2007年08月30日
双龍図
こんばんは。東京は一日曇ったり降ったりで、気温も上がらず
過ごしやすかったですね。こうして暑い日とそうでもない日が
交互にやってきて、いつの間にか段々と秋深くなり、紅葉の季節が
まためぐってきます。黙っていても、はっきりした四季の移ろいが
感じられるというだけで、恵まれた土地に生まれ育っているんだな
と思えます。
昨日の続きで、京都のお話を。
まずは祇園にほど近い日本最古の禅寺「建仁寺」。
このお寺は栄西禅師がおよそ800年前に開山したもので、現在は
臨済宗の大本山となっています。白砂と巨岩による枯山水の前庭
「大雄苑」や、俵屋宗達作の「風神雷神図屏風」も有名ですが、
何といっても畳108枚分もの大きな天井画「双龍図」がもの
すごい迫力でした。
龍図は多くの禅寺の天井や襖に描かれていますが、仏法の教えを大衆に
降らせる(伝える)という意味や、龍神は水を司る神であるため、
火の事故から護る、という意味などが込められているそうです。
龍の表情や所作をよく見てみると、本当に生き生きとして、現実の
動物のよう。それに何か怖く恐るべきもののような、はたまた
愛嬌あふれるようななんとも言えない感じ・・。「龍」という
存在は、勿論あくまでも空想の産物。であるからこそ、遥か昔から、
夢に出てきたり物語に登場したりして、私たちの心に独特の
存在感を持って迫ってくるのでしょうね。優しさと厳しさ、
動と静、父性と母性を合わせ持つ不思議な「生き物」と思います。
明日には写真をたくさんアップしますね~、ではおやすみなさいzz...
過ごしやすかったですね。こうして暑い日とそうでもない日が
交互にやってきて、いつの間にか段々と秋深くなり、紅葉の季節が
まためぐってきます。黙っていても、はっきりした四季の移ろいが
感じられるというだけで、恵まれた土地に生まれ育っているんだな
と思えます。
昨日の続きで、京都のお話を。
まずは祇園にほど近い日本最古の禅寺「建仁寺」。
このお寺は栄西禅師がおよそ800年前に開山したもので、現在は
臨済宗の大本山となっています。白砂と巨岩による枯山水の前庭
「大雄苑」や、俵屋宗達作の「風神雷神図屏風」も有名ですが、
何といっても畳108枚分もの大きな天井画「双龍図」がもの
すごい迫力でした。
龍図は多くの禅寺の天井や襖に描かれていますが、仏法の教えを大衆に
降らせる(伝える)という意味や、龍神は水を司る神であるため、
火の事故から護る、という意味などが込められているそうです。
龍の表情や所作をよく見てみると、本当に生き生きとして、現実の
動物のよう。それに何か怖く恐るべきもののような、はたまた
愛嬌あふれるようななんとも言えない感じ・・。「龍」という
存在は、勿論あくまでも空想の産物。であるからこそ、遥か昔から、
夢に出てきたり物語に登場したりして、私たちの心に独特の
存在感を持って迫ってくるのでしょうね。優しさと厳しさ、
動と静、父性と母性を合わせ持つ不思議な「生き物」と思います。
明日には写真をたくさんアップしますね~、ではおやすみなさいzz...