tennis365.net テニス365ブログ 新着記事を読む ]    [ テニス365 ホームショッピングニュースログイン ]

ツヨシ、しっかりしなさい!! テニス侍&ジョグ侍ツヨシです!<記録>フル3'38"58('09.04かすみがうら)ハーフ1'35"50('09.04焼津)10k40'48('09.05葛西臨海公園)

テニス侍
現在の閲覧者数:
最近の記事
茨城県美浦村テニス合…
07/31 20:15
路傍の石
06/26 11:48
イランカラプテ
05/29 01:11
記憶
05/22 23:56
スーパヴァーム
04/30 09:34
風は味方
03/31 19:18
仕事のこと
02/29 18:17
錦織選手の大活躍が始…
01/30 23:29
サントリー響12年
12/30 23:01
打ち上げで筋肉修復?…
11/30 23:00
江戸川区秋季区民大会
10/30 18:55
秋の夜長
09/30 18:42
毎日の暮らし
08/31 22:53
ダイエット願望
07/31 22:53
忙しい日々を楽しむ
06/30 23:50
今日、明日
05/31 23:22
ブッダのおしえ
04/29 22:30
大地震
03/19 00:27
カブ
03/07 23:26
春が近い
02/28 20:37

佐倉マラソン

こんばんは!東京も昨日は風もなく良いお天気でしたが、予報どおり
今日は午後から雨となってしまいました。

昨日は午前中、仕事で東急東横線の祐天寺というところに行きました。
渋谷から3駅と交通至便のところですが、駅周辺は静かな住宅街で
公園もいくつかあり、とても住みやすそうな地域でしたよ~。
桜の木も、学校や立派なお庭などにたくさん見られて、仕事前の
時間はお花見気分になりました。
(写真は、祐天寺駅近くの公園で散り落ちたばかりの花弁)


あの付近はいくらか坂があり、登り下りがあるんですよね。
私は学生のころ小樽に何年か住んでいたのですが、きつい坂が
多くって住み始めてしばらくはかなり閉口していました。
しかも私のアパートは、観光名所で有名な「船見坂」の中腹にあり、
この坂は冬期は車通行禁止となるほど急峻なんですよ。
坂のある街に住むということは、どこに行くにしても登り下りが
セットで付いてきます・・。
しかしこの「船見坂」は、あの岩井俊二監督の名作「ラブレター」
にも使われたくらい眺望は抜群。そして私も、広い空に雲と日光が
繰り広げる美しい模様に何度も唸り声を上げたり、日本海に突き
出す港湾に大小の船舶が始終行き来する景色を、坂の上からぼんやり
眺めたりしているうちに、なんとなく悪くないなーと思えて
きたんですよね。

さて、今日は千葉県佐倉市で行われた「第27回佐倉マラソン」
10キロの部に出場してきました。天気はうす曇り、気温は14℃と
絶好のコンディション!これは頑張らないと~と思いつつ走り・・、
結果から言うとグロス(大会時計)で46分35秒、自己ベストで
走れました~!

スタート前、たまたまこの春小学に入学する甥っ子から「がんばれー」と
携帯で励ましてもらったことも、この良い結果につながったと思います。

さて朝、京成佐倉駅から約30分歩き9時まえに会場の陸上競技場
入り。念入りにアップ開始してトイレも前回の反省からこまめに
行き、スタート15分まえに所定の位置につきました。足踏みや
ストレッチで体を冷やさないようにしつつ、10時50分スタート!
今日は2600人以上がエントリーしているということで、
最初は肘や足が触れたりして走りにくかったですが、1キロを
過ぎた段階でだいぶんスムーズに走れるようになりました。

今までの経験で、アップを少しキツメに(息が上がるくらい)
2キロほど走っておくと、レースも最初の段階で呼吸が整いやすく
なると思い、今日もそうしてみたらやはりいい感じで2km、
4km、6kmと進み、時計をみるとこの6km時点でも26分ちょっと、
すごくいいペースです。
このままいくと、45分切りも・・という欲が出てもう少し上げよう
としたのですが、なかなかキロ4分20秒が切れません。そのうち
スタミナが切れてきてラスト7km以降は4'29-4'23-4'41-5'11と、
完全な失速状態でゴール。
しかし1キロ10秒ラップを縮めるというのも、並大抵のことでは
ないですね、ようやく最近しみじみと理解しました。10秒縮めて
ようやく10kmで1分40秒短縮なんですもんね。

佐倉はもちろん初めて走るコースでしたが、会場となる陸上競技場は
なんと小高い丘のてっぺんにあって、、ということは最初下りで
ラストは上りということに・・。タイムも示すとおり最後の1キロは
地獄の上り坂で1キロ5分10秒以上かかってしまい、何とか
46分台がやっとでした。

坂のある街は大好き、なのですがマラソンをするなら平坦な
ところの方が今のところ良いかな・・。

でも、今日は風もなくてランニング日和のなか自己記録も作れたし、
桜が咲き乱れて自然あふれる佐倉市内を思いきり走ることができて、
最高の日曜日でした。

それではまた、おやすみなさいzz...
マラソン大会 | 投稿者 テニス侍 23:55 | コメント(2)| トラックバック(0)

