2007年09月09日
忘れる
こんばんは。ようやく夕方から涼しく気持ちよい風が出てきましたね~。
今日は午前中4時間ダブルス練習。朝から日差しが強くて、また
日焼けです。。そして4人なので、休みもなくかなり疲れました・・。
でも青空の中で、思い切りプレーできて最高に楽しかったです!
メンバーのみんな、いつもありがとうございます。
全米、女子決勝はエナンが完璧に勝ちました!特にウイリアムズ姉妹を
倒しての優勝ですから、4年ぶりの全米タイトルもすごく価値が
ありますね。男子決勝はこれからロジャーとジョコビッチの対戦。
昨日ダビデンコとの準決勝を制した後、彼としては珍しいコメント
「今、だれも私を止められないよ」も、現在の絶好調ぶりを物語って
います。ジョコも今年マスターズで一度ロジャーを破っているから、
どこまで行けるかすごく面白い試合になりそうですね。
昨日の女子決勝戦の前、アメリカ国旗の掲揚とともに
「GOD BLESS AMERICA」が斉唱されましたが、超満員の
スタジアムに登場したのは、なんとあの伝説のアーティスト、
キャロル・キング!あの独特の、やさしくて明るくて、人を
勇気づけてくれる魔法の声は、65歳になった今もまさに健在で、
健康で幸せそうに歌う姿を見て、とても嬉しくなってしまいました。
さて先日、「仏教に学ぶ智恵」という本を読みました。いくつも
頷けることばが多く、中でも最も心に残った箇所をご紹介しますね。
「わたしはときどき考えるのだが、どうも日本人は他人に関して
非寛容である。どうしようもないあやまちを犯してしまった人に対して、
徹底的に糾弾したりする。そっとしておいてあげればいいものを、
古傷をさぐりだしては白日のもとにあばく。この世の中に絶対的な
正義などありはしない。わたしたちは、みんな罪を犯さずには生きて
いけない人間なのに、ほんのちょっと自分より罪人に見えれば、自分の
ことは棚上げにして他人にいどみかかるのである。
いいではありませんか・・。わたしたちは、どうしても罪を犯さずには
生きていけないのです。阿修羅のごとく血相を変えて他人にいどむのでは
なしに、罪を犯した人を、そっとやさしく片隅に忘れてあげてほしい。
わたしたちが忘れてあげれば、あとはお地蔵さんが見守ってくださる。
お地蔵さんは、いつもにこにこ見てござるのだ。
わたしたちは、悲しいこと、哀しいことをすべて忘れてしまっていい。
人間には、忘れることによってしか救われない悲しみがあるのだから。
あとは、すべてお地蔵さんがひきうけてくださる。それがわたしの
お地蔵さんだ。わたしは、そんな『お地蔵さんの仏教』があればいいな
と思っている。」
ひろ さちや著「仏教に学ぶ八十八の智恵」PHP文庫
私たちは、毎日生きていると時には深く傷ついてしまったり、不運な
病気や怪我などの他、どうすることもできない悲しみを背負うことが
やはりありますよね。それらすべてを生真面目に覚えていたり、
ずっとこだわっているのが決して正しいわけではなく、自分の
悲しみも忘れようとしたり、逆に人の過ちを忘れてあげたりする
こともまた、必要なのだなと思いました。
この『忘れることによってしか救われない種類の悲しみ』を、
私はいったいこれからいくつ経験するのだろう・・。
ではまた、おやすみなさいZZ...
今日は午前中4時間ダブルス練習。朝から日差しが強くて、また
日焼けです。。そして4人なので、休みもなくかなり疲れました・・。
でも青空の中で、思い切りプレーできて最高に楽しかったです!
メンバーのみんな、いつもありがとうございます。
全米、女子決勝はエナンが完璧に勝ちました!特にウイリアムズ姉妹を
倒しての優勝ですから、4年ぶりの全米タイトルもすごく価値が
ありますね。男子決勝はこれからロジャーとジョコビッチの対戦。
昨日ダビデンコとの準決勝を制した後、彼としては珍しいコメント
「今、だれも私を止められないよ」も、現在の絶好調ぶりを物語って
います。ジョコも今年マスターズで一度ロジャーを破っているから、
どこまで行けるかすごく面白い試合になりそうですね。
昨日の女子決勝戦の前、アメリカ国旗の掲揚とともに
「GOD BLESS AMERICA」が斉唱されましたが、超満員の
スタジアムに登場したのは、なんとあの伝説のアーティスト、
キャロル・キング!あの独特の、やさしくて明るくて、人を
勇気づけてくれる魔法の声は、65歳になった今もまさに健在で、
健康で幸せそうに歌う姿を見て、とても嬉しくなってしまいました。
さて先日、「仏教に学ぶ智恵」という本を読みました。いくつも
頷けることばが多く、中でも最も心に残った箇所をご紹介しますね。
「わたしはときどき考えるのだが、どうも日本人は他人に関して
非寛容である。どうしようもないあやまちを犯してしまった人に対して、
徹底的に糾弾したりする。そっとしておいてあげればいいものを、
古傷をさぐりだしては白日のもとにあばく。この世の中に絶対的な
正義などありはしない。わたしたちは、みんな罪を犯さずには生きて
いけない人間なのに、ほんのちょっと自分より罪人に見えれば、自分の
ことは棚上げにして他人にいどみかかるのである。
いいではありませんか・・。わたしたちは、どうしても罪を犯さずには
生きていけないのです。阿修羅のごとく血相を変えて他人にいどむのでは
なしに、罪を犯した人を、そっとやさしく片隅に忘れてあげてほしい。
わたしたちが忘れてあげれば、あとはお地蔵さんが見守ってくださる。
お地蔵さんは、いつもにこにこ見てござるのだ。
わたしたちは、悲しいこと、哀しいことをすべて忘れてしまっていい。
人間には、忘れることによってしか救われない悲しみがあるのだから。
あとは、すべてお地蔵さんがひきうけてくださる。それがわたしの
お地蔵さんだ。わたしは、そんな『お地蔵さんの仏教』があればいいな
と思っている。」
ひろ さちや著「仏教に学ぶ八十八の智恵」PHP文庫
私たちは、毎日生きていると時には深く傷ついてしまったり、不運な
病気や怪我などの他、どうすることもできない悲しみを背負うことが
やはりありますよね。それらすべてを生真面目に覚えていたり、
ずっとこだわっているのが決して正しいわけではなく、自分の
悲しみも忘れようとしたり、逆に人の過ちを忘れてあげたりする
こともまた、必要なのだなと思いました。
この『忘れることによってしか救われない種類の悲しみ』を、
私はいったいこれからいくつ経験するのだろう・・。
ではまた、おやすみなさいZZ...