2007年09月19日
哀しみ
こんばんは。今日は久しぶりに過ごしやすい曇り空で
助かりました。昨日の休日も、いつものようにはるさんの
サークルメンバー4名で4時間のダブルス練習しましたが、
午前から強い日差しに参りました・・。やや風が出ていたので
助けられましたが、9月も半ばで熱中症気味も、この連休は
久々プロのテニスも見れたし、なかなか充実していました!
そうそう、月末からはお待ちかねのAIGオープンが始まりますね。
今年は29日土曜から、シングル・ダブルスの予選が開始、
30日の日曜は、今年初の試みとして前夜祭「AIG NIGHT」が
行われます。JTAのHPから予約コードを手に入れれば入場
できるようで、15時からはなんとロジャーとあの錦織圭君が
公開練習をコロシアムで行う予定らしく、これは必見ですね~!
すごく楽しみです!!
さて先日少しブログでも紹介しました現代アメリカ文学の巨匠
レイモンド・カーヴァー。失うことに対する敏感さや、
心が震える瞬間をごく短い言葉で捉えることのできる稀有の
天才作家だ、と私は思いますが、詩集「水と水とが出会うところ」を
先ほど読み返した際、ふと心にとまった詩をご紹介したいと思います。
『哀しみ Grief』
今朝、早く目を覚ましてベッドから
遥か遠くの海峡を見ると
荒れた海を一隻の小さな船が、航海灯をひとつ
ともして進んでいるのが見える。友だちのことを
思い出す。死んだ奥さんの名前をペルージアの
丘の上からいつも声をかぎりに叫んでいた
友だちを。彼は奥さんが亡くなってずいぶん
たってからも、その簡素な食卓に彼女のぶんの食器を
並べていた。そして窓を開けた。彼女が新鮮な空気を
吸えるように。そういうのってちょっとやり過ぎだと
僕は思っていた。ほかの友だちもみんなそう
思っていた。僕にはわからなかったのだ。
今朝がやってくるまで。
いつか我が事としてそんな哀しみを理解するときがもしあれば、
溢れる思い出を胸にして名を呼び、窓を開け続けるのだろう。
そのうち有名なフランスの劇作家コルネイユが言うように
「時は偉大な師であり、物事を正しく導いてくれる」かも
しれないと思いながら。
ではまた、おやすみなさいzz...
助かりました。昨日の休日も、いつものようにはるさんの
サークルメンバー4名で4時間のダブルス練習しましたが、
午前から強い日差しに参りました・・。やや風が出ていたので
助けられましたが、9月も半ばで熱中症気味も、この連休は
久々プロのテニスも見れたし、なかなか充実していました!
そうそう、月末からはお待ちかねのAIGオープンが始まりますね。
今年は29日土曜から、シングル・ダブルスの予選が開始、
30日の日曜は、今年初の試みとして前夜祭「AIG NIGHT」が
行われます。JTAのHPから予約コードを手に入れれば入場
できるようで、15時からはなんとロジャーとあの錦織圭君が
公開練習をコロシアムで行う予定らしく、これは必見ですね~!
すごく楽しみです!!
さて先日少しブログでも紹介しました現代アメリカ文学の巨匠
レイモンド・カーヴァー。失うことに対する敏感さや、
心が震える瞬間をごく短い言葉で捉えることのできる稀有の
天才作家だ、と私は思いますが、詩集「水と水とが出会うところ」を
先ほど読み返した際、ふと心にとまった詩をご紹介したいと思います。
『哀しみ Grief』
今朝、早く目を覚ましてベッドから
遥か遠くの海峡を見ると
荒れた海を一隻の小さな船が、航海灯をひとつ
ともして進んでいるのが見える。友だちのことを
思い出す。死んだ奥さんの名前をペルージアの
丘の上からいつも声をかぎりに叫んでいた
友だちを。彼は奥さんが亡くなってずいぶん
たってからも、その簡素な食卓に彼女のぶんの食器を
並べていた。そして窓を開けた。彼女が新鮮な空気を
吸えるように。そういうのってちょっとやり過ぎだと
僕は思っていた。ほかの友だちもみんなそう
思っていた。僕にはわからなかったのだ。
今朝がやってくるまで。
いつか我が事としてそんな哀しみを理解するときがもしあれば、
溢れる思い出を胸にして名を呼び、窓を開け続けるのだろう。
そのうち有名なフランスの劇作家コルネイユが言うように
「時は偉大な師であり、物事を正しく導いてくれる」かも
しれないと思いながら。
ではまた、おやすみなさいzz...