あるもの活かし

こんばんは!今日もすっきりした青空になり、気持ち良いお天気
でしたね!朝早くからある経営者さまのお宅にお邪魔したのですが、
そちらに向かう最寄駅からの道中、ある豪邸の庭に立派な桜の古木を
発見してジロジロ見入ってしまいました。春の朝のやわらかい
水色の空に、極めて白に近い桜色がよく映えてきれいだなーと
ほんわり和みました。


さて今度の日曜は10キロの佐倉マラソン!家から京成線で約1時間と
近いしリラックスして楽しんできます、しかし今回もかなり
練習不足ですが・・。
さらに2週間後は焼津でハーフマラソンに出場する予定なので、
特に今回はほどほどムリをせず怪我しないように走りたいと思います。
今のところ日曜はくもり予報ですが、もしかすると雨でボロボロに
なっているかも。。

あと先月ですが、歴史ある京橋の江戸ほうき屋さん「白木屋中村
伝兵衛商店
」で念願の長ほうきを手に入れました!
こんな感じのものですが、意外と使い勝手がよいので重宝しています。

私の家は和室がなく全てフローリングだし、何か掃除機を使うのも
排気があったりして億劫な感じだったので、ほうきにして正解
だったと思っています。床は最後にダスキンモップで仕上げると、
とてもいい感じになるんですよ~。

掃除は、以前にもご紹介しましたトイレ掃除で有名な経営者
鍵山秀三郎さんの著書を読み惹かれて始めたものですが、自分の
なかで予想を超えるいくつかの変化を感じています。そしてこの
本、落ち込んだりイライラしたりしたときにほんのちょっと
めくってみると、不思議と気持ちがすーっと落ち着くんですよ!

今日はそのなかでも、最近よく読んでうなづける項目「あるもの
活かし」についてご紹介したいと思います。

「人は幸せだから感謝するのではありません。感謝するから幸せに
なれます。その点、トイレ掃除をしていると小さなことにも感謝できる
豊かな感受性が研ぎ澄まされてきます。

私が講演をしたときのことです。会場のご婦人から質問を受けたことが
あります。そのご婦人は『私は、いま、ぜんぜん幸せではありません。
ですから、感謝なんかできません』とおっしゃるのです。

そのとき、私は申し上げました。『そういうお考えの人は、一生幸せに
なることはありません』と。私がいいたかったのは、いつも不平不満
ばかりを持っているような人は、絶対に幸せになることはないという
ことです。あるがままを受け入れることが、幸せになるための大前提
であるということです。

そのうえで、ないものねだりをせず、『あるもの活かし』をする。
できない理由を考えるよりも、いま自分にできることをひとつでも
多く考えてみる。

そういう生き方を心がけていますと、小さなことにも感謝できる
豊かな感受性が芽生えるようになります。

小さなことに感謝できる人は、自分の苦しみや悩みを小さく受け止める
ことができるようになります。」

鍵山秀三郎「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」PHP刊

私なんかでも、いわば何でもある、とさえ言えるんですよね。
信じられる家族やいつも気にかけてくれる友人、スポーツを楽しめる
健康、そしてお客様・仕事にも十分過ぎるほど恵まれているのだから。

今の自分の状況を、あるがまま受け入れて感謝を感じつつ、
コツコツ工夫しながら掃除を続けていこうと思っています。
ではおやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:59 | コメント(0)| トラックバック(0)

花筏

こんばんは。昨日に続き今日も絶好の遠足日和でしたね~!
仕事でやや歩く時間が長かったのですが、上着を脱いでも
汗だくになってしまいました。桜も日当たりのよいところでは
もう満開っぽいですね。そういえばずっと前に読んださだまさし
さんの本で、桜前線のことが書いてあったのを思い出しました。

なんでも日本列島を南から北上する桜前線は、一日約20キロの
スピードで移動するそうなんです。じゃあと細かく計算してみると
1秒間に約23センチちょっとの速さになると。つまり、
春というのは、女性の足の大きさほどの速さで毎秒、しゃなり
しゃなりと近づいてくるものなんだそうです。こんな譬え話は
なぜか覚えやすいし面白いですね!

あと川の水面に桜の花弁がぱーっと浮いて、絨毯みたいに流れていく
様子のことを、これが洒落ていて「花筏(はないかだ)」と言う
らしいのです。もうすぐいろいろな名所でこの「花筏」が見られます、
これもまた楽しみですね~!

さて2年ほど前から村上春樹さんが取り組まれ、中央公論新社
から刊行しているレイモンド・カーヴァー全集のひとつが
今月発表され、大ファンの私も早速手に入れました。
解説によれば全8巻のうち7巻目となるそうで、今回は
未発表となるデビュー初期の習作短編や詩とエッセイ、書評が
収められています。そのうち特に印象に残った箇所は、日常に
おいて書いたり読んだりするというごく当たり前の行為が、
私たちにどんな変化や影響を及ぼすのかを考察したくだりで、
心にずっしりと残ったので何度も読み返してしまいました。

「作家にとっても読者にとっても同じことだが、もし運が良ければ、
我々は一篇の短篇小説を書き終え、あるいは読み終え、そこで
しばしのあいだ静かに佇むことになるだろう。理想を言うならば、
我々はそこで何をするともなく、自分がたった今書き上げたり
読んだりしたものに対して、深く思いを巡らせることになる。

