2009年04月19日
かすみがうらマラソン
今日はかすみがうらマラソンに出場してきました!
またまた最高のお天気に恵まれ、気温は9時で17℃と
ちょっと高めでしたが風もなく快晴で、気持よく
快走できました~と言いたいところですが・・。
実際は30キロの壁に見事跳ね返され、前回フルの
荒川に続いて最後は無残なラップを刻んでしまいました。。
第19回かすみがうらマラソン 2009.4.19
25'29-24'32-24'04-24'25
24'13-25'32-27'44-29'43-12'59
3'38"58(NET) 1'42"14(OFFICIAL)
どこかに痛みがあったわけでもなく、水分やエネルギーが
足りないという自覚があるわけでもなく。突然32キロ
付近で両足が重たくなる感覚というのでしょうか。
折り返しハーフの時計は1時間44分5秒でしたから、後半は
10分以上オーバー。これでフル参戦初シーズンは終了
ですが、それでも今回も自己記録を8分更新できたし、
心地よい疲労とともにそれなりの満足感があります。
さあこれから暑い季節になりますがスピード練習を中心に、
さらに鍛えていきたいですね。そして今日もクラブの多くの
皆さんが応援のために来てくれ、苦しい終盤に力をもらいました。
いつもありがとうございます。
さて以前から注目している脳科学者の茂木健一郎さんが、
南直哉さんという禅僧と3年にわたり対談したものをまとめた
本が最近発刊され、とても興味深く読みました。私もそうですが
人は、いつも「何が正解なのか」と求めがちですがそんな絶対的
正解などどこにあるわけでもなく、終生「問い」を探し重ねて
いく以外仕方ないのだ、という禅僧の教えには信服すべき何かが
あると思いました。そして他にもこんな面白い禅問答もあり。
茂木「生まれついてかあるいは人生のどこかで、苦しいこと
自体が一番楽しいことなんだとわかるのは、人生の何よりの
宝ですね。」
南「楽しいこと自体も苦しいことのうちと見切るのも大事な
ことです。苦しいことは楽しいこと。」
茂木「楽しいことは苦しいこと。(中略)
苦は生きることの本質と結びついているから、それを取り
除いたら結局生きていないことになる。」
南「その通り。それが仏教の『一切皆苦』という思想。
我々は根本的に、望んで生命を与えられたものじゃないです
から。ここがすべての致命的な問題です。生の最初から思い
通りになっていない。思い通りにならないから辛いんです。
ですが、人類はすべて最初から思い通りに生まれた人はいない、
ということをもっと自覚するべきでしょうね。」
茂木健一郎・南直哉「人は死ぬから生きられる」新潮新書
苦しさのリアリティが”今自分が生きている証”だということ。
そして最初から最後まで思い通りにならない人生だけれど、
いつか最期の瞬間、自分がささやかながらも信じてきたことを
成し遂げられた、ああやるだけのことはやりました、
と思えたらよいのですが。
またまた最高のお天気に恵まれ、気温は9時で17℃と
ちょっと高めでしたが風もなく快晴で、気持よく
快走できました~と言いたいところですが・・。
実際は30キロの壁に見事跳ね返され、前回フルの
荒川に続いて最後は無残なラップを刻んでしまいました。。
第19回かすみがうらマラソン 2009.4.19
25'29-24'32-24'04-24'25
24'13-25'32-27'44-29'43-12'59
3'38"58(NET) 1'42"14(OFFICIAL)
どこかに痛みがあったわけでもなく、水分やエネルギーが
足りないという自覚があるわけでもなく。突然32キロ
付近で両足が重たくなる感覚というのでしょうか。
折り返しハーフの時計は1時間44分5秒でしたから、後半は
10分以上オーバー。これでフル参戦初シーズンは終了
ですが、それでも今回も自己記録を8分更新できたし、
心地よい疲労とともにそれなりの満足感があります。
さあこれから暑い季節になりますがスピード練習を中心に、
さらに鍛えていきたいですね。そして今日もクラブの多くの
皆さんが応援のために来てくれ、苦しい終盤に力をもらいました。
いつもありがとうございます。
さて以前から注目している脳科学者の茂木健一郎さんが、
南直哉さんという禅僧と3年にわたり対談したものをまとめた
本が最近発刊され、とても興味深く読みました。私もそうですが
人は、いつも「何が正解なのか」と求めがちですがそんな絶対的
正解などどこにあるわけでもなく、終生「問い」を探し重ねて
いく以外仕方ないのだ、という禅僧の教えには信服すべき何かが
あると思いました。そして他にもこんな面白い禅問答もあり。
茂木「生まれついてかあるいは人生のどこかで、苦しいこと
自体が一番楽しいことなんだとわかるのは、人生の何よりの
宝ですね。」
南「楽しいこと自体も苦しいことのうちと見切るのも大事な
ことです。苦しいことは楽しいこと。」
茂木「楽しいことは苦しいこと。(中略)
苦は生きることの本質と結びついているから、それを取り
除いたら結局生きていないことになる。」
南「その通り。それが仏教の『一切皆苦』という思想。
我々は根本的に、望んで生命を与えられたものじゃないです
から。ここがすべての致命的な問題です。生の最初から思い
通りになっていない。思い通りにならないから辛いんです。
ですが、人類はすべて最初から思い通りに生まれた人はいない、
ということをもっと自覚するべきでしょうね。」
茂木健一郎・南直哉「人は死ぬから生きられる」新潮新書
苦しさのリアリティが”今自分が生きている証”だということ。
そして最初から最後まで思い通りにならない人生だけれど、
いつか最期の瞬間、自分がささやかながらも信じてきたことを
成し遂げられた、ああやるだけのことはやりました、
と思えたらよいのですが。