2008年07月01日
なんくるないさ
こんばんは。今日もまた風もなくて気持ち良いお天気でしたね。
気づいてみたらもう7月!いつも通勤で通る西新宿の道すがら、
「かどやホテル」というちょっと変わったビジネスホテルが
あるのですが、そのホテルの入口に今日から、初夏の風物詩
ともいえる七夕の大きな笹飾りが2つ置かれていました。
それぞれの願い事を、色とりどりの短冊に書いて葉竹に吊るせるよう
ペンまでも用意されており、もうすでにいくつかのお願いがぶら下がって
いて、悪いなーとは思いつつもちょっと覗いてみると・・、みなさん
本当に真面目な望みがたくさんあるものですね~!
私もいくつかある願いのうち、一つだけ書いて飾らせてもらおう、
と思っています。そうそう欲ばって裏面には「2009東京マラソン
当選!」とでも書こうかな?!
さて先日読んだ沖縄に関する本の中で、有名な言葉「なんくるないさ」
の本来の意味について考えさせてくれる部分があったので
以下ご紹介しますね。この本「誇りある沖縄へ」は、私の尊敬する
小林よしのりさんが、歴史教科書や米軍基地の問題、左翼メディアが
煽る被害者意識などにより、沖縄の現状を深く憂う地元の識者と
対談したものです。
「沖縄には『なんくるないさ』という言葉がありますよね。
『何とかなるさ』という意味で、これを沖縄人のいい加減さの表れ
だと思っている人が多いんですよ。でも、そうじゃない。
これは私の友人がうまく言い当てたんですが、『なんくるないさ』
というのは、『何とかなるさ』と言って何もしないのではなく、
『人事を尽くして天命を待つ』という意味なんです。
世の中には、不条理なこともあれば、努力してもしょうがない
こともいっぱいあるわけですね。ところが近代人は、自分の努力とは
関係なく起こる不条理なことに対して、ものすごく弱くなってしまった。
うまく行かないと『なぜだ、なぜだ』と頭を抱えて、パニックに
陥ってしまう。だけど昔の人たちは、自分の努力ではどうしようも
ないこともあるというのをきちんと覚悟して、それを受け入れた上で、
どうやって生きていくかを考えてきたわけです。
沖縄の『なんくるないさ』にも、そういう感覚があるんですね。
たとえば台風が来て家から何からすべて失ってしまったときに、
『まあ、何とかなるさ』といって頑張る。
『どうしてこんなことになってしまったんだ』と落ち込むだけではなく、
『この世で生きていれば、こういうこともあるさね』と受け入れて、
先へ進もうとするわけです。」
小林よしのり編著「誇りある沖縄へ」小学館
今日法務局に行き、法人の登記を済ませてきました。
これから、今の段階では想像もつかないような出来事がたくさん
あるでしょうが、何があったとしてもできる努力をあきらめず、
そして決して恥ずかしくない仕事をしたいと思います。
どんなときも「なんくるないさ」と受け入れて、先へ進める人に
成長したいですね。ではまた、おやすみなさいzz...
気づいてみたらもう7月!いつも通勤で通る西新宿の道すがら、
「かどやホテル」というちょっと変わったビジネスホテルが
あるのですが、そのホテルの入口に今日から、初夏の風物詩
ともいえる七夕の大きな笹飾りが2つ置かれていました。
それぞれの願い事を、色とりどりの短冊に書いて葉竹に吊るせるよう
ペンまでも用意されており、もうすでにいくつかのお願いがぶら下がって
いて、悪いなーとは思いつつもちょっと覗いてみると・・、みなさん
本当に真面目な望みがたくさんあるものですね~!
私もいくつかある願いのうち、一つだけ書いて飾らせてもらおう、
と思っています。そうそう欲ばって裏面には「2009東京マラソン
当選!」とでも書こうかな?!
さて先日読んだ沖縄に関する本の中で、有名な言葉「なんくるないさ」
の本来の意味について考えさせてくれる部分があったので
以下ご紹介しますね。この本「誇りある沖縄へ」は、私の尊敬する
小林よしのりさんが、歴史教科書や米軍基地の問題、左翼メディアが
煽る被害者意識などにより、沖縄の現状を深く憂う地元の識者と
対談したものです。
「沖縄には『なんくるないさ』という言葉がありますよね。
『何とかなるさ』という意味で、これを沖縄人のいい加減さの表れ
だと思っている人が多いんですよ。でも、そうじゃない。
これは私の友人がうまく言い当てたんですが、『なんくるないさ』
というのは、『何とかなるさ』と言って何もしないのではなく、
『人事を尽くして天命を待つ』という意味なんです。
世の中には、不条理なこともあれば、努力してもしょうがない
こともいっぱいあるわけですね。ところが近代人は、自分の努力とは
関係なく起こる不条理なことに対して、ものすごく弱くなってしまった。
うまく行かないと『なぜだ、なぜだ』と頭を抱えて、パニックに
陥ってしまう。だけど昔の人たちは、自分の努力ではどうしようも
ないこともあるというのをきちんと覚悟して、それを受け入れた上で、
どうやって生きていくかを考えてきたわけです。
沖縄の『なんくるないさ』にも、そういう感覚があるんですね。
たとえば台風が来て家から何からすべて失ってしまったときに、
『まあ、何とかなるさ』といって頑張る。
『どうしてこんなことになってしまったんだ』と落ち込むだけではなく、
『この世で生きていれば、こういうこともあるさね』と受け入れて、
先へ進もうとするわけです。」
小林よしのり編著「誇りある沖縄へ」小学館
今日法務局に行き、法人の登記を済ませてきました。
これから、今の段階では想像もつかないような出来事がたくさん
あるでしょうが、何があったとしてもできる努力をあきらめず、
そして決して恥ずかしくない仕事をしたいと思います。
どんなときも「なんくるないさ」と受け入れて、先へ進める人に
成長したいですね。ではまた、おやすみなさいzz...