あるいは我々の心なり知性なりは、もといた場所から一目盛り
くらいは移動させられているかもしれない。それから我々は、
作家にせよ読者にせよ、もう一度静かにしっかり呼吸をして、
普段の自分に戻っていくだろう。立ち上がり、チェーホフの
登場人物の言葉を借りれば『暖かい血と神経からなる身体で』
次なる営みに移るだろう。

生きることだ。それは常に生きることなのだ。」

レイモンド・カーヴァー「英雄を謳うまい」中央公論新社

読み手としても書き手としても、思慮深く用いられた言葉に
眼を閉じてさまざま想いをこらし、またふだんの日常に戻る、
その繰り返しがまさに「生きること」なのだとは・・。
慎重に誠実に、正確な言葉を重ね続けた芸術家カーヴァー
ならではの至言だと思いました。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:43 | コメント(2)| トラックバック(0)

上善水の如し

こんばんは。この週末も最高によい天気でしたね!昨日などは東京も
本当に暖かくて風もなくて・・、とうとう桜も開花宣言がでました。
この春も気のおけない友人とともに、夜桜を見上げながら散歩など
したいものです。昨日はダブルス6時間、存分に楽しめました!
今日はそのせいか、体があちこち痛みます。。

ちょっと前、先週発売のAERA(3月24日号)を読んでいたら、
面白い記事が載っていたので覚えている範囲でご紹介します。
山本モナさんの対談ページに、あの脳科学者茂木健一郎さんが
出られていてこんなことを教えてくれました。

なんでも「泣く」ことと「笑う」ことは、脳科学的にいうと
とても近い感情なのだそうです。私たちの体に備わっている
大事なはたらき「ホメオスタシス」が双方強く関係している
らしく、「泣く」とは生きることを強く欲するとき、何かが
生まれることなのだそう。そして「笑う」ことは、不安や恐怖が
とりあえず遠のいたとき、強い緊張感が解放されたときに、
ふと「笑い」が出るらしいのです・・。
しかし私たちの体ってうまく出来ているんですね、まさに奇跡
そのものですね。

さて今週末読んだ本は、老子とその弟子である荘子の教えを、
短い解説とともにまとめてくれていました。老子は、人間の命は
自然がつくり、自然が育てている事実をなによりも大切に考え、
私たちがそのことをもっと自覚して自然のように生きることを目指した
そうです。
この本でもっとも印象に残ったところはこちら。あの有名な
『上善は水のごとし』というのは、老子の御言葉だったんですね。。

「最上の『いい』ことというのは、たとえてみると、水のようなものである。

『水は善く万物を利して争わず』(老子八章)

水は、万物に利益を与えていながら、けっして、他と争わない。
水は、丸い器に入ると、丸くなる。四角の器に入ると、四角になる。
どんな形の器にもさからわない。

柔軟であり、謙虚である。

そして水は、いろいろなものに利沢(利益と恩沢)を与えている。この
自然の中で、水なくして生きているものは、一つもない。それほど
偉大な存在でありながら、水は、けっして、誇ることをしない。

世の人は、だれもが一歩でも上へ、一つでも高い地位を欲しがっている。
水はその反対に低い所へ低い所へと流れていく。

つぎつぎ支流をかかえて、だんだん広く大きくなっていく。しかも、
最後は海に流れて、偉大な存在となる。」

境野勝悟「老子・荘子の言葉百選」三笠書房

おおむかし小さいころ、早春の雪どけでできた水たまりを、古枝で
水路をつくってよく遊んでいました。うまく流れるようになると
水も自分もちょっとうれしく感じたような気がします。

主張せず争わず、柔らかくて謙虚、しかし強くて役立つ偉大なもの。
無理をせず心穏やかなそんな存在に、いつか少しは近づけたらいいなと
思いました。

余談ですが、若いころ勧められて新潟の日本酒「上善水如」を飲み、
その口当たりのよさに驚いて、冷やを何杯か重ねてすぐに潰れた
苦い思い出あり・・。こんな私では、水の如くには、なかなか近づける
はずありませんよね~。

それではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:30 | コメント(4)| トラックバック(0)

ラスト、コーション

こんばんは。最近は春のせいか天気が不安定ですね、今日も朝から
また雨・・。家を出るときは降ってなかったのですが、地下鉄
新宿駅の改札から外に出てみるとかなーり降っていて、
「たしか折りたたみあったよなー」と鞄をさぐってみると、
ショック!あったはずなのにない・・。
朝から冷たい雨に靴まで濡れてしまいました。。今日は六曜占い
でいうところの「先負(せんぷと読むそうです)」、午前中は
凶ということなので、まあしょうがないですね・・。

そういえば先日ご紹介した安藤裕子さんの8曲目となるシングルが
今週19日にリリースされたようです!「パラレル」という曲
ですが、春らしく前向きで力強い感じで、これまでの曲調にない
新しさがまたすごく好みです。ぜひ聴いてみてください!
PVも曲に合ったシンプルな感じが良いですね~。

昨日、ようやく以前から観たかった映画「ラスト、コーション」を
新宿武蔵野館のモーニングで観てきました!
ヴェネチアの大賞を始め、多くの映画賞を獲得した話題のこの映画、
私は2時間を超える上映が終わりエンドロールを眺めつつ、長く
続いた緊張のあとのひどく重い余韻を感じてボーっとしながら、
劇中の痛々しくやりきれない思いがこみ上げる印象的なシーンを
ずっと反芻してしまいました。

