2007年11月13日
エトルリアの微笑み
こんばんは。もうすっかり秋らしくなってきましたね。
太陽の出る日中は汗ばむくらい暖かくなるものの、
朝夕はきりっと冷え込む寒暖の差の激しい気候に
体調を崩しがち、気をつけましょうね~。
今日はじめてコートを着て出かけたのですが、
朝以外は暑くなって脱ぎっぱなしになってしまい、
あまり意味なかったかも。ちょっと前に、電車の吊り広告で
「街は無料のトレーニングジムだ」というのを見て以来、
なるほどそうだよなー、と感心して運動のために
階段を使うようにしているので、すぐに汗だくです。
そういえばもう人間ドッグの時期。今年の2月に3か所再検査で、
何度も病院に通ったのもつい最近のように感じます。
そして前回よりもさらに5キロも太っているので、
また医者に痩せなさいと言われるなー、もっと運動してとか。。
目一杯やってるんですけどね、食べ過ぎをやめないとダメかな・・。
さて昨日読んだ本は「エトルリアの微笑み」という小説です。
スペインの作家ホセ・ルイス・サンペドロさんが20年以上前に
書いた100万部を超えるスペインのベストセラーで、日本には
先月ついに初翻訳が届けられた待望の書。表紙デザインもセンス
抜群ですし、その内容も秀逸です。
主人公ブルーノが最後に浮かべた微笑みを、私も身近で看取り
目撃したような、何ともあたたかい気持ちになってしまいました。
南イタリアで生まれ育ち、愛する妻をすでに失った老人ブルーノは
末期ガンに侵されてしまい、その検査と治療のため息子夫婦が住む
都会ミラノに初めて出てきます。
そこで生後13カ月になる孫の男の子ブルネティーノに初対面したり、
偶然出会った女性オルテンシアと心を許す仲となって、人生最期の
数か月を過ごすことになります。
まずブルーノとオルテンシアが交わす、こんな親密な会話が面白い。
「だが実際わしらは女の人生についてはあまり知らん。たくさん
女がいたっていうのに!」うぬぼれ顔で微笑む。
「女ってものを知らなかったの、ばかね。女を楽しんだ、それだけ。
ただ上っ面だけ」
「ほんとうに上っ面」「どこらへんがおいしいか、とか?」
「でも、楽しむよりもっとたくさんのものがあった。それなのに
あなたはそんなこと思ってもみなかった。男はみな同じ。
覚えておいて。あなたたちは女が好きでも、女に関心はない。
男はみなそうだわ」
『エトルリアの微笑み』ホセ・ルイス・サンペドロ著
渡辺マキ訳/NHK出版
また作中、主人公の言葉の、
「人は、自分自身のためよりもなお、愛する者のために生きる」とは
今年90歳を迎えた著者が、私たちに最も伝えたいメッセージなのだと
思います。愛すべき子に孫に人に、知恵や勇気を伝え、あらゆる攻撃
から守り、持てるもの全てを与えること、それがまさに人が生きること、
なのかもしれませんね。
ではまた、おやすみなさいzz...
太陽の出る日中は汗ばむくらい暖かくなるものの、
朝夕はきりっと冷え込む寒暖の差の激しい気候に
体調を崩しがち、気をつけましょうね~。
今日はじめてコートを着て出かけたのですが、
朝以外は暑くなって脱ぎっぱなしになってしまい、
あまり意味なかったかも。ちょっと前に、電車の吊り広告で
「街は無料のトレーニングジムだ」というのを見て以来、
なるほどそうだよなー、と感心して運動のために
階段を使うようにしているので、すぐに汗だくです。
そういえばもう人間ドッグの時期。今年の2月に3か所再検査で、
何度も病院に通ったのもつい最近のように感じます。
そして前回よりもさらに5キロも太っているので、
また医者に痩せなさいと言われるなー、もっと運動してとか。。
目一杯やってるんですけどね、食べ過ぎをやめないとダメかな・・。
さて昨日読んだ本は「エトルリアの微笑み」という小説です。
スペインの作家ホセ・ルイス・サンペドロさんが20年以上前に
書いた100万部を超えるスペインのベストセラーで、日本には
先月ついに初翻訳が届けられた待望の書。表紙デザインもセンス
抜群ですし、その内容も秀逸です。
主人公ブルーノが最後に浮かべた微笑みを、私も身近で看取り
目撃したような、何ともあたたかい気持ちになってしまいました。
南イタリアで生まれ育ち、愛する妻をすでに失った老人ブルーノは
末期ガンに侵されてしまい、その検査と治療のため息子夫婦が住む
都会ミラノに初めて出てきます。
そこで生後13カ月になる孫の男の子ブルネティーノに初対面したり、
偶然出会った女性オルテンシアと心を許す仲となって、人生最期の
数か月を過ごすことになります。
まずブルーノとオルテンシアが交わす、こんな親密な会話が面白い。
「だが実際わしらは女の人生についてはあまり知らん。たくさん
女がいたっていうのに!」うぬぼれ顔で微笑む。
「女ってものを知らなかったの、ばかね。女を楽しんだ、それだけ。
ただ上っ面だけ」
「ほんとうに上っ面」「どこらへんがおいしいか、とか?」
「でも、楽しむよりもっとたくさんのものがあった。それなのに
あなたはそんなこと思ってもみなかった。男はみな同じ。
覚えておいて。あなたたちは女が好きでも、女に関心はない。
男はみなそうだわ」
『エトルリアの微笑み』ホセ・ルイス・サンペドロ著
渡辺マキ訳/NHK出版
また作中、主人公の言葉の、
「人は、自分自身のためよりもなお、愛する者のために生きる」とは
今年90歳を迎えた著者が、私たちに最も伝えたいメッセージなのだと
思います。愛すべき子に孫に人に、知恵や勇気を伝え、あらゆる攻撃
から守り、持てるもの全てを与えること、それがまさに人が生きること、
なのかもしれませんね。
ではまた、おやすみなさいzz...
人は愛する人の為に生きる。
女性を愛すると言うのは人間の本能であり、もしかしたら愛している時が一番充実を実感できるのかもしれませんね。
ツヨシさんは、太ったとしても、体つきは全然たるんでいないし、筋肉が多いので気にする必要は無いと思いますけどね!
運動も定期的に行っているので、病気とかにもなりにくいと思います。とは言えお互い健康でいたいですね!
今度また、色々と面白いはなし聞かせてね~。
病気、、性格はなおりませんよね・・。
今週土曜は全日本見に行くので、
日曜日楽しみにしてますね、ではでは!