他者を住まわせている人間は、
幅広い視点から世界を見ることができる。

その日最初に開いたページで、自分の心を揺さぶる言葉と出会ったら、
その言葉を味わい尽くせばいい。自分が引用したくなる言葉と出会えた
だけで、その日の読書は成功である。

偉大な先人に私淑し、真剣勝負で向き合う読書。これができるかどうかで、
人生や仕事の質もきっと大きく変わってくるはずである。」

「週間東洋経済」2008.6.21号・60~63ページ

今後も、昔の本や未来の本を手に取って、貴重な気づきや
訓えを請い、少しずつでも成長していきたいと思います。
そして、読書から学んだり感動したりしたことをこれからも
このブログにまとめることで、そんな思いを共有したり、少しでも
長く強く定着させたい、と考えています。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:59 | コメント(0)| トラックバック(0)

最後の試験

こんばんは、今日はいいお天気となりましたね~。今朝は日曜に
葛飾区民大会の本戦を控えるはるさんたちと、ダブルス練習を
計6時間やりました。長い時間は久しぶりなので、ややしんど
かったですが、よい練習になりすごく楽しめました。明日の本戦は
もちろん強敵揃いでしょうが、「失うもの無し!」の気持ちで、
攻めるテニスを最初のゲームから期待したいと思います!!

テニスから戻った後、今週平日は少ししかランニングできなかった
ので、着替えもせずに自宅から葛西臨海公園まで、いつもの
コースをジョグ。午後4時まえでやや涼しくなってきたせいか
大勢の人たちが、東京湾からの潮風に初夏の匂いを感じつつ、
リラックスしてランニングや散歩を楽しんでいる様子。
私も往復約14キロを気持ちよく走れました!

そういえば今月は6月、街中に美しいアジサイの花が咲いていて、
私たちの心を和ませてくれます。群青、みず色、紫ほか花の色も
あざやかでキレイですし、雨の日に雫を浮かべてしめやかな
花房もまた、みずみずしくてとても素敵ですよね。季節によって、
さまざまな花木を楽しめる生活ができるということも、豊かな
幸せのひとつである、と思えました。

さて今週読んだ本から、昨年逝去されたユング心理学者の河合
先生と、ヴァチカン市国のカトリック大司教ヨゼフ・ピタウさん
との対談本の内容を一部ご紹介したいと思います。ピタウさんは
過去日本滞在20年を超える方でもあり、この対談のなかで
河合先生とともに「祈り」や「赦し」の大切さ、それと資本主義や
民主主義とはキリスト教の厳しい倫理観を前提としているため、
それなしでは単なる利己主義に陥る危険がある、との指摘が
なされ、特に印象に残りました。

他、「いかに死ぬか」その準備が大切だ、というくだりも以下の
とおり示唆に富んでいました。

「(河合)私はよく現代の人に話をするときに言うんです。
皆さんはいかに生きるかばかり勉強しすぎて、いかに死ぬかの
勉強を一つもしていないから困るんだ、と。

 (ピタウ)1981年にヨハネ・パウロ二世が日本にいらした時に、
日本武道館で高校生との対話がありました。多くの高校生は
そのとき大学入試試験勉強をしていたので、ヨハネ・パウロ二世は、
がんばってください、でも忘れないでね、死ぬ時にもう一つの試験が
あることを、と言いました。いい人間であったかどうかが問われる
んです。ヨハネ・パウロ二世は簡単に言うんです。人間として
どう死ぬかを忘れないで、いいね?と。

 (河合)それが典型的に出てくることとして、高齢者になった方が、
試験の夢を見られます。大学を卒業して、ちゃんと仕事もしてきて
いるのに、急にまた大学の入試を受けるんだけれど、準備ができて
ないとか、それから入試にいったら時間に遅れたとか言うんで、
『あんた、もういっぺん試験があるのを忘れてるからや』と、
よく言うんです。それは本当によく出てきます。」

ヨゼフ・ピタウ、河合隼雄「聖地アッシジの対話」藤原書店

確かに毎日の忙しい生活の中では、自分がどのように生を閉じるか、
などほとんど考えてこなかったと思います。

そこで「いかに死ぬべきか」その最終試験の問題とは、一体
どんなものかな?、と私なりに考えてみたのです。
その答えは、、今のところ
「愛してくれる家族や信じられる友人に、悔いなく全てを与えた
人生であったか」というものでした。
これからもずっと考えてみようと思います。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:01 | コメント(4)| トラックバック(0)

こんばんは。今日の東京は雨と晴れ間が交互にあって、最後は
雷雨になったりと不安定なお天気の一日でしたね。夕方太陽が
のぞいたときは短時間でしたが一気に夏のような蒸し暑さを感じ、
梅雨明けの猛暑を一瞬想像させました。