時代は1940年代、日本(汪兆銘の南京政府)と欧米(蒋介石の
重慶政府)、ソビエト(毛沢東の共産党)の3者に分裂支配される
中国、そのうち日本軍が占有支配する美しい魔都上海を舞台に、
抗日運動に身を投じる女チアチーが、汪兆銘政権の特務機関トップ、
イーに暗殺目的で接近する。この極めて危険な任務をたぐい稀な
愛国心と責任感で遂行し、体のみならず心まで自分の全てを差し
出し与えることで信用され、ついに完全に所与の目的を達成できた、
はずだったのだが・・。

まず激しい暴力や極限に近い性描写によって、アン・リー監督は
彼らの、そして私たちの、本性や本音をあぶり出そうと試みて
いると思います。余裕の全くない危険地帯で人は、自らの深い
意識を初めて知ることになるのでしょう。

劇中、チアチーがイーのために『天涯歌女』という中国のヒット曲を
踊り歌う場面で、思わずイーが涙します。日本の力を借りて成り
立つ傀儡政権の要人であったとしても、そのイーもまた中国人、
自身の境遇について想いをこらすとともに、チアチーへの愛をも
確信した涙であったろうと思います。

逆に宝石店にて眩いばかりの指輪を贈られるシーンで、チアチーは
イーの深い愛情を受けとる。死を隣合わせとする2人が、純粋な
愛を確かめ合ったその時がまさに、皮肉にも不可避な死に捕らえ
られてしまった瞬間でした。イーに思わず「逃げて」と伝える
ことで、チアチーは完全に欺きの舞台を自ら降りることになり、
イーの暗殺計画はついに終わりを告げます。

最終盤、処刑場でのチアチーの表情に悔恨の跡は全く窺えない。
真実の愛を知って男を自ら救い、その想いを貫き通した自負
からであろうか。一方、イーはチアチーとの思い出が残るベッドに
所在なく腰かける。その瞳は涙に濡れ、与えられた真の愛情に
応えられずそれに値しない自分を強く苛め責めているかのよう
にも見える。

前作「ブロークバック・マウンテン」同様、アン・リー監督が紡ぐ
この物語もまた、誰ひとり幸せにならなかった。しかし私たちは、
必死につかまえようとするとすぐ消えてしまう幻のような、
ひとつの真実の愛のかたちを、確かに見た。


さて明日土曜は朝2時間、午後4時間ダブルス練習、日曜は来週の
10Kレースに向けて走り込む予定です。
それでは、おやすみなさいzz...
映画 | 投稿者 テニス侍 23:54 | コメント(2)| トラックバック(0)

Brokeback Mountain

こんばんは。先週末も、本当に良い天気でしたね~!土曜は楽しみに
していたテニス合宿へ、いつものサークルメンバーで白子へ行って
きました。朝6時集合、車で移動のあと8時半から練習メニューに
入りました、すごく眠い・・。
隣のコートでは、横浜市立大テニス部の面々が大きな部旗を掲げ、
真剣に大声を出しつつ真面目に練習していて、良い刺激になって
くれました。学生が宿へ引き上げたあとも、私たち7人は日没まで
ボールを追いかけ、結局9時間くらい練習できて、、またまた
良い思い出ができました。

その後近くの温泉ホテルで入浴し、汗を流した後いつもの焼肉屋で
反省会です。普段のゲーム練習では、まとめてできない練習メニューを
球出しから特に重点的にできるので、合宿は技術力アップにとても
良いです。次の日曜も朝から4時間ダブルス練習、風もなく暖かくて
たっぷりテニスができた最高の週末でした!

さて先日、ずっと気になっていた映画「ブロークバック・マウンテン」を
とうとうDVDで観れました。近日話題の映画「ラスト、コーション」を
撮った監督アン・リーの前作で、米アカデミー賞も当時最多8部門に
ノミネート(受賞は3部門)されたそうです。最高に美しいアメリカ
中西部の大自然を背景に、同性愛を一つの切り口に据えた切ない
愛の物語なのですが、若く純粋な愛であるがゆえの非力やもろさと、
制約の多い現実生活との間の苦悶を丁寧に描いていて、まさに
傑作だと思いました。

60年代、ワイオミング州ブロークバックマウンテンの農牧場を
舞台に、二人の若いカウボーイ、イニスとジャックが季節労働者
として偶然知り合い、あるきっかけから求め合うようになります。
あっという間にそのひと夏が過ぎて山を離れ、2人それぞれの町に
戻り家族を設けたあとも、釣りを口実としてその後20年にも渡って
ブロークバックマウンテンで逢い続けるイニスとジャック。
しかしある日突然、特に保守的な土地柄のせいか、ジャックは
ゲイという理由だけでリンチを受け、殺されてしまうのです。
哀しみにくれるイニスは、ジャックの実家で遺品のシャツを受け
取る。それは以前、初めてジャックと出会った山を降りる際、
どこかに失くしたと思っていたものなのですが、実はジャックが
イニスとの別れのつらさのあまり、こっそり持ち帰っていたのです。
そのシャツを抱きしめながらイニスはつぶやきました。

"Jack,I Swear…" 「ジャック、俺は誓うよ」自分をいつも
思いやり、心から愛してくれたお前を忘れない、ずっと覚えて
いるよ・・ということでしょうか。「忘れない」「覚えている」ことは
「こころのなかで一緒に生きる」ある種もっとも純粋な愛のかたち、
なのかもしれませんね。

06年春のアカデミー授賞式にて、アン・リー監督はオスカー像に
向かってこう囁いたそうです。

"I wish I knew how to quit you." 

