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ツヨシ、しっかりしなさい!! テニス侍&ジョグ侍ツヨシです!<記録>フル3'38"58('09.04かすみがうら)ハーフ1'35"50('09.04焼津)10k40'48('09.05葛西臨海公園)

テニス侍
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いただきます

こんばんは。東京は今日も風もなくおだやかな冬の一日でしたね。
午後遅く、晩秋のかげり日のなかで、鮮やかな黄色をたたえた
イチョウの落葉のうえを歩いたら、何層も厚く重なっていたせいか
足の裏にとても柔らかく温かい感触がして、ちょっと面白かった
です。まさにイチョウの絨毯ですね。

昨日の夜帰宅してキッチンの片隅に、何やら見覚えのある
封筒が一通置いてあり、もしかと近寄ってみると先週受診した
人間ドッグの結果通知書・・。すぐに開けて中をのぞいてみると、
今年は「問題なし」とのことで、安心しました!ただし所見欄には
「一日1800kcalで十分ですよ。運動も忘れずに」
との記載あり。運動はやり過ぎくらいですが、食事は食べ過ぎ・・。
これからはレコーディングダイエットでしょうか?!
太らないで済む良い方法、誰か教えてくださ~い!!

さて来年2月、予想どおり"THE POLICE"が再結成して来日しますね~!
ポリスとしてはこれが最後でしょうし、そもそもポリス自体を
観たことがないのでチケット手に入れました!2月14日の
東京ドーム追加公演です。高校時代にたくさん聴いた曲を
生で味わえると思うと、すごく楽しみ~!!ただし、取れた
席が微妙・・「2階3塁側15列350番」ってどこなんだろう??

最後に、昨日入手して読んだ本ですが、中国人と日本人の違いを鋭く
観察し分析した法政大学教授の中国人、王敏(ワン・ミン)さんが
書いた「日中2000年の不理解」という新書本です。日中は同種同文の
兄弟文化といわれますし、その姿かたちもほとんど同じように
見えます。しかし私たちは経験上、お互いの価値観の違いに唖然と
することも多いですし、「尖閣諸島」や「南京」、「チベットやウイグル
での人権弾圧」、「農薬」、「不法滞在と犯罪」・・というように
今後も深刻な利害の対決に頭を悩ますことが多くなるでしょうから、
どうしても無関心ではいられないと思っています。同新書での
王教授による冷静な日本人論に、膝を打った箇所をちょっと紹介しますね。

「日本の風土が災害と恩恵を同時に提供していることが分かる。
烈しい災害をもたらす風土と掛け替えのない恵みを受ける風土が
共存している。台風や梅雨がなければ実りの秋はない。火山や
地震がなければ癒しの温泉が豊富にあるわけがない。日本人は
この国土に住む限り、この秋霜烈日を受け入れなければならない。
日本人はこれを受け入れ、自然に触れ、敬慕し、畏怖してきた。
どの国よりも自然との一体感が育ったとしても不思議ではない。

日本人は浜辺できれいな貝殻をよく探している。貝殻や小石に
自然の力が宿っていると感じるからだという。八百万の神々への
信仰の原点が醸し出す、素朴な習俗と思われる。

生きとし生けるものに崇敬の念を払う原初的なアニミズムあるいは
シャーマニズムに通じる素朴な感情が、現代の日本人にも継承されている。
日本という風土で育った人々はこの感性を共有している。恵まれた
豊穣の自然と一体になる感性を精神的な共通財産にしている。
この感性について、日本人の間では説明を必要としない。『以心伝心』
ですむ。暗黙のうちに通じ合う感性である。言葉では語れない感性である。

日本人のなかで、日本神話の国生み、神生みを信じている人はほとんど
いないだろう。しかし、日本人は神社仏閣にお参りして敬虔である。
それは、日本人は、神を感性で感じているからに違いない、こう思う
ようになった。心のなかにいると感じているということだ。
自然と一体になる感性から生まれる共鳴を神聖とする心だ。神聖な
共鳴は教義という言葉で語れるものではない。信じるかどうかではなく、
感じるかどうかである。神が存在するかどうかという問いかけには
肯定が少ないが、感じるかどうかという問い方に替えれば、
もっと肯定派の比率は上がると思われる。自分なりに敬虔になり感性で
受け止めるのが日本人の信仰なのではないか。自分の感性に向かって
祈るから日本人の祈りは静寂である。中国人のような喧騒にならない。
(中国人は)神が自分の外にあるから外に向かって声をかけたく
なるわけである。食事を取る前に手を合わせて発する『いただきます』は、
本来自分の感性に語りかける言葉であろう。

日本人における八百万の神の内在化が、花鳥風月に対する日本人の
触れあいであるということができる。日本人の信仰心は、生活の
なかで感じられる自然の恵みと自然との融合感がもとになっている。
宗教を理屈で理解するのではない。神聖な感覚に浸るなかから
宗教心が生まれる。教義がなくても心のなかに取り込んでしまう。
神道に教義がないのも当然であろう。日本人は以心伝心で理解しあう
文化を育んできた。このように、私は見ている。」

王 敏著「日中2000年の不理解」朝日新書

私もやはり、限りなく恐ろしく限りなく豊かな「自然」のなかで、
神としか言いようのない存在を感じてきたと思います。
そして「いただきます」という言葉は、私たちの内なる神に
向けて発せられているという指摘には、しばらく考えさせられました。
まさに「自然の恵みをいただく」のですものね・・。

ではまた、おやすみなさいZZ...




日記 | 投稿者 テニス侍 23:57 | コメント(4) | トラックバック(0)
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