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ツヨシ、しっかりしなさい!! テニス侍&ジョグ侍ツヨシです!<記録>フル3'38"58('09.04かすみがうら)ハーフ1'35"50('09.04焼津)10k40'48('09.05葛西臨海公園)

テニス侍
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葛西臨海公園ナイトマラソン

こんばんは。今夜は予定どおり葛西臨海公園10Kを走って
きました!昨年に続き2回めの開催だそうですが、今年は900人
以上のエントリーがあったらしく、たくさんの選手や応援の人で
なじみの公園も大賑わいです。気温も23℃と涼しく、遠く
ディズニーランドの夜景や潮の匂いを楽しめて、とても快適な
大会でした。

さて気になる記録は、、自己ベスト42分47秒(グロス)!
3月の佐倉から約4分も更新でき、予想を大きく上回る最高の結果
となりました。毎週の練習会や合宿など、やはりコツコツ練習すると
違うものなんですね。たまたま昨日読んだランナーズ10月号の
記事で学んだ下り道の走り方(とにかく腕を大きく振って足を強く
投げ出し速く駆ける)も、短い距離だからでしょうか効果的に
タイム短縮につながりました。
また狭い周回路ですから、なかなか前の走者を追い越せず、
イライラしてしまうことがこれまでのレースでしばしばありましたが、
そんなときはムリにすぐ抜かさずに「ちょうどいい、少し後ろで
休憩だ」と思っていると、まもなくコースが空いてくる、という
走りができ、気がすごくラクでした。最後までタイムの落ち込みも
なく、逆にペースを上げられたので、これはクラブの練習会での
ビルドアップやインターバル走が効いているんだな~と思いました。

今回も備忘録として、キロ毎のラップを入れておきます。
4'40-4'20-4'17-4'22-3'57
4'19-4'17-4'10-4'12-4'00 nettime 42'35

何はともあれ全ては秋のフル参戦に向けての準備段階、また明日から
距離走とスピード練習を取り混ぜて、ケガなく楽しく走っていこうと
思っています。

さて最後に、先日読みました本をご紹介したいと思います。
京都在住のアメリカ人建築家ジェフリー・ムーサスさんが
書いた「『縁側』の思想」という本なのですが、ボストンでの建築科の
学生時代に偶然出会った日本の伝統建築に魅せられて以来、憧れの
日本での生活を始められます。以下は京都の工務店で修業していた
当時のお話で、京都人の暮らしがとても興味深いですね。

「毎朝七時四五分前後に全員出勤すると、まず、自分の座席周辺の床を
雑巾で拭きます。モップではなく雑巾で、しゃがんだ姿勢で床を拭く
のは人生でこのときが初体験でした。

お客様へのお茶の入れ方も学びました。茶碗に半分ほど湯を注ぐのは、
『後で二度、三度お茶を入れに来ますから、ゆっくりしてください』
という意味で、もし一度にたっぷり注いでしまえば
『飲んだら帰りなさい』という意味になるのだそうです。

それから、お客様が訪れる予定時間の少し前には、打ち水をすることも
習いました。それも、季節によりますが、約束時間の10分ほど前が
いいとのことでした。反対に、自分が相手先に訪問する場合、約束の
15分、20分早く着いてしまうのは、迎える側の準備が済んでいない
時間帯であり失礼なのだと知りました。つまり、打ち水がされて
いなければ早すぎるということで、京都では約束時間より、
むしろ数分遅れぎみのほうが失礼ではないのです。

また、玄関の戸が少し開いていれば『どうぞ』というサインで、
そうでなければ入らないほうがいいとも教わりました。」

ムーサスさんは現在、京都にいまだ点在して残る町家の改修を主に
手がけていらっしゃるのですが、中庭を中心として太陽光線を上手に
取り入れ、四季折々の自然を感じるよう巧みに設計された町家を
彼は『生きている建築』と呼んでいます。快適な空間を維持するために、
住人が絶えず関心をもち、面倒をみる手間を要するということですね。

「町家を改修していく中で、私が最も関心を持ったのは、日本建築に
おける『あいまいな場所』です、例えば、縁側は屋根があるので『外』
ではありませんが、壁がないので完全な『内』でもありません。
この『あいまいさ』こそが、日本建築における独自の要素、コンセプト
であると私は考えています。」

私は早朝や夕方の「薄暗い」時間がとても好きですが、その感覚も、
光と陰の織りなす『あいまいな』状態ですね。また、しばらくは
白黒はっきりさせないでおいて時間に委ねる、ということも時に
よっては至極立派な智恵となります。

そう、はっきりしない(させない)曖昧さを尊ぶ私たちの文化の
厚みを、米国人の先達に改めて教えられたような気がしました。
いつもイエスorノーや2進法では、ほとほと疲れてしまいますものね。

ではまた、おやすみなさいzz...
マラソン大会 | 投稿者 テニス侍 23:23 | コメント(2) | トラックバック(0)
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