さて週末は予想していた雨もなく、葛飾区民大会ダブルス予選が
無事開催されました。打ち合わせどおり、朝7時半すぎにコートに
着いてみると、すでに2人熱いラリーをしているお兄さんたちが・・。
「ずいぶん熱心だなー」と近寄ってみると、なんとサークルの
はるさんととれっくさんでした。はるさんはともかくも、朝の
弱いとれっくさんの意気込みが後の結果に繋がっていきます。。

さてアップのあと、朝8時半試合開始です。最大3試合勝てば
予選優勝で来週の本戦大会に駒を進められます。私と相棒の
とくさんとはこれで3大会目、練習不足ですが互いの動きには
慣れているので、大して緊張もせず一回戦開始。私たちの相手
ペアは50からみのベテランペア。見るからに燻し銀の熟練工で、
サービスもストロークもコントロール抜群。それに必ず前に
出てくる並行陣作戦で、あっという間に0-3。これはいかーんと、
踏ん張って3-4まで追いかけるものの、安定したプレイで
攻め込まれ3-6で完敗でした。コースを丁寧に突いてくる相手に
対し、まずミスせず耐えながら攻められないボールで返球するよう、
しっかり練習しないといけないな、と反省しました。試合をして
悔しい思いをするのが上達には一番の薬なのかもしれませんね。
さて同じサークルはるさんとれっくさんのペアは順調に2回戦まで
勝ち上がり、予選決勝の舞台に上がりました!少々はるさんの
調子がイマイチなようでしたが、とれっくさんのプレイが安定感
抜群で、これまでの練習の成果が存分に発揮されているようで
頼もしい感じがしました。しかし相手ペアの一人は草トー常連の
有名な方で、松戸や船橋市民大会では常に上位に入る実力者だった
ので、「負けて悔いなし、胸を借りるつもりで思い切り攻める
しかない!」と思いながら応援していました。当初0-3になった
ときは、正直やっぱり厳しいか~?!と思いましたが、それから
とれっくさんの好調ぶりはそのままに、はるさんの真の実力が
どんどん発揮され、逆クロスへ強烈なリターンから、前でのロー
ボレー、絶妙なドロップショットなど美しいプレイが次々と繰り
出され、心地よい緊張感の中で観ていてとても楽しい試合となり
ました。気付いてみると試合はついに6-5の40オール、
一回目のマッチポイントです。そしてついにラストポイントは
こちらが掴みとり、予選優勝です!!よくやったー!!2人が
ネット前で抱き合い、誇らしげにベンチに引き揚げてくる姿が
とても格好よく、最も印象に残りました!来週15日の本戦も
応援に行きますよ、またがんばろう~!!
 
さて、先日読み、感銘を受けた本をまたご紹介しますね。尊敬する
渡部昇一先生が執筆代表として、日本や日本人のためにならない
ことを喜んでやっているとしか思えない「不思議な日本人たち」
を取り上げて語られた内容となっています。特に靖国神社への
根強い否定的な意見に対しては、以下のような明確な主張で
一蹴されています。

「祖国のために命を捧げてすらなお、尊敬も感謝もされない。
国民の代表である総理大臣の参拝や、天皇陛下のご親拝も
かなわない。これで公共心を持てというほうが無理であるし、
このような国に安全保障など確立しえない。どのような歴史観に
立とうとも、国のために命を捧げた人々を篤く弔うことは、
国として国民として当然の作法であり、責務であり、権利でもある。」

また、現在の日本では既に死語に近いとも思われる『徳』という
言葉について、渡部先生が語られた部分が特に印象に残りました。

「三十年ほど前になるでしょうか。田中美知太郎氏(哲学者、
故人)が『徳』についてこう話をされたことがあります。

『徳』はvirtueで、語源は『男(vir)らしさ』から来ている。
そしてその男らしさというのは、自分の生命を超えた価値を
認めるか、認めないかというところにある。たしかに男らしさ
というものを具体的に考えてみると、自分の家族を守るとか、
国を守るとかいうときには命を懸けなければならない。何が
あっても自分だけは生き残りたいと思ったら、そこに男らしさは
ない。己の命以上の価値があり得ることを認められるか否かが
『徳』の根源である、という話に感服したのをいまでも覚えています。」

渡部昇一・稲田朋美・八木秀次著
「日本を弑(しい)する人々」(176ページ)PHP研究所

自分の生命すら粗末に扱うような人は、きっと他人のその価値など
全く顧慮に値しないとみなすでしょう。しかしながら、己に
与えられた命を真剣に懸命に生きたうえで、なおその命を賭して
守るべき価値が確実に他にあるのだ、と認める覚悟こそ『徳』の
源なのだというお話、まさにそのとおりだと私も思います。

