2008年04月06日
愛しい
こんばんは。週末ほんとうに良いお天気でしたね。春なのに風も
ほとんどなく穏やかで、まさに天からのギフトのような休日でした。
昨日は午前4時間テニスのあと、葛飾水元公園でお花見バーベキュー
をしました!はるさんのサークルメンバーとその奥さんやお子さん
など総勢10人以上でガヤガヤ騒ぎ、とても楽しかったですよ~。
食べ物もテニス仲間のはるさんが地元の美味しい焼肉店で仕入れた
特製タレに、前夜から付け込んだカルビをたくさん食べさせてくれ、
とても美味しかったです。それにやっぱり炭火で焼くとすごく旨い!!
野菜ほか深夜にいろいろ準備してもらって、ほんと楽しめました、
どうもありがとう。またBQやりましょうね~~!!
で今日も朝2時間テニスしたあと、昼前からランニング。来週日曜に
出場予定の「焼津みなとマラソン」の調整。ジョグと流しで80分ほど
(約14キロ)行いました。気温も高くて汗もたくさん出るのですが、
日差しも強いので乾くのも早くさほど気になりませんでした。
コースはいつもの荒川河川敷~葛西臨海公園周回コース~荒川です。
東京湾河口に近づくほど太陽光線でキラキラ輝く水面が眩しくなり、
さらに遠くにはタンカーやコンテナ船が見えたり、空には羽田から
出た大型航空機がゆったり舞っているし、それに普段感じない潮の
匂いがしてきたりして、すごくいい気分で走れました。
公園内は、いまだ風に飛ばされずにたくさん残っている桜の木の
下で、多くの家族や仲間たちがお花見を楽しんでいました。
楽しそうに会話を楽しんでいる人たち、日の光をあびてのんびり
寝ころんでいる人たち、酒やビールをウマそうに飲んでいる
人・・。
もう一部は葉桜になりかけているのですがが、その新しい葉っぱの
緑色と残った花びらの強いピンク色の組み合わせも、それはまた
キレイで美しいなーと感じました。
そのあと午後に先週入手した新書を読んだのですが、「人や物を
褒める」ことの大事さを具体的な例を引いて表わした本で、とても
感銘を受けました。『ほめる』というのは、その対象に良い評価を
与えることと思いがちですが実はそうではなく、素晴らしいことを
共に喜び合うというほうが、本来の『ほめる』に近いそうなのですね。
その中でも「美しい」というほめ言葉を説明した箇所がこちらです。
「美しい・・・今では美一般をさす言葉ですが、古くは、慈しみを
込めた愛情を表現する言葉だったそうです。今でいう、可愛い、
愛しいに近い言葉だったといえるでしょう。奇麗という意味で
使われるようになったのは、近世になってからのことだそうです。
そういえば『愛しい』と書いて、『うつくしい』とも読ませました。
『愛』という漢字の成り立ちにはいくつかの説があるのですが、
そのひとつに、後ろをかえりみて佇む人の形である、という説が
あります。立ち去ろうとして、後ろに心がひかれる人の姿だと
いうのです。
相手を振り向きながら見つめる眼差し・・、そこから、たくさんの
ほめ言葉が生まれていくのでしょうね」
人生、年齢を重ねてくると、私たちは残念ながらたくさんの別れを
経験せざるをえませんけれど、その度に何度も後ろを振り向きつつ、
愛おしく忘れられない思い出を刻みこんできたのかもしれませんね。
さらに「ほめる」という行いについて、著者の考えをまとめた箇所は
こちら。
「ほめ言葉は、言葉の贈り物。義理で贈り物をすることはあっても、
はじめから見返りを求めて贈り物をすることは、気持ちのいい行為
でありませんね。
本当のほめ言葉とは、相手を操作するのではなく、お互いが幸せな
気持ちになるために使うものだと思うのです。(中略)
ほめることは、結局、自己表現。感じ入ったときは、手放しで
ほめることです。わだかまりなく、人をほめることのできる人は、
幸せな人だといいます。
心理学の『ジェームズ・ランゲ説』では、『悲しいから泣くのではない、
泣くから悲しくなる』『怖いから体が震えるのではなく、体が震える
から怖くなる』ということが証明されています。
とすれば、『素晴らしいからほめるのではなく、ほめるから素晴らしく
なる』ともいえるのではないでしょうか。」
山下景子「ほめことば練習帳」幻冬舎新書
褒め殺しでも厭味でもなく、たくさん褒め合って共に祝福し共感し
喜び合って、幸せな気持ちになれるほうがもちろん良いですよね。
素直にそんな快の感情を伝えられる人になりたいものだと思いました。
ではまた、おやすみなさいzz...