劇中の台詞にもなっていたこの言葉、「いっそ別れられたなら・・」
「忘れることができたらいいのに・・」というような意味なのだと
思いますが、監督もこのオスカーを何より切望していた気持ちが
よく伝わってくるように思います。

私たちも、一方的に恋い焦がれる対象を、または愛しあっているのに
現実のなかではどうすることもできなくて出口はなく、相手のことを
忘れたい、忘れられたらどんなに楽だろう、しかし離れられず
忘れられずにとても苦しむ、というようなこともありますよね。
このちょっとしたセリフに、監督の伝えたい大事なテーマが
込められているのかもなー、と思いました。

台湾生まれで、あのスパイク・リーと映画学科で同級生だった
というアン・リー監督、私は今後ずっと注目していきたいと思います。
ではまた、おやすみなさいzz...
映画 | 投稿者 テニス侍 23:58 | コメント(2)| トラックバック(0)

自身のために泣く

こんばんは。今日は少し肌寒い日になりましたね。それでも
最高気温が15℃とか18℃なんていう週間天気予報を見ると、
長い冬が終わってとうとう春本番だなーとしみじみ思えますね。
テニスをしてもランニングでも、汗の量が急に増えたような気が
しますが、、そのぶん飲む量も激増しているので全く痩せません。。
今週土曜日は、はるさんのサークルメンバーでテニス合宿!
朝5時起きで千葉県白子に行ってきます。また存分にテニスできそう
ですごく楽しみです!

さて昨日一気に読み終えたのが、ノンフィクション作家関岡英之さんの
初出作品「なんじ自身のために泣け」。何か新約聖書にある預言者の言葉
みたいですが・・。著者は大学卒業後、都市銀行に14年勤務したあと
文筆業に転出。特にアメリカ発のグローバリゼーションに警告を発し、
米から日本へ毎年突き出される「年次改革要望書」の存在を明らかにし
その問題点を鋭く追及されたことで一躍有名となられました。
またそのせいか関岡さんの著書は実に1年以上、米国最大の
ネット書店アマゾンにおいて品切れ扱いとされ、販売されなかった
ことも問題となったようです。

この作品のなかで、特に心に残ったのは以下の箇所です。著者が
イスラームの国々を旅し、経済生活には全く非合理としか思えない
1日5回の礼拝や1か月のラマダン(断食)を直に眼にしたり、
伝説の王フセインが殉教するというあまりに有名な物語の説教を
聴くたびに大人の男が大勢、声を震わせて泣きじゃくる場面に
出くわして思うくだりです。

「イスラームの人々を観察していると、彼らには経済合理性よりも
何かもっと人間にとって切実なものが見えているような気がして
ならない。それは彼ら自身の歴史である。

私たちが経済的に没落してゆくとき、私たちを精神的に支えて
くれるもの、それは私たち自身の歴史しかないのではないか。
しかし私たちは、ヨーロッパやアメリカから受け入れた近代合理
主義の価値観によって、父祖たちの歴史から切り離されてしまって
いる。このことは本来、大の男が肩を震わせ号泣してもおかしく
ないほど、寄る辺なく、心もとないことなのではないだろうか。

だが、いまさら泣きたいと思ってあたりを見回しても、誰もが
魂を揺さぶられるような物語を、私たちはもはや共有していない。
私たちのあいだには、互いを結びつけてくれるような拠りどころが
何もない。

これまで疑うことさえ気づかなかった近代合理主義の向こう側に、
切り捨ててきたものの重大さにようやくめざめ、取り返しのつかない
喪失感に慄然として、私たちはいま、蒼ざめて立ちすくんでいる。

これからの時代、たとえ日本経済が衰退していこうとも、心静かに
生きていくだけの精神的な強さというものを、果たして日本人は
持ち合わせているのだろうか。」

関岡英之著『なんじ自身のために泣け』河出書房新社

開国とともに西洋の合理主義を貪欲に取り入れて短期間に適応し、
世界有数の大国となった日本。しかし同時に私たちは、父祖から
連綿と受け継がれた豊かな歴史から切断されて連続性を失い、
拠って立つべき共通の物語をも失くしてしまいました。経済的繁栄を
謳歌する私たちはその一方で、いまやなんら寄る辺なく不安な存在
である自分自身のために嘆き悲しみ泣くことさえも思い至らない、
単なる「無数の砂の一粒」になってしまったようにも思えます。

社会の矛盾が各所で噴出する現代である今だからこそ一度、
民主、進歩、自由といった欧米の普遍的価値観をそのまま鵜呑みに
せず、自らの歴史や伝統の中に答えを探し求めるべき時期がとうとう
やってきたのかもしれない、と思いました。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:56 | コメント(0)| トラックバック(0)

立川マラソン

こんばんは。今日は最高の陽気の中、立川の昭和記念公園で開催
された「第27回立川・昭島マラソン」に出場してきました。
結果からいうと無事完走!タイムは手元の時計(ネット)で48分52秒
でした。前半5Kが23'03、後半が25'49と、練習不足の割にまあ
まずまずの結果。最後までずっとキロ4'30~50の間で走れたのです
が、途中どうしてもトイレ(!)に行きたくなり、コースそばに
あった小屋に駆け込んだので、5~6キロの間だけ6'02とタイムロス
してしまいました・・。フルマラソンでもないのに、、スタート前に
無理にでも行っておかないとね~!