いったん緩急あれば、男には全てを捨ておいても守るものがある、
という主張は、生命至上主義やフェミニズムなどと相容れない
部分もあり、意見の分かれる議論でもあると思いますけれど。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:57 | コメント(2)| トラックバック(0)

六十の手習い

こんばんは。全仏オープン準決勝のナダル対ジョコヴィッチが
先ほど終わり、結果は6-4、6-2、7-6(2)、ナダル無敵の強さで
ストレート勝利でした。今年もナダルはどんどん進化している感じ、
ストロークのボールが速くてすごく重そうですし、弾道も途中
大きく変化していて、ジョコも対応に終始苦しんでいましたね。
準決勝第二試合フェデラー対モンフィスもこれまでの対戦成績は
フェデラーの3-0と圧倒的に有利ですが、どうなるでしょうか。
どっちにしても決勝はナダル相手に大苦戦が予想されます。
今なおフェデラーファンの私、あのアガシに続いて生涯グランド
スラムを今年こそ達成し、完全無欠の「王者」になってほしいと
希っています。

さて今週は仕事で遅くなることが多く夜ランは1回だけ。SWAC
練習会で代々木公園を7周、キロ5分ペースで雨の合間、樹木の
匂いが漂う静かな周回路を心地よく走れました。
練習前、SWACコーチの比嘉さんと初めてお話しできる機会を
いただき、その際、秋の初フルに向けて、夏の間の練習心得を
お尋ねしたところ、「ただ走るだけの漫然とした距離練習は
体内疲労が貯まるだけなので、朝晩の涼しい時間に、強度の
メリハリをつけた練習を」とアドバイスいただきました。
7月からは20キロ30キロ距離走を毎週しないとダメかと
思っていたら、そうでもないんですね~。

そういえばいつものランニングサイト"RUNNET"を見ていたら、
出場したかった秋のレースが募集開始していて、申し込みました。
9月23日(祝)の「第38回南房総市ロードレース千倉」と、
10月26日(日)「第14回手賀沼エコマラソン」、いずれも
ハーフです。6月~8月はシーズンオフなのでトレッキング中心と
なっていますが、それ以外の時期、関東近郊では本当に多くの
レースがあって恵まれてますよね。練習とレースをうまく組み
合わせてこれからも故障しないようランニングを楽しんでいきたいと
思います。

さて今週読んだ本の1冊、白州正子・河合隼雄著「縁は異なるもの」
からあの明治の気骨あふれる男、白州次郎の奥様で作家の白洲正子
さんが、有名な骨董評論家の青山二郎さんから薫陶を受けた言葉を
ふたつご紹介したいと思います。

『六十の手習いというが、それは六十になって何か新しいことを
始める、ということではない。いままで一生続けてきたものを、
あらためて最初から出直すことだ』

『精神的なものが精神を覆い隠すのだ。「精神」そのものについて
表現できないので、つい「精神的」なことを言ってしまう』

どちらとも示唆に富む訓えですね。齢六十を数えてなお、更なる
極みを目指す姿勢に美しさと尊厳を感じますし、わかったつもりで
無自覚な言葉の羅列が、結局は本質を語ることなく中心から外れて
いくことは、誰しもが思い当たることと思います。



それでは、日曜は葛飾区民大会ダブルス予選です、がんばります!
おやすみなさいZZ...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:48 | コメント(0)| トラックバック(0)

ナショナルスタジアム

こんばんは。最近湿っぽい天気が続くなーと思っていたら、、
「梅雨入りと思われる」との発表がありました。関東地方は平年より
6日早い入梅だそうです。気持ちよい春の好天はいつの間にか
終わってしまいましたが、夏が来るまでのこの6月、しっとり
穏やかな雰囲気も決して悪くありませんね。

さてすっきり快晴だった昨日、楽しみにしていた日本陸連
主催のランクリニックに参加してきました~!
場所はあの東京オリンピック会場で5万人を収容する国立競技場
です!早速前半の実技練習のため、薄暗いダックアウトから
トラックに向かうと、目の前には入念に手入れされて青々した
芝生が瑞々しくキラキラと輝いていました。サッカー日本代表の
試合はもとより、多くのアスリートがこのフィールドで活躍
していたかと思うと・・思わずあの川平慈英さんがよく口にされる
台詞"NATIONAL STADIUM!!"を思い出し、私も叫びたくなりました。