ほとんどなく穏やかで、まさに天からのギフトのような休日でした。
昨日は午前4時間テニスのあと、葛飾水元公園でお花見バーベキュー
をしました!はるさんのサークルメンバーとその奥さんやお子さん
など総勢10人以上でガヤガヤ騒ぎ、とても楽しかったですよ~。
食べ物もテニス仲間のはるさんが地元の美味しい焼肉店で仕入れた
特製タレに、前夜から付け込んだカルビをたくさん食べさせてくれ、
とても美味しかったです。それにやっぱり炭火で焼くとすごく旨い!!
野菜ほか深夜にいろいろ準備してもらって、ほんと楽しめました、
どうもありがとう。またBQやりましょうね~~!!
で今日も朝2時間テニスしたあと、昼前からランニング。来週日曜に
出場予定の「焼津みなとマラソン」の調整。ジョグと流しで80分ほど
(約14キロ)行いました。気温も高くて汗もたくさん出るのですが、
日差しも強いので乾くのも早くさほど気になりませんでした。
コースはいつもの荒川河川敷~葛西臨海公園周回コース~荒川です。
東京湾河口に近づくほど太陽光線でキラキラ輝く水面が眩しくなり、
さらに遠くにはタンカーやコンテナ船が見えたり、空には羽田から
出た大型航空機がゆったり舞っているし、それに普段感じない潮の
匂いがしてきたりして、すごくいい気分で走れました。
公園内は、いまだ風に飛ばされずにたくさん残っている桜の木の
下で、多くの家族や仲間たちがお花見を楽しんでいました。
楽しそうに会話を楽しんでいる人たち、日の光をあびてのんびり
寝ころんでいる人たち、酒やビールをウマそうに飲んでいる
人・・。
もう一部は葉桜になりかけているのですがが、その新しい葉っぱの
緑色と残った花びらの強いピンク色の組み合わせも、それはまた
キレイで美しいなーと感じました。
そのあと午後に先週入手した新書を読んだのですが、「人や物を
褒める」ことの大事さを具体的な例を引いて表わした本で、とても
感銘を受けました。『ほめる』というのは、その対象に良い評価を
与えることと思いがちですが実はそうではなく、素晴らしいことを
共に喜び合うというほうが、本来の『ほめる』に近いそうなのですね。
その中でも「美しい」というほめ言葉を説明した箇所がこちらです。
「美しい・・・今では美一般をさす言葉ですが、古くは、慈しみを
込めた愛情を表現する言葉だったそうです。今でいう、可愛い、
愛しいに近い言葉だったといえるでしょう。奇麗という意味で
使われるようになったのは、近世になってからのことだそうです。
そういえば『愛しい』と書いて、『うつくしい』とも読ませました。
『愛』という漢字の成り立ちにはいくつかの説があるのですが、
そのひとつに、後ろをかえりみて佇む人の形である、という説が
あります。立ち去ろうとして、後ろに心がひかれる人の姿だと
いうのです。
相手を振り向きながら見つめる眼差し・・、そこから、たくさんの
ほめ言葉が生まれていくのでしょうね」
人生、年齢を重ねてくると、私たちは残念ながらたくさんの別れを
経験せざるをえませんけれど、その度に何度も後ろを振り向きつつ、
愛おしく忘れられない思い出を刻みこんできたのかもしれませんね。
さらに「ほめる」という行いについて、著者の考えをまとめた箇所は
こちら。
「ほめ言葉は、言葉の贈り物。義理で贈り物をすることはあっても、
はじめから見返りを求めて贈り物をすることは、気持ちのいい行為
でありませんね。
本当のほめ言葉とは、相手を操作するのではなく、お互いが幸せな
気持ちになるために使うものだと思うのです。(中略)
ほめることは、結局、自己表現。感じ入ったときは、手放しで
ほめることです。わだかまりなく、人をほめることのできる人は、
幸せな人だといいます。
心理学の『ジェームズ・ランゲ説』では、『悲しいから泣くのではない、
泣くから悲しくなる』『怖いから体が震えるのではなく、体が震える
から怖くなる』ということが証明されています。
とすれば、『素晴らしいからほめるのではなく、ほめるから素晴らしく
なる』ともいえるのではないでしょうか。」
山下景子「ほめことば練習帳」幻冬舎新書
褒め殺しでも厭味でもなく、たくさん褒め合って共に祝福し共感し
喜び合って、幸せな気持ちになれるほうがもちろん良いですよね。
素直にそんな快の感情を伝えられる人になりたいものだと思いました。
ではまた、おやすみなさいzz...