それでも気温は大会発表で17℃まで上がり、日差しは暖かくて
気持ちよかったです。体も今のところ特に違和感なく、ちょっとは
慣れてきたのかもしれません。

そうそう、公園内の出場受付を済ませ、荷物を預けてから歩いて
15分ほどのところにあるスタート地点へ移動したのですが、
そこは公園に隣接する自衛隊立川駐屯地内、それも全長2キロもの
滑走路のど真ん中!走っても走っても先が見えないくらい広くて
長くて、旧米軍立川基地の滑走路を走るという、ちょっとした
新感覚もおまけで楽しめました。

次回の予定は今月30日の佐倉マラソン10Kです。ちょっとは
走り込んで準備し、今度こそは自己ベスト更新を狙おうと思ってます!

さて夕方帰宅したあと、録画で名古屋国際女子マラソンを観ました。
28キロくらいまでひどく遅くじれる展開のなか、優勝はフルマラソン
初出場の中村さん!すごいですね~、しかもまだ21才!!
強いです。明日の五輪代表メンバー発表が待ち遠しいですが、
どうも入選しそうですね。

応援し会員でもあるランニングクラブ、SWACの加納由理選手は
3位入賞です!大阪国際での故障から2か月で、よくここまで
調整されたなーと驚きました。本当におめでとうございます!

そして期待の高橋尚子さんは、序盤9キロで失速と不本意な結果に
終わりました。レース後の記者会見では、「次回の目標が明確に
決まっているし、引退しない」とのこと。トップ選手は27位で
ゴールなどせず、早々と棄権して次回に備えるものですが、
高橋選手は多くのファンに地元で恩返しするため、レース前から
完走を選んでいたのでしょうね。ご自身やサポートメンバーが
納得の行くまで、また努力される姿と素敵な笑顔を見せてほしいと
思います。

怪我など各自たくさん抱える難しい事情を乗り越え、毎日苦しい
練習を重ねてこの最高の舞台のスタートラインに立ち、早春の
名古屋市街を思いきり走ってみせてくれた美しい選手たち。
そしてそれぞれが胸に秘めた、この大勝負に賭ける熱い想い・・。
私はなぜだかこのレースを観戦しながら、尊敬する詩人谷川俊太郎
さんが、「詩を成り立たせる要素とは・・」との問いに対して
答えられた言葉を思い起こしていました。

「詩は感情では書かない、といい切っていいかどうかはわからない
けど、少なくとも日常的な喜怒哀楽とは関係ないですね。
もっと違う次元の感情というのかな、ぼくは『感動』といったほうが
近いと思うけど、悲しいんだか嬉しいんだかよくわからない、
でも感動したというのが、詩の基本的な感情だという気がする」

谷川俊太郎「青春と読書」2008年3月号・集英社

今日の名古屋でも、トップ集団30人が激しい駆け引きをしつつ、
一人ひとり離されて勝負から脱落していってしまう・・。
そうした選手の気持ちを想像するだけで、こころを強く揺さぶられて
しまいました。。

そしていつからか私も、日々楽しい嬉しいというものよりも他に、
この『感動』をこそ求めているのかもしれない、またランニングに
興味をもったのも、『感動』にもっと近づけるかもしれないと
なぜか感じたからかも、と思いました。

ではまた、おやすみなさいzz...
マラソン大会 | 投稿者 テニス侍 22:20 | コメント(2)| トラックバック(0)

安藤裕子

こんばんは。いい天気が続いてぼーっとしているうちに、もう週末
になってしまいましたね。体調はすこぶる万全で、昼も思わず
スーツ姿で走りだしたりしてしまいます。痛いところがない状態って
かなり久しぶりなので、これだけでものすごく嬉しいものですね。
日曜日はとうとう立川マラソン(10K)、天気も晴れ気温
15℃の予報だし、昭和記念公園を楽しんで走ってきます!

で、まったく焦る感じでもないのですが、観たいDVDも本も
溜まっていて、毎日ゴソゴソやっているうちに夜も更けてしまい・・、
少し寝不足が続いているんです。そのせいか朝起きたベッドを
見直してみると、、全く乱れがなく寝返りをしていないよう。。
これではいつか「床ずれ」してしまいそうです・・。
そういえば学生時代よくお世話になったユースホステル、
その受付でスタンプをもらい支払いを済ますとまず渡されるのが
寝袋型の狭苦しいシーツ(どんなものかわかりますでしょうか)で、
今でもあれで十分じゃないか、全く動かないんだから!と
一人苦笑いしてしまいました。

