2008年07月18日
「お静かに」
こんばんは。今日も暑かったですね、東京も7日連続の真夏日
だそうです。。昨夜はSWACの練習会、夜風がやや涼しいものの
8キロほどのランニングでもう十分満腹、走後も汗が止まらなくて
大変でした。
そうそう11月30日開催のつくばマラソンが15日から受付を
開始していて、今日入金申込しました。とうとうフル初出場です!
一応4時間切りを目標にしていますが、今日大会要項をよく読んで
みると「制限時間は6時間」(大丈夫かな・・)
「月間50~100キロはトレーニングしておいてください」
(まあその位は・)「コスプレに関する規定はありません」
(それは仮装のことか?)などなど、予定や詳細が決まってくると
気分もまた盛り上がってきますね~!
当日9時半スタート、集中して楽しんで走りゴールしたい、
そのためには万全の準備をして晩秋の朝を迎えたいと思っています!
さて先日読み終えた新刊の単行本「心に響く99の言葉~東洋の
風韻」これがまた良本で感動的でした。一話2ページに読みやすく
まとめられているし、これも繰り返し読みたい一冊になりました。
その中でも特に心に留めておきたいお話を抜粋してお伝えしたいと
思います。
「『お静かに』とは、人を送り出すときの心優しい言葉である。
一般に使われなくなって久しく、いわゆる死語の部類に入る。
が、このまま埋もれ、朽ち果てさせるにはあまりにも惜しい。
私の耳底には、酔客を送り出す父親の声として残っている。
小学生の頃だったろうか、玄関先でもなお口々に大声の客人を、
父はいつも『お静かに』といって送り出していた。
客はそれを、自分たちが酔っぱらって騒がしいから、静かに帰れ、
といわれていると受けとめ、皆ドッと大笑いして引き上げるのだった。
じっさい、そうして酔客が去ったとたんに、夜の静寂が忍び寄った。
しかし、『お静かに』はそういう意味ではなく、気をつけてお帰り
ください、または、気をつけていってらっしゃい、ということなのだ。
実はこの言葉、仏教語の『静慮』に由来している。静慮はまた
『禅』ともいわれるように、心を散乱させないこと。
心が乱れてフラフラしていたら、思いもかけぬ事態を引き起こし
かねない。だから、注意してお帰りなさい。それが『お静かに』
なのだ。
それにしても、何ともすてきな響きではないか。」
多川 俊映「心に響く99の言葉~東洋の風韻」ダイヤモンド社
相手を深く思いやる気持ちがこのような美しい言葉を纏って現れる
とすれば、時空に依り常に幽かに揺れ動く私たちの心、目に見えない
その内側を正しく受けとめることがいつかできたなら、と思いました。
ではまた、おやすみなさいzz...
だそうです。。昨夜はSWACの練習会、夜風がやや涼しいものの
8キロほどのランニングでもう十分満腹、走後も汗が止まらなくて
大変でした。
そうそう11月30日開催のつくばマラソンが15日から受付を
開始していて、今日入金申込しました。とうとうフル初出場です!
一応4時間切りを目標にしていますが、今日大会要項をよく読んで
みると「制限時間は6時間」(大丈夫かな・・)
「月間50~100キロはトレーニングしておいてください」
(まあその位は・)「コスプレに関する規定はありません」
(それは仮装のことか?)などなど、予定や詳細が決まってくると
気分もまた盛り上がってきますね~!
当日9時半スタート、集中して楽しんで走りゴールしたい、
そのためには万全の準備をして晩秋の朝を迎えたいと思っています!
さて先日読み終えた新刊の単行本「心に響く99の言葉~東洋の
風韻」これがまた良本で感動的でした。一話2ページに読みやすく
まとめられているし、これも繰り返し読みたい一冊になりました。
その中でも特に心に留めておきたいお話を抜粋してお伝えしたいと
思います。
「『お静かに』とは、人を送り出すときの心優しい言葉である。
一般に使われなくなって久しく、いわゆる死語の部類に入る。
が、このまま埋もれ、朽ち果てさせるにはあまりにも惜しい。
私の耳底には、酔客を送り出す父親の声として残っている。
小学生の頃だったろうか、玄関先でもなお口々に大声の客人を、
父はいつも『お静かに』といって送り出していた。
客はそれを、自分たちが酔っぱらって騒がしいから、静かに帰れ、
といわれていると受けとめ、皆ドッと大笑いして引き上げるのだった。
じっさい、そうして酔客が去ったとたんに、夜の静寂が忍び寄った。
しかし、『お静かに』はそういう意味ではなく、気をつけてお帰り
ください、または、気をつけていってらっしゃい、ということなのだ。
実はこの言葉、仏教語の『静慮』に由来している。静慮はまた
『禅』ともいわれるように、心を散乱させないこと。
心が乱れてフラフラしていたら、思いもかけぬ事態を引き起こし
かねない。だから、注意してお帰りなさい。それが『お静かに』
なのだ。
それにしても、何ともすてきな響きではないか。」
多川 俊映「心に響く99の言葉~東洋の風韻」ダイヤモンド社
相手を深く思いやる気持ちがこのような美しい言葉を纏って現れる
とすれば、時空に依り常に幽かに揺れ動く私たちの心、目に見えない
その内側を正しく受けとめることがいつかできたなら、と思いました。
ではまた、おやすみなさいzz...