練習のほうは至って真面目。前半は7つあるメニューのうち
私はなぜか「坂道トレーニング」を選んでしまい、国立の
トラックはジョグ3周しただけで、すぐに競技場外の急坂に
移動してしまいました・・。スキップとモモ上げの動き作りを
メインに、流し~ジョグの繰り返しを100Mほどの坂道で15本
やり、太もも後ろの筋肉がかなり張りました。膝から下は
後ろに流して走るのは止めて、常に膝からうえをなるべく前に
上げて走るイメージを持つと、腰高フォームになりますよと、
陸連副部長であるコーチのご指導を頂戴しました。

後半は「ランニング障害について」。講師はウルトラなんと91回(!)、
フル139回も完走された整形外科医の先生。20名ほどの受講者
からは次々と「あっちが痛い、こっちが痛い」という訴えがあり、
いったいいつか治るんでしょうか?という切実な問いに、
先生からは「ランナーは皆どこかしら痛みを持っているもの。
加減調整してうまく付き合い、走りながら治すのが一番だ」
という結論でした。私もスネとひざ外側、それに太もも裏が
ずっと痛みますが、まあムリせずやってれば大丈夫かな、と
思えました。
陸連の講習は、講師の先生がたくさんいて細かく指導してもらえるし、
この国立競技場や秋には去年オープンしたあの国立トレーニング
センターでも今後予定されているそうなので、要チェックだと
思います!

さて尊敬する詩人谷川俊太郎さんが、同じ詩人の覚和歌子さんと
ともに監督した映画が5月31日に公開されました。
『ヤーチャイカ』というタイトルです。
「詩を映画にすると、こうなる」ということなので、これは
ぜひ観に行かないと、と思っていたら、発売中のPHP6月号に
監督2人の対談が出ていました。
その中で特に共感した一部をご紹介します。

「(谷川)『ヤーチャイカ』にも通じるけれど、言葉がすべてじゃないわけ、
 人のつきあいは。今は、メールとか、言葉が”すべっている”時代だと
 いう気がしますね。人間の関係は黙っているときも続きているわけだし、
 黙っていても感じるもの、伝わるものがある。

 (覚)でも、それが一番難しい。

 (谷川)確かに難しいけれど、日本人は昔から腹芸とか阿吽の呼吸とか、
 わりと沈黙のコミュニケーションがわかるはずですが、そういうものが
 だんだん失われてきている感じがします。

 (覚)『心に響く言葉』ってよく言うけどほんとに難しい。『この
 感情にはどういう言い方が一番自分にフィットするのだろう』と
 考えるシステムをいつも心の中にもっていることが大事だと
 思います。このもやもやとした感じをどういう言葉で言い表すと、
 自分の今の気持ちに一番ピッタリ来るのだろうか、って。

 (谷川)体の感覚もけっこう大事です。覚さんも僕も体に自覚的だけれど、
 言葉を媒体にしない体同士の感覚が鋭くなると、沈黙の
 コミュニケーションが深まるという気がします。

 (覚)言葉でものすごく美しく説明してしまうと、どこかがウソくさくなって、
 心を動かさないと思います。むしろ、言いよどんだり、語尾が着地
 しなかったりすることで、その人の迷っている内面とか誠実さ
 みたいなものが、逆に真摯に伝わる場合がある。

 (谷川)批評家なんかでものすごくスムーズにトークする人の話を
 聞いていると、語彙はたくさんあって、それを見事につなげて
 いるのだけれど、全く何も伝わってこないということはありますね。

 (覚)意味は伝わっていても、その人自身が伝わらないし、通じた気が
 しないんですよね。それと、決まり文句というのも人の心を動かさない。
 たとえば、『心を開いて』とかよく聞く文句だけれど、もはや
 記号化された表面的な意味合いしかなくて、言霊が宿ってない
 わけです。

 (谷川)言葉というのは辞書に意味が書いてあるわけだけれども、
 現実に使われている言葉は、辞書的な意味で使われていないほうが
 むしろ多いと思うんですね。言葉が持っている辞書的でない
 意味は、一人ひとりの人間が生まれてからの経験で自分なりに
 つくっていくものだと思う。」 
 月刊誌『PHPスペシャル』08年6月号・52~53P

真剣に何か伝えたいことがあるとき私たちは、いったいどんな
言葉を選び、どのような意味をそれに託し届けようとするでしょうか。
思うにそれは決して多くの修辞を重ねた饒舌ではなく、
自分なりに意味づけた必要最小限の言葉とともに、視線やしぐさ
などを含めた空気感が最も大事なのではないのかな、と思っています。
それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:59 | コメント(2)| トラックバック(0)
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