さて最近ですが、トラックバックしてくださった方(ありがとう
ございます。愛用しています)のYoutubeでクリップ映像を観て
一目ぼれし、それからよく聴いているアーティストが安藤裕子さん
です。大学時代、映画かTVのオーディションで自作曲を披露
したところ、たまたま審査をされていたオリコンの小池社長の
目に留まって歌手デビューされたそうです。有名なのは月桂冠
CM曲「のうぜんかつら」、闇と月光を想わせるとても静かな曲
ですね。Charaやクラムボンに似ているとか、平成の荒井由美だ、
などと評されているようですが、私は椎名林檎同様、声と詩の
強い主張がとてもオリジナルで好きです。曲では初期の「サリー」と
「TEXAS」、「The Still Steel Down」も気に入ってます。
まだ聴いたことの方がいらっしゃれば、こちらのサイトから
ぜひ一度聴いてみてください!不思議な世界に一瞬にして惹き
込まれる、かもしれませんよ。

最後に、日曜昼はとうとう女子五輪最終選考レースの名古屋国際
女子マラソンですね。高橋尚子さんが、実績どおり最後の切符を
手にするのか?私の応援するランニングクラブのセカンドウインド
ACからは3選手(嶋原、加納、吉田選手)が招待されていて
こちらもすごく期待しています。あの有森選手やQちゃんを育てた
元リクルートの小出監督は、順当にいけばそれでも高橋選手が
最有力とおっしゃられているようですが・・、すごく楽しみですね!!

明日は午前葛飾はるさんのところでテニス4時間練習のあと、
夕方は荒川土手でランニング調整する予定です。
それでは、おやすみなさいzz...
音楽 | 投稿者 テニス侍 01:58 | コメント(3)| トラックバック(0)

タマを呑む

こんばんは。今日も穏やかで過ごしやすいお天気でしたね、
外を歩いているとマフラーをした首元が暑いくらい。
しかし寒さが緩んでくると、気持ちも少し和んできますね。

そういえば今年の桜、気になりますが東京では27日に
開花の予定だそうです。久しぶりに花見なんかもいいですよね~。
古えの言い伝えによると、月夜に酌み交わす盃の表面にぽっかり
浮かぶ月光には、「タマ」といわれる神の「たましい」が宿っていて、
それを呑み干すことによって自分の体内にその「タマ」を取り込み
英気を養うのだそうです。これはどうやら、ただ飲みたい人による
言い訳ではなさそうな感じですね。。

さて先日パール博士の著書「平和の宣言」を読みました。
総勢11人からなる東京裁判の判事の中で唯一、被告人全員無罪と
いう正当な判決を下したパールさんが、1952年再び日本の地を
踏んで多くの講演を重ね、縁のある人々を訪ねられた際の教えや
お言葉を集めた本なのですが、特に新宿中村屋の創立者である
相馬愛蔵・黒光夫妻を調布の庵に訪ねた箇所が圧巻でした。
夏ごろブログにて少しご紹介しましたがインドの独立革命運動の
先駆者で日本に潜伏し活動していたラスビハリ・ボースさんを
命を賭けてかくまったのがこの相馬夫妻で、その御礼をする箇所です。

「『どんなにボースは地下でよろこんでいることでしょう』

そういう黒光女史にたいして、博士は、

『わたくしはあなたに逢えてうれしい。あなたはインドの母です。
日本へ来てわたくしは誰よりもあなたにお逢いしたかった』

博士は、黒光女史の手を両手でしっかりと握りしめて、
その手をいただくようにしながら、

『天涯にたよる者とてないインドの亡命青年を、かくまって
下さったのみか、あたたかい家庭までもお与えくださったあなた方に、
わたくしは全インド人にかわってお礼申し上げます』

襖をあけて隣の部屋でじっと聞いている愛蔵氏に向かって、

『わたくしは同志ボースの立派なお墓におまいりし、そしていま
ここに来てみて、生前ボース氏が、どんなに深い愛情と理解とを
もって、みなさんに庇護されてきたかを、まざまざと知ることが
できました。こんなにいいお嬢さんもあり、お孫さんもあって、
どんなに幸福な生涯だったことでしょう、ありがとうございました』

博士はわがことのごとく頭を下げている。黒光女史はそれをさえぎるように、

『いえ、とんでもないことです。わたくしたちはむしろボースにいろいろ
教わりました。天下がどうの、国家がどうのと、そんなことはなんにも
知らない一商人でしたが、ひとつには頭山(満)さんとか内田(良平)さん
のようなりっぱな方々のご依頼もあり、ひとつにはボースがいかにも
しっかりした凛々しい人物なので、それに惚れてかくまっただけなんですよ。
しかしその時は、ほんとうにわたしども夫婦は、いつうしろ手になっても
かまわぬ、首が飛んでもかまわぬという覚悟をしました。ガタッという
風の音にも警察ではないか、イギリス人ではないかと、寝ないでいる晩も
幾夜あったことでしょう。だがボースをかくまって以後というものは、
新聞の政治面を気をつけてみるようになり、政治や革命や外交や国際問題に
ついて関心を寄せるようになりました。いまこうしてどうやら国外に
対する眼がひらけたのは、ボースのおかげだと思っています。
それよりもあなた様が、連合国を向うにまわして、いろいろな迫害を
しりぞけて、ひとり(被告全員の)無罪をとなえられたということの
方が、どんなに勇気と決意を要したことかと、わたくしはあの裁判の
日からきょうまで、ほんとうにあなたに手をあわせて感謝してきました。
どうしてインドには、ガンジーとかネールとか、チャンドラ・ボースとか、
パール博士とか、世界のどの国にもいないような高いすぐれた精神の
人たちが出るのでしょうね、わたくしはボースをつうじてそうした
インドの高い魂にふれたような気がし、心からありがたく思って、
むしろ感謝でいっぱいなんですよ』

この話をきいた博士は、

『とんでもないことです。わたくしはただ裁判官としての、当然の義務を
はたしただけです。なんにも感謝されるようなりっぱなことをした
わけではありません。あなたの義侠と勇気と決意にくらべれば月と星
です。ボース氏が亡命した1910年代といえば、イギリスの全盛期
です。外交においてもイギリスの思うこと成らざるはなし、という
時代でした。この世界的な権力をむこうにまわして、しかも法律に
そむき、政府にまで反抗して亡命青年をかくまい、自分の娘を
めとらせて温かい家庭まで与えてくださった。これはたいへんなことです。
このことは日本とインドの歴史に永久に忘れてはならない記憶です。
インドの独立史をひもとく青年たちは、このひとつの事件だけで、
日本に対し限りない感謝と親愛の気持をもつでしょう。実は、わたくしも
このことを知ったとき、ますます日本が好きになり、日本とインドは
離れがたいものだということを感じました』」

ラダビノード・パール著「パール博士『平和の宣言』」小学館

伝統、文化、技術、資本、それに人々も自然も・・、優秀な先輩方が
遺してくれた多大なご努力のおかげで日本は、依然としてどの分野に
おいても世界最高水準の国であろうと思います。

しかし問題は戦後、矜持も自信も完全に失ってしまったひとり一人の
「こころ」だけ・・。

だとすれば、この恩人パール博士が私たちのために勇気をもって一矢報いて
くれた正義の剣を、何としても微力でも守りきらなければと思うのです。
そのためにはまず、歴史や政治についてよく勉強し、客観的で正確な知識を
身につけて地道に考え続けるしかないのではないか、と思っています。

ではまた、おやすみなさいzz...
日記 | 投稿者 テニス侍 23:34 | コメント(2)| トラックバック(0)

雪紋

こんばんは。昨日の夕方、北海道の実家から東京に戻ってきました。
先週末はあちらも快晴、今年一番の暖かさだということで
たくさん着込んでいったのに拍子ぬけするくらいポカポカの陽気。
例年この時期は寒さも厳しいし雪もたくさん降るはずなのに・・。
それでも2月半ばまではすごく冬らしい気候だったらしく、流氷が
何年かぶりに接岸したとのこと。少し足をのばして冬のオホーツクの
海へ観に行きました。

暖かいとはいっても沿岸は海風が強くって、手先や首元からすぐに
冷えてしまいました。写真でみてもかなり寒そう~ですね。

そんな寒い体を温めてくれるのはやはり温泉ですよね!
夜はいつもの養老牛温泉「湯処だいいち」さんでのんびりして
きました。

ここの温泉の一番のウリは、渓流すぐそばの露天風呂。川瀬の速い
流音を聞きながら満天の星を眺められるのですが、困ったことが
一つありまして・・ここだけは混浴なんですよね。今日は男性客も
ほとんどいないしまあ大丈夫かな~、と軽い気持ちで進んでいくと
湯気のむこうに何やら人影?!私はひどい近視のため見たくても
よく見えないし、こんなときは堂々としていればよいのだ!
などと開き直ってそのまま入場。なにはともあれ、真冬の野外で
湯浴みするという贅沢を、存分に楽しめました!

東京に戻る日の朝、家の近くを散歩したら、前夜半から降り始めた
粉雪が風に飛ばされて、いたるところ美しい紋様をかたち作って
いました。


そういえばこの抜けるように鮮やかな群青色の空や、春が近い
ことを思わせる太陽のキラキラした眩しさ、これは子どもの時と
一緒だよなーと、なんとなく懐かしい感じが蘇り、嬉しかったです。

それではまた、おやすみなさいzz...
| 投稿者 テニス侍 02:01 | コメント(4)| トラックバック(0)
<<  2008年 3月  >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
最近のコメント
fds1213fds…
iphone4s ケース ディズニー 01/19 01:51
おつかれさまでした。…
テニス侍 08/03 12:56
お疲れ様でした。…
haru-sci 08/01 13:16
ほんとうに大変だった…
テニス侍 07/04 00:45
世の中はいい人間と悪…
haru-sci 07/03 19:35
藤Mさんコメントあり…
テニス侍 07/03 10:07
こんばんは!初めてお…
ポメラニアン 07/03 00:49
久しぶり、みな元気で…
テニス侍 04/11 11:00
札幌より、久しぶり、…
かずや 04/10 20:36
めっきり寒くなりまし…
テニス侍 12/02 09:58
最近のトラックバック
くちこみブログ集(国…
09/07 09:03
小田和正×さだまさし…
03/05 17:27
不完全なふたり 【称…
10/27 10:14
トマトジュースの成分
08/12 10:14
インランド・エンパイ…
07/30 16:51
このブログサービスは「テニス365 テニスブログ」で運営しています。テニス365会員なら無料でご利用・作成いただけます。